2012年10月18日

10/18 CSファイナル・ステージ第2戦〜引き寄せる、守る、そして変える〜

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◆10/18 CSファイナル第2回戦(札幌ドーム)

○ F 3 − 0 H ●

H 000 000 000 0
F 100 000 20x 3

投手:☆武田勝(6)-石井(1)-増井(1)-S武田久(1)
先発:1中陽 2二西川 3右糸井 4左中田 5一稲葉 6三小谷野 7指ホフパワー 8捕鶴岡 9遊金子誠

<試合詳細はファイターズ公式サイトでご確認下さい>



昨日掴みかけていたシリーズの「流れ」を、今日の第2戦にも引き寄せてくれたのは糸井嘉男。
1回裏。二死走者無しから糸井が強烈な三塁打を放つと、中田のレフトライナーをH内川選手がグラブに当てて落球。
ラッキーな先制点をもらい、ファイターズは優位な立場で試合を進めることが出来ました。

その「流れ」を守ってくれたのは先発・武田勝。
5回まで許したヒットはわずかに2本。
先頭打者の出塁を一度も出すことなく、初回にあげた虎の子の「1点」と、その後もチャンスは作りながら「ここ1本」が出ない攻撃が続いたために油断すると変わってしまいそうな「流れ」を、辛抱強く守り続けてくれました。
いつもと変わらず淡々と。
いつもと変わらず「真っ直ぐは大胆に、緩い球は低めに」。
みんなが安心していられる、“いつもの勝さん”。
ファイターズが優位を保ちながら、ファイターズらしく戦い続ける「ベース」を支えてくれたと思います。
本当に素晴らしいエースのマウンド姿でした。

けれど。
5回裏。一死二塁→二死三塁から、さらにふたつの四球で二死満塁と大きくチャンスを広げながら、結局稲葉が倒れてこの回も追加点が取れなかった直後。
チャンスを潰し続けるとやっぱりピンチはやってくる。
6回表。
この試合初めて先頭打者にヒットを、それも二塁打を打たれて無死二塁。
打順もまた「1番」からの好打順だったため、2番打者がしっかり送りバントを決めて一死三塁。
守りきるか、追いつかれるか、あるいは打順も考えれば一気の逆転劇もありうる局面。
この試合のターニングポイントだったと思います。
打席には、初回に適時失策をおかした3番内川選手。
ミスを取り返したい打者は、いつもにも増して怖い存在でしたが、打ち上げた打球は浅めのセンターフライ。
正直、この当たりで三塁走者のタッチアップはないとしか思えませんでした。
しかし、驚いたことに三塁走者松田選手はタッチアップから本塁突入。
確かにセンターからのホーム返球はマウンドを越えるために難しい送球ですから、ホークスサイドは、この試合一番のビッグチャンスに命運を「賭けた」のかもしれません。
このギャンブルが成功すれば、「流れ」はホークスに傾いたと思います。
そんな危うい局面を、再びファイターズの「流れ」へと変えたのが陽岱鋼。
センターからホームへの、ワンバウンド・ストライク返球を、鶴岡ががっちりキャッチ、好ブロックで松田選手の生還を阻止。
ギャンブルを許さない完璧な送球で失点を防いだことが、揺れ動きそうだった「流れ」をもう一度しっかりファイターズのものへと取り戻してくれました。

そして、“ラッキー7”7回裏の攻撃。
3回裏の攻撃と全く同じように、先頭打者金子誠が出塁すると1番陽がきっちり犠打を決めて一死二塁。
2番打者が倒れて二死となってから打席には3番糸井。
3回の攻撃ではセカンドゴロに倒れていましたが、終盤に入り、追加点がゲームの勝敗を大きく左右するこの場面で、昨日の“リベンジ”をかけてマウンドに上がったリリーフ・エースの森福投手の初球を思い切り引っぱたくと、打球は大きな放物線を描いてライトスタンド中段に届く、豪快な豪快な2ランホームラン!
勝利をぐいっと引き寄せて離さないような衝撃的な一撃でした。
(嘉男、やっぱりすげぇ…)


「流れ」は黙っていてはつかめない。
一度掴んだからといって、いつまでも守り続けることが出来るわけじゃない。
遠くなりかけたら引き寄せるのだ。
手元に来たら大切に守るのだ。
もしも守りきれずに“変質”してきたら、もう一度良い方向へと変えるのだ。
そのために。
やるべきことをやる。
一生懸命にやる。
全力プレーを貫き続ける。
それしかないのだと思うし、今日のファイターズはそういう戦い方が出来たから勝利をつかみ取れたのだと思います。



<10/19 予告先発投手>
F ウルフ
H 摂津

今日で2連勝。
アドバンテージの1勝を含めて3勝を上げ、日本シリーズ進出に王手をかけた格好になりました。
しかし。本当にしびれる戦いはこれから。
シーズン中に苦杯をなめてきたホークス先発陣、その最強ローテが明日から登板します。
エース攝津投手、大物ルーキー武田投手、防御率1点台左腕・大隣投手。
誰一人打ち崩せたことがありません。(摂津投手から大量点を奪ったことはありますが、地方球場は参考になりません)
“対戦成績で3勝リードしているから”または”あとひとつ勝てばいいから“などという生ぬるい考えでは、ここからの逆転劇だって充分ありえると思っています。
せっかく今は味方につけている勢いを手放さず、自分たちの武器とするためにも。
今まで通り、目の前の一試合に全身全霊を捧げて一戦必勝!
「この一試合しかない」覚悟で、ホークスにぶつかっていってほしいです。
リーグ優勝は、ライオンズの敗戦によって“戦わずして”得たものでしたが、日本シリーズ出場権は戦って勝たなければ手に入りません。
今シーズン初めての、勝って大きな喜びを手に入れるための一試合。
先の“計算”など一切なしで。
真っ直ぐに勝利を目指そう。
進め!進め!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!
全力込めて!ファイターズ!!





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posted by こなつ at 23:59| 2012ポスト・シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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