2012年06月09日

6/8 ベイスターズ3回戦〜理想的な野球〜

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◆6/8 ベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)

○ F 4 − 1 YB ●

F  000 201 100 4
YB 000 000 001 1

投手:☆ウルフ(6)-宮西(1)-谷元(1)-増井(1)
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一ホフパワー 6中陽 7遊金子誠 8捕大野 9投ウルフ

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



3点リードで迎えた6回裏の守り。
1番打者がヒットで出塁して無死一塁。
2番打者はサードゴロ。
打者走者は俊足だったが、サード小谷野が落ち着いて“計算された”ワンバウンドスローで一塁アウト。
ただ。一塁走者はひとつ先の塁へと進んで一死二塁。
続く3番打者の打球は、一二塁間を抜けていきそうなゴロ。
しかし、セカンド田中賢が“捕球するべきポイント”が最初からわかっていたかのように、無駄のない動きで追いついて捕球すると、しっかりと体勢を整えて一塁へ送球、アウト。
走者はまたひとつ塁を進んで二死三塁。
そして、迎える4番打者。
強い打球がショートを襲うが、金子誠がなんなく捕球すると、深い位置から正確なノーバウンドスローを決めて、悠々一塁アウト。
自分の持ち味通り、丁寧に低めでボールを動かして内野ゴロを打たせたウルフと、堅実な守備で応えた内野陣。
投手と野手が一体となって、先の塁はひとつずつ与えてもホームベースは守り抜く。
信頼感に裏打ちされ、なおも深まっていくような守りだったと思う。
これが「投手を中心に守り勝つ」ファイターズの理想の守り。

7回裏のマウンドは、先発ウルフの後を託された宮西。
中継ぎ投手と言えば、最後を任されるクローザーやセットアッパーの存在が注目を浴びるけれど、先発からすぐ次の、「最初のリリーバー」の役割もひじょうに重要だと思う。
先発投手が好投してきた場合は特に、投手の「つなぎ目」にはスキが出来やすいところだが、宮西はストライク先行のテンポのよいピッチングで、わずか10球で三者凡退。
一切のスキを見せず、試合の流れを、ファイターズ有利のままスムーズにつなぐ継投は、8回の谷元へも綺麗につながった。
チームが作った良い流れをさりげなく“そのまま”渡していく、これが一丸となったファイターズ・ブルペンの理想の継投。

4回表の攻撃。
一死から中田がフェンス直撃の三塁打で出塁。
その打球よりもなお素晴らしかったのは、最初から貪欲に先の塁を求めての全力疾走。
「ひとつ先の塁へ」
ファイターズが継承し続けていきたい理想の走塁が、次世代の中田翔にもちゃんと伝わっていた。
一死三塁。
稲葉の“休養日”に5番・ファーストを任されたホフパワーは、久しぶりのスタメンというチャンスにも関わらず、「自分が」ではなく、落ち着いてボール球を見極めて四球を選び、「次」へとつなげてくれた。
そして、一死一三塁のチャンスで6番陽岱鋼。
腕を上手く畳むようにして、コンパクトに、でも力強く、基本のセンター返しがタイムリー二塁打となって1点先制。
なおも一死二三塁のチャンスで打席には金子誠。
“なんでも出来る”局面だったが、仕掛けたスクイズは完璧に外されてしまい、二死三塁へとチャンスは縮小してしまった。
押せ押せで、もう1点が入れば完全に流れを持ってこられるはずが、逆に相手の作戦的ファインプレーによって、もう一度流れが変わりかねない瀬戸際へと状況は変わる。
これが野球の面白いところでもあり、怖いところでもある。
けれど。まだ変わってしまったわけではないし、それだけに、ここが大事だと知っている金子誠は、しぶとく粘り強く食らいついて離れない。
とうとうレフト前ヒットを放ち、スクイズで取りそこなった1点を、今度はがっちり取り直すことに成功。
状況判断よく果敢な走塁、フォア・ザ・チームの精神、「ここぞ」の思い切り、失敗しても取り返そうとする諦めない気持ち。
全員の素晴らしい集中力でもぎとった価値ある2得点。
理想の攻撃で奪った得点には、「2点」以上の値打ちがあった。

理想の守り。
理想の継投。
理想の攻撃。
そして、先発投手ウルフに「勝ち」がつく理想の勝利。
何も言うことはない。
こういう試合がもっともっと増えていけばいい。
いいぞ!いいぞ!ファイターズ!!



<番外編>
◆6/9 “幻の”ベイスターズ4回戦
F  2
YB
※1回表終了後、降雨のためノーゲーム

投手:多田野
先発:1右糸井 2三小谷野 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7遊金子誠 8捕鶴岡 9投多田野

まず有権者の皆様に訴えたいのは、横浜周辺は朝からずっと雨が降り続いていたということ。
試合が開始した時点でも当然雨は、それも結構な量が降っており、1回表のファイターズの攻撃中にすでに1度、マウンドに土が入れられるほどコンディションは悪かったのであります。
“幻の”タイムリーヒットを放った陽岱鋼は、一塁へと走りかけて足を滑らせ、三塁からゆっくりと生還した田中賢は本塁付近の水溜りを避けながらの走塁。
これが野球をするコンディションなのでしょうか?
そして、ファイターズの1回表の攻撃が終了した時点で、すぐさま試合は中断。
30分以上待ちましたが、雨脚は少しも弱まることなく結局ノーゲームとなったのであります。
自然には勝てない…とかなんとか言う前に。
どう考えても、試合を始めてしまった判断に無理があった、これは明らかに「人災」なのであります。
プロ野球を行うには劣悪な環境で無理に試合を強行し、結局わずか1回表だけしか出来ないでノーゲームとなってしまい、両チームにもファンにも、何一つとして良いことなどなかった。
故障者が発生しなかったのは単なる幸運に過ぎず、選手には危険な状況でプレーすることを強要し、ファンを濡れたまま長時間スタンドに座らせた挙句、「野球を見せる」義務を果たせなかった主催者サイドの誤った判断は、まさに“訴えてやる!”的なレベルなのであります。
日程の関係上、確かにファイターズもベイスターズも試合はやりたかったには違いありませんが、いくらやりたくてもやれないものはやれないという当たり前をないがしろにした結果がこの有様です。
がっかりの中のがっかりなのであります。
以上、でたらめ“怒り新党”でした(笑)。


雨でかわいそうだったのは多田野です。
貴重な先発登板機会だったのになぁ…。



<6/10 予告先発投手>
F 武田勝
D 小笠原

ナゴヤドームは屋根があるから安心!
明日はちゃんと良好な環境で試合ができます。

さて。本拠地では1つも勝てなかったドラゴンズとのリターンマッチ。
ぜひとも勝ちたいです。
前回強さを見せ付けられただけに、今度はファイターズが「理想の野球」で勝ちたい。
まずは先発の勝さん。
今度は立ち上がりから自分のペースをがっちりとつかむため、「大胆な真っ直ぐ」と「低めに集める緩い球」のバランスが偏らないように、堂々と自分のピッチングを展開してほしいと思います。
そして、前回の課題として残った勝負どころでの粘り。
こちらがピンチのときは、相手も「打ちたい」気持ちで平常心を失いかけているときもある。
投げ急がず、「相手も苦しい」ことを忘れず。
“攻める”ことによって踏ん張りましょう。
そして、勝つ!
頑張れ!勝さん!

攻撃は、中田に多少当たりが出てきたことと、金子誠が下位打線を締めていることで、かなりつながりが良くなってきました。
きっちりいくところ、思い切りいくところ、粘り強くいくところ。
メリハリをつけて、相手が嫌がるような野球が出来たらいいと思います。
前回は本当に悔しかったから。
絶対勝つぞ!ファイターズ!!








きょうのけんすけタグ5.gif
さて。きょうのけんすけ。
◆3番・セカンド
5打数3安打(1本塁打)1打点1得点
☆今季3号ホームラン・今季6度目猛打賞

打撃に関しては、相当に状態はいいです。
打ちそこないがほとんどなく、野手のいるところへ飛んで、結果凡打でも打球の質が悪くない。
TV解説の鉄人・衣笠さんも賢介の打撃を絶賛。
曰く「前の肩が開かない」のがいいとのことで、以前ミスター・ツーベース・立浪さんが「上半身が開かない」と評していたのと同じことかなと思います。
なるほど、なるほど。
今後の賢介の打席は、その辺を注目ポイントのひとつにしていきたいです。

6回裏の、中村ノリさんが打った、一二塁間を抜けそうな打球の処理。
ああいうのが、ほんとうにもう大好き♪
内野守備好きにはたまりません(笑)。
外野のファインプレーは、例えば長距離を追いかけるダイナミズムが大きな見所だと思いますが、内野手、特にセカンドの場合、たまにはダイビング・キャッチのような派手なプレーもあっても、基本的には、“打球と自分が交われる”ポイントを正確に判断し、いかに無駄なくそこまで移動し、いかに送球しやすい体勢で捕球するかが見所です。(少なくても個人的にはそういうのがたまらんですw)
最近の二塁手は、身体能力の高い選手が多く、ダイナミックなプレーぶりが比較的多く見受けられるような気がします。
賢介だってけっして身体能力が低いわけではありませんけど、プレーの印象は、「すっげー!」と驚くより、「う〜ん、上手いなぁ」とうならせる、理詰めな動きがウリの技術系。
そこがいいんだよね〜(笑)。
スーパーなプレーは嘉男や陽くんに任せて。
クールに決めようぜ!賢介!!



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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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