2012年05月01日

5/1 ホークス4回戦〜勝負は下駄を履くまでわからない〜

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◆5/1 ホークス4回戦(札幌ドーム)

● F 3 − 5 H ○

H 200 000 003 5
F 011 000 100 3

投手:多田野(6)-谷元(1)-増井(1)-★武田久(0.2)-乾(0.1)
先発:1二田中賢 2一岩館 3右糸井 4左中田 5中陽 6遊金子誠 7指小谷野 8捕大野 9三飯山

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



「勝負は下駄を履くまでわからない」
言い回し自体は古臭くても、そこに含まれる真実は少しも古くない。
最後の最後、アンパイアが「ゲームセット」を宣告するまで、勝ちも負けもありうるのだ。
たった1点のリードを守りきって勝利へとたどり着くための、最後にして最大の試練。
緊張感あふれるグラウンドを取り巻くスタンドでは、シュコシュコと間の抜けた音を発するポンプから送られた空気で、金色の“勝利のバルーン”が膨らみ、揺れ、時に鋭い破裂音を響かせて割れていく。
“勝ったも同然"とばかりに、応援よりも「勝利の儀式」に余念がないスタンドを静まり返らせた9回表の逆転劇。
「勝負は下駄を履くまでわからない」
最後まで力を尽くし、力を合わせて戦わなくては勝利をつかむことはできない。
背信の守護神を責める気持ちよりも、武田久をもっともっと力づけるような応援がしてあげたかったと思う…。


とはいえ。
武田久のクローザーに何の不安もないかといえば、それはやはりあります。
今日が10試合目の登板で、初めて黒星がつきましたが「1勝1敗6セーブ」という成績自体は立派な数字です。
ただし。10試合中4試合で失点を記録しているのも事実。
つまり“登板試合の40%で失点する投手”を1点しかリードのない最終回にマウンドへ送り出すのは、勝利への確率を高くするのかどうかということ。
今日だけのことなら「久も人間。こういうこともある」で納得できますが、ここまでの経過を考えると、正直不安は残ります。
それでもやっぱり。
例えば吉川の勝利投手を消してしまったり。
岩舘のプロ初ホームランの喜びを半減させたり。
チームの敗戦、ファンの落胆、チームメートへの申し訳なさ。
並の人間には想像するだけで投げ出したいような責任と悔いを一身に引き受けて、なお、凛として、相手打線の前に立ちはだかれるのは武田久しかいないとも思います。
頑張ってほしいです。


多田野、ナイスピッチングでした。
初回こそ2失点と乱れましたが、その後は素晴らしいテンポでホークス打線を寄せ付けず。
勝ち星に恵まれないことはほんとうに気の毒だけど、辛抱して今までのような投球を続けてくれれば、きっときっと「結果」に結びつきます。
信じて。頑張れ!
岩舘、素晴らしいホームランに正直びっくりしてしまいました(笑)。
出場機会は限られていますが、開幕2戦目ではお立ち台に立ったり、今日の活躍だったりと、数少ない機会に見事に結果を残しながら、その存在感をどんどん増していると思います。
控え層の充実は頼もしい限り。これからも常に準備を怠らず、チームの勝利に貢献してほしいです。


多田野や岩舘のように、主力とは言えない、けれど努力と準備を怠らない選手たちが活躍し、勝利することで、さらに脚光を浴びるチャンスだっただけに、どうしても勝ちたい試合でしたし、こういう試合を勝つことで、チームに勢いがついたと思います。
しかし、現実はその逆。
苦手の山田投手を打ち崩すことは出来なかったなりに、大胆な打線変更が実って3得点を奪い、勝てる形に持ち込みながら、「勝利の方程式」が最後に崩れて逆転負け。
勢いづくどころか反対に、今まで上手く運んできたチームの「流れ」が変わっていく、今シーズン最初のターニングポイントかもしれません。
ただ。最終回の攻撃。
陽の四球出塁(打ち気に逸らずよく選びました)をきっかけに(小谷野のヒットも見事でした)、稲葉・スレッジ・ホフパワー(個人的にはホフィーのところは二岡希望w)と一打逆転の望みをかけられる代打攻勢で盛り上がり、結果的には無得点だったけど、簡単には負けなかったことには意味があったはずです。
負けてしまったことよりも、最後まで勝つために戦い続けたその勢いを、明日の試合につなげてほしいと思います。
進め!ファイターズ!!


<5/2 予告先発投手>
F 八木
H 大隣

というわけで。
八木ちゃん、何よりも「攻める」投球が求められます。
獲物を狙うネコ科の猛獣のごとく、しなやかに、したたかに。
タカたちを仕留めてください。

打撃陣は前回完璧に押さえ込まれた大隣投手へのリベンジを。
今日の山田投手にしても、打線の組み換えを含めて、攻略するために、完全ではなくても確実に「工夫」と「成果」が現れていたと思いますので、大隣投手に対しても、前回のようにやられっぱなしでは終わらないことに期待します。
これ以上の連敗にずるずると嵌らないように。
気合入れていきましょう!
GO!Fighters!!




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2012年05月03日

5/2 ホークス5回戦〜最初の試練〜

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◆5/2 ホークス5回戦(札幌ドーム)

● F 1 − 3 H ○

H 010 000 020 3
F 010 000 000 1

投手:八木(7)-★谷元(1)-乾(1)
先発:1二田中賢 2三小谷野 3右糸井 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指ホフパワー 8遊金子誠 9捕鶴岡

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



攻撃があまりにもヘタクソでした。
2回裏。
中田の四球。エンドランのサインに応えた稲葉のヒットで無死一三塁。
しかし、陽のショートゴロ併殺により、1点は入ったものの、引き換えにアウトふたつを渡し、残る走者もなし。
3回裏。
一死から田中賢がヒットで出塁。
エンドランのサインで打席の小谷野が空振り。スタートを切っていた田中賢は盗塁刺。
チャンス消滅。
5回裏。
先頭打者陽がヒットで出塁。
続くホフパワー、金子誠は、ともに一塁走者陽がスタートを切ったタイミングで内野へのフライに倒れてしまい、走者が先の塁へ進むこともなく攻撃終了。
6回裏。
またしても先頭打者が出塁(田中賢のヒット)。
今度こそはと小谷野の送りバントで一死二塁の得点圏を作ることはできましたが、その「先」、「ここ1本」が出ずに無得点。
7回裏。
一死からホフパワーがヒットで出塁。
おそらくエンドランだったはずだが(ホフパワー、スタート)金子誠が浅いセンターフライを打ち上げて、進塁なし。
2点を追う最終回。
先頭打者中田、続く稲葉の二塁打により、無死二三塁という絶好のチャンスを作る。
が。
犠牲フライでも、内野ゴロでも「1点」にはなる局面で、陽・ホフパワーが連続三振。
こうなっては、代打の神様・二岡であっても、もはやヒットが打てる流れではなかった。

いくら監督が局面を「動かそう」とサインを出しても、そのリクエストに応えるには「どのような打撃をするべきか?」選手がわかっていなければ、また、実行できる力量がなければ、どんな作戦も“絵に描いた餅”にしかならない。
特に今年多用されるヒットエンドランでは、今日に限らず、打者の空振りやフライの打ち上げが目につく。
ヒットエンドランの「ヒット」は安打のことではない。
目的は、最低限走者を先の塁へ進めることであって、スタートした走者が盗塁刺になる可能性の高い空振りは論外、バットに当ててゴロを転がすのが求められる打撃なのに、当たってもポップフライでは、サインを出した意味が全くないのだ。
結果的に試合に勝利すれば目立たない“ミス”も、チームの流れが悪くなってくれば致命的な傷になる。
積極的に局面を動かそうとする栗山監督の野球は、一見攻撃的だが、その場でサインを受け取る打者に求められる仕事そのものは、極めて地味で自己犠牲的な打撃だ。
「チームの勝利のために」
やるべきこと。できること。
小さな一歩一歩の積み重ねに果てにしか勝利はないというのは、どんな野球であっても結局は変わらないのだと思う。

守護神武田久の、復帰の見通しすら立たない離脱により、ファイターズは今シーズン最初にして最大の試練のときを迎えている。
再編成され、各々に役割が変わるリリーバーはもちろん、さらに負担を増すであろうブルペンを後ろにする先発陣、投手たちの後ろで守り、援護点を増やしたい野手たち。
みんなそれぞれに「もっとやらなくては」という気持ちが強くなると思うけれど、苦しいときだからこそ、プラスアルファを考える前に、まずひとりひとりがしっかり足元を固めて自分の足で立つことを考えてほしいと思います。
よろよろしながらもたれあうのがチームプレーではない。
自分の面倒を見られないものに、他の人を助けることはできないのだから。
慌てず、平常心で。
自分のやらなくてはならないこと、出来ることをひとつひとつクリアしていってほしいです。
頑張れ!ファイターズ!!


八木ちゃん。かっこよかったです。
攻める姿勢を前面にだした、粘り強いピッチング。
泥臭く戦う姿のなんとかっこいいことか。
内川選手を敬遠してのペーニャ選手との勝負にはしびれました。
ああいう試合の大きなポイントで「勝てる」気持ちの強さが、八木ちゃんの最大の武器であり、一番の魅力だと思います。
勝てなかったのはほんとうに残念だけど、今日のように粘り強く戦い続ければ、きっときっと「結果」になって、もっと喜べるときがやってきます。(どの先発投手にも同じことを言い続けているのがちょっと悲しい…)
信じて進もう!
頑張れ!八木ちゃん!!


<5/3 予告先発投手>
F ウルフ
H 新垣

「ファイターズの選手たちはほんとうに仲がいい。むかしは仲がいいから弱いと言われたけど、今は仲がいいから強いと言われる」というようなことを金子誠が言っていたそうです。
ただ。仲のいいことが時には裏目に出ることがあるようにも思います。
誰かがミスしたとき、誰かが離脱したとき。
苦しむ仲間を思いやるばかりに、湧き上がる「どうにかしてあげたい」気持ちが力みにつながるからです。
優しい気持ちは忘れてほしくないけれど、まずは自分の仕事をきっちりこなすことが、結果的に誰かを救い、チームを援け、勝利をつかむ小さな力になればいい。
「ファイターズはみんなで束になってかからないといけないチーム」
これも金子誠が常々言っていることです。
ひとりひとりにプラスアルファはいらない。
全員が持っている全力を合わせれば、それがファイターズのプラスアルファになる。
自分とチームメイトを信じて、目の前のひとつひとつのプレーに集中していきましょう。
守りでは投手と野手が協力して、アウトをひとつ取る。
攻撃では、走者を出して、先の塁へと進めていく。
勝敗がどうなるにしても、きちんとした野球を作り上げていくことが大切。
シーズンの先はまだまだ長いです。
慌てず、「基本」を固めていくことが今は大事な時期だと思います。
頑張ろう!ファイターズ!!



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5/3 ホークス6回戦〜イッショニタタカイマショウ!〜

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◆5/3 ホークス6回戦(札幌ドーム)

● F 0 − 2 H ○

H 010 000 010 2
F 000 000 000 0

投手:★ウルフ(7)-宮西(1)-榊原(1)
先発:1二田中賢 2三小谷野 3右糸井 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕大野 9遊中島

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



同一カード3連敗になりましたが、この3試合は全くと言っていいほど試合展開が同じでした。
序盤(1、2回)に先制され、中盤は拮抗した状態のまま試合が進み、終盤(8、9回)に相手に“試合を決められる”。
それも。
初戦はリードしていての逆転負け。
2戦目は同点から勝ち越しを許し、今日の3戦目はリードを許したまま止めを刺される。
負け方に良いも悪いもないかもしれませんが、要するに、ファイターズが“主導権を握っている状態”が、試合を重ねるごとに少なくなっていったということです。
野球そのものは、投手陣は連日よく頑張ったし、今日はディフェンスも好プレーで盛り立てる(小谷野の三遊間横っ飛びとか、鶴岡の勇気あるブロックとか)など、決して“崩れた”内容ではありませんが、とにかく打てない、点を取れない。
連敗が続いているのだから仕方がありませんが、ファイターズらしい元気さや明るさ、伸び伸びとしたプレーぶりが見られないのが残念です。

GWは長い連戦になり(今回は9連戦中)選手にとっては体力的にどうしてもキツい時期である一方で、球場は、普段来られないような方たちを含めて、大勢のファンで埋め尽くされる。
たくさんのファンを喜ばせたい気持ちで、力を振り絞って必死に戦ってくれているのでしょうが、そうした思いやファンの期待とは裏腹の本拠地3連敗。
敗戦が、いつも以上に重くのしかかっているのではないかと思います。
かつては、札幌ドームが満員になれば負ける気がしない時期がありました。
しかし、近年では逆に観客が詰めかけるほどに勝てない印象があるし、今年はまたホームでの勝率がよくありません。
もうひとつ。
この頃、ヒーローインタビューなどで「応援よろしくお願いします」とお願いされることはあっても、以前誰もがよく口にした「一緒に戦いましょう」という言葉を聞くことがなくなったように思います。
私たちファンは。
もう、チームと一緒に戦う力になれていないのかなぁ…。
「負けてごめんなさい」と謝られても寂しいだけです。
明日は“一緒に”勝ちましょう!


<5/4 予告先発投手>
F 斎藤佑
B 寺原

今日はチーム全体でわずかにヒット4本。
得点圏のチャンスが4度あったといっても、全て二死からのものではなかなか得点にはなりにくいです。
この状態が明日劇的に変化すると予想できる根拠はなく、投手陣にとってはまた厳しい我慢の投球が求められると思います。
とにかく、今の元気のない打線ではリードを許すとますます空気が重くなるのは明らかですから、少なくても相手に主導権を渡さない、先制点を与えない投球を、佑ちゃんはしなくてはいけません。
ただ、それはいつもマウンドで心がけていることでしょうから、連敗中であることを過剰に意識せず、佑ちゃんは佑ちゃんらしく、粘り強く試合を守ってください。
野手の人たちは、から元気でも元気よく!
グラウンドを全力で走り回れ!
自信なさそうに打席に立つバッターなど、投手から見て怖い存在ではありません。
結果を恐れず、相手投手をやっつける気概だけはいっぱい持って、戦ってほしいです。
攻めていくのが栗山ファイターズ。
いくら負けても負けても、攻撃的な気持ちを忘れずに。
頑張ろう!ファイターズ!!




バラくん、おかえり♪
肩の状態は問題ないのでしょうが、正直、調子そのものはまだ万全でもないように思います。
ただ、実績のある投手ですから、一軍の試合勘を取り戻すことで、逆に調子が上がってくることを期待したいです。
久がいない状況は、若いブルペン陣にとってはやはり動揺がないとは言えないと思うので、宮西を中心に、経験のあるバラくんも支えとなって、みんなでしっかりまとまっていけるよう、よろしくお願いします。




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2012年05月04日

5/4 バファローズ7回戦〜要所を締める・要所で決める〜

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◆5/4 バファローズ7回戦(札幌ドーム)

○ F 9 − 2 Bs ●

B 000 001 100 2
F 005 030 10x 9

投手:☆斎藤佑(7)-乾(1)-植村(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕鶴岡 9遊中島

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


試合の「要所」はいきなりやってきました。
1回表。
先頭打者に二塁打を打たれ、続く2番打者に四球を与えて無死一二塁。
序盤の失点からペースを奪われ、最終的に競り負けるばかりだったホークスとの3連敗。
今日もまた先制点を与えてしまえば、“何をやっても上手く行かない”連敗の悪い流れがそのまま続いてしまう可能性が高いところ。
チーム状態(特に打線の)がいい時ならば、まだイニングの浅い段階でのわずかな失点は、すぐに取り返そうと切り替えが出来ますが、今のファイターズにとっては下手をすると致命傷になりかねない大ダメージであり、「絶対に」1点たりとも失点は許されない局面です。
立ち上がりは、どんな投手にとっても“今日のピッチング”の感触を手探りでつかむような状態ですが、そんなことは言っていられない、待ったなしで「結果」を求められる試合の要所が訪れました。
そして、斎藤佑は。
3番から続くクリーンアップを、ポップフライふたつ、最後は三振と、ピンチを拡大することすらなく、完全に封じ込めて、スコアボードに「0」を入れました。
最大の難所を乗り切ったことは、4連敗で意気消沈しかかっているチームに、戦う勇気をくれたと思います。

しかし。だからといって簡単に「流れ」を自分たちのものには出来ません。
1回裏。
今日1番に起用された糸井が久しぶりにヒットを放って出塁したものの、2番小谷野が送りバントを失敗(小フライ)。
3番田中賢のサードゴロにより二死二塁の得点圏はかろうじて作れましたが、4番中田がショートゴロに倒れて無得点。
2回裏。
一死から陽がよくボールを選んで四球を得ると、盗塁を決めて二塁へ進んだものの、スレッジが倒れ、鶴岡も四球を選んで二死一二塁となっても、9番中島はファーストゴロに終わってやはり無得点。
塁上はにぎわすもののホームが遠い。
昨日零封され、とにかく得点のほしいチームにとっては、こういう状態が続くと逆に気持ちが追い込まれていくもの。
先発投手に課せられた使命が「絶対に先制点を与えない」ならば、打線は「1点でいいから少しでも早く先制点を奪う」ことが勝利への道を切り開く一歩です。
そして迎えた3回裏。
一死から小谷野がヒットで出塁。一死一塁。
田中賢が強烈に引っ張った打球は、一塁手が上手く処理すれば併殺でチャンスを潰していた可能性が高かったのではないかと思いますが、逆に、グラブを弾くエラーによって、オールセーフで一死一二塁へとチャンスが拡大。
ファイターズのとっては相手のミスでもらった大きなチャンス。
バファローズにとっては自らのミスで広げてしまった大きなピンチ。
つけこむか、しのぎきるか。
今度は攻撃サイドで試合の「要所」が訪れました。
打席には4番中田。
「結果」が出せずに苦しみ続ける4番打者ですが、この打席での思い切りの良いスイングは、甘いボールを見事に仕留め、満員のレフトスタンドへと一直線。
一挙に3点。
久しぶりに、ファイターズに「流れ」を呼び込むことが出来ました。

未来のエースが「要所」を締めれば、未来の4番が「要所」で決める。
彼らの活躍が、終わってみれば9-2という快勝劇を生み出す原動力になってくれたと思います。
武田久の離脱に続き、今日は金子誠がふくらはぎの筋肉を傷めたことにより登録を抹消されました。
ベテランたちの一日も早い復帰が待たれますが、未熟ではあっても精一杯頑張る若い選手たちの力がチームを助けてくれることもある。
いま戦える全ての選手が力を合わせて、ひとつひとつ「要所」を乗り越えていってほしいです。


いったん「流れ」をつかむと、いいプレーがたくさん生まれます。
昨日まであれほど得点を取るのに苦労していたのに。
3回裏。
中田の3ランのあと、そこで攻撃の流れを切らさずに、二死走者なしから陽が今日二つ目の四球を選んで出塁すると、またしても盗塁を決めて二死二塁。
スレッジにタイムリー二塁打が出て1点追加、さらに鶴岡もタイムリーを放ってもう1点。
結局5得点をあげるビッグイニングになりました。
5回裏。
先頭打者稲葉が通算250本目となる節目のホームランを叩き込めば。
陽が二塁打で続き、一死から鶴岡がタイムリー二塁打で1点追加。
中島の“らしい”内野安打でつなぐと、二死から小谷野にもタイムリーが生まれてさらに1点。
7回裏。
先頭打者スレッジが二塁打で出塁。
代走に村田を送ると、バッテリーエラーの間にすかさず三塁へ進んで無死三塁。
鶴岡の放った高く弾むショートゴロを見て、村田が判断よくスタートを切り本塁生還。
特に、このような「ヒットじゃなくても点になる」状況での「1点」は、接戦などではなかなか決まらず、あとあと勝敗に響くものですが、余裕があればかくも簡単に決まってしまう。
ホームランや連打はいつも期待できるものではありませんが、こういう「1点」はどういう試合展開でも高い確率で奪えるようになってほしいと思いました。


とにもかくにも。
連敗を止め、稲葉に記念の一発も出て、チームにもファンにも元気が出てきました。
この勢いを明日につなげていきましょう!
進め!ファイターズ!!


<5/5 予告先発投手>
F 武田勝
B 西

糸井やスレッジなど最近当たりの出ていなかった選手たちがマルチヒットを放ち、中田にも待望のホームランが出たりしましたが、打撃はみずものですから、きっかけにしてほしいとは思いますが、当てにしてはいけません。
いったん流れをつかんでしまえば、今日のような連打もありえますが、まず流れを持ってくるための「1点」を奪うには、色々な工夫や仕掛けが必要になるはずです。
今日もひとつ犠打失敗がありましたが、特に試合の序盤は、点になる、ならないはともかく、しっかり「やるべきことをやる」。
大勝の後こそ気を引き締めて。
コツコツと「1点」を取りにいってほしいと思います。

勝さんはいつも通り。
「まっすぐは大胆に。緩い球は低く」を守ってテンポよく。
試合を作ってくれるはずです。
長い連戦も残りふたつ。
みんなで力を合わせて勝ちきりましょう!
頑張れ!ファイターズ!!



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2012年05月05日

5/5 バファローズ8回戦〜ひとりで戦っているわけじゃない〜

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◆5/5 バファローズ8回戦(札幌ドーム)

● F 4 − 5 Bs ○

B 100 000 301 5
F 000 100 210 4

投手:武田勝(6)-谷元(1)-森内(1)-★増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕大野 9遊中島

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



先発武田勝は、立ち上がりに簡単に1点を失い、以降、いつになくボール球が多く、毎回走者を背負う苦しい状態ながら、6回1失点と試合は作ってくれました。
「悪いなりになんとかする」
これが出来るから何年も先発ローテを守り、二桁勝てる投手。
よく頑張ってくれたと思います。
ただ。制球の乱れを修正しきることが出来なかったため、7回以降をリリーフ陣に任せることになりましたが、残念ながら、7回谷元3失点、9回増井1失点と、接戦だった終盤にまた中継ぎ陣が失点しての敗戦という結果になってしまいました。
開幕直後から好調を維持してきた中継ぎ陣の突然の“失調”は、ひとつにはそろそろ疲労が出る時期でもあるのでしょうが、やはり守護神武田久のリタイアによる影響もあるのではないかと思います。
負けている試合や得点差の開いた状況での登板をもっぱらとする若い投手たちは今まで通りの起用ですが、元々「武田久につなぐ」勝ちパターン継投要員だった投手たちは、それぞれ微妙に役割が変わり、準備が変わる。
多少投げる“場所”が変わったとしても、今まで通りのピッチングをすればいい、と言うのは簡単ですが、人間のやることですから、それほど簡単ではないはずです。
経験や実績がある投手ほど、ブルペンの危機に対して責任感を強く感じるだろうし、気合が入る一方で、不安や恐れを抱いても当然だと思います。
それでも。
役割や責任が重くなっても、決して「ひとり」で戦うわけじゃない。
今まで通り、ブルペン陣みんなが力を合わせて“つないで”いくことには変わりありません。
個人的に修正する点とは別に、「ブルペン」全体としての体制を再確認して、少しでも早く今後の戦いに臨む“平常心”を取り戻してほしいです。


ブルペンに限らず、野球そのものがチームで戦うスポーツです。
ひとりきりで戦っているわけじゃないし、逆に、ひとりのプレーはチーム全体に影響を及ぼします。
チームの主力選手はそのことをよくわかっている。
稲葉はいつも「チームの勝利のために」40歳になろうとする今でも全力疾走を欠かすことはないし、2000本安打を記録した大打者でありながら、必要ならば送りバントでも何でも進んでやってくれる選手です。
自分の結果だけを求めてはなかなか上手くいかず、一軍と二軍を行ったり来たりしていた若き日の田中賢は、当時のヒルマン監督がチームの方針を「スモール・ベースボール」へと転換したのを機に、「チームが求める仕事をやろう」と意識改革したことをきっかけに、守備固め、代走から出場機会を得ると、打席では犠打をきちんと決めるなど、一見地味でもチームに貢献するプレーを重ねることから、やがてレギュラーの座をつかみました。
「ひとりはみんなのために」
このことを理解し、実践できる選手がチームを支える力であって、逆に、自分のことしか考えられない選手は、チームにとってマイナスです。
「4番打者」は確かに、試合の流れを変える、または呼び込むような「ここぞ」という場面での一振りが期待されるポジションではあります。
そうした局面では、結果はどうであれ、自分のバッティングを貫いてくれればチームが納得する存在です。
けれど。一試合4打席、5打席回ってくるとして、いつも決定的な場面ということはあり得ません。
何番打者であろうとも、試合展開、アウトカウントや走者の有無、その位置、また、チームメートたちの打撃状態などを把握し、チームのために“打線の一員”として「やるべきこと・やってはいけないこと」を考えられる選手であってほしいです。
同点で迎えた6回裏の攻撃。
先頭打者3番田中賢がヒットで出塁。
中田に対して西投手が制球を乱し、明らかなボール球が3つ来てカウント3-0。
「4番」打者は3ボールから打って出てもいいポジションではありますが、とにかく勝ち越しの1点がまずほしい試合展開、制球が乱れている相手投手、絶好調の5番打者稲葉が後ろに控えている状況を考えれば、ここは1球「待つ」局面だったと思うし、打つならば、確実に仕留められる甘い球しか振ってはいけなかった。
しかし、打ちに行った中田は、フルスイングすら出来ずサードファールフライを打ち上げてただアウトカウントを増やしただけ。
「チームのために」という意識が伝わってこない打席は、結果以上に士気に影響します。
さらに、続く7回表の守り。
前の打席を引きずって集中力を欠いていたと見えてしまう、なんでもないレフトフライを“目測を誤って”ヒットにしてしまったことが、このイニング3失点のきっかけになってしまいました。
ひじょうに残念です…。
正直、今の中田は打撃のことで頭がいっぱいなのだろうなと思います。
でも、4番であることに囚われすぎず、4番もまたチームの一部にすぎないと思えば、もう少し余裕を持って、ひとりではなく、ほんとうにみんなと一緒にプレーできるような気がします。



明日こそは。
「ひとりはみんなのために」
チーム一丸となってよいつながりのある野球をしましょう。
頑張ろう!ファイターズ!!



<5/6 予告先発投手>
F 吉川
Bs 木佐貫

神戸で壮絶な投手戦を展開したふたりの先発投手の再戦となります。
前回は辛くも1-0で勝利を収めましたが、かなり悔しい思いをしたであろう木佐貫投手は一段と気迫のこもった投球をしてくると思います。
それに負けない強い気持ちで、吉川はバファローズ打線に、打撃陣は木佐貫投手攻略へと、立ち向かい、戦ってほしいです。
負けてばかりだった本拠地でのGW連戦。
最後は気持ちよく終わりますように。
GO!ファイターズ!!



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2012年05月06日

5/6 バファローズ9回戦〜ドキ☆ドキ〜

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◆5/6 バファローズ9回戦(札幌ドーム)

○ F 3 − 2 Bs ●

B 000 002 000 2
F 000 021 00x 3

投手:☆吉川(7)-宮西(1)-S増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕鶴岡 9遊中島

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


お立ち台に上がった二人のヒーローは。
吉川「(立ち上がりの連続四球でハラハラしたが?)僕自身もハラハラしました(笑)」
増井「(試合が終わったときに大歓声だったが?)すごくマウンドでドキドキしていたので、あの歓声を聞いたときにはホッとしました。」

素直に胸のうちを語りました。
自らの心のうちで暴れ、力を発揮出来ないように邪魔する“ドキ☆ドキ”。
吉川の中で、息を潜めても消えることのない、四球から自滅を繰り返してきた過去の自分。
増井がきっと忘れられない、昨日を含めた救援失敗の記憶。
けれど。
彼らは“最大の敵”をねじ伏せ、相手打線に向かっていった。
そして、チームに貴重な勝利をもたらしてくれました。
照れくさそうにほやっと笑う吉川の、どこか頼りなく見える笑顔の中で。
興奮さめやらぬ増井の、緊張感の残る表情の中で。
確実に育っている、プロの投手が持つべき強い気持ち。
ひとつの勝利が、ひとつのセーブが。
彼らをもっと強くしてくれるのだと思います。
これからも「ドキ☆ドキ」を乗り越えながら、すごい投手になってほしいです。
ありがとう!そして頑張れ!
光夫!増井!

お立ち台にこそ上がりませんでしたが、1点リードの8回、吉川を引き継いで登板した宮西の好投がひじょうに大きかったです。
5月になってからずっと続いていた終盤の失点、「継投失敗」と言われてしまう現象を、三者凡退という完璧な救援によってストップさせてくれました。
そのいい「流れ」があったから、増井が苦労しながらでもセーブを挙げられたのだと思います。
武田久が不在のブルペンでは、ルーキーイヤーからずっとリリーバーとして投げ続けてきた5年目の宮西が、最も経験豊富な投手です。
勝ってるとき、負けてるとき、イニングの途中からだったり、イニングを跨いだり、連投はもちろん、実に様々な場面で起用されてきたし、彼自身、調子がいいときも、思うような投球が出来ずに苦しんだ時期もありながら、投げ続けてきました。
身体もタフなら気持ちもタフなこの左腕を、新しいブルペンの「軸」に据えるのが、最も落ち着く形になると思います。
先発投手(または7回担当リリーバー)から受け継いだマウンドを、良くない流れで来た場合は流れを変え、良い流れで来たならば、そのままクローザーに受け渡す、難しいポジションであるセットアッパーですが、宮西ならば立派に勤めてくれるはず。
頼りにしています。
頑張れ!尚生!!


相次いだ主力選手の離脱により苦しい戦いを強いられたGWの最後に、これから戦っていく新しい形にメドがつく、チームを明るく照らす勝利を得ることが出来ました。
シーズンはまだまだ長く、この先どんな思いもかけない「事件」に見舞われるかわかりませんが、「いま」はこうやって目の前の試合を戦っていくだけです。
たくさんの「ドキ☆ドキ」を。
ともに乗り越えていきたいです。
頑張ろう!ファイターズ!!




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2012年05月08日

5/8 マリーンズ7回戦〜緩んだたがは締めなおすのが難しい〜

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◆5/8 マリーンズ7回戦(QVCマリン)

○ F 9 − 7 M ●

F 000 008 010 9
M 001 001 131 7

投手:☆多田野(6)-乾(1)-宮西(3)-S増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕鶴岡 9遊中島

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



4試合に先発し、わずか1失点しかしていなかった、防御率1(0.31)グライシンガー投手を一気に打ち崩しての7得点は、本当にすごかったと思います。
実のところ、決して「作戦通り」の得点ではありません。
無死二塁から田中賢がセーフティーバントを2度失敗(ファール)したり、鶴岡がスクイズを失敗したり(ファール)と、仕掛けた“小技”は不発に終わりました。
しかし、取り戻せる失敗は自分の力で取り戻し、思い切り行くべき選手は迷いなく、全員が集中力を高めてグライシンガー投手に向かっていった結果、ラッキーな内野安打など運も味方につけての大量得点。
グライシンガー投手をマウンドから引きずり降ろして、2番手投手からもう1点追加したことも含めて、少しも手を緩めない姿勢が何よりも素晴らしかったです。
ところが。
その後、チームはまったくの“別人”のように、投手も野手も監督も、そんなつもりはなかったかもしれませんが、大勝ムードに油断して、手を緩めてしまった気がします。

6回裏。
一死から、四球で走者を出すと、続く打者にヒットを打たれて一死一二塁。
もうひとつアウトを取った後、多田野がワイルドピッチしたボールを鶴岡が完全に見失う間に二塁走者の生還を許して1失点。
無駄な四球にバッテリーエラーがからんだ余計な失点でした。
7回裏。このイニングからマウンドには乾が上がりました。
一死後、岡田選手のレフトフライを中田が目測を誤ってヒットにしたのをきっかけにしての1失点。
これもやらなくていい失点だったと思います。
ただ、この時点でゲームは8-3と、まだまだ5点のリードです。
どちらの場合も「まぁ、1点ぐらい…」という気持ちがなかったかどうか。
一方、攻撃陣もビッグイニングの後は淡白な攻撃になりました。
7回表から8回二死まで5者連続であっさり討ち取られる展開。
5点もリードしていれば、接戦のときのような「どうにかして1点を取ろう」という意識は薄くなりがちかもしれませんが、リードはあっても嫌な失点を続けている以上、攻撃からも「流れ」を食い止める必要はあったはずです。
ここで、二死走者なしから田中賢がライトスタンドにホームランを叩き込んでの1得点が、反撃を諦めない相手には大きなダメージを与え、ファイターズにもう一度流れを引き寄せるターニングポイントになるかと思いました。
そして、8回表は宮西がマウンドへ。
こういう展開で登板する投手ではありませんが、明日以降のことを考えても、終盤にだらだらと失点を重ねるのを避け、試合を引き締めなおすには絶好の投手です。
ただ。宮西を中継ぎに送る一方で、稲葉を下げて岩舘を一塁の守備に入れたのは、攻撃力を下げる選択でしかなく、「たがを締めなおす」目的には反した采配だったと思います。
“稲葉を下げてももう大丈夫”
安心するのは早すぎました。
宮西は先頭打者から二者連続でヒットを浴びて無死一二塁。
そこから踏ん張って、三振とライトフライで二死一三塁までこぎつけますが、清田選手にはセンターへ大きな飛球を運ばれてしまいます。
センター陽が快足を飛ばしてこの打球に追いつき、捕球体勢に入ったものの、ボールがグラブに弾かれてタイムリー三塁打となり2失点。
次は、サードゴロを小谷野が送球ミスしてもう1失点。
締めなおすはずが、ますます締まらない展開により、9-6と3点差まで迫られる結果になりました。
9回裏。
試合前半からすれば思いもよらないことに、増井がセーブのつく局面での登板。
一死から二塁打を打たれると、セカンドゴロを田中賢が捕球ミスして一死一三塁へとピンチ拡大。
一発出れば同点という危険な局面を招いてしまいました。
サードゴロの間に三塁走者が生還して1失点。
2点差となり、なおも二死二塁とピンチは続きましたが、最後は増井が踏ん張ってどうにか逃げ切りに成功したものの、終わってみれば、勝った気がしない試合でした。

今までにも大量得点を挙げた試合はいくつかありますが、いずれも失点は多くて2点に留めて、しっかり大勝あるいは快勝という「いい試合」に出来ていました。
それが、今日に限っては、追い上げられて、というよりも、みすみす点を与えてしまっての際どい逃げ切り。
難攻不落と思われたグライシンガー投手を完璧打ち崩したことで、「勝った」気になったところにスキが生まれたような気がします。
そして、一度緩んだ心のたがを締めなおそうと思ったときにはもう遅い。
生まれるのは集中力ではなくて焦りや悪い緊張感だけ。
勝負はほんとうに最後までわからない。
油断したらやられてしまう。
今日の反省を明日以降の戦いに生かしてほしいと思います。


先発した多田野はよく投げてくれました。
試合前半が引き締まっていたのは多田野のおかげです。(6回の失点は残念だったけど)
とにかく。
2勝目、おめでとう!
今まで結果につながらなくても辛抱強く投げてきたからこその2勝目。
もっともっと積み重ねていけるように。
頑張ろう!多田野!!


<5/9 予告先発投手>
F ウルフ
M 渡辺俊

渡辺俊投手とは、東京ドームでの前回対戦では勝っているものの、得点は稲葉さん、ホフパワーのソロホームランによる2点のみ。
さて、「マリンの俊介」をどう攻略するか。
勝敗とは逆に、勢いはマリーンズにある。
だからこそ、先発するウルフも、攻撃も守備も、受けに回らず攻撃的に立ち向かってほしいと思います。
ただし、積極的であることが雑なプレーにならないように。
集中していきましょう!
進め!ファイターズ!!



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2012年05月09日

5/9 マリーンズ8回戦〜to be continued〜

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◆5/9 マリーンズ8回戦(QVCマリン)

● F 1 − 4 M ○

F 000 01  1
M 301 00x 4
(※降雨のため5回一死コールド)

投手:★ウルフ(2.2)-植村(1.1)-榊原(0.1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指ホフパワー 8捕大野 9遊今浪

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


降り続く雨の中で2度の中断をはさみながら行われた試合は、結局、激しくなった雨脚のために3度目の中断となった後、「5回裏一死二塁」というなんとも中途半端な局面でゲームセットとなりました。
それがファイターズにとって良いものになるか、悪いものになったかはわからないけれど、本来なら行われるはずだった9回までの残りイニングに“起こったかもしれないドラマ”は、永久に失われて、続くことはありません。
実際的なことを言えば。
こうした結末も充分予想された気象条件下で始まった試合ですから、立ち上がりにいきなり3失点した時点で、通常以上に「負け」の確率は高くなりました。
「やられても取り返す、最後まで諦めない」戦いを意思しても、やりきる前にその“最後”がこうして訪れることもあるのが野球のルール。
「最後まで諦めない」ことはもちろん大切ですが、もうひとつ対になるような「最初から全力を出し切る」戦いが出来れば、少なくても悔いが残ることはないと思います。
今日の試合に「続き」はなくても、ファイターズのシーズンはまだまだ続く。
〜to be continued〜
明日はまたやってきます。


<5/10 予告先発投手>
F 斎藤佑
M 小野

今日の展開も踏まえて、先発斎藤佑にはとにかく相手に先制点を与えない、彼らしい粘り強い投球に期待します。
一方の打線は、最近「点を取る」のが遅いです。
失敗はしましたが盗塁を仕掛けるなど、今日も立ち上がりから積極的な動きはありましたので、気象条件に関わらず、そうした最初から攻める姿勢は継続するべきかと思います。
集中して。
仮に得点にはならなくても、主導権を握る戦いを。
頑張れ!ファイターズ!!




きょうのけんすけタグ5.gif
さて。きょうのけんすけ。
◆3番・セカンド
3打数1安打
※1000試合出場達成


試合成立を持って達成される記録に対しては、5回裏終了時に花束贈呈等のセレモニーが執り行われるのが通常。
賢介の1000試合出場は、5回裏一死という状況でゲームセットが宣告されたため、花束も、敵味方関わらずの祝福の拍手もない、ただ雨だけが激しく打ちつける中で、ひっそりと達成されました。
本来ならば、昨シーズン中に達成していた、していなければならなかった“通過点”ですから、わざわざ祝うほどのことでもない、と野球の神様が考えたのかもしれません。
ただ。決して楽々と進んできたわけではない1000試合。
派手なこととはあまり縁のない賢介ですから、せめて花束ぐらいほしかったなぁ…(笑)。
でも。賢介の野球人生はまだまだ続く。続けなくちゃいけない。
今日もらえなかった、“用意された”花束なんかより、ずっとずっと美しく活き活きした花を、明日からまた積み重ねていく一試合、一試合の中で、地味に咲かせ続けてほしいと願っています。
一瞬大きく咲き誇るより、いつまでも咲き続ける、しぶとく強くたくましい花となれ!
おめでとう!賢介!
頑張れ!賢介!



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2012年05月11日

函館に行ってきます

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<5/12 予告先発投手>
F 斎藤佑
L 石井


交流戦前最後のリーグ戦カード。
当然、チームとして「いい形」で勝って交流戦に臨みたいところです。
では、今のファイターズにとって「いい形」とは何か?
ポイントは色々あると思いますが、一番はやはり“勝利の方程式の確立”ではないかと思っています。
守護神武田久の離脱以降、新守護神増井が2つのセーブを挙げてはいますが、久離脱直後から先日のマリーンズ戦(大量リードが最後は接戦)まで、終盤での失点が続いている状態を、とりあえずひとつの区切りとなる交流戦前にスパッと断ち切っておきたいです。
谷元にしても、宮西にしても調子が悪いわけではない。
もちろん、ゲーム展開が悪いときに、悪い流れを断ち切るのもリリーバーの仕事ではありますが、武田久不在という今までにない経験をしているブルペン陣が自分たちだけで「勝利の方程式」を作り上げ、手応えを得るためには、まず、「いい流れ」で彼らにバトンを渡していくような試合をしたいところです。
というわけで。
先発する斎藤佑には、相手になんとかなりそうだと思わせてしまうような“押され押されながらしのぐ”投球ではなく、点差がどうであれ、“主導権を握っている”ムードを保てるような投球を期待したいと思います。
そのためには、打線の協力が当然必要。
まずは先制、先制したらまた「1点」と、攻撃面からも常に優位に立って試合を進められるように、頑張ってほしいです。
勝ったから良しではなく、先を考えても、今のファイターズが「いい形で勝つ」野球を。
GO!ファイターズ!!





では。自分も行ってきま〜す!





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2012年05月15日

5/12・5/13 ライオンズ7・8回戦〜攻めるディフェンスを〜

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◆5/12 ライオンズ7回戦(函館オーシャン)

● F 8 − 9 L ○

L 450 000 000 9
F 100 000 223 8

投手:★斎藤佑(1.1)-植村(2.2)-榊原(2)-谷元(1)-乾(1)-森内(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指二岡 8捕鶴岡 9遊飯山

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>

◆5/13 ライオンズ8回戦(函館オーシャン)

● F 3 − 4 L ○

L 000 103 000 4
F 000 000 300 3

投手:★武田勝(5.2)-榊原(0.1)-乾(1)-森内(1)-宮西(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8捕大野 9遊今浪

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


同じ条件で戦っている以上、コンディションの厳しさを勝敗の“言い訳”には出来ませんが、現地にいた身としては、ダウンを着込んでもカイロを貼っても心身の消耗を防ぐことの出来なかった低温と強風の中、最後まで死力を尽くして戦った両チームの選手たちは、ひとつひとつのプレーにミスや不出来が多かったとしても、やはり「プロ」としてやるべきことをやってくれたと思います。
感謝です。

0512 佑ちゃん.jpg

0512 稲葉1.jpg

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二日間に渡って追い上げ及ばず「あと1点」が足りない敗戦となりましたが、何故試合終了時に「相手チームの点数の方が多かったのか」を考えると、「もう1点」が取れなかった攻撃の問題よりむしろ、相手に必要以上の点を与えてしまったディフェンスに関して、大きな悔いの残る試合だったと思います。
ディフェンスの両輪は投手力と守備力。
1戦目ではいきなり試合を壊した斎藤佑、2戦目は要所を締められなかった武田勝にかかる責任は、ともにローテーションの主軸であるだけにいっそう大きなものがあります。
また、どちらの試合でも守備のミスが失点に直結したこと。
「投手を中心に守り勝つ野球」によって強くなってきたファイターズにとっては、ダメージの深い敗戦であるのは事実です。

失策数は本日時点で12球団ワーストとなる28個を記録。
「堅守のファイターズ」という看板が泣く数字になっています。
しかし、気にしすぎる必要はないと個人的には考えています。
これは、2005年以降の、パ・リーグの各球団の失策数の変遷を表にしたものです。
失策数変遷画像.jpg
真に「堅守」の名にふさわしくファイターズがリーグ最少の失策数を誇っていたのは、実は07〜09年にかけての3年間だけですが、7年間という長いスパンで見たときには一定して優秀な成績を残しており、失策数という限られた視点からの評価ではありますが、常に守備への意識が高いチーム作りをしてきたことがうかがえます。
選手にも「自分たちのチームは守りから」という意識が強いことは、折々のコメントからも感じられるところであり、決して守備をおろそかに考えているとは思えません。
むしろ、守備への過剰な思い入れが、逆に、より慎重なプレーを求めた結果としての失策が多いのではないか。
2失策を記録してしまった函館の今浪もそうでしたが、やはり田中賢が一試合3失策、小谷野が一試合2失策など、同じ選手が失策を複数繰り返す傾向は、選手にとって失策によって受ける精神的なダメージがいかに大きく、尾を引くものであるかを物語っているように思えます。
守備は、“守り”であっても決して“受け身”ではありません。
慎重にボールを待つだけでなく、こちらから積極的に前に出ていく攻撃的な姿勢によって、打球を自分のリズムに取り込むことが、むしろ正確な守りを実現することもある。
実際の失策数が、「堅守」だった時期と比較してもそれほど大きく増加したわけでもないのに、「守備が緩くなった」印象が強く残るのは、函館がそうだったように失点に直結するミスや、勝敗を分けるような大事な局面でのミスがおそらく増えているためであり、それは、やはり「しっかり守らなくては」という意識の強さが、積極性を奪い、身体の自由な動きを阻害するからのような気がします。
栗山ファイターズは「攻める野球」を目指していますが、それは攻撃だけでなく、守備でも必要なことです。
すでにやってしまったことは仕方がありません。
ファイターズの選手たちは、守備が大切なことを知っているし、守ることが好きです。
同じミスでも、悔いが残るだけの消極的なミスではなく、「次は絶対アウトにしてやろう」と前を向ける積極的なミスが出るぐらい、ディフェンスでも「攻める」姿が見たいと思うし、それが失策を少なくてしていく一番の道ではないかと考えています。
伸び伸びいきましょう。
頑張れ!ファイターズ!!

0512 二岡.jpg

0512 捕球体勢の賢介.jpg


<5/16 予告先発投手>
F 吉川
T スタンリッジ

いよいよ交流戦が始まります。
“開幕投手”は12球団ナンバーワンの防御率を誇る、ファイターズの“隠し球”(笑)吉川光夫。
高校時代は叶わなかった甲子園での登板を存分に楽しんでほしいと思います。
虎党の度肝を抜いてやれ!
腕を振れ!光夫!!

振り返ればチームは3連敗中ですが、悪い流れもここでいったんリセット。
前だけ向いて新しいスタートです。
セ・リーグ6球場の中でも、最もアウェイ感が強いと思われる甲子園でのタイガース戦という交流戦開幕も、むしろ願ってもない“逆風”。
風を切り裂いて。
進め!ファイターズ!!



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2012年05月16日

5/16 タイガース1回戦〜いつもと変わらない野球〜

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◆5/16 タイガース1回戦(甲子園)

○ F 3 − 1 T ●

F 101 000 001 3
T 000 001 000 1

投手:☆吉川(6)-森内(1)-宮西(1)-S増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊今浪 8捕鶴岡 9投吉川

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


完璧ではない。最高でもない。
けれど。
今、ファイターズが必要としていた勝利だったと思います。
3連敗中だとか、交流戦初戦だとか、独特な雰囲気を持つ甲子園球場だとか。
そんなことは関係なく。
「いつもどおり」
投手も野手も、失敗をカバーしあいながら、最後までみんなで力を合わせてつかんだ勝利。
いい試合になりました。


先発の吉川は雰囲気に飲まれることもなく、相手が未知のタイガース打線であることも関係なく、「いつもどおり」自分の球を打者に向かって投げることに集中し、それが出来ていました。
防御率ナンバーワン投手の“実力”そのままに、走るストレートとキレのあるスライダーを軸に、相手打線を力でねじ伏せる堂々たるピッチングだったと思います。
それだけに、6回裏二死から四球で出した走者を、次打者の二塁打で還してしまった1失点はひじょうにもったいなかったです。
本人ももちろん「そこが課題」だと反省は忘れませんが、ただ、二死からの四球は無駄な四球であるけれど、四球を与えたことよりもその後に簡単に長打を打たれてしまったことが反省点であって、“四球を出さない”ことに過剰な意識は必要ないと思っています。
“自分のボール”を投げての四球で作ったピンチなら、“自分のボール”で切り抜ければいい。
次に同じ状況があったら、しっかり次の打者から3つ目のアウトを奪えるように。
頑張れ!光夫!!
いずれにしても。
吉川は、単に久しぶりに先発ローテ入りのチャンスをつかんだ5〜6番手の投手から、チーム状況が苦しいときでも頼りになる投手へと、チームからの信頼も徐々に厚くなってきたのではないかと思いますし、本人も、納得のいく投球に結果が伴うことで、少しずつ自信を得、もっと貪欲に高いレベルを目指して進んでいる。
どこまでも、どこまでも、遠慮なく。
すごい投手に育ってほしいです。

好投していた吉川を6回で下げ、終盤は継投に入りました。
武田久が抜けてまだ「勝利の方程式」に完全な信頼がもてない今の状況では、出来るだけ先発投手を引っ張りたいところかもしれませんが、厳しい場面で機能するリリーフ体制を築くためには、ブルペンにいる若いリリーバーたちに実際に緊迫した試合展開を経験させ、その中で結果を残して自信をつかんでもらうしかありません。
そういう意味で、いまの、そしてこれからのファイターズにとって、重要な「継投策」だったと思うし、今日の試合にとってだけではなく、明日からの試合を戦うためにも、この継投策は大きなターニングポイントだったと思います。
結果。
7回森内、8回宮西、9回増井は、いずれも1安打ずつを打たれる“不完全”リリーフながら、失点することなく勝利を守りきってくれました。
特に、今までは負けている場面での登板がほとんどだったルーキー森内が、1点リードの7回のマウンドに上がっても結果を残してくれたことは、ひじょうに大きな意味がある。
初ホールド、おめでとう♪
もっとしびれるマウンドを目指して(笑)、一歩ずつ進んでほしいと願っています。

交流戦に入る直前は、終盤リリーフ陣が失点を重ねたり、逆に先発投手が序盤に大きな失点をしたりで、「点の取られすぎ」が勝利を遠ざけていましたが、今日は、先発が先制点を与えず、最小失点で試合を作り、後を引き継いだ中継ぎ陣が無失点でリードを守りきる、投手陣全体で力を合わせて勝利の確率を高くしてくれました。
そして、攻撃陣も、相変わらずチャンスで一気に「攻めきれない」のが課題ではありますが、糸井の豪快な先頭打者ホームランによる先制点を挙げると、3回には一死一塁から中田の放ったやや運の良い二塁打により、一走・田中賢が一気にホームインする好走塁で1点追加。
さらに9回には、一死から代打ホフパワー、鶴岡の連打により一死一三塁のチャンスを作ると、代打二岡が倒れて二死となったものの、1番糸井が粘って粘って粘って四球をもぎとって満塁。
2番小谷野が、初球を見事にライト前へと運んで、土壇場での1点追加。
これで守護神増井はずいぶん気持ちが楽になったのではないかと思います。

今日で38試合を終了しましたが、ファイターズが「9回」に挙げた得点は合計20点。
全体の約1/3にあたる12試合で「9回」に得点しており、イニング別に集計すると、7回、6回に続いて3番目に多く得点が入っているイニングになっています。
「最後まで諦めない」ファイターズらしさがここに形になって現れていますし、劣勢を跳ね返すだけでなく、今日のように勝っているときでも最後まで貪欲に「1点」を求める先に勝利はある。
もちろん、1回表の一死満塁から点が入らなかったりと、攻撃にも課題は多いのですが、4回に一死一塁から吉川が送りバントを失敗して併殺になった以外は、出塁した走者は必ず先の塁へと進めていて(送りバントあり、進塁打あり、ヒットあり)、攻撃の形は決して悪くありません。
攻撃も「いつも通り」、思い切りいくところ、確実に進めるところのメリハリをつけながら戦っていければ、きっといい結果につながっていくと思います。

完璧ではない。最高でもない。
投打ともに課題はまだまだいっぱいあります。
でも、「いつも通り」にみんなでつかんだ一勝。
ここがスタートです。
進め!ファイターズ!!



ちなみに。吉川の犠打失敗に関してはまったく問題ないと思っています。
交流戦では、セ・リーグの本拠地の場合投手も打席に立つので、普段バッティングをすることのないパ・リーグ投手陣の「打席」がひとつの注目ではありますが、おそらく、パ・リーグの各チームはどこも投手の「打席」に何も期待していないと考えています(笑)。
「せめてバントぐらい…」とは言っても、いつもやっている野手だって失敗することもある、決して簡単ではない技術ですから、付け焼刃程度の練習しかしてないパの投手など攻撃の“計算”に入れるようなものではありません。
一応打席には立ちますし、今日のようにサインが出ることもありますから、その場では当然全力を尽くしてほしいですが、失敗しても気にすることなく、「いつもどおり」点を取るのは野手たちに任せて、ピッチングに専念してくれた方がずっといい。
そんなところです(笑)。



<5/17 予告先発投手>
F ウルフ
T 安藤

見かけによらず(笑)神経質なウルフが、慣れない、しかも屋外のマウンド、甲子園の独特の雰囲気にイライラしないでくれたらいいなぁ…と願っています。
ただ。今日いい形で連敗を止めた後ですから、そういう意味での余分なプレッシャーはないはずだし、チームのいいムードに乗って、それこそ「いつもどおり」ゴロの山を築くようなピッチングに期待したいです。
そうなると、内野陣の活躍が守りから投手を支える力になります。
慎重になりすぎず、土のグラウンドを存分に楽しむような、“攻めていく守り”で、ウルフと一緒にアウトを重ねてほしいです。
打撃については、打線の切れ目になりがちだった偶数打順の右打者・中田と小谷野がともに2安打1打点ずつを挙げる活躍でしたから、その勢いをそのままに、状態を上げていってくれれば、上位打線の残り4人(糸井・田中賢・稲葉・陽)はいずれも3割打者です。
つながれ!ファイターズ!!



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2012年05月17日

5/17 タイガース2回戦〜乾坤一擲〜

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◆5/17 タイガース2回戦(甲子園)

○ F 4 − 1 T ●

F 001 003 000 4
T 000 000 010 1

投手:☆ウルフ(5.2)-乾(0.1)-森内(1)-宮西(1)-増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊今浪 8捕大野 9投ウルフ

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



今日は6回表裏の攻防が全てだったかもしれません。
限られた場所で、求められる「仕事」をきっちり果たしてくれたふたりの研ぎ澄まされた集中力が、チームに勝利をもたらしてくれたと思います。

6回表の攻撃。
先頭打者小谷野がヒットで出塁。
続く田中賢の打席でヒットエンドランを仕掛けるものの、ファールとなって失敗すると、最後は三振を喫して走者進めず一死一塁。
しかし、4番中田がヒットでつないで一死一二塁。
チャンスで稲葉。
期待は高まりましたが、初球、低めの変化球をひっかけて、おあつらえ向きのゲッツーコースへと打球が飛んでしまいました。
が!捕球した一塁手からセカンドベースカバーに入っていた遊撃手への送球がワンバウンドになると、遊撃手がこれを後ろに逸らし、ボールが外野を転がる間に二塁走者小谷野が生還して、ラッキーな追加点。
なおも一死一三塁。
このところなかなか出来ていないばかりに苦しい戦いになっている「もう一押し」がほしい場面で、しかし、昨日から別人のように打撃の状態がおかしい陽岱鋼が三振して二死一三塁。
正直嫌なムードだと思いましたが、打席には飯山に代わってスレッジ。
ただ。田中賢にしろ、稲葉にしろ、対応力のある左打者たちが苦労してる様子だったので、右投手ではありますが、代打はむしろ右の二岡のほうがいいのではないかとも思いました。
そんな素人考えをあっさり覆して、スレッジのバットからは待望のタイムリー三塁打が飛び出し、大きな大きな2点を追加。
勝利をぐっと引き寄せてくれました。
DH制のないセ・リーグ主催試合では代打に回っているスレッジが、たった一打席の大勝負に全てを賭けるとき、「甘い球が来たら強く叩くことだけを考えていた」と言います。
それは、もしも甘い球が来なかったら投手の勝ちであると、覚悟を決めて割り切ることでもあったと思います。
この場面で必要なのはヒットを打つこと。
そのために「やるべきこと」をシンプルに絞って集中した結果が、見事なタイムリーヒットにつながりました。

6回裏の守り。
4点のリードをもらったウルフでしたが、先頭打者にヒットでの出塁を許すと、折りしも強くなった雨脚のためか、アウト・四球・アウト・四球のサンドイッチで、二死満塁という大きなピンチを自ら招いてしまいました。
打席に迎えるのは左の長距離砲・ブラゼル選手。
いわゆる「一発出れば同点」というしびれる場面で、栗山監督は、予想通り乾をマウンドへと送り出しました。
“勝負して来い!”
今日の勝利のために。乾自身がもっともっと大きく成長していくために。
“そして勝て!”
そんな気持ちが伝わってくるような采配だと思いました。
たったひとつのアウトを取る。
子どもの頃からおそらくエースだったのだろうプロ野球の投手なら、何度も何度も繰り返してきたことであっても、状況が変われば、様々な雑念に囚われて、簡単なことも急に難しくなってしまうもの。
満塁のピンチ。盛り上がるタイガース応援団。雨が降るコンディション。ひとつ間違えれば外野スタンドまで飛ばされかねない強打者。チームの勝利への責任。自分自身の生き残りへの心配。
自分のピッチングが出来ない条件は数多く揃っていました。
けれど。乾は「自分の仕事は打者を討ち取ること」と、それだけに集中してマウンドへ上がれたと言います。
さらに、2ストライクと追い込んでから、ワンバウンドになるボールが続きましたが、「全然ボール球でいいと思っていたので。ストライクで行くより、全然、僕の中ではOKでした」と試合後のインタビューで語っていた通り、「討ち取る」ための明確なビジョン、方法論が乾の中にはあったということです。
たったひとりの打者との、でも計り知れない大勝負。
乾には勝つための「準備」が出来ていたし、雑念を寄せ付けない集中力がありました。
運を天に任せるのではない乾坤一擲。
つかみとったものの価値を、これからもっともっと高めていってほしいと思います。

2年目の乾が試合のターニングポイントで「流れ」を確実に引き寄せたのに続いて、昨日に引き続き「勝利の方程式」入りしたルーキー森内が、7回を三者凡退に抑える好投。
このまますいすいといってほしいところでしたが、8回に宮西がヒット3本を浴びて1失点を喫すると、9回の増井は、先頭打者から2連打を許し、無死一二塁という大きなピンチを招く投球になってしまいました(結局は無失点で締めました)。
ルーキーや2年目の後輩たちが威勢よく投げては結果も出しているのに対して、経験のある彼らがすんなりと行かないのは、逆にその経験と、責任感のせいではないかと思います。
ある意味“怖いもの知らず”な若者たちと違って、宮西も増井も、たくさんの悔しい思い、申し訳ない思い、いたたまれないマウンドを知っていますし、終盤の投手が失点することがどれだけチームに迷惑をかけるかもわかっている。
そして、武田久が不在の今、自分たちの後ろには誰もいない、自分たちが踏みとどまるしかない責任が、「完璧」を求める空回りにつながる危険があるのかもしれません。
けれど、その苦しみもまた、ルーキーや2年目の投手たちとは違った、もう一段上のほうにある試練であり財産です。
もがきながら、自分なりのセットアッパーへ、自分なりのクローザーへ。
宮西も増井も成長中なのだと思います。
何度でも何度でも、同じような試合展開ならば、宮西をマウンドに上げ、増井に締めを任せる。
後ろに逃げ道はありません。
ただ前へ。
進んでいってくれると信じています。



交流戦最初のカードは敵地で2連勝と最高のスタートが切れました。
次もまたビジターとなる広島遠征。
球場の雰囲気がひじょうにいいところだと聞いています。
投手陣の「いい流れ」はそのまま、攻撃陣では少し当たりが出なくなっている選手もいましたが、そこは場所もカードも代わるのを機に上手く切り替えて。
昔のように“外でプレーする”野球を楽しんでほしいです。
ドームっ子のファイターズ・ナインにとって、甲子園同様、土のグラウンドは神経を使うと思いますが、ミスをすることを恐れるよりも、チャレンジするワクワク感をいっぱいに、ユニフォームをドロドロにしても笑顔あふれる試合になると嬉しいと思います。
弾め!ファイターズ!!



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2012年05月19日

5/19 カープ1回戦〜窮屈な野球〜

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◆5/19 カープ1回戦(マツダ)

● F 0 − 1 C ○

F 000 000 000 0
C 000 001 00x 1

投手:★斎藤佑(6)-谷元(0.2)-乾(0.1)-榊原(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊飯山 8捕鶴岡 9投斎藤佑

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



スポーツ紙の見出し的には「斎藤佑、一発に泣く」的な表現でまとめられるのかと思いますが、6回1失点と試合を作った斎藤佑は好投だったし、敗戦の責任は、7回以降を「0」で抑えた中継ぎ陣も含めた投手陣に負わせるべきではなく、点の取れなかった打線の問題です。
そして、この問題は、DH制のないセ・リーグ本拠地の試合では、これからも繰り返される可能性がひじょうに高いと思われます。
開幕から現在に至るまで、ファイターズ打線で「計算できる」打者は、打率という“確率”から考えて1番糸井、3番田中賢、5番稲葉、6番陽の4人と、ここまで打撃好調な鶴岡が先発マスクのときは8番にも多少の期待がもてます。
金子誠が離脱中の遊撃手は、今浪を抹消しましたから、飯山か中島になりますが、彼らの打撃にはほぼ期待できません。
つまり、ざっくり言って、タイムリーで得点しようと思ったら、6番陽までで決着をつけないと、7番以降にチャンスで打席を回したところでほぼ点にならないし、上位打線に関しても、3割かそれに近い打率を記録している4人で、チャンスメークも「ここ1本」の働きもしなければ得点にはなりにくい。
今日で40試合消化しましたが、2番小谷野と4番中田は、正直相手投手の調子が悪いときにたまたま打てても、安定して良い状態にはまだ一度もなっていません。
ですから、得点「出来そうな」バリエーションがひじょうに少ないです。
2連戦が単位のため日程が緩やかで、先発投手の数が通常より少なくてもいい交流戦では(※ファイターズも基本的には武田勝・斎藤佑・吉川・ウルフの4人)各チームの“状態の良い”先発投手ばかりと対戦するわけですから、まぐれ当たりはほとんどないと思ったほうがいい。
今日の野村投手も見事な制球力を持った、素晴らしい投球でした。
それでもどうにかして1点をもぎ取っていくためには、スクイズの失敗も、送りバントの失敗も、避けなければならないミスではありましたが、送りバントをしてまで一死三塁を作って打席に飯山という状況では、スクイズは見え見えの作戦ですから、当然相手も思い切り警戒する中で、結局とっさに外されたワンバウンド投球をよく飯山がバットに当ててファールに出来たというぐらいで、そもそも失敗のリスクが決して小さくはない作戦でした。
7回の攻撃は、相手のフィルダースチョイスというミスがらみでもらった無死一二塁を、一死二三塁へと得点確率を拡大しようと、送りバントをするための代打として送り込んだ村田が送れず三振だったわけですから、ある意味では勝敗を分けるターニングポイントであったのは事実だと思いますし、チームのためにも村田個人として生き残っていくためにも絶対に決めなければならないバントではありました。
けれど。控え選手が“勝敗を左右する”局面に立たされなければならないような試合展開自体がすでに劣勢に立たされている証拠であって、それ以前に、何度も打席に立つスタメン選手たちでなんとかしておかなくてはならないし、さらに遡れば、この打順で勝てるのかどうか。
今までは絶好調を続けてきた稲葉によって救われてきましたが、交流戦に入ってからは今日打った記念の400二塁打が唯一のヒットであり、同じく好調だった陽もこの3試合では無安打で三振の山を築いています。
調子のいい打者だっていつまでも好調が続くわけはなく、調子の悪い打者が上向く様子もなく、しかも対戦するのは好投手ばかり。
「1点」取るのが難しい状況なのはわかりますが、だからこそとにかくどんな打順周りでも得点圏を堅く作るばかりなのは、ずいぶん窮屈な野球に思えるし、「相手の嫌がること」を仕掛けていくより、自分たちの“形作り”に汲々としているだけでむしろ相手を助けている。
「攻める」野球を標榜したところで、もちろん、一試合一試合ケースバイケースで戦っていかなくてはなりませんが、今日のほぼ「堅い」ばかりの作戦は、相手の状況を見てというよりも、自分たちの打線の状態の悪さによる、仕方無しの選択に見える。
栗山ファイターズ、最初の正念場のような気がします。


<5/20 予告先発投手>
F 武田勝
C 前田


明日はカープのエース・マエケンこと前田健太投手が先発です。
今日同様、打線がどのように得点するかが最大の焦点となります。
ベンチにはなにかしらの作戦を、打者個々人にはどうにかしてくらいつく姿勢を見せてほしいと思います。
打線が苦労することが予想(というか現実)されると、先発投手には大きなプレッシャーがかかるはずです。
「点が取れない」ことがチーム状態を悪くしていく所以でもあります。
でも。勝さんはいつも通り「まっすぐは大胆に。緩い球は低く」、自分の投球に集中してくれれば、それで充分。
粘り強く、頑張ってほしいです。

堅実な野球と窮屈な野球は違うと思います。
ファイターズに窮屈な野球は似合わない。
割り切りのよさと、思い切りの良さは失わず。
眼前の敵に、投手も打者も全力で向かっていきましょう!
戦え!ファイターズ!!




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2012年05月20日

5/20 カープ2回戦〜防波堤〜

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◆5/20 カープ2回戦(マツダ)

○ F 5 − 4 C ●

F 000 000 005 5
C 001 000 030 4

投手:武田勝(6)-榊原(1)-乾(0.1)-植村(0.0)-☆谷元(0.2)-S増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊加藤 8捕大野 9投武田勝

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



不思議な大逆転勝利でした。
ドラマティックな結末を迎える試合は、たいてい「ここがターニングポイント」というプレー(良くも悪くも)があるものですが、最後の攻撃を迎えるにあたって、正直、4点差をひっくり返すほどの“予兆”は何もなかったと思います。
ただ、振り返ってみてひとつ言えるのは、8回裏、3点を失い、なおも一死満塁の場面。
植村に代わってマウンドに上がった谷元が捉えられた初球、完全にヒット性のライナーをダイビング・キャッチした(起き上がってすぐショート加藤の指示でセカンドに送球して併殺完成)陽の、ここまで不利な試合展開になっても勝利を諦めないプレーが「防波堤」になったということです。

1点もやれない8回裏。
乾が残した一死一二塁のピンチで、栗山監督は植村をマウンドへと送り出しました。
“厳しいマウンドを経験してこそ投手は育つ”という一貫した方針で、今まで森内や乾を鍛えてきたように、今日は植村を起用したのだと思うし、今までの植村の投球内容はチャンスをもらうに値するものでもあり、抑えてくれる期待の持てる投手だったと思います。
しかし、実績がない若い投手の場合、緊迫した場面では「継投失敗」というリスクはやはり決して少なくない可能性としてあるわけですから、そうした場合にどうするかという部分で、今日は栗山監督の“優しさ”が、元々多くはなかった勝利の確率を、どんどん下げてしまったのではないかと思っています。
代打・前田選手にタイムリーを打たれて1失点。
味方打線が機能していないことを考えれば、この1点だけでも大きなダメージでしたが、一死一三塁から堂林選手にも打たれてまた1失点。
9回の攻撃は6番陽から始まり下位打線へ。
まだスレッジや二岡が代打で残っているとは言っても、勝つためには4点が必要な状況では、もはや勝利はほとんど遠のいたと思いました。
とは言っても「最後まで諦めない」ならば、勝利の可能性がさらに低くなっていく、これ以上の失点は食い止めたいし、そのためには、さらなる継投も当然打つべき一手としてあったはずです。
けれど。続投した植村は次の打者に四球を与えて一死満塁とすると、結局押し出し四球によってこのイニング3点目を失いました。
ここでやっと栗山監督は投手交代を告げました。
“信じて”送り出した植村に、やられっぱなしで戻ってこさせるのではなく、ひとつでもアウトを取らせてやりたかったのではないかと思います。
これからの植村を考えれば、確かに少しでも収穫のあるマウンドにしてあげたかったと個人的にも思います。
でも。将来のために若い選手を育てることと、今日の目の前の試合を勝つことの“バランス”において、このイニングの監督の采配は、勝利よりも選手に寄り添っていた。
そして、結局どちらも失った…と思いました。
それでも。グラウンドで戦う選手たちは「勝つ」ことを諦めない。
1点取られても次の点はやらない。2点取られても3点取られても、次の点をやらないために懸命にプレーしていました。
陽岱鋼のスーパープレーがその象徴だったし、実際に「5点目」を防いでいたからこそ、信じられないような逆転勝利も生まれたのだと思います。


9回表の攻撃。
スーパーキャッチを演じた陽からの攻撃だったので、今思えば、彼が例えばヒットで出塁していたら、「あの守備のビッグプレーから何かが!」という期待がいきなり盛り上がったのではないかと思いますが、実際には陽はライトフライに倒れて一死。
続く加藤のショートゴロが相手エラーを誘って一死一塁。
エラーは失点のきっかけになりやすいものですが、1点2点の僅差ならともかく、4点差もあれば、仮に1点失うことになってもカープにはさほどの痛手でもありませんから、慌てることもないところ。
ここで代打スレッジが送られましたが、ホームランが出てもまだ2点差。
そして、現実にはファーストゴロに倒れて二死。
加藤は二塁へ進みましたが、もうひとつアウトを取られればゲームセットという崖っぷちに追い込まれたのはファイターズの方でした。
打席には広島出身の代打・二岡。
“一振り”に賭ける代打で数多くの実績を残してくれている二岡は、追いつくでもない、勝ち越すでもない「1点」のために、いつも通りの集中力で打席に臨み、そしてタイムリーヒットを放って、ついに1点を奪いました。
どんな状況でも、与えられた仕事場でやれることをやる。
二岡のプロ根性が、まだ戦いは終わりじゃないと教えてくれたような気がします。
得点は1−4。二死一塁。打順は1番に戻って糸井。
糸井が打席で粘る姿には「絶対にアウトにならない」強い思いを感じました。
そして死球。痛かったと思いますが、きっと「つなげた」という誇らしい気持ちもあったはずです。
二死一二塁。
二岡が、糸井が「つなげた」結果巡ってきたチャンスに、小谷野が応えてくれました。
右中間にかっ飛ばしたタイムリー二塁打によって、村田(二岡の代走)、糸井が相次いでホームインして2点追加。
とうとう1点差まで詰め寄ることになりました。
なおも二死二塁。
打席は3番田中賢へ。
3ボールからフルカウントに持ち込まれましたが、そこから際どいボールをファールでしのいで、結果、しっかり四球を選びます。
どんな形であっても、前の打者たちがつないできたものを、次の打者へとつないでいく。
相手エラーで始まり、進塁打、タイムリー、死球、タイムリー、今度は四球。
「打線爆発!」的な派手さはありませんが、打者たちがスクラムを組んでじりじりと押し込んでいくような、これがファイターズらしい「つながり」の力。
二死一二塁で、打席には中田。
本人も試合後コメントしていた通り、地元広島でここまで、まったくチームに貢献できていなかった4番打者が、とうとうやりました。
タイムリー二塁打により、二塁走者中島(小谷野の代走)が生還してついに同点!
みんなが「9回二死」の崖っぷちから、懸命につなげてきたバトンを、中田もまたしっかりその手で受け取ってくれたのだと思います。
正直、これを「きっかけ」にして飛躍的に打てるようになるとも思えませんが、少なくても、この打席に入るときの“気持ち”は忘れないでほしいです。
二死二三塁。
打席には5番稲葉。
この時点ですでに試合時間は3時間半。
延長戦はありませんから、勝つためにはここで一気に勝ち越さなければいけません。
しかし、稲葉の打球はセカンドゴロ。
万事休すと思いましたが、二塁手からの送球が逸れ、一塁手の足がベースから離れている間に、全力疾走していた稲葉の足がファーストベースを踏んで一塁セーフ!
その間に、三塁走者田中賢が逆転のホームを踏みました。
どこまでも“ファイターズらしい”逆転劇になりました。
(この後、勝ち越しに満足することなく、陽がよく粘って四球を選び、二死満塁までチャンスを広げていったしつこさも、ひじょうに良かったと思います。)
忘れられない勝利になると思うし、忘れてはいけない勝利だと思います。

最後の最後、追い詰められたところで発揮された「つないでいく」気持ち。
昨日も今日も、得点チャンスは何度もありながら結局ものに出来ないケースが続きましたが、そうしたチャンスのひとつひとつで、最終回のような粘り強さが、どうにかしてつないでいこうという必死さがあったら、何点かは取れていたのではないかと思います。
野球はひとりで戦っているわけじゃない。
みんなが頑張っているから自分も頑張れるのが野球のようなチームスポーツの、心を揺さぶるところ。
バトンを渡す手。受け取る手。
つながっていきましょう。




カープ戦は1勝1敗。
セ・リーグ本拠地から開幕した交流戦はこれで3勝1敗。
上々のスタートとなりました。
次からは札幌ドームで、慣れたパ・リーグのルールでの戦いになります。
今日の勢いと地の利を生かして。
進め!ファイターズ!!




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2012年05月21日

期待と確信〜オールスター投票・ノミネート選手〜


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ファイターズニュース.gif

今年のオールスターゲームの開催要項が発表になりました。
ファン投票は明日5/22開始ということで、ノミネート選手をチェック。

◆ファイターズ・ノミネート選手

<先発投手> 斎藤佑・吉川・武田勝
<中継投手> 増井
<抑え投手> 武田久

<捕手> 鶴岡
<一塁手> 稲葉
<二塁手> 田中賢
<三塁手> 小谷野
<遊撃手> 金子誠
<外野手> 中田・糸井・陽
<指名打者> スレッジ


さだかではありませんが、ノミネート選手は各球団が開幕時に決めると聞いた記憶があります。
武田久や金子誠のように、現在故障中の選手が入っていることを考えると、確かに「今現在」の成績や状態は加味されていない一方、「今年はこの戦力で行きます!」という意思表明であると思います。
先発投手の吉川、外野手の陽。
“叩き上げ”のふたりに対する期待の大きさ、今年は主力になってくれるという確信がこのノミネートには表れていますし、ふたりともその期待を裏切らない活躍をしてくれている。
選出されるかどうかはともかく、彼らがノミネートされていることがとても嬉しいです。
…たくさん投票してもらえるともっと嬉しい(笑)。



<5/22 予告先発投手>
F 多田野
YB 小林太

ローテからいくと吉川ですが、ここで多田野をはさんできました。
これで吉川以下、次は中6日(以上)で登板することになります。
いずれ今週末は4連戦(移動日なし)があるため、もうひとり先発投手を入れなければ回りません。
ファームでの成績を見る限り、多田野も八木も状態をキープして準備してくれているようなので頼もしいです。
打線も、明日から4試合はDH制で戦えますから、攻撃力はアップします。
あとは昨日の試合を忘れずに。
やれることはやりつくす。
最後まで諦めない。最後まで気を緩めない。
全員の全力野球で勝利を目指しましょう!
頑張れ!ファイターズ!!





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2012年05月22日

5/22 ベイスターズ1回戦〜野球の原点〜

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◆5/22 ベイスターズ1回戦(札幌ドーム)

○ F 6 − 2 YB ●

YB 020 000 000 2
F  005 100 00x 6

投手:☆多田野(6)-乾(1)-森内(1)-宮西(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6右陽 7指スレッジ 8遊加藤 9捕鶴岡

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



久しぶりの先発となった多田野は、立ち上がりやや慎重に、球数は増えましたが、3人で討ち取る無失点好スタート。
その裏。
攻撃陣は、一昨日最終回の勢いそのままに、一死から小谷野四球、田中賢ヒット、中田四球で一死満塁。
打席にはリーディングヒッター稲葉。
いきなり稲葉ジャンプでスタンドも大いに盛り上がる中。
しかし、稲葉が“捉えた!”と思った打球はショート正面をつき、6-4-3と渡って併殺。
イケイケが一転、嫌な流れになりそうな「結果」。
野球の流れは、本当に不思議ですが、チャンスを潰した後にはピンチがやってくる。
2回表。
先頭打者ラミレス選手の打球はセカンドベース右側の深いところへ。
田中賢が懸命に捕球し、ジャンプしながら身体を一塁方向へひねって、懸命に送球しましたが、ラミレス選手の全力疾走もあって一塁セーフの内野安打。
打ったら走る。全力で走る。
ベテラン外国人のラミレス選手が見せた“野球の原点”のようなプレーが、ベイスターズへと流れを傾けるきっかけだった気がします。
続く中村選手に四球を与えてしまうと、金城選手には一塁線を越えていくタイムリーヒットを打たれて、あっという間に1失点。
なおも無死一三塁のピンチが続きましたが、ファイターズ内野陣は「1点もやらない」前進守備は選択せず、藤田選手のセカンドゴロで併殺を完成させ、1失点と引き換えに2つのアウトを取りました。
この選択も、まだ試合序盤、1点を失うことを恐れて大量点になることが一番いけないわけですから、先を見据えた辛抱強い選択であり、なおかつプラン通りにふたつのアウトを取れたことで、2点ビハインドにはなっても、試合の流れを完全に明け渡すのは防げたのではないかと思います。
しかし、せっかくの努力も水の泡。
2回裏の攻撃では、一死一二塁から鶴岡が、チームとしてふたつめの併殺打を打ってしまってまたチャンスはぶっつりと途切れました。
それでも多田野が3回表を三者凡退に抑えて、懸命に流れを引きとめる。
そして、0−2で迎えた3回裏の攻撃。
先頭打者糸井がヒットで出塁したものの、2番小谷野、3番田中賢が特に策もなく凡打に倒れて、糸井が進塁することもなく二死一塁。
初回から回を追うごとに攻撃が尻すぼみになっていく状況は、相手投手を甦らせ、どんどんチームが苦しくなっていく典型的なパターンです。
少しでも停滞した状況を“動かしていくために”糸井がしかけた盗塁が決まって二死ながら得点圏を作ると、長打力を警戒された中田がよく四球を選んで二死一二塁。
打席には、1回に満塁の好機を併殺で潰した稲葉。
鋭く弾き返した打球は、しかし、ショート藤田選手がよく止めて、体勢を崩したままセカンドへ送球。
素晴らしいプレーでしたが、一塁走者中田もまた全力で走ってきて思い切りの良いスライディング。
際どいタイミングながら判定はセーフ!
得点にはなりませんでしたが、まだ攻撃できるチャンスを残してくれました。
二死満塁で陽岱鋼。
この日2度目、みんなが懸命につないできた満塁という“輪”を突き抜けて、もうひとつの塁であるホームベースへと仲間を到達させる一打が、ついに陽のバットから放たれました。
たくさんのチャンス、結果にはならなくてもみんなが全力でプレーしてきたから生まれた「1点」。
その先に、丸ごと全てを救いあげるようなスレッジの満塁アーチ。
結果として上手くいかなかったとしても、次はまた、その場、そのときで自分にできることは全てやる。
その繰り返しの中からつかみとった結果や勢いは確かなものであり、もっと強靭な「流れ」を引き寄せることが出来る。
全力で走るとか。
少しでも早く次の塁へ到達するためにスライディングをするとか。
ボール球はしっかり見極めるとか。
堅実に守り、例え失点してもずるずるいかず「次の1点」は守りきるとか。
当たり前すぎる、地味な“野球の原点”があったから、ど派手な満塁ホームランだって生まれた。
どちらも揃って初めて“プロ野球”なのだなぁと思います。
自分たちで作った悪い流れを、自分たちの地道なプレーで少しずつ挽回していった「逆転」勝利。
同じ逆転勝利でも、カープ戦の勝利は不思議な勝ちでしたが、今日は野村さんの名言とは違って「勝ちに不思議の勝ちなし」。
良い勝利になりました。


先発した多田野。
好調ながら“チーム事情”でファーム調整を続けてもらっていましたが、一軍に召集されて即結果・内容とも期待通りのものを見せてくれました。
ほんとうに有難く、頼もしいです。
今後も難しい調整、困ったときの登板をお願いすることになるかもしれませんが、きっとチームのために最大の貢献をしてくれるはず。
無傷の3勝目、おめでとう!
頑張れ!多田野!!



<5/23 予告先発投手>
F 吉川
YB ジオ

吉川には、いつも通り、打者に向かって「自分のボール」をしっかり投げてほしいです。
緊張せず、入れ込みすぎず。
自信を持って投げてください。
自分から崩れることさえなければ、簡単に打たれたりしない投手です。
頼むぞ!吉川!

セ・リーグ本拠地では1〜6番までで戦わなくてはいけなかった打線は、見ての通り、DH制のある場合は、スレッジが7番に入り、投手が打席に立たないだけで、一気に上位打線から下位打線まで、相手バッテリーが気を抜くことができないいやらしい打線になりました。
リーグ戦と同じようにぐいぐい「攻めて」いけるはず。
勢いは我にあり。
やるべきことをしっかりやり続けていけば、つかんだ「流れ」は逃げていかない。
気持ちは伸び伸び、プレーはきっちり。
進め!ファイターズ!!




ベイスターズには、以前ファイターズに所属していた選手がたくさんいます。
中でも、林と菊地のふたりの投手が相次いで登板し、それぞれに元気な姿を見せてくれたのはとても嬉しかったです。
(思わず応援してしまいました)
ファイターズと戦うときはともかく(笑)、ベイスターズがもっと良い成績を残せるように、持っている力をいっぱいに発揮してほしいと願っています。
だって“出来る子”なのをファイターズ・ファンは知っている。
頑張れ!林!
頑張れ!菊地!




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2012年05月24日

5/23 ベイスターズ2回戦〜人の育て方〜

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◆5/23 ベイスターズ2回戦(札幌ドーム)

○ F 3 − 1 YB ●

YB 000 010 000 1
F  200 100 00x 3

投手:☆吉川(5.0)-榊原(1)-森内(1)-宮西(1)-S増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8遊加藤 9捕鶴岡

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



「吉川は3回くらいに降ろそうかと思ったくらい。ボールが行っているのにああなっちゃいけないし、(報道陣も)余計な褒め方はしないでください。ただ、踏み入れたことのないところ(自己最多の5勝目)に進めたわけで、何かを感じてくれると思っています。」
(栗山監督)

吉川と斎藤佑に対して、栗山監督は終始一貫して厳しい姿勢を崩しません。
ふたりともチームの勝利に貢献度が大きいし、ここまで残している成績だってリーグでもトップクラスにも関わらず、投げるたびに監督の口から発せられるコメントは苦言を必ず含みます。
それは、誰にでもわかるとおり、大きな期待の現われというか、監督が“知っている”その実力に比べれば「まだまだそんなもんじゃないだろう」ということだと思います。
誰がなんと褒めようとも、「俺は満足していない」。
だってお前たちはもっとすごい投手なのだから。
吉川と斎藤佑に誰よりも厳しい栗山監督自身が、誰よりも彼らの“ファン”なのかもしれません。
そして、こういった“愛のムチ”は、確実に彼らをステップアップさせるための後押しになっています。

一方で。
どんなに成績が悪くても、状態が上がらなくても、チームにとって重要なポジションから外すことなく、厳しいコメントを発することもなく、むしろ極稀な活躍は欠かさず褒めながら、ただじっと“待っている”選手がいます。
「4番」中田翔です。
“人の育て方”は選手によってやりかたが違って当たり前ですから、吉川や斎藤佑に対して有効な方法論と、中田翔に対して効果がある方法論が違っていても不思議はありませんが、問題は、今のところ中田への“見守り”方式は全く奏効していないということです。
それでも最後までぶれずに辛抱するのか。
何かしらの修正が行われるのか。
そして。中田翔は飛躍するのか。
ひじょうに興味深いところです。




<5/25 予告先発投手>
F 斎藤佑
D 岩田

さて。セ・リーグ首位・ドラゴンズのとの対戦カードが始まります。
隙を見せればやられるけれど、だからと言って通り一遍の戦い方では簡単には崩せない相手ではないかと思います。
言っては申し訳ありませんが、下位のチームが相手の場合、相手のミスやスキに助けられて勝てることもありますが、上位チーム相手にそういうラッキーは期待できない。
きっちりとディフェンスを固めつつ、攻撃は果敢に。
「強い」野球が出来るかどうかが注目です。
ディフェンスの中心はやはり先発投手。
前回好投しながら勝てなかった佑ちゃんの、悔しさをバネにした快投に期待します。
頑張れ!佑ちゃん!

攻撃は、リーグ戦ほど大胆な采配がなく、最近少し「型にはまって」いるような気がします。
ドラゴンズはディフェンスが堅い印象があり、そうそう得点をくれるとも思えないので、徹底的に手堅い作戦を貫くか、逆に、思い切った作戦連発でゆさぶるか。
いずれにしても、首脳陣と選手たちの「向いている方向」をひとつにして、全員で全力で立ち向かっていってほしいと思います。
強い相手と闘えば、自分たちの実力も浮き彫りになる。
楽しみです。
頑張れ!ファイターズ!!




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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月26日

5/25 ドラゴンズ1回戦〜強さともろさ〜

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◆5/25 ドラゴンズ1回戦(札幌ドーム)

△ F 5 − 5 D △

D 000 302 000 0 5
F 300 000 200 0 5

投手:斎藤佑(5.0)-乾(0.1)-榊原(1.2)-宮西(1)-増井(1)-森内(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8遊加藤 9捕鶴岡

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>


「盛りだくさん」の延長10回引分試合だったと思います。
色々ありすぎて(笑)、感想をひとつにまとめるのはとても難しいゲームでしたが、やはり強いチームと戦うことで、今のファイターズが抱える“もろさ”がよく見えたような気がします。

先発の斎藤佑は、立ち上がりから調子は良かったと思いますが、初回に3点リードをもらったことで、逆に慎重になりすぎたのかもしれません。
序盤9失点と試合を壊した函館、たった1失点で負けた広島。
自身2連敗中の斎藤佑にとって、「0」で立ち上がり、3点の援護をもらう理想的な展開は、“勝ちやすい”お膳立てが整っていたわけですが、それだけに今日こそ「勝ちたい」気持ちが“守り”につながり、より厳しいコースを狙っては外してカウントを悪くし、ボール球を多くし、テンポの悪い、有利であるはずなのに常に苦しい投球へと、自分自身を追い込んでいたような気がします。
そして、もっとも一発を警戒していたはずのブランコ選手への失投と、それを引きずったと思われる、同じく長打力のある山崎選手への四球からの失点。
勝てていない投手が勝ちを意識する余り、相手打線と戦う前に、自分を追い込んでいく。
「若さ」のはらむもろさが出たような斎藤佑の姿だったと思います。
その斎藤佑の残したピンチでマウンドに上がった乾。
相変わらず生きのいい投球ではありましたが、一死一三塁からの荒木選手のセーフティーバントのような打球を、スクイズと決め付けて走者を見ずにすぐ本塁に送球したところ、三塁走者には塁へ戻られ、打者走者は一塁セーフ。
落ち着いてプレーできれば、アウトカウントを増やせた状況だったのに、自身のフィルダースチョイスにより一死満塁へとピンチを広げてしまいました。
「1点もやれない」状況で、どうしても打者を討ち取ることだけに集中しているスキをつかれた若さのもろさ。
しかし。斎藤佑にしても乾にしても、若くてもろくて「いま」は当たり前。
今日のような経験をたくさん積み重ねていくことで、タフな投手へと成長していく過程にある選手たちです。
勝たせてはあげられなくても、最後には同点まで追いついて斎藤佑の負けは消してくれた打者たち。
乾のあとを継いで、残した走者をひとりも還さず切り抜けてくれた榊原をはじめとしたリリーフ陣。
「若さ」の失敗を決定的な致命傷にせずに、次へいかせる反省材料にしてくれるチームメイトたちがいます。
衝撃で砕けるガラスの「若さ」で終わるか、叩かれれば叩かれるほど強靭さを増す鋼となるか。
みんなでもっともっと「強く」なっていってほしいと期待しています。
頑張ろう!ファイターズ!!




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posted by こなつ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

5/26 ドラゴンズ2回戦〜理想のチーム〜

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◆5/26 ドラゴンズ2回戦(札幌ドーム)

● F 2 − 4 D ○

D 000 300 100 4
F 000 001 100 2

投手:★ウルフ(6)-乾(0.1)-榊原(1.2)-森内(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指スレッジ 8遊加藤 9捕大野

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



ドラゴンズは強かったです。
「どうやって勝つのか?」という戦い方がひじょうにはっきりしていて、そのプランどおりに勝つ、まぐれのない、本当に強いチームだと思いました。
終盤まで試合を作れる先発投手陣。
先発投手が投げている間に得点を積み重ねていける、長打のある中軸を中心にした強力な打線は、同時に、二死になっても送りバントで得点圏を作るなど、小さなチャンスからでも貪欲に得点を狙ういやらしさを持ち合わせています。
さらに。リードを守りきる中継ぎ投手陣と、「得点を取る」ことに重きを置いた打線に代わって、守備を固めるベンチ要員の充実。
典型的な「先行逃げ切り」型の野球に、今日はものの見事にはまってしまいました。
先発→中継ぎへの継投の際に生じたスキに大きなチャンスを得ましたが、そこに付け込みきれなかったファイターズに対し、内野守備の失策、継投のスキを逃さず得点を重ねたドラゴンズ。
強いチーム相手にごまかしはきかない。
内容的に完敗を喫したファイターズは、まだ実力が足りないのだと思いました。

ドラゴンズのような戦い方は、ある意味、ファイターズにとっても理想に近い野球ではないかと思います。
ただ。
目指している形はもっと強力なチームです。
ファイターズのスタメンは内外野とも「守って打てる」選手が中心。
守備固めは必要ありません。
代わりにベンチには、仮に「先行」出来なくても終盤追い上げるための強力な代打陣と、代走陣という攻撃のためのパーツと、スタメンとそん色なく守れる守備陣を備える。
もちろん、投手陣も先発ローテーション投手たちが終盤まで試合を作れば、後を引き継ぐ中継ぎ陣も、先行していれば守りきる「勝利の方程式」があり、僅差負けの展開でも引き離されずに粘ることのできる中継ぎ投手たちが揃っています。
つまり。基本は「先行逃げ切り」ですが、もし上手く行かずに追いかける展開になっても、最後まで勝負が出来るチーム作り。
ファイターズが取り組んでいるのは、ドラゴンズよりももっと「強い野球」が出来る可能性を秘めた戦い方なのだと思います。
今はまだ。
若い選手が多いこともあって、時にもろさも現れる発展途上の段階ですが、逆に、ひとりひとりの選手にも、ベンチの采配を含めた、チームとしての成熟にも、たくさんの伸びしろがあるということ。
強いチームと戦って、自分たちのもろさ、足りないものを知るのも成長のための大きな糧。
シーズンの残りは100試合を切りました。
最後には限りなく理想に近づけるように、みんなが同じ未来を向いて、全力で戦ってほしいと思います。
頑張れ!ファイターズ!!



政義くん。
自らの失策が大きな失点につながってしまった苦い経験と、なんとか取り返そうと頑張った結果のプロ初本塁打。
ふたつとも君の大切な財産です。
政義のような、実績のない、つまり「計算」に入っていない選手の成長は、そのままそっくりチーム力の上積みになります。
ファイターズがどれだけ強いチームへと変貌していくかは、若い選手の成長度合いで大きく変わる。
「チームのために」出来ることを一生懸命に。
ひとつひとつのプレーに集中して、伸びていってほしいです。


<5/27 予告先発投手>
F 武田勝
G 小山

またしてもセ・リーグの強豪チームとの対戦です。
けれど。過剰に恐れることなく(ドラゴンズ戦は相手の強さを意識しすぎていたような気がします)、今出来る“ファイターズ野球”に自信を持って、全力でぶつかっていってほしいです。
勝さん。
ずばり、あなたの使命は、絶対に先制点を与えず、なおかつ出来るだけ長いイニングを投げること。
特に、負けている展開で投げる榊原、乾などは厳しい登板が続いてきましたから、休ませてあげなくてはいけません。
ジャイアンツ打線は強力ですが、「まっすぐは大胆に。緩い球は低く」、逃げずいつも通りの作戦で立ち向かっていけば、きっと結果はついてきます。
エースらしく、自分とチームメートを信じて堂々と投げてほしいと思います。
頑張れ!勝!!

攻撃は、セ・リーグ本拠地の戦いになるため、打線が弱体化するのは否めませんし、ますます「期待できるところ」「期待できないところ」が明らかになってしまいますが、そこをマイナスと捉えるよりも、攻撃的に攻めるところ、堅実に攻めるところのメリハリをはっきりさせて、少しでも得点する確率を上昇させる作戦を使っていきたいです。
発展途上のファイターズはいつだってチャレンジャー。
失うものを恐れる必要はありません。
がむしゃらに向かっていけ!
進め!ファイターズ!!



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posted by こなつ at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

5/27 ジャイアンツ1回戦〜ハンディキャップ・マッチ〜

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◆5/27 ジャイアンツ1回戦(東京ドーム)

● F 1 − 2 G ○

F 100 000 000 1
G 010 001 00x 2

投手:★武田勝(7)-植村(0.2)-宮西(0.1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊加藤 8捕大野 9投武田勝

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



本気で「トーナメントのつもりで戦う」ならば。
目の前の一勝にとことんこだわるならば。
ベンチメンバーを全て出し尽くす前に。
中継ぎ投手たちに厳しい連投を課す前に。
「打率.151 出塁率.247 長打率.221 得点圏打率.133」という打者を、打線に、ましてチャンスで打順が回ってくる「4番」に置くのは明らかに間違っている。
偽りの看板ならば掲げてほしくはない。




先発した武田勝は、狭い東京ドーム、飛ばす能力に優れた打者が並ぶ打線を恐れず、自分のピッチングで勝負していていました。
結果的に2失点は喫しましたが、7回までマウンドを守ったことも含めて、まさしくエースと呼ぶにふさわしい勇敢な姿だったと思います。
援護点がないばかりに勝たせてあげられず、逆に黒星をつけてしまったことが残念です。

攻撃は、わずか4安打に終わりましたが決してチャンスがなかったわけではありません。
1回表。
四球で出塁した糸井を、小谷野がきっちり送りバントで二塁へ送った得点圏で、3番田中賢が先制のタイムリー二塁打を放って幸先よく1点を奪い、なおも一死二塁。
3回表。
一死から小谷野のヒットと田中賢の四球で一死一二塁。
8回表。
代打二岡のヒットを足がかりに、糸井のエンドランが進塁打となって一死二塁。
少ないとはいっても3度の得点機がありました。
武田勝がジャイアンツ打線をわずか2点に封じていてくれたのだから、
1回と3回のチャンスで5番稲葉に、8回のチャンスで3番田中賢に「ここ1本」のタイムリーが出ていたら、試合の行方はまた違ったものになっていたはずです。
あえて「打てない」確率のほうがはるかに高い4番を置いている以上、得点を取る“責任”はクリーンアップの3番と5番にかかってきます。
特にセ・リーグの本拠地では下位打線からのつながりはほぼ期待できないので、1&2番でチャンスメークし、3番と5番(つながれば6番も)がポイントゲッターになるのが、唯一期待できる得点の形。
厳しいですが、頑張ってもらうしかありません。


<5/28 予告先発投手>
F 八木
G ホールトン

ホークスに在籍していたホールトン投手は、ファイターズ打線が苦手としてきた相手。
得点はあまり期待できません。
ので。久しぶりの先発となる八木には、絶対に先制点を与えないためにも、先のことは考えず初回からどんどん飛ばしていってほしいと思います。
明日の試合が終われば1日休みがありますから、いけるところまで行ってくれた後は、中継ぎ陣をつぎ込んで「0」をつなぐ。
失点しなければ負けることは無い。
連敗ストップのために。
頑張れ!投手陣!
頑張れ!3番と5番!




チームは監督のためにあるのではない。
監督もまたチームの勝利のための働くべきひとつのパーツ。
“ぶれない信念”がチームを勝ちへと導いてくれるものであることを祈って止みません。




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posted by こなつ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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