2012年06月23日

6/23 ホークス8回戦〜どんなときでも「平常心」で〜

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◆6/23 ホークス8回戦(ヤフードーム)

● F 6 − 7 H ○

F 311 010 000 6
H 100 011 04x 7

投手:吉川(5.1)-乾(0.2)-宮西(1)-★増井(1)
先発:1右糸井 2三加藤 3二田中賢 4左中田 5一稲葉 6中陽 7指ホフパワー 8遊金子誠 9捕鶴岡

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



野球の怖さとは、結局人間の心の動きから発生するのだろうと思わされるゲームでした。
“どんなときでも”
平常心で戦えるチームにならないと。
そうも思うゲームでした。


先発した吉川にも大きな課題が見つかりました。
今シーズン、吉川の投げる試合は援護点がずっと少なかったです。
最終スコアだけ見ても、
4/1  0-1 ●
4/8  3-1 ○
4/15  4-3 (○)
4/22  1-0 ○
4/30  1-2 ●
5/6  3-2 ○
5/16  3-1 ○
5/23  3-1 ○
5/30  1-0 ○
6/5  3-12 (●)
6/14  5-1 ○
※()は吉川には勝ち負けつかず。

改めてまとめてみると、常に3点以内、本当に毎試合少ない援護点を守って投げてきました。(最終的に4点以上取っている2試合も吉川が降板後に挙げた得点)
それが、今日は初回から3点をもらう立ち上がり。
さらに小刻みな加点があり、やっと楽に投げられると思って見ていました。
ところが、ここに落とし穴がありました。
援護点が少ないということは相手投手も好投していたということの裏返しであり、傍から見れば厳しい状況も、吉川にとっては、相手投手のいいテンポ、いいリズムが、逆に自分も良い緊張感を保って投げられる効果があったのかもしれません。
(4/1に投げあったライオンズ・岸投手が、吉川が良かったから自分も好投できたというようなコメントを残していた記憶があります。)
しかし、今日は、初回からバタバタした相手投手陣のおかしなリズムに巻き込まれてしまい、本来ならば充分な得点をもらって、自分のペースで投げやすいはずなのに、調子は悪くないにも関わらず、「粘る」投球で球数もスタミナも消耗しての5回1/3での降板。
要するに、吉川にはまだ自分ひとりで「試合を支配する」ことが出来ないのがわかりました。
相手投手の出来・不出来に関係なく。
援護点が多くても少なくても。
“どんなときでも”
吉川光夫のピッチングでマウンドに君臨できる投手へと。
彼もまた自分の成長課題を見つけたのだと思います。
頑張れ!光夫!!


増井もまた“どんなときでも”同じ準備をすることの難しさを、改めて味わったはずです。
僅差でマウンドに上がるセットアッパーにとって3点リードはいつもに比べて気持ちに余裕が持てる登板だったと思います。
イニング先頭の5番打者を討ち取って1アウト。
この後、打線は下位に回っていくめぐり合わせ。
少しばかり気持ちに余裕がありすぎはしなかったか。
ただ、ふたつ四球を出して一死一二塁のピンチを招いたものの、8番打者を三振に切ってとって2アウト。
次は9番打者。
もう大丈夫だろうという油断はなかったかどうか。
その9番打者にタイムリー二塁打を打たれて1失点。
打順は上位に戻る。
ここで急にエンジンをかけようと思っても、一度狂ったギアは簡単にはかみ合ってくれませんでした。
1番打者、2番打者の連打をくらい、瞬く間に、同点、そして逆転…。
3点もあったリードを、チームの勝利を守りきることが出来ませんでした。
その点では、7回の宮西は素晴らしかったです。
得点は確かに3点リードしていても、味方打線が6回・7回と完全に沈黙する一方で、相手打線は6回に吉川をマウンドから降ろし、1点を奪ってまだまだ試合を諦めない勇気が出てきたところ。
試合の「流れ」にとって7回表のマウンドは大切だとわかっていたから、宮西は得点差など関係なく、全力で「ここはきっちり抑える」“準備”を持ってマウンドに上がったと思います。
カウントを悪くする場面もありましたが、粘り強く、四球も与えず三者凡退。
長くリリーバーを務めてきた経験が存分に生かされた見事な中継ぎぶりでした。


打線にも責任はあります。
昨日のたった1点に比べれば6得点は頑張ったと言えますが、もっと「取れる」点はありました。
1回。相手のミス(四球とバント処理の失策)でもらった無死二三塁の大きなチャンスでこそ、田中賢のタイムリーで先制しましたが、その後、中田の四球で無死満塁とした後、稲葉押し出し四球と陽のライト深くへの犠牲フライで2点を加え、しかし、なお一死一三塁の状況から得点できなかったこと。
2回。先頭打者鶴岡の四球と糸井の二塁打、加藤が四球を選んで作った無死満塁の大チャンスで、3番・4番が連続三振。
稲葉の内野安打でどうにか1点を挙げることは出来ましたが、ギリギリです。
4回。田中賢の三塁打で出来た一死三塁のチャンスも無得点。
5回。先頭打者陽が内野安打で出塁。ホフパワーのタイムリー二塁打により1点。
ここまでは良かったのですが、なお続いた無死二塁のチャンスから、結局二塁走者が「先の塁へ」進むことなく追加点なし。
そして、6回以降は、8人連続三振を含め、一人の走者も出せないまま終了。
ずっと複数点のリードを保っているから。
先発がリーグナンバーワ防御率を誇る吉川だから。
中継ぎ投手陣が信頼できるから。
いずれも、取れるはずの点を必死で取りに行かない理由にはなりません。
試合序盤こそ、昨日の悔しさを晴らすために、相手投手陣に襲い掛かる気概もあったと思いますが、ある程度順調に得点を重ねたことで、その必死さが失われることはなかったかどうか。
一度失われた攻撃へのモチベーションは、思いがけない8回の逆転劇のあと、急に取り戻すことは出来ませんでした。


試合が今、どういう状況にあるか。
最も大切なことは何なのか。
読み取れる注意深さと、あらゆる想定に対する備えをいつも持っていなくては、今日のように「野球の怖さ」を、身を持って味わうことになってしまいます。
良いときも浮かれず。
悪いときには諦めず。
競っているときも焦らず。
“どんなときも”平常心で戦えるのが本当に強いチーム。
そういうものにファイターズはなってほしい。


<6/24 予告先発投手>
F ウルフ
H 大隣

投手が試合を作っても、打線が“天敵”を攻略できずに負けた昨日。
打撃陣が初回からリードを作っても、投手陣が崩れて逆転負けをくらった今日。
嫌な敗戦が続いた後の明日は、どんな試合展開になろうとも最後まで「勝てる気がしない」試合になると思います。
戦う前から“苦しい”試合に、どんな準備をして臨むのか。
ペナント・レースを考えても、今後のファイターズを考えても、明日はとても大事なゲームである気がします。
投手力だけでも負ける。
打力だけでも負ける。
片方の翼だけでは飛べません。
みんながしっかりと力を合わせて、気持ちをひとつに。
自分たちの力を、仲間を、自分たちの目指す野球を信じて。
頑張れ!ファイターズ!!







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さて。きょうのけんすけ。
◆3番・セカンド
5打数2安打1得点1打点2三振

初回のタイムリーとか、今日は頑張ってくれたけど、最後の打席でどうにか出塁してほしかったなぁ…。
賢介もそこが一番悔しいんじゃないかと思う。


稲葉さんが怪我をしてしまいました。
去年の賢介みたいに、二塁へのスライディングで足首を痛めたようです。
怪我には強い稲葉さんが「今回はちょっときついかも」ともらしているのは、相当痛い証拠。大事でないことを祈るばかりですが、それでも復帰までにはそれなりの期間を見込んでおく必要があるのではないかと思います。
誠さんも万全とは程遠い。
賢介。
若いチームが動揺してしまいそうな今、ぶれず、変わらず、しっかりグラウンドの真ん中に立ち続けてください。
どんなときも。どんなときも。
やれないことをやろうとする無茶はいらないから、やれることは全部きっちりやりきること。
その背中をみんなに見せ続けてください。
さぁ。ここも正念場だ。
頑張ろう!賢介!!
応援してるぞ!賢介!!



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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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