2007年09月03日

ホークス2連戦収支決算〜「1勝」の価値がただの「1勝」じゃないこともある。

9/1、9/2に行われたホークスとの2連戦をもう少し現実的に考えてみると、勝敗そのものは1勝1敗の「痛み分け」ながら、ファイターズにとっては、ほとんど失ったものがなく、むしろ得たものの大きな2試合だったように思う。

9/1 旭川スタルヒン球場で行われた第一戦。
ともに先発投手は5回2/3で降板している。
吉川が失点5、杉内投手が失点3と、点数としては吉川のほうが多く失っているが、それぞれの投手が早い回で降板に追い込まれたことがチームに与えるダメージは、明らかにホークスの方が大きいのではないかと思う。
杉内投手は、斉藤和巳投手が出遅れた今シーズン、ホークスの実質エース的存在であり、ライオンズ涌井投手やダルビッシュとハーラートップを争う、パ・リーグを代表する投手のひとり。
対する吉川は、もちろん今のファイターズの先発陣に欠かせない存在ではあるし、日々成長を続けてはいても、去年まで高校球児だったルーキー。八木や建山などの、シーズン当初の先発陣に故障がなければ、今頃鎌ヶ谷で真っ黒になっていたはず。
そんなふたりが同じ回に降板するという“差し違え”による傷は、エースを立てて必勝の意気込みで臨んでいたであろうホークスがより深かったと想像する。
吉川は様々な経験を積み、学習して、これからもっと伸びていく投手。この試合での教訓は次の試合にきっと活きてくる。若い投手にとっての“よい経験”と割り切るゆとりはまだ今ならある。そして、この経験がほんとうに緊迫してきたときに、必ずチームの力となるはずだ。
また。マイケルと馬原投手という抑えのエースに関しては、結局マイケルに負けがついたわけで、それだけを見るとファイターズのダメージが大きいように見えるが、投球の内容はマイケルの方が明らかによく、馬原投手は前回登板に引き続いての救援失敗という結果が示すとおり、次回以降の登板に不安を残す投球となってしまった。
川崎選手の「技あり」の一発で負け投手となったものの、マイケルに関しては次の登板への不安はほぼないといえる内容。
リリーフエースのマッチアップでも、差引の勘定が実質マイナスなのはホークスの方だろう。
ピッチングスタッフでは、加えてファイターズにとっては大きなプラス材料として、武田久の復調が上げられる。
リードされた場面とはいえ、8回から登板して、先頭の松中選手にヒット1本は許したものの、あとは8回9回を完璧に投げきった。気になる球の上ずりもなく、武田久の生命線とも言える低めへ集めるコントロールが復活。本人はさらなる完璧を求めて「まだまだ」という感想を試合後語っていたが、かなり上向いていることは確実に思える。
結果負けたとはいっても、ファイターズは投手陣に関してはなにも失っていないに等しいし、むしろ得たものが大きいのではないだろうか。
打線にも勢いと粘りが、なによりも欲しかった「ここ1本」も出た。
試合前半はいつもどおりチャンスを作っては潰し作っては潰しの繰り返しで、ラッキーな先制点以降足踏みしている間に先発投手が大きく失点という、“負けパターン”にはまりかけた直後に、しぶとくつないで2点返して2点差とし、試合をわからなくした。
その後はなかなかチャンスも作れなかったが、最後まで諦めない気持ちが見事に実った最終回。相手の守護神を打ち砕いての見事な土壇場での同点劇!
ライオンズ戦では大量点の勝利もあったけれど、ああいったある種の「お祭り」ではなく、緊迫した場面で、みんながぴったりとひとつの方向を向いて集中していくこの感じ。この空気を、去年を知ってるメンバーは思い出し、知らないメンバーもまた体感できたことは、これからの戦いの、なによりも大きな武器になる。
ただ。まだ「勝ちきる」ところまで行かなかった分、ほんものの力にはなっていなかったかもしれないけれど。

勝ったホークスにももちろん、ただの勝ちに留まらない収穫もあったのかもしれない。でも、杉内投手の早い降板や馬原投手の救援失敗など、小さくはない代償を払ったのも事実だと思う。
一方のファイターズは、負けはしたものの、失うものよりは収穫の多い、「明日」へつながる試合になったはず。

そして。
9/2 札幌ドーム
八木が「大人の投球」で7回2/3を2失点の粘投。ここにきての、昨年の左腕エースの復活は大きな大きな戦力だ。武田勝・吉川とともにファイターズ先発陣は一気に左腕王国となる。柱2本と言える右の本格派ダルビッシュとグリンに加えて左腕3枚。磐石の先発陣が最終盤で完成する。
昨日の武田久に続き、前回登板でダメージを負った江尻も見事に建て直してきてナイスピッチング。8回のピンチをダブルプレーで切り抜けた投球が、「守りから攻めへ」とつなげる、ファイターズのリズムを作ってくれた。
迎えた最終回。
追い込まれながらも、再び諦めない戦いを続けるファイターズに対して、ホークスもまた再び馬原投手をぶつけてくる。
どちらも。
ファイターズは攻めで。
ホークスは守りで。
前日は「勝ちきる」ことができなかったが…。
今度こそはファイターズの、ひとつの方向へ向かう気持ちが、何ものにも負けない力となって、馬原投手を、ホークスを貫いた!
サヨナラ勝ちに大はしゃぎする選手たちのはじける笑顔・笑顔・笑顔。
リーグ優勝へ向かって戦い抜くための、リーサルウェポンついに完成。

この「1勝」はただの「1勝」ではない。


実際にはこれからも勝ったり負けたりの繰り返しだろうけど。
『負ける気がしない』
去年の雰囲気が出てきたように思います。
どうなっていくのか、楽しみです。



きょうは、賢介ネタはとくにないわけですが(笑)
賢介が何故今年こんなに打てないままなのか、ずーっと不思議なんだよなぁ。
心配は心配なんだけど、それよりもたぶん不思議に思う気持ちのほうが強い。
打てないわけないって。
何かの間違いじゃないかって。

「やっぱり間違いでしたw」と笑えるような活躍が、これから出来たらいいね〜。
いやぁ、できるはずなんだ。
できないわけないって(笑)

とりあえず。
明日もがんばろー!おーっ!


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posted by こなつ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファン的ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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