2009年07月10日

7/10 vsマリーンズ9回戦〜逃したものより得たものが大きい〜

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◎ファイターズ 4 − 0 マリーンズ●

【投手】多田野 ※9回完投被安打1
【先発】1二田中賢 2右森本 3指稲葉 4一高橋 5左スレッジ 6遊二岡 7中糸井 8三小谷野 9捕大野






『プレーボール!』のコールがかかったとき。
2時間後の未来に私たちを待ち受けているドラマを誰が想像できただろう?

試合開始から2時間13分後。
高く打ち上げられた飛球がセンター糸井のグラブに納まった瞬間。
多田野数人はプロ入り初完封勝利を上げた。
“9回119球被安打1”
9回二死まで1本のヒットも許さず、「無安打無失点試合」達成まであとアウトたったひとつにまで迫りながら、最後の最後に大記録を「逃した」結果の完封勝利。
けれど。
プロ野球の歴史に“名を刻む”ことが叶わなかった“無名”の一勝がチームにもたらしてくれたものは限りなく大きい。
投手・守備陣・打線。
三者が互いに互いを支え、良い影響を与え合って描くきれいな“正三角形”は、チーム一丸となって「守り勝つ」ファイターズ野球そのものだった。
5連敗という長いトンネルを、「こうやって勝ってきた」「こうしたら勝てる」理想的な形で抜け出して、シーズン後半戦がスタート。
2009年シーズンのファイターズの戦いの軌跡に、間違いなく“名前の残る”試合のひとつだと思うし、もしもまた道に迷うことがあったとしたら、振り返って立ち返る「原点」のような試合になるかもしれない。

そして。
鎌ヶ谷の日差しにこんがり焼かれた顔に浮かぶ、曇りのない笑顔。
「2時間13分のドラマ」の主役・多田野数人その人こそが、チームにとって最大最高の“収穫”であるように。
次の登板もまた今日と同様、堅い守りと打線の援護を信じ、磐石の中継ぎ投手たちが控えてくれていることも忘れず、最初から全力で腕を振って、勇敢に投げ込む姿を見せてほしいと願っています。
頑張れ!多田野!
未だかつてない興奮と、一番見たかったファイターズ野球をありがとう!多田野!


今日の勝利にはもうひとり「主役」がいます。
4番打者・高橋信二。
1回裏。
先頭打者田中賢がラッキーな二塁打で出塁。
2番森本が一発で送りバントを決めて一死三塁。
連敗中、何度もあったチャンスの光景。
3番稲葉は0-3から内角低めの難しい球を打ってセカンドゴロ。
ランナーそのまま。二死三塁。
連敗中、何度もあった「得点確率の高い」チャンスを生かせない攻撃。
正直なところ、「今日もまた一死三塁で点が入らないのかぁ…」とあきらめかけました。
そんな弱気を振り払ってくれたのが4番信二の一振り。
思い切りのよいスイングから放たれた打球が、三遊間を転がり外野へ抜けて、三塁から賢介生還。
チームが落ち込んでいる悪い流れを切り払うかのような信二のバッティング。
稀哲の送りバントで三塁へと送ってもらい、信二のバットで本塁に還してもらった賢介が、みんなが笑顔で待っているベンチに、やっぱり笑顔で「戻って」行く姿。
何かを断ち切り、何かを取り戻す、チームにとってきっかけとなる一打でした。
チームを生き返らせるのは、「4番目の打者」ではなく正しく「4番」の仕事。
ありがとう!信二!!
すごいよ!信二!!


多田野くんの快投は、ほかの投手たちを奮い立たせてくれるのではないかと思います。
ストレートは確かに速くなりました(見ていてスピードカン以上に速さを感じました)が、140キロ少々のストレートを投げられる投手はいくらでもいるし、それを主武器として攻めていけるほどの球威はない。
基本的に緩急をつけてタイミングを外していくのが多田野くんの持ち味であって、決して「剛腕」投手ではありません。
だからこそ。身も蓋もない言い方になりますが、「ダルビッシュじゃなくてもノーヒットノーランを達成できる」(実際には未遂だがw)のだと、目の前で表現してくれた多田野くんの投球に、剛腕ならざる先発投手たち(ファイターズに多いタイプ)は何かを感じてほしいです。
というか、感じているはずだと思います。

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2009年07月09日

7/9 vsライオンズ9回戦 〜ニュートラル〜

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BB8 CS放送.gif
◎ライオンズ 8 − 2 ファイターズ●

【投手】武田勝-江尻-菊地-宮本-宮西
【スタメン】1二田中賢 2中糸井 3右稲葉 4一高橋 5指スレッジ 6三小谷野 7左佐藤 8捕鶴岡 9遊金子誠


<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>




びっくりするぐらい「いいところ」のない試合でした(笑)。
良かったのは立ち上がりだけで、回を追うにつれて内容も結果も悪くなり、4回持たずにマウンドを降りた先発投手。
相手投手の不安な立ち上がりにつけこむ絶好のチャンスだった1回表無死二塁のチャンスでは、ランナーを「ひとつ先の塁」にさえ進められず、続く2回表、下位打線から作った犠打を絡めた4安打でたった1点しか取れず、投手を援護できない打線。
交替して出てくるたびに必ず失点する中継ぎ投手陣。
投手が打ち取った打球を全てアウトにしたとは言えない守備陣。
おまけに意味不明の乱闘未遂という余分なオチまでついてしまいました。
これでは勝てるはずがありません。
結果として2-8の大敗になりましたが、ライオンズの力に「完敗」したというよりも、チーム一丸となって自ら「負ける」方へ方へと全力で進んで行ったような敗戦に見えました。
選手もベンチも、もちろんそんなつもりはなくて、当然全力で「勝ち」を目指して懸命にプレーしていたはずなのに、どうしてこうなっちゃうんだろう?


今日の試合の中で、「ニュートラル」な状態でプレーできていた選手がいったい何人いただろうと思います。
積極的に打っていくとか、攻める姿勢を忘れずに投げるとか、それ自体は今のチーム状況では必要なことではありますが、実際に動いていく試合展開の中では、逆に慎重になる必要も出てきます。
また、ひと言で積極的・慎重と言っても、それぞれにどれぐらい積極的であるべきか、慎重であるべきかという「度合い」も変わってきて当然です。
ギアを入れる方向を決定するためには冷静な状況判断が求められるし、決まった方向へ必要な段階までギアを上げるには、どこが自分の「ニュートラル」なのかを把握していなくてはいけません。
そうしたことが出来ていた選手がほとんどいなかったように感じました。
積極的に打っているつもりでも、もともとのギアが低いところに入っている打者だとか、必要充分な“攻め”のギアにすでに入れてあるのに、必要以上にギアを上げすぎて手痛い一発を打たれる投手とか。
特に試合終盤に登板した中継ぎの3投手は、語弊があるかもしれませんが、あまりに典型的で面白かった。
もともと「攻め気」が持ち味の菊地・宮西は、ともに中軸打者との対戦になりましたが、最初の打者を打ち取ると、その勢いのまま次の打者を攻めていって、絶対に長打(ホームラン)を打たれてはいけない打者にホームランを打たれました。
逆に、いつも割りとおとなしい投球をする宮本は、下位打線との対戦にも関わらず、慎重になりすぎて先頭打者を四球で歩かせると、犠打で送られ、上位に回ったところですかさずタイムリーを打たれて失点。
3人とも、悪い流れを断ち切るために、きっちり抑えたかったに違いなく、そのために必要と判断した精一杯の投球だったとは思うのですが、状況の読み方も自分の立ち位置の把握も誤っていては、求める「結果」は望めません。

彼らだけではなく、今日の試合に限って言えば、誰がとか、どこがとかいう問題ではすでになく、全体的に「手の施し様がない」状態でした(笑)。
こういう“病状”から抜け出すには、局所的な手当て(選手の入れ替えとか)ではなく、まずは“体力の回復”からだと思います。
己を知り、己のやるべき仕事にとにかく集中すること。
「ファイターズの野球」というニュートラルに立ち返って、そこからスタートするしかありません。
シーズン開幕から今日でちょうど72試合目。
144試合で戦うレギュラーシーズンのまさしく折り返し点でした。
そして。明日からチームは本拠地・札幌ドームに戻ります。
ホームから。
もう一度、あるべき姿のファイターズとして「開幕」してほしいです。


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2009年07月08日

7/8 vsライオンズ8回戦 〜勝負どころは「これから」〜

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◎ライオンズ 4 − 3 ファイターズ●

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>





投打ともに「勝負どころ」で踏ん張れなかった試合でした。

2回表。
先頭打者糸井の二塁打とスレッジの進塁打で一死三塁。
得点できず。
2回裏。
先頭打者中村選手にホームランを打たれて先制を許す(※私にはファールにしか見えませんでしたが…)。
3回表。
先頭打者田中賢の二塁打と森本の犠打で一死三塁。
得点できず。
4回裏。
先頭打者にヒットでの出塁を許す。
3番中島選手のヒット性のライナーをファインプレーでアウトに取るものの、後続に連打を打たれて追加点を奪われる。
5回表。
一死から、金子誠のソロホームランで1点を返す。
6回表。
二死から糸井が三塁打。
昨日4三振と不振だったスレッジが見事な2ランホームランを放ち、ついに逆転。
7回裏。
先頭打者を出すと、犠打で走者を進められて一死二塁。
9番打者に送られた代打に逆転2ランホームランを浴びる。
8回表。
先頭打者稲葉が四球を選んで出塁するが併殺。
9回表。
一死一塁。エンドランがかかった場面で打球がライナーとなり、走者戻れず併殺で試合終了。


2回と3回の攻撃で、ともに一死三塁という“ヒットのいらない”得点チャンスを作りながら2度とも得点にならなかったことが、まず試合の流れを悪くしました。
特に「不運な」ホームランで0-1とリードされて迎えた3回。
稲葉・信二の3&4番の連続三振による反撃失敗は痛かった。
ダルビッシュが今季最多の4失点ではありましたが、勝敗的には1点差での敗戦。
結果的にも、どちらかのチャンスで確実に「1点」が取れていたら、どう転んでいたかわかりませんでした。
攻撃としては最大の「勝負どころ」を活かせなかったことが、最後まで響いたように思います。
それでも、金子誠が本人もコメントしていたように「流れ」を変える一発を放ち、不振に落ち込んでいたスレッジが値千金の逆転弾を叩き込み、勝利を引き寄せたものの、今度はダルビッシュが踏ん張りきれませんでした。
毎回のようにピンチを背負いながら粘ってきたダルビッシュでしたが、失礼ながら伏兵である代打・上本選手にまさかの逆転2ランホームランを浴びての再逆転。
その後になおも続いたピンチを3&4番を連続三振に切って取る力投で切り抜けたのはさすがでしたが、時すでに遅し。
二度と勝利の女神は振り向いてくれませんでした。

ダルビッシュだって打たれることはあります。
それはしかたがないです。
ただ。攻撃に関しては、ファイターズもライオンズも共に2本のホームラン、それも1本はソロ、もう1本は2ランと全く同じで、それぞれ3点を挙げています。
そのほかに、ライオンズはアウトひとつをはさんだ3本のヒットを重ねての「1点」を挙げた分だけ最後には勝利をつかんだわけですが、ファイターズは連打の必要のないチャンスを2度も作りながら得点できなかった。
去年はやられる一方だった空中戦では互角でしたが、それは“ファイターズの野球”ではありません。
みんなでつないでチャンスを作り、取れる点を確実に取っていかなくては、ファイターズらしい戦いではないし、本当の「流れ」を呼ぶことはできないのだと、改めて考える敗戦だったと思います。

今まで何度も何度もチームを救ってくれたダルビッシュや稲葉を責める気持ちにはなりませんが、打つべき人が打てず、抑えるべき人が抑えられなかった「必然の敗戦」。
3連敗と悪い「流れ」にはまりかけていたチームは、さらに一歩泥沼の方へ足を踏み出したところです。
ここで踏みとどまれるかどうか?
大切なのはそこです。


8回裏。
代打江藤選手の放ったファールゾーンへの鋭い打球を小谷野が思いっきり飛び込んでキャッチ!
素晴らしいプレーでした。
そして。
ベンチに戻ってきた選手たちには笑顔がありました。
敗戦寸前の状況で「笑っている場合ではない」と考える人もいるかもしれませんが、私は、どんな状況であってもチームメイトの良いプレーに喜べる“野球好き”な彼らだからこそ、「このチームは大丈夫だな」と思います。
明日、勝つかどうかはもちろんわかりません。
長いトンネルにもしかしたら入ってしまうかもしれません。
でも。
ファイターズ・スピリッツが失われることだけは絶対にない。
変わることなく明日もまた。
チーム全員が同じ方向を向いて、全力で勝利のために戦うのは間違いないと信じています。
頑張れ!ファイターズ!!



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2009年07月07日

7/7 vsライオンズ7回戦 〜忘れ物はなんですか?〜

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BB8 CS放送.gif

チーム123456789HE
F211000000481
L200220000660

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>




今年の「僅差負け」の典型的なパターンでの敗戦ではないかと思います。
好調な打線がまず試合のペースを握るものの、先発投手がその「流れ」に乗れず逆転を許す。
その後、中継ぎ投手陣が踏ん張って味方打線の反撃を待つものの、中盤以降の攻撃で追いきれずにそのまま悔しい「逆転負け」。
序盤は「勝つ目」が充分あっただけに悔しく。
終盤もまだまだどうにかできそうな僅少差だっただけになお悔しく。
とりあえず。

だぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!

と、叫んで気持ちを切り替えたいと思います(笑)。


今日の両先発、糸数くんと岸投手は同い年。
そして、ともに大卒でプロ入りしてから今年が3年目。
けれど。現時点では大きな差があることが浮き彫りになった今日のふたりの投球でした。
乱調な立ち上がりで、ふたり仲良く1回裏表に2点ずつを失いますが、むしろ先に「立ち直った」ように見えたのは糸数くん。
岸くんが2回3回と1点ずつ失う間、糸数くんは2イニングを3者凡退に抑える好投。
しかし、4-2と2点リードで迎えた4回裏。
立ち上がりと同じく先頭打者に死球を当てると、今度は二塁打と四球で再び無死満塁のピンチを招いてしまいます。
続く打者のピッチャーライナーをしっかり捕り、飛び出していた三塁走者を刺して二死一二塁と、自らの好プレーでせっかくアウトカウント“あとひとつ”までこぎつけたのに、9番打者にタイムリーを許して(※外野手の悪送球もあり)2点奪われ、再び同点にされてしまいました。
続く5回裏。
一死から3番中島選手をヒットで出すと、ホームランだけは気をつけなくてはいけない4番中村おかわりくんに「一発」を浴びて2失点。とうとう逆転を許すと、マウンドを降りました。
自分のペースで投げているときはいいけれど、いったん走者を出すとバタバタと傷口を広げてしまう投球は、いわゆる「要所を締める」とは正反対であり、勝てない投球です。
一方で岸くんは、4回5回を三者凡退で抑えると、味方が逆転してくれたあとの6回以降は、毎回ヒットは打たれますが、主に二死からヒットであり、その後を落ち着いて抑えてピンチらしいピンチを作ることなく、結局最後まで一人で投げ抜き完投勝利。
ルーキーイヤーから先発ローテの一員として投げ、2年連続で2桁勝利を上げている岸くんは(攻略し切れなかった打線のことはひとまず棚に上げて)「勝ち方」を知っているなと思いました。
しかし、糸数くんは前回登板でプロ入り初勝利を上げたばかり。
「勝ち方」なんか知らなくて当然だし、そういう“巧い”投球を期待されているわけでもないと私は思います。
ユニフォームを忘れて、スウィーニーから借りた背番号42をつけてマウンドに立った糸数くん。
背番号20のユニフォームと一緒に、大切なものをホテルの部屋においてきてしまったような気がしました。
「結果」を求め、「結果」を恐れるのではなく。
ただ、ひたすらに。
目の前の1人打者を攻めて打ち取ることに集中して、思い切り腕を振り続ける。
「いま」の糸数敬作にできるのはそれだけだし、私が求める姿もそういうものでした。
確かに“同級生”の岸くんと、先発投手としてのレベルには天と地ほどの違いがいまはあります。
でも。岸くんは岸くんだし、糸数くんは糸数くん。
チームみんながなかなか勝たせてあげられない糸数くんの初勝利をどれだけ願っていたか。
そして、プロ入り初勝利をどれだけみんなが喜んでくれたか。
それなのに。チーム生え抜きの先発投手として成長していくはずのスタートラインで、自ら立ち止まってしまったかのような糸数くん。
大切な「忘れ物」は誰かに借りれば済むものではありません。
もう一度。自分で取り戻してきてほしいと願っています。
今日の2回3回の投球は素晴らしかったです。
糸数くんが糸数くんの投球をすれば、そうそう打たれたりはしないんです。
自信を持って「勝負」しようよ!
頑張れ!糸数!!


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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のけんすけ2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

ファイターズの顔〜オールスター出場全選手決定!〜

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◆「マツダオールスターゲーム2009」
監督推薦で高橋、金子誠、糸井の3選手が選出!


本日7月6日(月)、「マツダオールスターゲーム2009」の監督推薦選手が発表され、北海道日本ハムファイターズからは高橋信二選手、金子誠選手、糸井嘉男選手が選出されました。ファン投票で選ばれたダルビッシュ、武田久、稲葉、二岡の4選手に加えて総勢7名が出場するのは1982年以来。ファイターズの面々に一層の熱いご声援を宜しくお願いいたします。



「ごほうび」と言うベテラン・金子誠。
「信じられない」と緊張する初出場の糸井くん。
もしも、開幕前にこの“未来”を知らされたとしても、きっと私は信じなかったと思います(笑)。
特に糸井くん。
去年からずっと期待はしていたけれど、こんなにしっかりスタメンの座を自分のものにするとは、それどころか、リーグを代表する選手と認められるほどの活躍をするとまでは想像できなかった。
『花開く』とはまさにこういうことなんだろうなぁ。
野手では稀哲と賢介がブレイクして以来の“ファイターズ・ドリーム”。
花が開き、夢が開いていく様子をつぶさに見守ることができて私たちは幸運だと思う。
どれだけでっかい花が咲くのか、ほんとうに楽しみです。
オールスターの舞台でも、プロ野球ファンの度肝を抜くような活躍を!
君ならできるよ。
頑張れ!糸井!!

でも。個人的に一番嬉しかったのは信二の選出です。
賞には無縁だし、活躍ぶりの華々しさから言えば、4割を打ったり連続試合二塁打の記録を作った誠さんや、投手から野手に転向して大ブレイク中の糸井くんに比べれば、充分に素晴らしいけれど話題になるような成績ではありません。
だけど。誰よりも「チームの勝利のために」全力でプレーしていることが一番に伝わってくるのが信二だと私は思っています。
どんなときでも全力疾走、走者を置いた打席でのセンター中心に右方向へ打つ意識の高さ、身体を張った守りと、投手への積極的な声かけ。
試合中のあらゆるシーンで、“やれることは全てやる”姿勢が現れています。
★ファイターズ犠打ランキング(7/6現在)
@森本 22 A糸井 11 B金子誠 10 C田中賢 9 D鶴岡 8 E小谷野 4 F高橋 3

1&2番を打つ森本・糸井・田中賢や逆に下位の8&9番である金子誠や鶴岡が上位に来るのは当然として、ともに4番を勤めたことのあり(信二は今も4番)主に中軸かそれに近い打順を打つ小谷野や信二も、それほど数は多くなくても送りバントを“決めている”。
強力打線に生まれ変わったファイターズですが、リーグ一の犠打数だけでなく「送りバントをする4番」の存在に、ただ打力に任せて打つだけではなく、あくまでも「つながり」を大切にする“打線”であることが、そういう“打線”あろうとする意志が感じられます。
どこまでも“4番目の打者”として次へとつなごうとする「4番高橋」は、だからこそ逆に、ファイターズの「4番」に最もふさわしい打者であり、「ファイターズ野球の顔」と言っても過言ではないと私は思っています。
「場違い」とか言わないで(笑)、ファイターズの代表として堂々と胸を張って、信ちゃんらしいプレーをしてきてほしいです。
頑張れ!信二!
おめでとう!信二!


◆7/7 予告先発投手
F 糸数
L 岸

さぁ、「天敵」岸投手との対戦です。
今年もすでに8勝、防御率3.13と一見好調のようですが、92投球回に対して被安打91は、ほぼ毎回ヒットを打たれているということです。
また、被本塁打14はリーグワースト。
決して内容的に素晴らしいとは言えない状態のように思われます。
一試合平均の投球回も約7回。完投はありません。
粘り強く(球数多く)チャレンジしていけば攻略できる可能性もあり、もし無理だったとしても、少しでも早い回で降ろすことができれば、リリーフ陣に不安のあるライオンズですから、終盤でも勝負ができるかもしれません。
そのためにも、糸数くんは糸数くんで、しっかり試合を作る必要があります。
初勝利を挙げた試合のように、ひとりひとり丁寧に、集中して。
いけるところまで投げてくれたらと思います。
いずれは“繰り返し対戦”でも勝つ方法を身につけていかなくてはなりませんが、とりあえずは“初物”の有利を有効に使って(笑)。
頑張れ!糸数!!

「一発」の長打力では今年もリーグ随一の力を誇るライオンズ。
ファイターズはファイターズらしく。
足や小技を絡めた「つながる」攻撃と、堅実な守備が支える投手と野手のつながりで、地味でもスキなく戦ってほしいです。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
連敗止めるぞ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!!



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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Fニュース2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする