2012年11月13日

地味に見えてとてつもない野望

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◆米球界目指す藤川らが行使 FA申請期間が終了

 プロ野球のフリーエージェント(FA)権行使の申請期間が13日で終了し、有資格者85選手のうち、阪神の藤川球児投手、西武の中島裕之内野手、日本ハムの田中賢介内野手が海外FA権を行使して米大リーグ移籍を目指すことになった。
 海外FA資格を持つオリックスの日高剛捕手や、国内FA資格を保有するオリックスの寺原隼人投手と阪神の平野恵一内野手も権利行使を表明。日高には阪神、寺原にはソフトバンクが獲得に乗り出すとみられる。
 海外FAの阪神の鳥谷敬内野手、国内FAの日本ハムの武田久投手らは、権利を行使せずに残留が決まっている。
 申請手続きを行った選手は14日にコミッショナーから「FA宣言選手」として公示され、15日から契約交渉が可能となる。

FA権行使の申請期間が本日終了。
MLB移籍を目指して海外FA権を行使したのは、タイガース藤川投手、ライオンズ中島内野手、そして賢介の3人。
藤川投手や中島選手はスター選手でもあり、その実力は国内では認知されていますし、すでにMLBでも高く評価している球団名などいくつも上がっています。
さて。涙の宣言会見以降はこれといった噂もないままの賢介の運命やいかに。


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◆【日本ハム】田中、メジャー球は「滑る」

海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す日本ハム田中賢介内野手(31)が13日、札幌市内にある室内練習場で自主トレを行った。メジャー球を使用してキャッチボールや打撃、送球練習を敢行した。

 「やっぱり滑る感覚はある。(打撃では)重い気はする」と話した。15日以降に移籍へ向けた交渉が解禁されるが「しっかり練習して、待っているだけ」と、今できることに集中して、夢の実現に備える。

ただオファーを待つ身ではあっても、「どうにでもしやがれ!」と開き直るまな板の上の鯉ではないから。
能動的に、やれること、やるべきことはしっかりやる。
もう打撃練習も出来ているのなら、怪我をした左肘も問題ないのだと思う。
この先に何が待っているにしても、まずは自分のプレーを取り戻すのが今は一番大切なこと。
コツコツいこう。今までと変わることなく。
…それにしても、交渉解禁日が近づいていてくると、ドキドキするわ〜(笑)。



そんな賢介さんですが、昨日(11/12)には地元ローカル番組「どさんこワイド」にご出演。
ところで。オフに入ってから、夕方のローカル番組にはファイターズの選手がよく出演しています。
今年活躍した吉川を筆頭に、選手会長の鶴岡、2000本安打の稲葉さんなどなど。
吉川を中心にけっこう見ましたが、どれも内容が薄っぺらで、番組としてはファイターズの選手をスタジオに呼ぶメリットはあるのかもしれませんが、ファイターズ的にはあまり“利益”のなさそうな内容ばかりです。
特に吉川に対しては、常に「栗山監督のおかげ」というコメントを繰り返させる質問ばかりで、もう正直うんざり。
スポーツ番組ではないので仕方がないのかもしれませんが、チームや選手個人への親近感をアップさせる以上の、ファイターズの野球、さらには野球そのものの魅力へと広がっていくような要素はどこにもありません。
移転してきた当初ならば、チームや選手が覚えてもらうだけでも大きな意味がありましたが、今はもうファイターズの認知度はかなり高くなっていますから、もう少し、野球選手としての魅力や見所を伝えられるような若干の“掘り下げ”も必要な時期になっているのではないかと個人的には考えています。
「ファイターズの選手はかっこいいよね」とか「性格がいいな」というだけでなく、「プレーを見てみたい」と思わせるような伝え方。
…まぁ、無理でしょうけど。(期待はしていない)

脱線しましたが、賢介が出演した「どさんこワイド」は、その点、けっこうしっかりした作りになっていました。
賢介の場合は、話題は当然「メジャー挑戦」ですが、賢介が彼自身の言葉で語る時間をくれていたし、“お約束”のファンからの質問も、プロ野球選手が最も大切にするべき少年野球の選手たちからの、主に野球に関する質問。
この時間帯の番組としては、充分に「選手主体」の作りになっていたと思います。
賢介の奥さんの元職場であることが、有効に働いた結果なのかもしれませんが、賢介自身の意向も反映されているのではないかと想像しています。
ファイターズの理念のひとつはもちろん「ファンサービス・ファースト」ではありますが、だからといって、例えばメディアに呼ばれたら「ファンが喜ぶから」というだけで、なんでも出る、何でも応える必要はないですし、同じ質問に何度も”期待される”答えを返す必要もない。
プロ野球選手として尊重してくれる姿勢があり、選手にとってもファンに伝えたい何かを伝える場として有意義であれば出て、発信するべきことがあれば発信すればいい。
選手は「人気者のとなりのお兄さん」ではなく、プロフェッショナルなアスリートなのだから。


さて。番組の中では、賢介と3年間、宮古島自主トレを行ってきた吉川がビデオで登場。
今年は色々な意味で“時の人”として、あちこちのテレビ番組に出演中ですが、今回は、スタジオではなく録画収録、しかも、自分のことではなく賢介について話しているために、ひじょうにリラックスした“素”の吉川のホンネが現れていて、これはこれで貴重でしたし、賢介と吉川の関係も垣間見えたような気がしました。

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最初は殊勝に「賢介さんには色々なことを教えてもらいました」とか言っていたのに、賢介の人となりについて「けっこうテキトーなんですよ」と笑う吉川。

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「メジャー挑戦、頑張ってください」と応援しつつ。

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でも。まだまだ自分には足りないものがいっぱいあると思うので、「自主トレだけは付き合ってください」とニコニコしながらお願いする吉川には、賢介も笑ってしまっていました。
今でも。
何故吉川が賢介に“弟子入り”を思い立ったのか疑問(福岡出身という共通点以外、ポジションもキャリアも違うのに)なのですが、きっかけはきっかけとして、ふたりの間には遠慮のない、つまりはある種の信頼関係が築かれているのだなぁと感じるシーンでした。
個人的には、ずっと賢介のファンで、吉川のこともルーキーの年から期待し続けてきたので、彼らふたりが自主トレを共にし始めたことは嬉しく、いつか、吉川がその実力を存分に発揮できるようになり、その後ろで賢介がしっかり守って、打撃でも援護するようなときが来たら…と夢を描いていました。
最後にその夢が叶ってほんとうに良かった。
きっと吉川にも、賢介にも(特に賢介)、思い出に強く残るシーズンになったのではないかと思いますが、チームが分かれて、もう一緒にプレーすることはなくても、「チーム宮古島」は変わらない。(中島卓も今年は一緒に頑張りました)
賢介。
光夫の「お願い」、叶えてあげてください(笑)。


最後に賢介は「メジャーでどんなプレーをしたいか」という質問に、でっかい野望を語りました。
身体も小さく、パワーもなく、メジャーのものさしで測れば明らかに「規格外」の自分でも、日本のプロ野球で培った「チームのためにプレーする」野球で貢献できることを証明したい、そういう野球を広めたい。
つまり。
メジャーの基準に自分を合わせるのではなく、メジャーの野球の中に、日本プロ野球、ファイターズの野球を持ち込んで勝負したい。
それが賢介の野望であり、メジャー挑戦の意味なのだと解釈しました。
ダルビッシュは、日本人でもメジャーと同じ土俵で真っ向勝負できることを証明しようとし、賢介は、メジャーの価値観に日本プロ野球の価値観で挑む。
どっちもすごい挑戦です。
ただ。ダルビッシュは、今年、彼自身が目指すものに向かって一歩踏み出しましたが、まだスタートラインにも立てていない賢介が抱く野望はあまりにも巨大で無謀に思えます。
でも。やってみなくちゃわからないし、胸に志を立てた以上、やるだけやりきらないと気がすまないのが賢介だから(笑)。
どーんと行け!
頑張れ!賢介!!

賢介 どさんこワイド.jpg

会見のときの泣き顔はもうない。
晴れ晴れと、いつものように笑う賢介を見てたら、「大丈夫」な気がするから不思議です(笑)。





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posted by こなつ at 23:47| 2012オフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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