2009年11月12日

正田くんのこと。

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今日(11/11)、12球団合同トライアウト(1回目)が行われました。
戦力外通告を受けたけれども、まだ野球がやりたい、やれるという選手たち42名が参加したそうです。
2001年に始まったこの制度も、運用当初は、トライアウト実施以前にめぼしい選手は各球団が個別に行う入団テストで“再就職先”が決まるケースも多かったようで、トライアウトによる“合格者”がいない年が続くなど形骸化していたものの、2004年に選手会側の要望を受け“合同トライアウト実施以前に球団が独自の入団テストを行わない”申し合わせがされたことにより、この年以降は毎年10数人がこの制度によって“再就職”を決めています。
しかし。
ウィキペディア(『12球団トライアウト』)で調べてみると、トライアウトでの合格者の「未来」は決して明るいものではありません。

もう一度のチャンスをつかんだ彼らのほとんどが、1〜2年のうちに再び解雇を言い渡され、戦力外になっている。
残酷な言い方ですが、戦力外になるにはやはりそれだけの理由があった、ということだと思います。
球団の編成担当にしたところで、すでに少なくは無い投資をし続けてきた選手たちに、見返りのない“戦力外通告”をするからには、慎重な調査と決断があったと考えるべきであり、その目利きは多くの場合間違ってはいないのだと、“トライアウトとその結末”の事例の数々から言えるような気がします。

昨年秋、タイガースから戦力外通告を受けた正田樹投手が12球団トライアウトを受験しました。
ウィキペディアの「主な合格者」に正田投手の名前はありませんが、彼は今もプロ野球選手として活躍しているし、さらなる飛躍をめざしています。
その経緯が、先週発売された『週刊ベースボール』に掲載されていました。
1999年夏の甲子園大会優勝投手。
その年、ドラフト1位でファイターズの指名を受けて入団。
プロ入り3年目となる2002年には新人王を獲得。
まさにスター街道を歩んできた正田投手は、しかし、数々の故障に苦しみ、伸び悩み、次第に成績も頭打ちとなるシーズンが続くと、チームが日本一に輝いた2006年も一度も一軍で登板することはなく、翌2007年シーズン開幕直前、トレードによってタイガースへと移籍。
ファイターズが北海道に移転してからのファンである私にとって、正田くんとの“出会い”は、このときのトレードでした。
遅すぎる出会いでしたが、賢介の最後の同期入団選手だった正田くんのことは、なんとなくずっと気にかかっていました。
タイガースに移籍してからも結局一軍での登板は一度もなく、2008年オフに戦力外通告。
その後。
トライアウトに参加し、唯一オファーをかけてきた台湾・興農ブルズの入団テストを受けたものの、身分は仮契約からのスタート。
細い糸の上を渡るような、第2の野球人生の始まりだったと思いますし、台湾でも順調に進んだわけではなかったようです。
すぐに結果を求められる「外国人助っ人」という立場で、開幕投手の栄誉を与えられながらKO負け。
あっという間に追い込まれた崖っぷちで、しかし、正田くんは踏みとどまった。
踏みとどまったどころか、最終的に最多勝・奪三振の二冠を獲得する活躍で、チームからは来季の残留を打診されているそうです。
「日本で何かをやりのこしているという感じじゃないんですよ。ただ野球がやりたい。調子が悪い時期もありましたが、それもまた楽しい。野球が出来れば幸せなんです。この喜びは、一度クビになった人間じゃないとわからないでしょうね」
そう語る正田くんは、記者の「ピッチャーとして現状からの上積みはあると思いますか」といういささか失礼な質問に、「まだまだ、あるでしょ!」と笑顔で声を弾ませたそうです。

戦力外通告を受けるには、相応の理由があるのだと、やっぱり思います。
正田くんにしたところで、タイガースの判断が間違っていたとは思わない。
けれど。
戦力外通告を受けた男たちの未来もまた、やっぱりやってみなくてはわからないのだと、「まだまだ、あるでしょ!」という正田くんのひと言が教えてくれる。

ファイターズから戦力外通告を受けた洋平・モジャパー星野・津田くんの3人がトライアウトを受けたのかどうかもわかりませんが、彼らだけでなく、野球を続けるチャンスを求めた受験者たちがひとりでも多く、再び野球ができる幸せをつかんでくれることを祈りつつ。
そして。
メジャー挑戦も視野に入れているという正田くんのさらなる飛躍を楽しみに。
頑張れ!永遠の野球少年たち!




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ファイターズ時代の正田くんと賢介の関係はわからないけれど、選手たちにとって同期入団選手の存在はいつも大きい。
きっと。正田くんの活躍を喜びながら、同時に、ライバルとして刺激を受けているのではないかと想像しています。
野球を続けているならば。
いつか、一度離れた二人の道が、もう一度どこかで交差する日がくるかもしれない。
そんなときが訪れるといいなぁ…。





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2009年11月11日

最強の守備陣〜ゴールデングラブ賞発表〜

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◆三井ゴールデン・グラブ賞 球団史上最多の7選手が受賞!

守備のスペシャリストを表彰する「第38回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が本日11月10日(火)に発表され、北海道日本ハムファイターズからは球団史上最多の7選手が選ばれました。授賞式は11月30日(月)に都内で予定されています。

<受賞者>
捕手:鶴岡慎也(初)
一塁手:高橋信二(初)
二塁手:田中賢介(4年連続4回目)
三塁手:小谷野栄一(初)
遊撃手:金子誠(初)※二塁手として2回受賞
外野手:糸井嘉男(初)
    稲葉篤紀(4年連続4回目)


「守備のスペシャリスト」を選ぶ賞と言いながら、打撃成績が少なからず影を落とした投票結果となるのが例年の傾向で、それは実のところ今年も同じことだと思いますが、結果として、本当に守備力に優れた選手ばかりが選出されることになりました。
金子誠。
中島(L)、西岡(M)、川ア(H)ら、打力・人気・若さ(笑)ではとても適わない強敵揃いの激戦区で、いくら守備力が高くても受賞することはないと思っていましたが、打率3割を残し「恐怖の9番打者」の名をほしいままにした活躍のおかげで、正しくゴールデングラブを得ることもできました。
そういう経緯には若干複雑なものを感じますが、彼の守備力が、日の当たる舞台で表彰されることは素直に嬉しいです。
おめでとう!誠さん。
複雑と言えばやはり信二。
本職ではない一塁手としての受賞。ほんとうによく頑張りました。
堅い守りが身上のチームの中で、ひとり、なれないポジションを守るプレッシャーも大きかったと思います。
必死でみんなの足を引っ張らないように頑張る中で、打撃同様、守備も上達して、ファイターズの内野には欠かせない選手へと成長しました。
ただ。その“本職ではない”というところに、信二の悲しみがなければいい…。
今年のドラフトで、また新しい捕手が入団しました。
もしかしたら。
もう信二が本来のポジションに戻ることはないのかもしれない。
張り詰めたまま駆け抜けたシーズンが終わって、信二の胸中に浮かぶ思いはどのようなものか。
でも。本職ではなくても、1年間を通してずっと試合に出続けた経験が、チームを支える選手としての信二を大きく成長させただろうし、野球に対する考え方、チームに対する考え方、その中で自分がどうしたら勝利に貢献できるのかについての考え方。
変化したところもあるのではないかと思います。
一塁手としてのゴールデングラブ賞受賞、おめでとう!信二。
来年に向けての曇りないスタートになることを願っています。
本職ではないと言えば糸井くん。
投手として入団し、野手に転向した選手がゴールデングラブ賞をとるまでに、あっという間に大成長を遂げました。
すごいことです。
正直、技術や経験よりも身体能力がまだ優っていますが(身体能力がすごすぎるとも言うw)、本人がコメントしたとおり、さらに向上心を持って「練習あるのみ」の姿勢を失わなければ、ゴールデングラブ賞の常連選手になることは間違いないと思っています。
おめでとう!嘉男。
まだまだ頑張れ!嘉男!
小谷野も、一軍に出始めた頃は確か外野手登録だったはずです。
それが、チャンスを求めて三塁を守るようになり、ある程度定着してからも、守備固めの際には一塁へ回されるなどの起用法でしたが、今では不動の三塁手として、ファイターズの内野には絶対に欠かせない選手になりました。
打球への素晴らしい反応が生み出す華麗でダイナミックなプレーは、チームの雰囲気までも変える力があります。
チームを助け、なおかつ「魅せる」。
ほっと・コーナーを守るのに最高のプレイヤーです。
おめでとう!栄ちゃん。
これからも頼むよ!
最後にツル。
“数字的には”確かに他の捕手の方々に比べてミスが少ない成績が残っています。
けれど。個人的な印象として、もともとツルは体が小さくても勇敢なブロックだとか、ワンバウンド投球に対して体ごと止めに行く姿勢などが素晴らしいと思っていましたが、今年に関しては、手で止めに行って逸らす場面が少なからず印象に残っています。
そして、相変わらず低い盗塁阻止率。
阻止率については捕手だけの責任ではありませんが、ゴールデングラブを取った捕手になるのですから、もう少し肩でも守備力を見せることを来年以降の課題にしてほしいと思います。
ルーキーの大野くんも1票とはいえ、票を獲得しています。
その辺も刺激にして。
おめでとう!でも、もうちょっと頑張れ!鶴岡!



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◆ダルの右手指の骨折が判明 来季への影響ない見込み

日本ハムは10日、ダルビッシュ有投手(23)が右手人さし指の途中の二つの関節の間にある中節骨を疲労骨折していたと発表した。9日にトレーナーに痛みを訴えたため、札幌市内の病院で精密検査を受け、判明した。骨折は微小だが、2〜3週間の患部固定が必要だという。来季への影響はない見込み。
 ダルビッシュは10月28日に投球練習を行った後から痛みを感じるようになったといい、周囲には打ち明けず、11月1日の日本シリーズ第2戦に先発。レギュラーシーズン中から苦しんだ左臀部(でんぶ)痛の影響もあり、本来の投球はできなかったが、6回2失点で勝利投手になった。ある球団関係者は「(左臀部痛のため)下半身を使わず、手先で投げようとしたことで(指に)負荷が掛かっていたと思われる」と分析した。



ばかもーん!
無理を重ねればどうなるか身にしみてわかっていたはずなのに、登板という無理の上に、指の痛みという無理までまた重ねていたとは…。
もう…こういうことはやめてちょうだい、ダルさん(涙)。

来年こそは絶対に「脱・ダルビッシュ頼み」を達成しないと、ほんとうにダルが壊れてしまう。
ダルが壊れればチームが壊れるし、チームが壊れるとダルも壊れる。
それが絶対エースというものなのかもしれないれど。
そうじゃなくて、ダルが投げればチームが勝ち、チームが勝っているからダルが楽に登板できる…そういう循環を作れるように、みんなも、そしてダルも。
頑張れ!脱・ダルビッシュ頼み!




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posted by こなつ at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | オフネタ2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

2010年への課題@ 先発投手陣の整備

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◆藤井選手がFA権行使を宣言

北海道日本ハムファイターズは11月9日(月)、今シーズン中に国内フリーエージェント(FA)資格を取得した藤井秀悟選手と札幌市内の球団事務所で交渉を行いました。
 藤井選手からFA権を行使する意志が伝えられ、球団側も本人の意向を尊重することで合意しました。11月18日(水)にFA宣言選手として公示され、19日にすべての球団との交渉が解禁されます。

<藤井選手コメント>
「長年野球界の先輩方が作り上げた権利ですし、自分も資格を満たしたことで深く考えた末に行使するという結論に至りました。新しい可能性と言いますか、選手として投手として高いレベルを求めていきたいと思います」


◆藤井がFA移籍へ 日本ハムとの交渉決裂は必至

球団側と1回目の残留交渉を行う席上で移籍希望の意思を伝える。今季7勝5敗の左腕は日本シリーズ第5戦(東京ドーム)で巨人相手に7回4安打無失点と好投。球速は140キロ前後も、ヤクルト時代の01年に最多勝に輝いた制球力と投球術は健在だ。シーズンでは防御率3・53と安定。リーグ優勝に貢献したものの、今季1試合の平均投球回は約5回。「これでは先発としての面白みがない。長い回数を投げられないわけじゃない。そう思われることが嫌」と起用法に納得していない部分もあった。
(後略)



ある程度予想できたことですが、藤井さんがFA権を行使して他球団へ移籍を希望。
球団側も慰留はせず、今季限りでの退団が決定となりました。
すでに、スウィーニーとも契約を結ばない方針であると伝えられており、2009年シーズンの先発ローテーション投手ふたりが来季は抜けることがほぼ確定です。

いずれにしても、来季のローテーションについては、ダルビッシュ・武田勝・八木の3人以外は白紙と言えると思います。
終盤に抜群の安定感を見せた糸数も、今年初めて一軍で活躍した投手であり、“2年目”の来季もこのまま順調に成績を残せるかどうかは未知数です。
「絶対的エース」ダルビッシュはいますが、ダルひとりに頼りきりで、過重な負担をかけることがどのような結果を招くかは今年すでに実証されました。
2006年の八木、あるいは2007年のライアンのように、ダルと両輪になって先発ローテーションを支える、完投能力が高く信頼できる投手が出てこなければ、「投手を中心に守り勝つ」ファイターズの野球を存分に展開するのは難しくなると思います。
その「役割」に関しては、勝・八木のもう一段のステップアップと、糸数のさらなる成長に期待は持てますが、少なくても藤井とスウィーニーの退団で空き家になる2枠を誰が埋めるのか?
いい競争の中から2010年のローテーションが生まれてほしいです。
左腕投手としては、今年チャンスを生かせなかった吉川や須永、あるいは高卒ルーキーながらファームで先発ローテーションを守った土屋の躍進などに期待したいです。
右腕では、ノーヒッター寸前までいく快投もありながら後半戦は出番のなかった多田野、開幕ベンチ入りと期待されながらプロの壁に跳ね返された榊原。
あるいは、状況に恵まれない不運はありましたが、初めて一軍で先発した植村。
現在アリゾナで修行中の矢貫。
こうした若い選手たちの中から、誰かに出てきてほしいと願っていますが、現実的には即戦力になる外国人投手を探してくるのもアリと思います。
完投能力のある先発投手が最低でも2枚、できれば3枚いれば、中継ぎ投手の負担も軽減でき、彼らが常に良好なコンディションで控えていることで、今度は先発投手が安心して投げられるという好循環が生まれるはずですし、今年のイーグルスが岩隈投手と田中投手を“離した”ように、「計算できる」投手をそれぞれ別の3連戦カードに先発するようなローテーションを組めれば、カード3連敗を常に避けることが期待できる。
今年は「ダルのいる方」「いない方」で格段に安心感が違いましたし、中継ぎ投手陣の緊張感・疲労度も大違いだったと思います。
1シーズン通して「投手陣」として機能し続けるためには、とにかく安定した先発ローテーションの確立。
来季に向けた最大の課題です。
誰にとってもチャンスですから、張り切って名乗りをあげる投手がどんどん出てきてほしいものだと思います。

頑張れ!ピッチャーズ!!

ドラフト選手の仮契約なども順調に進んでいるようですが、もちろん、ルーキーたちも遠慮することはありません。
勇んで競争に加わってほしいです。
毎年新しい戦力を加えていくことは、常に競争を生み出していくこと。
競争を勝ち抜き、自分の手で一軍ベンチを掴んだ選手たちが結束するからこそ「チーム」が強くなる。
2010年は2009年より強く。
上を目指していきましょう!
頑張れ!ファイターズ!!




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posted by こなつ at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | オフネタ2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

2010年が始まる〜戦力の出入りについて〜

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選手にはいましばらくゆっくりと休んでもらうとして。
2010年に向けた「チーム」作りはすでに始まっているし、これから本格化していきます。
現に日本シリーズが終わった直後から、すでにこんなニュースが次々と出ています。


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◆ハム外国人一新か、スウィーニーも退団へ

◆ハムひちょり、二岡FA行使せず残留へ



これまでにすでに発表されている戦力外通告・引退・自由契約などによる退団選手と、ドラフトによる入団選手の動向などをまとめておきます。

★入退団情報(11/8現在)
OUTIN
退団
ポジション選手動向新入団(予定)ポジション選手動向
日本人選手投手伊藤剛任意引退投手中村勝ドラフト
投手星野八千穂戦力外投手大塚豊ドラフト
投手津田大樹戦力外投手運天ジョン・クレイトンドラフト
内野手小田智之任意引退投手増井浩俊ドラフト
外野手佐藤吉宏引退捕手荒張裕司ドラフト
外野手金子洋平戦力外内野手加藤政義ドラフト
外国人選手投手ウィング自由契約



内野手ボッツ自由契約



内野手ヒメネス自由契約

左打ち
交渉外国人選手投手スウィーニー(退団)



外野手スレッジ(残留)

左投げ
FA権保有投 手建山 義紀




投 手藤井 秀悟




捕 手中嶋 聡




内野手金子 誠




内野手二岡 智宏(残留)



外野手稲葉 篤紀




外野手坪井 智哉




外野手森本 稀哲(残留)






ファンにとっては、一緒に戦ってくれた選手は誰でもいなくなると淋しいという「情」がからんでしまいますし、球団の編成担当にしたところでそうした「気持ち」はないわけがなかろうと思いますが、誰かを切り、新しい戦力を補強し続けることは、チームが常に強くあるためには必要な作業です。
ただ。
特に資金が潤沢な球団ではないし、「スカウティングと育成」を掲げるチームですから、補強ポイントを明確にして、適正なコスト・パフォーマンスの中で、最大限の努力をしてほしいと思います。
また。コスト・パフォーマンスを適正に査定すること、つまり、どの選手に対しても「働きに見合った対価を支払う」のはことのほか重要だと考えています。
選手にとって、金額の多寡による「貢献度評価」の絶対値も大切ですが、評価と対価の関係は誰にでも常に一定に近いものであって、相対値として納得でき、チーム内で不公平感を抱かせないことも、チームとしての和、モチベーションを保つのに不可欠だと思います。
平たく言って、「あの選手があれだけもらって、俺がこれだけ?」と選手たちに思わせないこと(笑)。
難しいですが、編成の方々には頑張ってほしいです。

でも、スレッジは残してほしいなぁ…。



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2009年11月08日

11/7 2009日本シリーズ第6戦 〜ありがとうファイターズ〜

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bc8 生観戦.gif


☆シリーズ通算成績4勝2敗でジャイアンツが日本一になる。


【投手】★武田勝-江尻-林
【先発】1二田中賢 2左森本 3右稲葉 4一高橋 5指スレッジ 6三小谷野 7中糸井 8捕鶴岡 9遊二岡






1回の攻撃。
先頭打者賢介がヒットで出塁。
稀哲には「ファイターズらしく」初回から送りバントのサインでしたが、キャッチャーへのファールフライになって失敗。
たぶんここから、少しずつ少しずつ「らしさ」の歯車が狂いだしていたような気がします。
毎回ヒットは出ますが、進められず、“ここ1本”も出ない展開が続き。
5回裏の攻撃。
またしてもヒットで出塁した先頭打者賢介を、今度は稀哲がきっちり二塁へ送り届けたものの、稲葉・信二が連続の見逃し三振。
そして、6回表の守備。
二死から俊足の2番松本選手がヒットで出塁。
3番小笠原選手はライト前ヒットでしたが、この打球を稲葉がグラブに当てて弾くと、転がったボールを拾いにいこうとしたときに今度はバランスを崩して転倒。
その間に松本選手が一気にホームイン。
札幌ドームで戦うために大きな武器だった「鉄壁の外野」に開いたまさかのほころびで、やらなくてもいい1点を与えてしまいました。
打てないことは仕方がないけれど。
ファイターズにとってどんなときも“拠り所”であった「つなぎ」と「堅い守り」にミスが出ては負けて当然。
負けに不思議の負けなし。

それでも。
みんなが全力を尽くした結果ならば仕方のないこと。
7回2/3を自責点1で投げきった先発の武田勝をはじめ、ワンポイントリリーフでラミレス選手を三振に切って取った江尻、9回1イニングを完璧に抑えた林。
投手たちはみな素晴らしい働きをつなげてくれました。
毎回安打を放ちながら1点も取れなかった打線は、確かに“不名誉”な記録を作ってしまったとも言えますが、どれだけ点にならなくても、諦めずにしつこく食らいついてどうにかつないでいこうというファイターズらしさの現われでもあったと私は思います。
最後まで誰ひとり諦めたりしなかった。
最後までファイターズはファイターでした。
何一つ恥じることのない戦いだったのだから、下を向くことはありません。
ただ。
結果として日本一に届かなかったからには、まだまだ足りない何かがあるということ。
もっと強くなって。
来年は栄光をつかもう!



みんなが笑顔で輝く、最高の締めくくりにはならなかったけれど。
苦しみながらリーグ優勝を果たし、ドラマティックにクライマックス・シリーズを勝ち抜き、まさしく「日本一」を争うにふさわしい戦いを展開して、ファイターズの長い1年が終わりました。
今年もまた、たくさんたくさん、心を揺さぶってもらいました。
楽しかったなぁ……。
今はただ。
選手たち、監督・コーチ、彼らを支えたスタッフや家族の方たち。
全てに感謝したい。
それだけです。
ありがとう!“ファイターズ”。
WBCからずっと戦い続けてきたダルと稲葉さんをはじめ、誰もみな、ギリギリまで消耗している中での全力プレーでした。
まずは傷ついた身体をしっかりと癒して、張り詰めた心を開放してほしいです。
ありがとう!ファイターズ!
ほんとうにありがとう!ファイターズ!




きょうのけんすけタグ5.gif
さて。きょうのけんすけ。
◆1番・セカンド
5打数・3安打


4度、イニングの先頭打者として打席に入り、3度ヒットで出塁。
シーズン通して「1番」打者として心がけてきたそのままに、後ろにつながりが出来ることを信じて迷わず、みんなが少しずつおかしかった今日の試合でも、最後まで賢介は賢介でした。
WBCこそ関係ありませんでしたが、シーズン144試合+CS4試合+日本シリーズ6試合=154試合全てに出場したファイターズでは唯一の選手。
(おそらくジャイアンツのラミレス選手とふたりだけ)
誰よりも長くグラウンドに立っていたのは賢介だと思います。
よく頑張り続けてくれました。
もう一回、ビールかけの音頭を取る選手会長の笑顔が見たかったけど。
それは来年の楽しみにしておくから。
お休み、賢介。
ありがとう、賢介。
ありがとう!賢介!!




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posted by こなつ at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本シリーズ2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする