2011年04月12日

4/12 vsライオンズ〜バランスと組み合わせ〜

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4/12 ライオンズ1回戦(札幌ドーム)

● F 3 − 12 L ○

投手:★ダルビッシュ(7)-谷元(1)-オビスポ(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



まさに「野球は何が起きるかわからない」。
先発したダルビッシュが自己ワーストの7回7失点。
違った意味で“見たことのないダルビッシュ”が見られました(笑)。
ストレートも変化球も「単体のボール」としては決して悪くはなかったと思います。
むしろ良かった。
でも、野球は「すごいボールを投げる」競技でもなければ、投手vs打者は「一球勝負」でもない。
序盤はひたすらストレートで力押し。
3失点した後からは緩い変化球を多投。
7回表の、どうしても踏ん張りたかった勝負どころで、中島選手に対して、序盤に比べれば球威の落ちていたストレートを決め球に持っていったことも含めて、せっかくの質のいいボールを、打者を打ち取るために有効に使うには、やはり組み立て、バランスも重要なのだと思います。
そこはバッテリーふたりの責任。
「ダルビッシュは良かったけど、大野の配球が…」ということではなく、ふたりでしっかり反省し、話し合って、次回登板に臨まなくてはいけません。
ふたりの逆襲に期待します。
頑張れ!ダル&大野!!


打線は、3点ビハインドの状況から、涌井投手相手に一度は同点に追いつく粘りを見せました。
「確率の高い」上位打線と「意外性のある下位打線」がそれぞれに役割を果たした、面白い打線の萌芽は見られたと思います。
また、今シーズンの“新戦力”である、ホフパワーが来日初打点を挙げましたし、「2番」陽もヒットは1本ですが打撃の状態はひじょうにいい感じなのは明るい材料です。
明日以降も思い切って打っていってほしいと思います。
ただ。攻撃に関してひとつだけポイントを挙げるなら。
2回裏、無死一塁で稲葉のところ。
この時点ではダルビッシュの調子も良く、涌井投手との投げ合いなので、まずは1点でも先制することが試合展開を有利にする状況ですから、無死の走者はとにかく先の塁へ進めて得点圏を作りたい場面だったと思います。
しかし、結果はセンターフライでアウトカウントだけが増えて走者は一塁のまま。
この後、ホフパワーにヒットが出ただけにいっそうもったいない攻撃になってしまいました。
攻撃もまた、いい打球を打つのが目的ではなく、チームにとって意味のある打撃をいかに組み合わせて「得点」につなげるかが勝負を分ける。
同じく稲葉の4回の打席などは、アウトになったけれど、三塁走者を還して、なおかつ二塁走者を三塁へ進める、チームにとって「最高の凡打」でした。
今日のように大量失点してしまうと、「1点」がむなしくも思えますが、投手たちを信じて泥臭く「1点」を積み重ねるのがファイターズの野球。
慌てず地道にいきましょう!


<4/13 予告先発投手>
F ウルフ
L 帆足


開幕の敗戦などもう慣れっこになってしまいました(笑)。
とはいえ、昨年のことを考えると連敗してずるずるいくのはどうしても避けたいけれど、だからと言って、慌ててはダメです。
どんなときでも自分たちの野球を見失わないこと。
これが昨年の反省だったはず。
ウルフはバックを信頼して打たせて取る自分のピッチングを。
野手は、テンポよく守りながらリズムを作って攻撃につなげる。
チームがひとつになって。
明日は勝とう!
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年04月13日

4/13 vsライオンズ2回戦〜愚直の賢〜

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◆4/13 ライオンズ2回戦(札幌ドーム)
● F 3 − 8 L ○

投手:★ウルフ(4.2)-林(0.2)-榊原(0.2)-増井(1)-谷元(1)-宮西(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



連敗スタートも慣れてきました(笑)。
もっとも。
慣れたくて慣れてるわけじゃないし、ノー・ダメージとはいきませんが…。
ま。
たった2試合が終わっただけ。
次です、次!
終わったことはもうどうしようもありません。
「開幕ダッシュ」に失敗したことをあまり重大に考えずに、切り替えていきましょう!



2回表に一挙4点を奪われたものの、その裏、ホフパワーが目の覚めるような弾丸ライナーをライトスタンドに叩き込んで点差は3点。
「まだまだいける!」という明るいムードが出てきた3回表。
どうしても0で抑えたいイニングでしたが、逆に2失点。
結果的にここが勝負の分かれ目になりました。
けれど。
ウルフのピッチングそのものは間違っていなかったと私は思います。
イニング先頭打者の中村選手の打球は、三遊間の深い位置への内野安打。
続くふたりの打者も全て三遊間への打球でしたが、当たりそのものは決してよくなかったし、タイムリーになったブラウン選手の場合など、バットを折って完全に打ち取っていたにも関わらず、飛んだコースが不運にも“誰もいない”ところでした。
ウルフの投球は、内野ゴロを打たせてアウトを取ること。
そういうスタイルの場合、今日のこのイニングのように、コース・ヒットはありうるリスクではありますが、だからといって急に三振を取るピッチングを目指したりせず、どこまでも自分の投球の方法論を信じて投げることが大切なのだと思います。
(ただし、その後の二死からの追加点は余計)

失敗したら、次の成功を求めて、修正するべきところは修正する必要はあります。
しかし、「失敗」とは必ずしも結果だけではない。
もっとも恐れるべきは、ただ「結果」に左右されて、“動かすべきではない”部分までも変えてしまおうとすること。
何が出来ていて、何が出来なかったか。
結果に囚われず、冷静に見つめなおして、「やるべきこと」を愚直なまでにやりつくす。
前へと進むにはそれしかないと思います。
いつも言うことですが、かっこいい野球なんかいらない。
やるべきときにやるべきことを一生懸命にやること(例え「結果」が失敗であっても)。
勝利ではなく、チームの「全力」こそを信じて。
応援しています。
頑張れ!ファイターズ!!





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2011年04月15日

4/15 vsマリーンズ1回戦〜「勝」ったよ、「久」しぶりに〜

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◆4/15 マリーンズ1回戦(札幌ドーム)

○ F 4 − 1 M ●
投手:☆武田勝(7)-増井(1)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



春と言えば桜かもしれませんが、北海道の春を告げるのはふきのとう。
小さくて地味に、地面からちょっと顔を出した新鮮な薄緑は、長い間北海道の風景を覆っていた雪の季節が終わったことを、そして、そのなお下、大地の中には成長する「芽」が息づき続けていたことを知らせてくれます。
ポスト・シーズンのない、長い長いオフという「冬」がやっと終わった、今シーズン初勝利。
ふきのとうのように地味だけど、ぴかぴかに新鮮で、確かに“ファイターズ野球”の根っこから生えてきた勝利。
チームに春を運んできそうな試合であり、勝利だったと思います。


「久」しぶりの「勝」利を“投”で支えたW武田。
思えば昨年の開幕からのつまずきが続いてしまった原因のひとつは、完璧な投球で無失点(無安打だったかもしれない)だった武田勝を交代させた後、中継ぎ投手が追いつかれ、最後は守護神武田久が決勝ホームランを打たれての逆転負けがきっかけだった気がします。
そのふたりが今日はチームのピンチを救った。
つまずきながらも粘り強く、シーズンが終わってみれば投手陣の勝ち頭にまで成長した勝。
最後まで本調子には戻らず、悔しい思いだけが残った久。
今年にかける気持ちはそれぞれに違っていただろうけど、勝は先発投手として7回1失点としっかり試合を作って「役目」を果たし、いいバトンを引き継いだ久ががっちりと勝利を守りきりました。
小さな右と小さな左。
今年はふたりの力ががっちりと合わさって、でっかい目標へとチームを導く力になってほしいと思います。
頑張れ!W武田!!


「新鮮」力の選手たちも素晴らしく輝いていました。
なんといっても陽岱鋼。
打席では「2番」打者らしく、きっちり送りバントを決めたかと思えば、チャンスでは打ってつなぐ大活躍。
守っては、完全に犠牲フライと思われた打球を、まさしく糸を引くようなレーザービームで失点阻止。(大野のブロックも勇敢かつ見事なものだったと思います。)
攻守にわたって貢献度の大きな働きでした。
投手では2番手として登板した増井。
好投した武田勝のあと、8回という勝負どころでよく投げました。
とくに、先頭打者を三振に取った次の打者、カウント3ボールと乱れかけたところから粘り強くカウントを取り返して、最後はアウトに打ち取った投球に増井の成長を感じます。
まだヒットの出ない中田も、守備ではいいところもあり、打席の内容も少し良くなってきたように思われます。
中田は「打ってナンボ」の選手ですが、ファイターズの一員らしく、守りから打撃の状態が上がってくるかもしれません。
大野も、最後まで3人の投手とともに相手打線をよく封じ込めてくれました。
“励ましてくれた”武田勝に感謝しつつ、明日以降も自信を持って、「バッテリー」がやるべき戦いに臨んでほしいです。


先発投手がテンポよく試合を作れば。
上位打線が、小技をからめて作ったチャンスにクリーンアップが応えて得点を重ねる。
投手のピンチを堅い守りが救えば。
守りでつかんだ「流れ」が攻撃のつながりを呼ぶ。
優位を渡さないまま勝利へのバトンを受け取った守護神が、そのままつまずかずにゴールに飛び込んで勝利!
ファイターズらしく、攻守がつながったナイスゲーム。
この「流れ」をそのままに。
明日もいい野球をしましょう。


<4/16 予告先発投手>
F ケッペル
M 渡辺俊


ひとつの勝利でチームのムードがぐっと上がったと思います。
特に、大量失点が続いた先発陣のいやな流れを武田勝がぴたりと止めてくれたので、明日投げるケッペルにはもう余計なプレッシャーはないはず。
結果ではなく、自分の投球を。
ゴロ、ゴロ、ゴロの山を築いて、ディフェンスからチームを「つなげて」いってほしいと思います。
頑張れ!頑張れ!ケッペル!!

打線は、また1&2番がチャンスメークできるように。
そして、3&4番で攻撃が終わらず、もう少し先まで「つながり」が伸びるように。
着々と「1点」を重ねていきましょう。

ひとつ勝ったらもうひとつ。
明日も勝つぞ!ファイターズ!!



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2011年04月16日

4/16 vsマリーンズ2回戦〜座ってお茶でも?〜

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◆4/16  マリーンズ2回戦(札幌ドーム)

● F 6 − 7 M ○

投手:★ケッペル(5.0)-林(0.2)-榊原(0.1)-宮西(1.0)-谷元(2)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



なんというか、ひじょうに落ち着かないゲームでした。
「まずちょっと座ってお茶でも飲んだら?」と言いたいような、意味のない慌しさを誰も止めることが出来ないまま、勝てる試合を落としてしまった気がします。
初回から野手たちが大量点を、それもひじょうに良い攻撃の形から奪って、ゲーム的にもムード的にも圧倒的に優位に立って進められたはずに試合だったのに、冷静さを欠いた投手たちが、せっかくの「つながり」を不用意に解き、また解き、最後にはバラけたまんま終わってしまう、ひじょうに残念な負けであり試合展開になってしまいました。
みんな勝ちたいんです。
でも、ひとつの勝利へは一足飛びにたどり着くことは出来ないし、ひとりひとりの選手が「出来る」ことは全体の中では小さなものだ。
けれど、ひとりの打者を打ち取るとか、ひとつのアウトを確実に奪うとか、ひとつの塁を先に進めるとか、そうしたみんなの力による小さな積み重ねがなくては決して得られないのが“最後の”勝利。
試合の途中で、誰が何をしようが、「それだけ」でいきなり勝利や敗北は決まらない。
まずはちょっと座ってお茶でも飲んで。
最後に勝つために“逆算”して、では「今・ここで」自分が何をしたらいいのか、小さくても具体的な目的を立てる賢さと、例え失敗したときでも、では次に何をしたらいいのかをもう一度考え直せる冷静さを。
取り戻してから「明日」へ向かいましょう。
取り戻せなくては勝てませんから。



悔しい負けになったけれど。
「野球ってやっぱり最高にワクワクするなぁ」と感じた試合でもありました。
逆転された直後の7回裏の攻撃。
先頭打者陽がヒットで出塁するものの、3番・4番が策もなく飛球を打ち上げてしまい、せっかくのチャンスの芽を育てることさえできないまま二死。
しかし、そこから5番稲葉のヒット、6番ホフパワーの四球で満塁。
諦めない気持ちが、潰えかけたチャンスをより大きなチャンスに変えました。
そして、7番中田に替えて代打の切り札二岡が打席に立つ。
結果はその時々のことだけれど。
二岡は最高のトライをしてくれたと信じているし、「打て!打て!」と祈りながら見つめる一球一球に感じる期待と不安がかもし出す、替えがたい緊張感。
「しびれる」場面を思いっきり堪能しました。
次にこんな機会があったら、今度はしびれた後に最高の歓喜があるように。
頑張れ!ファイターズ!!



「期待」には種類があります。
即効的な効果を期待する場合と、将来的な成果を期待する場合。
最高の場面で代打を送られた中田の「いま」には即効的な効果を期待することはできません。
あの場面では「ここで打ってくれる」期待値からいって当然二岡を送るべきだったと思います。
“ああいう打席に立つ経験が中田を成長させる”という考えもあるだろうし、それは間違いではないとも思いますが、しかし、いま“勝つ”ためにもっと可能性の高い作戦があるにも関わらず、将来への期待値だけで“可能性の低い”選手にチームの命運を託せるほどプロ野球は甘いものじゃない。
中田、悔しいと思います。いや、悔しいと思ってもらわないと困ります。
よく「期待に応えられる選手になりたい」と言いますが、まず「期待される」選手にならなくては。
打席に立つ経験よりも、代打を送られたことによって得た経験が、きっと今の彼には必要なもの。
将来的な期待値の大きさにいつか(近いうちに)応えられるように、いまは思いっきり悔しさを味わってほしいと思います。
頑張れ!中田!!



<4/17 予告先発投手>
F 斎藤佑
M 大嶺


チームが目指すのは勝利のみ。
「勝てる」投球とは斎藤佑にとっていかなるものか。
結果は結果としてどうなるにしても、冷静に、かつ強い気持ちで、自分のピッチングで投げ抜いてほしいと願います。
100%のユウキがチームの勇気となるように。
さぁ、行け!佑樹!




せっかく久が復活したのに、また「勝てる試合を落とす」ことで泥沼にはまる二の舞だけはごめんです。
全力で勝ちに行きましょう。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!!





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2011年04月17日

4/17 vsマリーンズ3回戦〜這えば立て 立てば歩めの〜

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◆4/17 マリーンズ3回戦(札幌ドーム)

○ F 8 − 4 M ●

投手:☆斎藤佑(5)-林(1)-宮西(0.2)-榊原(0.1)-増井(1)-武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



5回92球6安打(被本塁打1)4失点(自責点1)。
先発投手ならばクリアしてほしい「6回3失点」にはまだまだ及ばず、勝利は結果オーライに過ぎません。
けれど。
ルーキーの初先発登板としては「満点」だったと思っています。


たった一試合、たった5イニングのマウンドでしたが、色々なことがありました。
1回表。
バックの失策で出した走者を置いていきなりの初被弾で先制を許したものの、打線の強力な援護で一気に逆転してもらうと、後はすいすいと持ち前の「打たせて取る」投球がはまって内野ゴロの山を築く。
ところが5回表。
二死走者無しから、再び守備のミスで走者を許すと、そこから3連打を浴びて2失点。
ギリギリ最低限の5回を投げ終わったところで後を中継ぎ陣に託す。
ベンチで彼らの投球を応援し続けて向かえた最終回。
リリーバーと守護神が守りきった「勝利」が、斎藤佑にはプロ初登板初勝利の勲章として贈られることになりました。

稲葉がオフによく言っていましたが、斎藤佑あってのファイターズではなく、ファイターズの一員として斎藤佑は存在する。
野手たちに打撃で助けられたり、守備で足を引っ張られたり。
中継ぎ投手には思った以上に頼ることになってしまったり。
でも。
それが野球であって、チームで戦うということ。
ONE-1 ひとつになって「勝利」を目指すということ。
ファイターズが必要としていた勝利に、チームの一員として斎藤佑も貢献できた。
だから「満点」です。


いいところも。
悪いところも。
100%の斎藤佑がそこにいて、100%の全力を出してくれたと思います。
その「結果」を次の登板につなげて、今日より少しでも良い投球をすることが何よりも大切なことであり、ルーキーに期待する姿でもあります。
最初から完璧なんか求めない。
這えば立て、立てば歩めの 親心(笑)。
プロ野球選手として立ち上がったばかりの斎藤佑。
次は歩き出す「一歩」を楽しみにしたいです。
緊張感の中でよく頑張りました。
いいぞ!いいぞ!佑樹!!


ひとつだけ言っておきますが。
勝ち星を挙げようが挙げまいが、例えファームにいたとしても。
ドラフトで藤井社長がクジを引き当てたあの瞬間から、きみは「うちの子」ですから(笑)。
いまさら「仲間になれた」とかなんとかいう話ではございません。
プロは結果の世界だから、結果を出さなくては認められないのは事実だけど、認められないのは「一軍の戦力として」という部分であって、チームの一員として応援する気持ちには「結果」は関係ないです、一生懸命やっている選手ならば。
今日の試合、中田翔の最終打席で沸きあがった声援を聞きましたか?
あれだけ打てなくて、内容も悪くて、昨日は代打を送られても当然と思われたとしても、ファンはただ「頑張ってほしい」と願っているものです。
大きくなれよと、それを楽しみに応援しているのです。
それはわかってほしいなぁ〜と思います。




連敗で始まりましたが、チームは開幕2カード目にして初の3連戦勝ち越し。
特に昨日は「勝てる試合」を、冷静さを欠いた投手陣(バッテリー)と、追い上げられる展開で打線が追加点を挙げられなかったために、接戦で敗れる悔しい試合になりましたが、今日は、その2つがともに解消されての勝利だった意味は大きいと思います。
6回裏に、「2番」陽と「3番」糸井の、身体能力トップ2による、右へ左への弾丸ライナー2連発(陽はフェンス直撃二塁打、糸井はホームラン)による2点は、今年の“新しいファイターズ打線”の大きな武器になっていく可能性を感じさせました。
そして、6回以降の4イニングを5投手でつないだ継投は、ひとつの四球で出した走者のみ、1本のヒットも許さず、付け込む隙のない中〜終盤を作り上げました。
実は、開幕カードの大敗がたたって、現在のファイターズはチーム防御率が12球団最下位(5.60 5点台はファイターズだけ)ということになっています。
まずはダルビッシュをはじめとする先発ローテーション投手たちの立ち直りが急務ですが、リリーバーたちも今日のようにしっかり自分の役目を果たして、チーム防御率を向上させていくことが、ファイターズがファイターズらしい「投手力を中心に守り勝つ」野球を取り戻していくにはどうしても必要です。
今週は関西方面に遠征に出て、チーム防御率がリーグのトップ2であるバファローズとイーグルスと対戦することになります。
守備の堅実さも含めて、無駄な失点をしない、締まったゲームを戦っていきましょう。
開幕ダッシュは出来なかったけれど、今年はどこのチームも大きなスタートダッシュに成功していませんから、パ・リーグはまだ団子状態です。
団子の串から外れないように(笑)、じわじわとくっついていけば大丈夫。
まず交流戦までは5割キープを目標に、「2011年のファイターズ」を見つけ、熟成させていってほしいと思います。
頑張れ!ファイターズ!!



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2011年04月19日

4/19 バファローズ1回戦〜雪だるま式HOKKAIDO PRIDE〜

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◆4/19 バファローズ1回戦(ほっともっと)

○ F 8 − 2 Bs ●

投手:☆ダルビッシュ(8)-オビスポ(0.0)-谷元(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠


<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



初めて「HOKKAIDO」の文字を胸にして立った敵地のグラウンドは、吐く息も白く凍るような寒さでした。
実際、先発したダルビッシュも最初は体が動きにくかったそうですが、彼もチームも、試合が進むにつれ、“雪だるま式”に調子も成果もムードも上昇。
明日はもっと暖かくなれば嬉しいけれど、今日完成した“勝利”という名のでっかい笑顔の雪だるまくんには、融けないまま残ってほしいような気がします。
ナイスゲームでした。



打線は、ファイターズのいいところがもれなく発揮されました。
相手投手も寒さのためか制球に苦しむところ、四球で出した走者を、効果的な一打でしっかり還す勝負強さがありました。
また、足と小技が効果的に機能したのが4回表。
先頭打者中田の今季初ヒットをきっかけに、大野が送りバントを決めて得点圏のチャンスを作ると、二死から田中賢が足で内野安打を稼いで、一三塁のチャンスを陽につなぐ。
陽の打球もいい当たりではありませんでしたが、ショートが深いところで捕ってセカンドに送球するものの、一塁走者田中賢の足が優ってセーフ。(陽には遊Hが記録)
中田が生還、さらに送球が逸れる間に田中賢は三塁へ進塁。
1番、2番の「走力」そのものと、速いというイメージが相手守備にプレッシャーとなってチャンスを広げたと思います。
そして糸井の、これは完璧に捉えたタイムリーヒットで追加点。
相手にとってはいやな、ファイターズとしてはいい得点でした。
7回表。
先頭打者糸井の死球から始まって、頼りになる中軸4〜6番が3連打。
8回表。
9番金子誠から上位へ回って1番田中賢の連打で一二塁。
初回は犠打を決められなかった2番陽が今度はしっかり送って一死二三塁(金子誠の代走に飯山)。
糸井が慌てず四球を選ぶと、4番小谷野がまさしく「4番の仕事」を果たしてタイムリー。
先制、勝ち越し、中押し、ダメ押し、ダメのダメ押しと、これ以上ないくらい効果的な得点経過だったと思います。
先制のタイムリーは稲葉の3000塁打。
ここで一段目のスイッチが入り。
中田の今季初ヒットで二段目のスイッチに点火。
大先輩の偉業と、「弟」の頑張りを、みんなが祝い、自分のことのように喜ぶことで生まれた一体感が、打線を一本の線にしたような気がします。


そして、ダルビッシュ。
開幕戦の剛腕ぶりから一転、丁寧に、緩急を使ったピッチングで4回以降はノーヒット。
丁寧に投げた分、多少球数は嵩みましたが、しっかり試合を作り、先発投手の責任を全うしてくれました。
ただ。ファンとはわがままなもので(笑)。
強い球ばかりでは「押したり引いたりしたほうが…」と思うくせに、“大人のピッチング”を見ると、「もうちょっと力勝負しても…」などと思ったりする。
でも、シーズンは始まったばかり。
開幕戦の7失点を経て、今日の8回1失点があり、この2試合があって次の登板がある。
進化し続けるダルビッシュが「次」にどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
頑張れ!ダルビッシュ!
今季初勝利、おめでとう♪



やっと「1本」出た中田。
おそらく大盛り上がりだったであろうベンチに向けて、一塁塁上で大きなガッツポーズ。
清水コーチに頭を小突かれていたことも含めて(笑)、「らしい」姿でよかったと思います。
チームがはじけているときは一緒にはじけないと。
けれど、みんなが待望していた「1本」は次につながることを期待しての「1本」。
ゴールではなくスタートにしなくてはいけません。
今日は続く2打席が2三振に終わりましたが、明日につながっていくのはどっちか?
同じことを繰り返して、結局同じ場所に留まるのではなく、少しでも前へ!
進め!中田翔!!


<4/20 予告先発投手>
F ウルフ
B 寺原


「計算どおり」にダルビッシュでカードの頭を取りました。
勝ち越しを決める連勝に期待したいです。
前回登板では失敗したウルフですが、あれから一週間、充分反省もし、自分のピッチングを取り戻していると思います。
バファローズ打線は左打者が多いけれど、頭はクールに、攻めは時々ホットに(笑)。
大野と一緒に“等身大”で試合を作ってほしいです。
頑張れ!ウルフ!!



ダルビッシュと勝って、やっと本当にファイターズも「開幕」しました。
ひとつひとつの試合を全力で戦って、ひとつ、ひとつ丁寧に粘り強く。
勝利を積み重ねていきましょう。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!!



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2011年04月20日

4/20 バファローズ2回戦〜隙のない野球を〜

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◆4/20 バファローズ2回戦(ほっともっと神戸)

○ F 9 − 5 Bs ●


投手:☆ウルフ(6)-宮西(1)-榊原(1)-林(0.2)-S武田久(0.1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>


苦しいときに、最後まで諦めないで頑張りぬくことと。
楽なときに、最後まで気を緩めないで戦い抜くこと。
どちらが難しいかを考えさせる試合になりました。

9-1と大量リードで迎えた最終回。
そこまでのいい流れのまま、気持ちよく明日へつながる勝利になるはずだったのに、瞬く間に4点を奪われて、最後は武田久を投入(しかもセーブがついた)するまでバタバタとした、やっとつかんだ(ような)勝利になったのは、もちろん9回からマウンドに上がった林に責任がありますが、ベンチを含めたチーム全体に、ゲームセットのコールはまだなのに「もう勝った」という気の緩みはなかったか。
終盤に入って行われた野手の交代ですが、9回、出塁した中田に代走村田を送ったのはそのままレフトの守備固めにつながる、今日の勝利のための最善手として意味があります。
また、1500本安打を記録した金子誠に同じく代走飯山を立てたのも、もともと下半身に不安のあるベテランを、いいところで下げて気持ちよく休ませ、なおかつ守備のクオリティも落とさない、今日の勝利にとってもシーズン全体を見据えた場合も理解できる交替です。
しかし、稲葉の代打に鵜久森、また、田中賢を8回の守りから下げて中島を起用した交替は、目の前の勝利にとって最善手でもなければ、今シーズン全体のための有効な作戦でもなく(稲葉も大事に使いたいベテランですが守備についているわけではないので休ませる必要は特にない)、もっと先の「未来のファイターズ」への投資のような交替でした。
それは必ずしも悪いことではないと思います。
ただ、もうチームは公式戦を戦っていて、「勝ち負けはどうでもいい」オープン戦ではありません。
“戦力を下げる”選手起用は、「楽勝な展開だから」気楽にやっていいものではなく、やる以上はより一層気を引き締めてかからなければならないもの。
8点を追う苦しい状況でも「最後まで諦めない」頑張りがあったバファローズと、“楽に勝てる”状況で気の緩む隙を見せたファイターズと。
その差がくっきりと形になった最終回だった気がします。
最終回まで“何事もなく”終わっていれば、明日以降へとつながる「流れ」のある、ほんとうに良い試合展開でしたが、それも台無し。
けれど、今日の試合を逆に教訓として。
大差で負けているときはいうに及ばず、大差で勝っているときはより一層全力で、最後まで戦い抜くチームになってほしいと思います。
頑張れ!ファイターズ!!


とはいえ。
“交替”して出場した控え選手たちの活躍はやっぱり嬉しいものです。
鵜久森のレフト前ヒット。
村田の盗塁と、これも自慢の足で稼いだ“らしい”内野安打。
飯山にもヒットが出ました。
唯一残念だったのが、守備は無難にこなしたものの、チャンスに回ってきた打席で一度もバットを振らずに見逃し三振に倒れた中島。
せっかくの一軍での打席なのに、結果はどうあれ、とにかく振らなくては、「見ているだけ」では何もつかめない。
勇気を持ってチャレンジする姿が見たかったです。



いいことも書きます(笑)。
打線がほんとうに「線」になってつながるようになりました。
5回表。
先頭「1番」田中賢がヒットで出塁。
「2番」陽の打席。陽はバントの構えでしたが、初球からスチールを敢行して無死二塁。
なおも陽は一貫してバントの構えを崩さないのに、投手はストライクが入らずストレートの四球。
バントと決め付け、走者への警戒心が薄かったところを簡単に走られて動揺したのか、また、ボールが先行してカウントを悪くしていくうち、バントから作戦を切り替えてくることを警戒しすぎたのか、相手にとっては意味のない、それだけにこちらとしてはものにしてダメージを与えたい四球をもらって無死一二塁。
打席には「3番」糸井。
ここまでの試合展開で、どちらのチームもチャンスを作りながらなかなか得点に結びつかない“こう着状態”から、先に抜け出したい、そのためにはとにかく「1点」でも取りたい状況。
ここでバントのサインが出るのがファイターズの野球ですし、「3番」打者だろうとしっかり応えるのがファイターズ・ナインであり、糸井の成長したところでもあります。
一軍でチャンスをもらい始めた頃は、ほんとに下手だったのになぁ…(笑)。
とにかく、糸井がきっちり送って一死二三塁で「4番」小谷野という、願ってもないチャンスになりました。
パンチ力のある小谷野を警戒しすぎたか、ボール先行の投球になったバッテリーは、3ボールとなったところで、勝負を諦めて満塁策。
しかし、小谷野を“回した”ところで、次に控えているのは「5番」稲葉。
満塁のピンチで、どうしてもストライクがほしい投手心理を読みきったように、初球を痛烈に叩いてライト前にタイムリーヒット!
外野手が後ろに逸らすミスも重なり、満塁の走者が全員ホームに還ってきて3点。
稲葉も三塁まで激走し、一死三塁とチャンスは続きます。
「6番」ホフパワーは三振に倒れて二死になりましたが、昨日初ヒットを放った「7番」中田が強烈にかっ飛ばしてレフトオーバータイムリー二塁打。1点追加。
「8番」大野もヒット。
打者一巡、「9番」金子誠のセカンドフライでやっと攻撃終了。

1回表の攻撃もそうでしたが、1番の出塁と2番のつなぎが作ったチャンスを、クリーンアップがものにし、さらに、その後ろの7番・8番にも当たりが出始めたことで、今はほんとうに切れ目のない打線になっています。
もちろんそれが狙いの「打順」とはいうものの、嵌るとなかなかに破壊力を発揮する打線だなと思いました。
今年はボールが飛ばなくなって、得点が減少するのではないかといわれていますが、もともとファイターズは長打に頼らず(頼れずw)、つなぎで点を取る意識の高いチームですから、ボールが飛ぼうが飛ぶまいがほとんど影響はありません。
今までどおり。
出て、送って、選んで、つないで。
コツコツやっていくのが相手にとっても一番嫌な戦い方になると思います。
今日のように上手く行くときばかりじゃないけれど、「戦い方」はいつも同じ気持ちで。
ぶれない攻撃をしてほしいです。


コツコツといえば、金子誠が1500本安打を達成。
プロ入りしてから18年での1500本は、打者の能力を示す数字としてはぶっちゃけ大したものではないと思います。
けれど、それだけ長い間、一軍選手として試合に出場してきたからこそ達成できた数字として、素晴らしく偉大です。
この記録がいつまでも増えていくように、身体の声に耳を傾けながら、コツコツと末永くプレーを続けてほしいと願っています。
おめでとうございます。
これからも頑張ってください。


先発したウルフ。
よく頑張ってくれました。
今日は内野だけで3失策と、「打たせて取る」ウルフなのに、完全に野手が足を引っ張ってしまいましたが、ことごとくピンチで踏ん張る頼もしい姿がありました。
また、それでも変わらず内野ゴロを打たせる投球を続けてくれた「信頼」も嬉しかったです。
今日はバットでみんな返してくれましたが、次は信頼に応えるいつもの守りを見せてくれるはず。
投手と野手が一体となる「守り」のファイターズ野球を、シーズン通して一緒に戦っていきましょう。
サンキュー、ウルフ!



<4/21 予告先発投手>
F 武田勝
Bs フィガロ


先週は2連戦-休-3連戦という日程で、先発投手5人で済みましたが今週は6連戦。
先週ゲームがなかった木曜日に誰が投げるのか注目でしたが、金曜日に投げた武田勝が前倒しで登板します。
今回の3連戦は今日勝って2連勝となり、カードの勝ち越しを早々に決めましたから、当然狙うのは今年初めての3タテです。
また、今日最後にぐだぐだになってしまったファイターズの野球をもう一度引き締めなおすためにも、武田勝のテンポのよいピッチングに期待したいと思います。
打線は、初めて対戦する投手が相手なので苦労するかもしれませんが、みんなで情報を共有しながら、出来るだけ早いイニングに対策を見つけて、武田勝を援護してあげてほしいです。
投手も野手もコツコツと。
アウトを重ね、「1点」を積み上げられるように。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
3タテ狙え!ファイターズ!!




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2011年04月21日

4/21 バファローズ3回戦〜一病息災〜

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◆4/21 バファローズ3回戦(京セラ)

○ F 4 − 0 Bs ●

投手:☆武田勝(7)-増井(1)-武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



『一病息災』
武田勝の投球を見ていると頭にこんな言葉が浮かんできました。
「一病(ちょっとした病)のある人は、よく身体に気をつけるので、かえって健康な人より長生きする」というような意味です。
投手として「130キロちょっとしか出ないストレート」という一病を持つ武田勝は、“健康”になろうとして球速を求めるのではなく、自らの弱点を弱点として抱えたまま、気をつけて“長生き”する方法を身につけた投手なのだと思います。
捉えられれば簡単に飛ばされる球威しかありませんが、球の出所が見づらいピッチング・フォームが繰り出すボールは、精妙なコントロールを駆使した丁寧な投げ分けで、容易にバットには当たりません。
打てそうで打てないフラストレーションがたまる打者は、イニングを重ねるごとに焦って振ってきますが、そうなってしまえば武田勝の思う壺。
7回85球・2安打・無四球・6奪三振・無失点。
6回終了まで完全試合ペースと、完全に京セラのマウンドを支配しました。
体格にも球威にも恵まれなかったけれど、誰よりも“健康”な左腕エースの快投によって、ようやく、ほんとうにようやく、ファイターズが求める「投手を中心に守り勝つ」野球が出来たと思います。
今日の試合前まで3連勝と好調に見えながら、その勝利は主に“水物”でしかない打線によって支えられたもので、チーム防御率は5点台。
ちょっといい相手投手に当たっていれば、勝ちが負けに転じていても不思議のない戦いでした。
しかし、武田勝にとっての開幕戦だった4/15同様、速球派右腕・増井→守護神・武田久へとつないだ継投も完璧だったこの完封試合をきっかけに、高い確率で勝てる戦い方を、チームとして“感じられる”試合を続けていってほしいと思います。
シーズンは始まったばかり。
今、首位に立ったところで大した意味はありません。
勝利はもちろん大切ですが、“最後に笑うための野球”を早く確立し、みんなが、どんなときでもひとつの方向を向いて迷わず戦っていけるような「内容」のある試合を求めて戦ってほしいです。


初めて対戦するフィガロ投手(好投手でした)に苦労しながらも、先制・中押し・ダメ押しと、理想的な得点を挙げることができた打線の「キーマン」は中田翔でした。
2回に飛び出した、今季一号となる先制ホームラン!
開幕からヒットがなかなか出ないで苦しみましたが、この3連戦のはじめに打った1本をきっかけに、昨日は打点を挙げるなど、徐々に調子も気持ちも乗ってきたところでついに出た、期待されていた1発。
チーム全体が乗っていける一打になったし、なによりも今日の勝利のために大きな「1点」を叩き出しました。
そして、5回表。
先頭打者として立った打席で四球を選んで出塁。
明らかに、2回に打ったホームランが相手バッテリーに“効いて”いたからこその四球だったと思います。
ホームランバッターがその威力を見せ付けることで得られる「特典」。
こうした四球も中田翔が打線にいる意味のひとつです。
続く8番大野がしっかり勢いを殺した送りバントを決めると、処理を焦った投手が悪送球する間に走者が進塁し、ノーヒットで無死一二塁のチャンスをもらいました。
一死後、今日は当たっていなかった1番田中賢が、低めの難しいボールを上手くセンターまで持っていって犠牲フライ。
貴重な中押し点につながりました。
ダメ押しとなった9回の2得点も、中田から始まった攻撃です。
強引にならないクリーンヒットで出塁すると(代走村田)、またしても大野がきちんと送りバント。
いつまで経っても小さな子どもの頃の失敗談を笑い話として持ち出してくる、ウザイ親戚のおばちゃんみたいなことを言いますと、バントは成功したもののバットを上手く引けずに自分のおでこに当ててしまったあの大野が、こんなにあっさり上手に二つもバントを決めるとは(笑)。
中田も大野も、若い選手たちが見せてくれた成長した姿ですから、どうにかしてチームの勝利へつながる「形」にしたいところ。
金子誠は倒れて二死二塁から、上位に戻って1番田中賢がヒットでチャンスを拡大して、2番陽へとつなぎます。
今年のチームにとって、もうひとりのキーマンである陽が、ライバルでもあり同志でもある中田・大野が作り、先輩・田中賢がつないでくれたチャンスで、レフト前タイムリーヒットを放って貴重な追加点。
村田の俊足も生きました。
なおも二死一二塁のチャンスでは、今の中田たちのような時期を経て、今では球界を代表するような選手へと育った糸井がもう一押しダメを押すタイムリー。
4〜6番に打点はなかったけれど、下位から上位へ、若い選手と中堅選手がかみ合った、大げさに言えばチームの未来を照らすような打線のつながりで効果的な得点。
見ていて嬉しくなる試合でした。



<4/22 予告先発投手>
F ケッペル
E 田中


明日からカードが代わってイーグルス戦。
バファローズ戦は3連勝できましたが、次のカードも目標は欲張りすぎずにまずは勝ち越し。
そのための大切な初戦であり、相手投手はイーグルスの二枚看板のひとりですから、今日のように引き締まった試合をして、自ら崩れないことが大切だと思います。
先発ローテーションもふた周り目に入り、まだ勝ち星がないのはケッペルだけ。
乗り遅れず、自分もチームの勝利に貢献したい気持ちはとても大きいことでしょうが、前回のように入れ込みすぎず冷静に。
静かな闘志を燃やしながら、ケッペルらしさを失うことなく、ひとつひとつ、ゴロを打たせてアウトを重ねてほしいです。
打線も、今日のように「1点ずつ」。
田中投手に食らいついていけ!
被災球団イーグルスが相手だからこそ、どの対戦チームにもまして全力で戦いましょう!
それが、今、野球という勝負の世界に身を投じているものとしての礼儀です。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
全力!全力!ファイターズ!!



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2011年04月22日

4/22 イーグルス1回戦〜過去は変えられなくても、望む未来は作れる〜

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◆4/22 イーグルス1回戦(ほっともっと神戸)

○ F 4 − 3 E ●

投手:☆ケッペル(8)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



9回表。
たった1点、けれど、とても重い1点を追う最後の攻撃。
このまま敗れてしまえば、本来ファイターズ野球の根幹を支えるはずの守りの破綻が招いた最悪の敗戦になる。
実際、田中賢の失策によって相手に勝ち越しを許してからは、攻撃にも精彩がなく、ずるずると押されるままにとうとう崖っぷち。
それでも。
淵ではあってもまだ崖の上。転落したわけではない。
「最後まで諦めない」
強い気持ちがチームをひとつにしていたと思います。


一死から中田がヒットで出塁。
同点のランナーとなる走者には代走・村田を送る。
大野が初球に試みた送りバントをファールにしてしまうと、右打者にバントは難しいと判断して、すぐさま代打・今成。
結果はショートゴロで村田は二塁封殺となりましたが、左打者で足も速い今成は生き残って二死一塁と望みをつなぐ。
本日当たりのない金子誠の打席で、代打の切り札二岡を投入。
得点圏のチャンスで走者を還す“一振り”がいつもの二岡の仕事ですが、今日はなんとしてでも次へとつないでほしい場面での起用。
期待に応えて、ショートの深い位置への打球と全力疾走でつかみとった内野安打。
チームの思いをまた強くひとつにする、最高の“一撃”だったと思います。
二死ながら一二塁。二塁走者は代走・中島。一塁には代走・飯山。
そして、バッターボックスには田中賢が入りました。
5回裏の守りでやらかした“まさかの”送球エラーという過去は消えることはないし、失った1点は戻ってはきません。
けれど。
今、ここで、自分と仲間たちが望む未来を切り開くために出来ることはある。
あっという間に2ストライクと追い込まれながら、ボール球は冷静に見逃し、決して簡単ではない低めに沈む変化球をセンター前に運んだ同点タイムリー。
同じひとつの手から生じた、「破壊」と「創造」。
例え大切なものを壊してしまったその手でも、明るい未来へと続く扉を開くことは出来ます。
諦めず、前を向いて、その場で「戦い」を続けるならば…。
そして。
4三振を喫していながら、決して臆することなく、勇敢にバットを振り続けていった陽。
前へ。ただ前へ。
その強い気持ちが、最後にとうとうボールをレフト前へと運んだような気がします。



最悪の敗戦から最高の逆転勝利へ。
ヒーローのひとりはケッペルだったと思います。
失点3ながら自責点はわずかに1と、味方のミスに足を引っ張られ、打線の援護もないまま、それでも辛抱強く、1点以上のリードを相手に与えずに8回まで投げ抜いてくれました。
辛い展開に心が折れることも焦ることもなく、よく頑張ったと思います。
奮闘に応えるのが遅くなったけれど、「勝利」をつけるのに間に合って本当によかったです。
これで先発ローテーション投手は全員白星を挙げました。
今日の試合で一番の収穫は、ケッペルが勝ち投手になったことかもしれません。
(武田久の守護神ぶりも素晴らしかった)。




ドラマティックな展開で勝つことはできましたが、内容的には誉められた試合ではありませんでした。
何度も書くようですが、守備のミスが失点に絡んでいるし、相手チャンスの場面ではずいぶん揺さぶられました。
攻撃面でも、相手が好投手だからこそ必要な、数少ない先頭打者の出塁を生かして、とにかく「先の塁へ」進めるような形が出来なかったです。
ピッチャーが打ち取った打球はしっかりアウトにする。
先頭打者の出塁はきっちり進めて得点圏を作る。
チームは5連勝と一見勢いに乗っているようですが、こうした「基本の“き”」がまだまだな状態では、何をきっかけに負の連鎖に飲み込まれるかわかりません。
(今日の試合など本当に危なかったです)
逆転勝利や連勝に浮かれることなく、チームの足元を固めるような試合運びを明日以降に期待したいと思います。


<4/23 予告先発投手>
F 八木
E 永井


鎌ヶ谷からは、糸数・吉川・中村勝などの好投も伝えられていましたが、「6番目の先発投手」として八木がチャンスをつかみました。
それだけ状態がいいということでしょうが、逆に、失敗すれば取って代わられる危機感もあるかもしれません。
けれど。
「結果」だけを求めて小さくならず、打者ひとりひとりとしっかり戦うことによって、自分の未来を切り開いてほしいと思います。
前へ!
進んでいきましょう。
頑張れ!頑張れ!八木!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
締まっていこう!ファイターズ!!




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2011年04月24日

4/23 イーグルス2回戦 〜収穫〜

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◆4/23 イーグルス2回戦(ほっともっと神戸)

● F 3 − 4 E ○ 

投手:八木(6)-宮西(1)-★谷元(1.0)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



昨日は所用によりリアルタイムTV観戦できず。
録画を見ましたが。
結果を知った上で見る試合に対しては、良いことも悪いことも「これを書きたい!」というモチベーションがなかなかわいてこないものです(笑)。

ので。ひとつだけ。
今季初先発の八木が6回3失点の好投。
立ち上がりの1回・2回は色々な緊張感もあっただろうし、自分の投球を見失っていたようですが、3回以降立ち直って6回までの4イニングを、ひとりの走者も出さない完璧な投球をしてくれました。
それだけに、後から見ればせめてもう1イニングぐらい投げていれば、継投も変わって、まさかのサヨナラ負けもなかったかも…とも思えますが、それはあくまで結果論。
久しぶりの一軍登板での疲労感なども考慮したのであろうベンチの判断を否定する気はありません。
日程の関係で、また先発投手は5人でまかなえる状況になるために、いったん登録抹消にはなりますが、先発ローテ5人が全て白星を挙げた上に、「6番目」も計算できるとなると、今年こそしっかりした先発ローテーションを保って1年戦えるかもしれません。
頼もしい左腕の復活に感謝しつつ、次回登板での勝利を願っています。
頑張れ!八木!


復活と言えば。
八木の登録に伴って二軍に降格したオビスポに代わって、多田野がロングリリーバーとして戻ってきます。
ぜひ。ぜひ。頑張ってほしいです!



<4/24 予告先発投手>
F 斎藤佑
E 戸村


間もなく始まる今日のゲーム。
前回は打線の援護に助けられての初勝利だった斎藤佑ですが、今回は、立ち上がりからチームがペースをつかめるように、しっかり「試合を作る」ことを期待したいと思います。
ルーキーらしく。
斎藤佑らしく。
一生懸命に投げてほしいです。
頑張れ!斎藤佑!!




きょうのけんすけタグ5.gif
さて。きょうのけんすけ。
◆1番・セカンド
4打数無安打

タコでしたが(笑)、言うことは特にありません。
昨日がどうであれ、毎日やることは変わらない。
今日もチャンスメークできるように、そして、投手が安心して投げられるように。
全力プレーするだけです。
頑張れ!賢介!!




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posted by こなつ at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4/24 イーグルス3回戦〜着実に有利な展開を作ること〜

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◆4/24 イーグルス3回戦(ほっともっと神戸)

○ F 5 − 3 E ●

投手:☆斎藤佑(6)-宮西(1)-増井(1)-S武田久
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



先発の斎藤佑は、6回3失点でQSクリア。
前回とは違って先制点も与えなかったし、「試合を作る」ことは出来たと思います。
ただ。試合の流れを作ることはまだ出来ない。
味方が2点先制してくれた直後の、本塁打2本による2失点。
得点した後のイニングを「0」に抑えることは、チームが主導権を握ってその後の試合を進めて行くにはひじょうに重要ですし、“勝てる”投手は間違いなくこれが出来ています。
守備のミスも確かにありましたが、わずかな点差で競り合う展開の中、4〜6回まで毎回ランナーを背負うピンチの連続。
特に6回裏。
不運な内野安打で先頭打者を出してしまったものの、ラッキーな三振ゲッツー(打者・高須選手はフルカウントからボール球を空振りして三振。スタートしていた一塁走者・山崎選手が結果的に盗塁刺)でせっかく二死走者なしになったにも関わらず、続く岩村選手・ルイーズ選手の連打であっという間に1点を失ったのはあまりにももったいなかったです。
ここも、二塁を欲張ったルイーズ選手の走塁ミスに助けられはしましたが、本人が言うように「ラッキー」でしかありません。
もうひとつ。オープン戦からの課題である、特定の打者に固め打ちされる傾向が今日も出ました。
主砲・山崎選手とルイーズ選手に、それぞれホームランを含む2安打(山崎選手は“記録上”3安打)を許したこと。
ただ。他の打者、特に塁に出すと色々な“技”をしかけてくるような打順の打者たちは上手に抑えていたので、打順のめぐり合わせもあって、「ランナーをためて一発」という大怪我にならない投球ができたのは、“狙い通り”なら大したものだと思います。
総評として。
ふらふらして見えながらもよく踏ん張った!
ということで(笑)。
2勝目、おめでとう!


打線に関しては。
5回表、小谷野のホームランで1点勝ち越した後、二死から、中田のヒットを足がかりにして、盗塁で揺さぶり(中田の盗塁とは!)、大野が内野安打でつないだチャンスに、今日も金子誠の「代役」として出場していた飯山の、本日2本目のタイムリーによって“もう1点”を挙げた攻撃は素晴らしかったし、8回表には、やはり二死から、田中賢のヒット+盗塁で作った得点圏チャンスに、陽が粘って粘ってタイムリーを放った追加点も、味方にとってはもちろん、相手に与えるダメージも大きな、良い得点の仕方だったと思います。
けれど。
序盤に「取れるはずの得点」を取りきれなかったことが、最後まで厳しい試合展開を強いられる要因でした。
1回表。
ヒット→犠打→ヒット→盗塁で作った、一死二三塁のチャンスで無得点。
2回表。
先頭打者ホフパワーがヒットで出塁。
一死後、大野のエンドランが見事に決まって一三塁。
飯山のタイムリーで1点。
田中賢のヒットで満塁。
陽のタイムリーで2点目。
なおも一死満塁が続いたあとに追加点がなかったこと。(小谷野の打球は惜しくも鉄平選手のスーパープレーに阻まれてしまった。あれは凄かったなぁ)。
5回や8回のような「難しい」攻撃は、今日は上手く行きましたが成功する“確率”が決して高いとは言えません。
無死や一死で走者が三塁にいる、「ヒットを打たなくても点になる」ような、より確率の高い状況で「取れる点を取れない」展開が続くと、試合の流れは変わってしまう。
まして、まだまだ先がどうにでもなる序盤でしたから、少しずつでも着実に有利な立場を固めておけば、もう少し楽な試合展開になったような気がします。
今日は勝ちましたが、終わったときに「あの時“1点”が取れていたら…」と悔いることがないように。
1点ずつ大切に、取りやすいものはしっかり取れたら嬉しいです。


とはいえ。
先発が試合をつくり、中継ぎが失点を許さず、クローザーが完璧に試合を締めくくった「投」と。
先制、勝ち越し、ダメ押しと、効果的に得点を稼いだ「打」と。
チーム一丸となって、「勝つために」やるべきことはできた勝利だと思います。
これでイーグルス3連戦も2勝1敗で勝ち越し。
関西遠征を5勝1敗の素晴らしい成績で締めくくることができました。
ホームに戻ってつかの間の休息の後。
また、ひとつひとつ、みんなでひとつになって、大切に戦っていきましょう。
頑張れ!ファイターズ!!




中島タクちゃん、プロ初盗塁おめでとう♪
村田くんも、打席でいい粘りをするようになりました。
そして、裕志。守備は安定しているし、2本のタイムリーは素晴らしい。金子誠がいつまでも休んでいたって大丈夫!な勢いの活躍でした。(「戻ってこなくていいです」ぐらいの意気込みでこれからも頑張れ!)
みんな、出番は限られているけど、出場したときは精一杯、自分の出来ることをやってくれる姿が何よりも嬉しい。
レギュラーもベンチもみんなで「ひとつ」。
誰の力も必要だから。




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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

4/26 ホークス1回戦〜これが今年のファイターズ打線〜

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◆4/26 ホークス1回戦(札幌ドーム)

○ F 3 − 2 H ●

投手:☆ダルビッシュ(8)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



勝負の“あや”は6回表・裏の攻防にありました。
スコアは1-1の同点。
ともに2番打者から始まる好打順での攻撃。
そして、どちらのチームもその2番打者がヒットで出塁しました。
無死一塁のチャンスをそれぞれのチームはいかに戦ったかに、チームカラーの違いが現れたと思います。(違いであって良し悪しではない)

ホークスの攻撃は、3番打者・内川選手に“打たせる”選択。
強力打線の中にあっても、特に優れた打者が並ぶクリーンアップに入ってきましたから、“打たせる”のは当たり前の作戦です。
簡単には打ち取れない打者ですから、ダルビッシュも苦労の投球が続いてフルカウント。
走者は俊足の本多選手であり、空振りの少ない内川選手が打席ですから、三振ゲッツーは確率が低いと踏んで走者はスタートを切りましたが、確かに空振りはしなかったものの打球はセカンドライナーとなって、飛び出した走者は戻れず併殺成立。
チャンスは一瞬で潰えました。

一方、ファイターズの攻撃は、3番・糸井に送りバントのサインが出ました。
確かに和田投手に対して“合っていない”打席が続いたこともありますが、打撃好調なチームにあって2番目に良い打率を残している「3番」打者でも送るときは送る。
エース同士の投げ合いで「1点」が試合を分ける展開の中、チャンスは数少なく、この試合で初めての先頭打者出塁という貴重なチャンスの芽を、どうにかして「チャンス」にしようという選択だったと思います。
(3回の田中賢の牽制刺により、和田投手の牽制の上手さが実証され、盗塁という選択もひじょうにリスクが高い)
ただ。これが去年の打線だったら、「3番」稲葉に対して送りバントのサインは簡単には出せなかったはず。
逆に、4番・小谷野の後ろにまだ、「5番」として、勝負強く“どうにかしてくれる”稲葉がいるからこそ、3番・糸井に送らせることも出来た。
場合によっては小技や足を駆使して“つなげる”糸井を3番に、もしも小谷野が倒れても(今日は見事に4番の仕事をしてくれました!)、まだまだ期待が持てる稲葉を5番に。
ふたりの打順を入れ替えた「意味」がひじょうによく現れた攻撃になったと思います。
結果。小谷野が久しぶりにタイムリーを放って勝ち越しとなる1点を奪取。
ホームに滑り込んだ陽と、次打者の稲葉が力強くタッチを交わし、ベンチでは送りバントを決めた糸井が満面の笑顔を見せる。
そして、殊勲打の小谷野が塁上で笑う。
若手とベテランと中堅と。
みんながひとつにつながった、本当に良い得点で「エース」を援護することが出来ました。
これが今年のファイターズ打線。
「打力」の総和がイコール得点力ではない。
打つ以外にも、全員が、出来ることはなんでもやって、しぶとく「1点」を取りにいく野球を続けてほしいと思います。


そして、「1点」ずつを取りにいけるのは、頼もしい投手たちがマウンドにいるからこそ。
今日はエース・ダルビッシュの真骨頂を見ました。
2点リードの8回表。
ヒットとミスとアンラッキーで招いた無死満塁の大ピンチ。
体力的にもきついところだったと思いますが、まさしく全身全霊を込めた気魄あふれる投球で、内野ゴロの間に1点を失ったものの、ほしいところで二つの三振を奪って雄たけびをあげる姿には鳥肌が立ちました。
ボールの質もそうですが、何よりも、追い詰められても、いや、追い詰められるほどに闘志を燃やして相手に立ち向かっていくからダルビッシュは「エース」です。
節目の1000奪三振を最高のシチュエーションで達成した“持ってる”男は、しかし、試合後、「1年目のキャンプでのことを思えば、ここまで来られたのもみなさんの支えがあってのことだと思います」という謙虚な感謝の言葉を残しました。
誰よりも強い男は、ただわがままに強さを追及して強くなったわけではない。
誰よりも心優しく、大切な人たちを守るために強くなったダルビッシュ。
これからも、より一層強く優しくたくましく。
愛する仲間たちとともに、勝利の喜びをたくさん味わってほしいと願っています。
おめでとう!ダルさん!
ありがとう!ダルさん!
これからも頼むぞ!ダルさん!


<4/27 予告先発投手>
F 武田勝
H ホールトン


2連戦の初戦を取りました。
こうなったら狙うは連勝。
ということで。
ローテーションを動かして、鷹キラーと呼ばれる勝さんをホークス戦に当ててきました。
でも、武田勝自身に、“このチームは得意”というような意識はないと思います。
昨年とは打線も違いますし、いつも通り、「緩い球は低く」を忘れずに、しっかり腕を振って、ひとつひとつアウトを取っていきましょう。
今日は守備に若干のミスもありましたが、緊張感のある競り合いを制してきたことで、次第にチームの野球も締まってきた気がします。
プレッシャーのかかる場面で「普通に」プレーできてこそ、真に堅いディフェンスと言えます。
打たせて取る武田勝を守備で盛り立てながら、攻撃のリズムを作って、明日もいい野球をしてほしいと思います。
そして、勝つ!
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
締まっていこう!ファイターズ!!




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2011年04月27日

4/27 ホークス2回戦〜数学ではないから〜

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◆4/27 ホークス2回戦(札幌ドーム)

● F 0 − 5 H ○

投手:★武田勝(5)-多田野(2)-榊原(1)-林(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



数学では、不思議なことにマイナスにマイナスをかけるとプラスに転じますが、野球においては、マイナスにマイナスをかければ加速度的にマイナスが増すだけです。
失敗のスポーツですから、ミスは必ずある。
一番大切なのは失敗自体を極力減らすことですが、もしかしたらそれ以上に重要なのが、ミスの後にまたミスを重ねないことなのだと肝に銘じる試合でした。


1回裏の攻撃。
先頭打者田中賢がヒットで出塁。
ファイターズ打線の得点パターンの第一段階はスムーズに発進しました。
しかし、2番陽は、送りバントのサインに応えられないまま(ストライク見逃しとファール)2ストライクに追い込まれますが、スリーバントの構えから切り替えたバスターが成功して無死一二塁。
逆にチャンスは拡大しました。
陽はよく自らのミスを自らのバットで取り返しましたが、もともとのプランからすれば“結果オーライ”に過ぎず、ゲームの「流れ」を完全に引き寄せるためには、続く3番糸井によって“建て直す”必要があったと思います。
ですから、送りバントのサイン自体は個人的には正しい選択だと考えますが、バントを試みるもフライにしてしまう失敗により、アウトカウントだけが増えて走者は先の塁に進まない。
結局、二つ続けて送りバントを失敗する結果になりました。
悪くなった流れを一気に引き戻そうと思ったのか、小谷野は積極的に初球から狙っていったものの、正直、初球から打って出るボールとは思えず、結果も“何も生み出さない”最悪のファールフライに終わって二死。
次の稲葉も倒れて無得点。
最高の滑り出しの後、ミスにミスが重なって、先制点を取るはずが、逆に「流れ」を手放す出だしになってしまいました。

それでも、いつも通り淡々と相手打線を切り刻んでいた武田勝が突然崩れたのが早くも4回。
二死走者無しから、高く甘く入ったボールをカブレラ選手にホームランされ、先制点を許してしまいました。
明らかな失投でしたが、まだイニングも浅い1失点ですし、すでに二死ですから、すぐにあとひとつアウトを取れば大きな問題はなかった。
事実、次の打者を武田勝らしくサードゴロに打ち取りましたが、この打球を小谷野が弾いてしまう痛恨のエラー。
そして、失策で許した走者を置いて、再びの被弾…。
失投→失策→失投というマイナスのトリプルコンボで、ピンチでもなんでもない場面から結局3失点。
1回に手放した流れを、熨斗をつけてホークスに進呈するような展開ではお手上げです。

中田の好守ですとか、戦力外→再契約から這い上がってきた多田野の超スローボールですとか、球場の雰囲気が盛り上がる場面もありましたが、完全に傾いた形勢は、「ひとつのプレー」で引き寄せることは出来ません。
そういう意味では、1回の攻撃、4回の守り、ミスにミスを重ねる攻守が2度繰り返されてしまっては、負けは必然だったと思います。


まずはミスをしないこと。
もしミスをしたらもうひととは続けないこと。
マイナスにマイナスをかけて膨らんだマイナスをプラスに転じるには、神がかり的に大きな力がいるけれど、小さなプラスでもしっかりと積み重ねていければ、気がついてみれば大きな結果が得られます。
自分のミス。
仲間のミス。
どちらも「取り返したい」「カバーしたい」気持ちはみんな持っているし、それは大切なことだけど、“燃える”気持ちをぐっと抑えて冷静に、自分がやるべきことに集中しなくては、自分も仲間も助けられない。
切り替えて。
やれることをやっていきましょう。
頑張れ!ファイターズ!!



◆日本ハム 新人の乾が1軍昇格

日本ハムの梨田監督がドラフト3位ルーキーの乾を29日から1軍に初昇格させることを明らかにした。

 監督は「状態はいいと聞いている。どこまでやるのか未知数だけど」と話し、斎藤と同級生の左腕に中継ぎとしての期待を寄せた。登録を外れる林については「本来の投球ではない」と再調整を促した。


佑ちゃんの影に隠されてしまっていた大卒ルーキーの一人が札幌ドームにやってきます。
オープン戦を見た限り、気持ちの強い投手に思えましたので、どこまでも自分らしく、力いっぱい一軍の打者にぶつかってほしいと思います。
楽しみが増えました。




開幕から13試合が終わって8勝5敗。
去年の出だしのつまづきっぷりを思えば夢のような好成績です(笑)。
このあとも、まずは各3連戦の勝ち越しを目標に、コツコツと勝ち星を伸ばしてくれたら嬉しいのですが、まだまだ内容的には“締まらない”ところも目立ちますし、ここまでチームを引っ張ってきた打線の方が下降線を描き始めています。
「打てなくなった」時に、いかに勝ちに近づく戦い方ができるか。
ゴールデン・ウィークの注目点です。




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2011年04月29日

4/29 ライオンズ3回戦〜復讐するは“わが道”にあり〜

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◆4/29 ライオンズ3回戦(札幌ドーム)

○ F 4 − 1 L ●

投手:☆ウルフ(7)-増井(1)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5一稲葉 6指ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



ウルフにとっては開幕2戦目で7失点KOという屈辱を味わわされたライオンズ戦。
多少なりとも怖さはあったと思います。
そして、立ち上がり。
先頭打者にヒットを許すと、盗塁→送りバント→犠飛で、あっという間に1失点。
けれど、ウルフは慌てませんでした。
前回の対戦ではストレート中心の単調な投球が狙い打ちにあった反省から、緩いカーブを織り交ぜ、低めに集めて「打たせて取る」と決めていた“わが道”を信じ、味方打線に一向に反撃の気配がない間も(4回終了時まで安打なし)、攻撃につながっていくような、テンポのよい投球を続けてくれました。(7イニングを投げて、要した球数はたったの81球)
やられたらやり返したいと思うとき。
“ケンカ”ならば、一発殴られたら二発殴り返したくなるし、10の力で殴られれば20の力で殴り返したくなるのが人情ですが、野球は“ケンカ”ではありません。
悔しい思いを“そのまま”力任せにぶつけるのではなく、チームが勝つために、投手として打者に勝つために、「ゴロを打たせる」という一見地味な“リベンジ”に徹したウルフは、最高のアスリートでした。
心はホットに、頭脳はクールに。
“わが道”を行き、一向に崩れていかないウルフに対して、先制点を挙げて優位に試合を進めていたはずのライオンズの方が、徐々にプレッシャーを感じ始めていたような気がします。

ウルフが作ってくれたよい流れ。
ライオンズが感じ始めたプレッシャー。
ファイターズ打線は、そこにチャンスのきっかけを見い出し始めますが、なかなか攻撃がうまくつながりません。
5回裏。
ついにチーム初ヒットが、このイニング先頭打者だった稲葉のバットから、それも二塁打という最高の形で生まれましたが、続くホフパワーが捕邪飛、中田が三振と、走者を三塁にも進められないまま、結局無得点で終了。
6回裏。
やはり先頭打者の飯山が、全力疾走で内野安打を勝ち取って出塁しました。
前の回の嫌な流れを変えるためにも、しっかり次の塁へ進めたいところに、もってこいの1番田中賢が打席に入りましたが、バントで打球は転がしたものの飯山が二塁封殺となってしまい、送りバントは失敗。
逆に流れが悪い方へ変わりかけたところで、しかし、今度はライオンズにミスが出ました。
カウント的に追い込んでいた陽に対する死球。
潰えそうだったチャンスの芽が、一死一二塁というチャンスへと広がったところで、打席には“天衣無縫”の強打者・糸井。
お互いがじりじりするようなストレスいっぱいの展開を打ち破ったのは、考えるより反応する、糸井の一振りでした。
フェンス直撃の二塁打により、田中賢・陽が相次いでホームイン!
一気に逆転に成功。
そして、わずか1点リードしかなく、どうしても追加点がほしい8回裏。
先頭打者陽が二塁打で出塁すると、再び糸井がタイムリー二塁打を放って待望の追加点。
それだけで終わらず、一死三塁から稲葉がきっちり犠牲フライを上げてもう1点追加。
最後の最後に、いい形で攻撃がつながって、勝ちをぐいっと引き寄せることが出来たし、試合前半は牧田投手の前に、攻撃どころか打撃にもならず、どうなることかと思った打線が、明日にいいイメージをつなぐ「形」で得点できました。
投手陣も、ウルフの好投から、8回増井、9回武田久が、相手にスキを見せることなくきっちり試合を締めくくる完璧なリリーフ。
終わってみれば。
ファイターズらしさのある野球で、開幕連敗のイメージもダメージも払拭する“リベンジ”に成功。
大きな1勝だったと思います。



<4/30 予告先発投手>
F ケッペル
L 平野


とはいえ。
当たりだしたときのライオンズ打線の破壊力はやはり脅威です。
ウルフ同様、ゴロを打たせて取る投球が持ち味であるケッペルにも、低めに集める意識をもって、丁寧に粘り強く投げてほしいと思います。
打線の方は、今日は初対戦の牧田投手にとまどったという部分を差し引いても、一時のような活発さがないのは確かですから、「出る」「進める」「還す」という、得点の基本形をしっかり作りながら「1点」を取れるように、特に「進める」意識は、送りバントのケースだけでなく、“最低限”として頭の中を準備してほしいです。
今回の3連戦もまずは先勝。
カードの勝ち越しという毎度の目標をクリアするためにも、明日また勝ちましょう。

頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
締まっていこう!ファイターズ!!




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2011年04月30日

4/30 ライオンズ4回戦〜ひとりじゃないんだ〜

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◆4/30 ライオンズ4回戦(札幌ドーム)

○ F 9 − 6 L ●

投手:ケッペル(5)-☆榊原(1)-宮西(1)-増井(1)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



■ケッペル投手<5回、球数113、打者28、安打7、三振2、四死球4、失点6、自責点4>

「体調も良かったし、ボールも悪くなかった。でも、何か分からないけど何かの理由で満足いくピッチングができなかった。追いついてもらって、野球がチームスポーツだというのを改めて理解したよ。本当にバッターがよく打ってくれる。ミンナ、ガンバッテ!(この話をしているときに大野選手が左越え本塁打を打って)ショータ!スゴーイ!」


ケッペルは、ストレートの球威もあり、コントロールも決して悪くはなかったと思います。
ただ、特に追い込んでから、いいコースに投げようとしすぎてわずかに外れてはカウントを悪くして、自分で自分を苦しめるような投球でした。
かつて、いい投球をしながら打線の援護を得られず、なかなか勝ち星に恵まれなかった時のライアン・グリンが、同じような悪循環に嵌って、すっかり自分の投球を見失ってしまったことを思い出しました。
ピッチャーは、確かにマウンドでは孤独かもしれない。
けれど。
一緒に打者に立ち向かってくれるキャッチャーがいて、守ってくれる野手がいて、点を取ろうと頑張る打線がある。
今日のように守りのミスがピッチャーの足を引っ張ることもあれば、失点になっても仕方がない当たりをアウトにしてくれることもある。
いくら最小失点で抑えても打線がいっこうに援護してくれないこともあれば、大量失点を跳ね返してしまうこともある。
上手くいくときも、上手くいかないときも。
それは「チーム」として全員が戦った結果。
野球はチームスポーツであり、ピッチャーもまたチームの一員であることを、もう忘れないでほしいと思います。
ひとりじゃない。
みんなで戦っている。

もうひとり。悩める“ルーキー”ホフパワーも同じです。
開幕から好調だった打撃が壁に突き当たったことで(外国人選手なら特に誰でも当たる壁です)、すっかり自分のプレーを見失ってしまったように思います。
5回表。
なんでもないファーストゴロを後逸すると、慌てて拾って、体勢が崩れたまま一塁ベースカバーに入ったケッペルに送球。
当然のように悪送球となり、無駄な失点につながってしまいました。
でも。ホフパワーが打球を後ろに逸らしたとき、そこにはちゃんとセカンドの田中賢がカバーリングに来ていて、フォローできる体勢に入っていました。
野球というのはそういうスポーツです。
もちろん、誰も、ひとつもミスをしなければ一番いいけれど、誰かが必ずミスをするように出来ているから、それをカバーする方法論も確立している。
打線もそうです。
誰もがいつでも「勝負を決める」一打を打てるわけではなく、助けられたり、助けたり、めぐり巡ってつながって、みんなで得点を取れればそれでいい。
まずは自分の状態を見直して修正する努力は必要ですが、たとえ試合の中でヒットやホームランが打てなくても、打線の中で小さくてもできることはあるし、攻撃では貢献できなくても守りでやれることもあります(ホフパワーのファーストの守備、特に捕球の上手さで、送球がやや不安定なその他の内野陣はずいぶん助けられてきました)。
ひとりじゃない、みんなで戦っている。
差し伸べられた手に助けられることは、悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
支えあっていることを知り、今度は自分が誰かを助けるために頑張ることが「チーム」の力になるのだと思います。

「ガイジン」だからって、何も変わったことなどありません。
みんなファイターズの一員だし、チームにとって必要だからここにいます。
「ひとり」にならないで、みんなと一緒に戦っていきましょう。
今はなかなかチームの役に立てなくて辛いと思いますが、いっぺんに“満点”を取ろうとせずに、できることからしっかりと。
頑張れ!ケッペル!
頑張れ!ホフパワー!




そんなわけで、試合序盤からどんどん「負け」に傾いていく天秤を、一気に均衡した状態まで跳ね上げたのは、チームの主力選手たちでした。
5回裏。
先頭打者金子誠がヒットで出塁すると、田中賢の二塁打で無死二三塁へと大きくチャンスが拡大。
5点差を追いかける攻撃では、作戦も何もなく、ただ「打っていく」だけしかない状況で、ひとりひとりの打者が、その能力を精一杯発揮しました。
続く陽のショートゴロでまず三塁走者金子誠が生還。1点。
一死二塁から、糸井の痛烈なライト前ヒットで、二塁走者田中賢が長躯ホームイン。2点目。
そこで終わらず、小谷野がセンター前ヒットを放つと、糸井が三塁まで進んで一死一三塁。
そして、劇的な稲葉の今季1号となるスリーランホームランが飛び出して、怒涛のように同点まで追いついてしまいました。
ファイターズの「つながる」打線を何年も支えてきた主力打者たちの底力。
四死球も相手のミスもなく、打つだけで5点を叩き出した「つながり」はすごいのひと言しかありません。

中堅・ベテランが持ち上げた「土台」の上に、“勝利”を築いたのは、今度は若い選手たちです。
6回裏。
大野に特大の今季1号ホームランが飛び出して、あっという間に勝ち越し。
(びっくりするような見事なホームランでした)
7回裏。
小谷野・稲葉が作った二死二塁のチャンスで、途中出場の鵜久森がタイムリー二塁打を放って貴重な追加点を叩き出せば、負けじと中田がタイムリー三塁打(!)でダメ押しの1点を加える。
ケッペル降板後、6回を榊原(勝利投手。今年も勝ち運あり?)、7回宮西、8回増井という若いリリーバーたちも被安打0のバトンをつなぐ好投。
最後は投手陣のリーダーでもある守護神武田久が、パーフェクト・リリーフできれいに試合を締めての勝利。
試合の後ろ半分は、主力と若手がどちらも活躍する、ドラマティックかつエキサイティングなナイスゲームになりました。
観ていて楽しかったし、試合前半のことなど忘れそうになるくらいでした(笑)。


でも。
よく野球解説者の方などが「優勝するチームには必ずシーズン中に何試合か劇的な勝利試合がある」というようなことをお話されることがあり、今日のような試合もそうした“劇的勝利”のひとつに入るかもしれませんが、個人的には彼らの唱える説は「嘘だ」と思っています。
というか。
おそらく他所のチームのことなど知らないだけで、12球団どこだって、「あの時のあの試合はすごかった」というドラマティックな勝利は絶対にあるはずで、実際、去年4位に終わったファイターズにも「これは!」というすごい試合はいくつもありました。
そういう試合は当然記憶に残りやすいために、例えば優勝したチームの一年を振り返るときに誰の頭にもすぐに浮かぶし、印象が強いから、どうしても「あの試合があったから」とまとめられがちなだけだと思います。
例えば優勝するために80勝が必要だとして、“劇的勝利”がそのうちに占めるのは、ほんのわずかな数に過ぎません。
大切なのは、「記憶に残らない」ような、75勝とかそこらの、その他平凡で地味な勝利の方です。
負けを勝ちに転じた今日の試合は確かに大きいけれど。
先発が試合を作り、堅実な守りが支え、「1点」ずつを積み重ねていくような、ファイターズの「投手を中心に守り勝つ」野球で、勝ちをそのまま勝ちに持ち込むような、記憶に残らない勝利が増えていかない限り、とても安心は出来ません。
派手な野球より、質のいい野球を。
頑張れ!ファイターズ!!



<5/1 予告先発投手>
F 斎藤佑
L 帆足

斎藤佑は面白い投手です。
解説者の評価はおおむね低いのですが、何故か勝っていて、でも、その「何故」は説明されていない。(偶然とか“持ってる”とかは説明じゃない)
正直、これまで投げ合うことになった投手たちは、一流とは言えない相手でしたが、今回の帆足投手はライオンズの主戦投手のひとりだし、特にファイターズ打線が苦手とする相手でもあり、援護点は期待できません。(いや、打線にも頑張ってもらわないと困るけどw)
そこを踏まえて斎藤佑が、今度はどのような投球を見せてくれるのか。
ひじょうに楽しみにしていますし、そうやって少しずつパーツを集めることで「斎藤佑」という投手像が見えてくることも期待しています。
わかるかどうかわからないけど(笑)。
とりあえず、現実的な問題としては、中継ぎ投手が投げすぎなので、少しでも長いイニングを投げれるように。
頑張れ!佑ちゃん!



さて。ライオンズに2連勝して、カードの勝ち越しは決まり、開幕2連敗の借りも返しました。
もうひとつ勝って、三タテ、そして、シーズン対戦成績でもリードしてしまいましょう。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
みんなで勝つぞ!ファイターズ!
締まっていこう!ファイターズ!




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2011年05月01日

5/1 ライオンズ5回戦〜明日はまたやってくる〜

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◆5/1 ライオンズ5回戦(札幌ドーム)

△ F 3 − 3 L △

投手:斎藤佑(6)-谷元(1.1)-宮西(1.2)-榊原(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5一稲葉 6指二岡 7左中田 8捕大野 9遊金子誠

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



こういう試合が一番悔しいです。

あの1失点がなかったら…。
あのとき「1本」が出ていたら…。
あの場面でランナーを進めることが出来ていたら…。
あの「1球」の選択が違ったものだったら…。

「勝っていたかもしれないのに…。」

多くの選手が、それぞれの「あのとき」を悔やんでしまうような試合だったと思います。
後悔からは「良いもの」は生まれない。
結局、しつこいほど「しっかり守ろう」とか「先の塁へ進める意識を」とか書き続けてきたのも、同じ負けでも(今日は引分でしたが)、やるべきことをやった結果だからと割り切れる試合と、やるべきことが出来なかった悔いが残る試合とでは、「次」につながるものが変わってくるからです。
144試合。全部勝てるわけはなく、実にたくさんの試合に負けます(例えば84勝しても60は負ける)。
長いシーズンを、大きなトンネルに入り込むことなく戦い抜くためにも、結果に関わらず、ひとつひとつ切り替えていけるような、納得できる試合を重ねていけるように、頑張ってほしいと思います。


とはいえ。
昨日のように負け試合が勝ちに転じることもあれば。
今日のように勝てそうな試合に勝ちきれないことも、勝たなきゃならない試合に負けることさえあるのが野球。
まだまだ季節は5月に入ったばかり。
これから、チームもファンも、もっともっと色々なものを経験することになる。
タフにならないとなぁ。




今日、ホフパワーに代わって二岡が指名打者として先発出場しました。
第一打席でいきなり自打球を右ひざ上に当てて悶絶。
長いこと立ち上がれなかったし、足を引きずり気味にしてベンチに戻ったので、交替かな?と思いましたが、すぐに小走りでグラウンドに帰ってきました。
責任感ももちろんですが、どれだけベテランになっても「試合に出たい」気持ちは、何よりも強いものなのだろうと思います。
指名打者という打席に限られた参加でしたが、その中で、野球ができる喜びを爆発させるかのような、3安打1四球の大活躍。
ここまで代打の出場がほとんどでしたが、常に「試合に出る」ためのしっかり準備をしてきたからこその「結果」のはずです。
ここにもひとり、ファイターズがお手本にしたい「先輩」がいました。
ありがとう!二岡!



3度目の先発になった斎藤佑は、四死球が多く、球数がかさむ投球ではありましたが、6回自責点2という成績は、帆足投手と投げあうにも充分な仕事だったし、投球の内容も今までで一番良かったと思います。
全国的に注目される“ゴールデン・ルーキー”ですから、何か華々しい活躍が期待されているのかもしれませんが、前回より今回、今回よりきっと次回、少しずつ着実に成長していく、学習能力と修正能力が斎藤佑の何よりの資質だし、世間の期待に応える「かっこいい」活躍を一足飛びに夢見て無理をしないでいられる超マイペースぶりは、なかなかすごいものだと思っています。
やっぱり斎藤佑は面白い。
次の登板も楽しみです。
頑張れ!佑ちゃん!



ライオンズとの3連戦を2勝1分けで終えて、次は大阪へ。
またカードの勝ち越しを目標にひとつずつ。
まずはダルビッシュとともに最初の1勝をきっちりした野球で勝ち取れるように。
頑張れ!ファイターズ!!



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2011年05月03日

5/3 バファローズ4回戦〜良くも悪くも「酔う」試合〜

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BB8 CS放送.gif
◆5/3 バファローズ4回戦(京セラ)

○ F 6 − 3 Bs ●

投手:☆ダルビッシュ(9)-S武田久(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6一ホフパワー 7左中田 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



突然、上がったり、下がったり。
ジェットコースターのような展開で、良くも悪くも「酔った」気分の試合でした(笑)。



ダルビッシュ、木佐貫両先発投手の好投で、投手戦として試合は進んでいきました。
“1点”が勝負を分けそうな展開の中、しかし、先に失点したのはダルビッシュでした。
4回裏。
一死から二塁打を打たれると、暴投でその走者が三塁へ進んで一死三塁。
そして、ボテボテの内野ゴロの間に三塁走者が生還して1点。
3回まで無安打に抑えてきましたが、この試合ではじめて打たれたたった1本のヒットが、バッテリエラー(暴投)というミスが出たばかりに失点に結びつく、実にもったいない点の失い方になりました。
ファイターズにも同じようなチャンスはあって、2回表、やはりチーム初ヒットが二塁打、それも先頭打者が出塁する“得点確率の高い”状況がありましたが、その二塁走者を先の塁へと進めることすら出来ずに無得点。
ひとつのミス。
ひとつ先の塁へ進めることが出来たかどうか。
小さなワンプレーが分けた「1点」のあるなしが、最後に大きな勝敗を分ける可能性もあったと思います。

そんな嫌な雰囲気を変えていったのは、ほかならぬダルビッシュ自身の好投と、そして、彼の気迫に応えようとした稲葉の一振りでした。
6回裏のマウンドを終えたダルビッシュを、ベンチ前まで出てタッチで迎えた稲葉の姿を見たとき。
気持ちが伝わってきたし、何かやってくれるのではないかと期待しました。
7回表の攻撃。
そして、先頭打者として打席に入った稲葉のバットから生まれた同点アーチは、ただの「1点」に終わることがなかった。
ダルビッシュの気迫に稲葉が応えたように、稲葉に鼓舞されて打線に「流れ」が生まれた気がします。
一死から中田が二塁打で得点圏のチャンスを作ると、二死から飯山のタイムリーが飛び出して勝ち越し。
さらに、飯山が盗塁を決めて再び得点圏に走者が進むと、田中賢がタイムリー二塁打を放ってもう1点追加。
何とかしたいという強い気持ちのつながりが、とうとう試合をひっくり返しました。

その裏のピンチをしのいだダルビッシュは、8回裏を三者凡退に抑えます。
このまま、打線の援護を受けたエースが9回完投勝利をおさめる「大団円」のゴールにたどり着く予定だった“ジェットコースター”は、しかし、突如予想外の急降下を始めてしまいます。
9回裏。
先頭打者にヒットで出塁を許すと、内野ゴロ間に進塁されて一死二塁。
2点リードですから、慌てることもない状況でしたが、同点ランナーになる次の打者への四球は余計でした。
それでも、続く5番打者を打ち取って二死一二塁。
あとひとり、あとひとつアウトを取れば勝ちだったのに…。
連続タイムリーを浴びて同点に追いつかれてしまいました。
サヨナラ負けだけは免れたものの、目前だった勝利がどこかへ行ってしまった喪失感が重い。
今年は3時間半を越えて延長戦を行わない特別ルールがあるので、ファイターズの攻撃チャンスはおそらくあと1イニングだけ。
そこで再び勝ち越すことが出来なければ。
良くても「負けに等しい引分」だし、勢いからすればサヨナラ負けの恐れもある。
勝ちきれずに引分に終わったおとといのライオンズ戦に続いて、もっと「勝てたはず」の今日の試合を落としてしまえば、チームが失速していくきっかけにさえなりかねない。
そういえば。
たしか2008年に、同じくバファローズ戦で、ダルビッシュが最終回に3点リードをひっくり返された試合がありました。
あの時は札幌ドームで、スレッジの一打がサヨナラ逆転勝利を呼びましたが、そのスレッジもいまはチームにいません。

けれど。
スレッジはいなくても、諦めない「つながり」は生きていました。
延長10回表。
バファローズの守護神・岸田投手に、連続三振で二死を奪われ、後がない状態で打席に小谷野。
2009年の東京ドームで、当時先発投手だった岸田投手に完投負けする寸前、9回裏二死から小谷野が起死回生の同点ホームランを放ったことを思い出しました(試合は延長12回にサヨナラ勝ちした)が、今日は粘って四球で出塁。
あのときのような劇的な「一撃」ではなかったけれど、これがドラマの始まりでした。
稲葉の強い打球を三塁手が弾いて二死一二塁。
打席には、ホフパワーの代打で出た二岡の代走から出場し、そのまま守備固めに入っていた村田。
ホフパワーや二岡だったら、「一発」や二塁走者を迎え入れる長打が期待できたかもしれませんが、パワーはなくても村田には村田の武器があって、この緊迫した場面で、彼は精一杯「自分が出来ること」に集中していました。
よく粘ったものの、結果は高く弾んだ“普通の”ショートゴロ。
しかし、村田の“普通じゃない”俊足が、微妙な判定ながら一塁セーフを勝ち取って二死満塁。
みんなが崖っぷちからつないできた、これ以上ない場面で、臆することなく初球からバットを振っていった(ファールだったけど)中田の“気持ち”が、結局は岸田投手を上回ったのかもしれません。
次の甘い球はしっかり仕留めて走者一掃の三塁打!
手放した「勝利」をもう一度手繰り寄せてくれました。

その裏は、守護神・武田久がびしゃりと3人で締めて、もう二度と「まさか」の場面すら作ることなく終了。
上がったり、下がったり、激しく乱高下した末の。
大きな、大きな、勝利でした。



<5/4 予告先発投手>
F 武田勝
Bs 寺原隼人


今日の勝利は「大きい」のですが、それは“救われた”という意味での大きさだと思います。
何もかも完璧に運ぶ試合などありませんし、何かが足りなければ別の何かで補い合う(投手が打たれれば打者が取り返すとか、打てないときは投手が失点しないで頑張るとか)のが野球というチームスポーツではある。
ただ。ここまでのファイターズは、勝ち星は順調に伸ばしているけれど、内容的には、「計算できる」はずのものが計算外れなのを、計算外のプラスアルファで勝ちにもっていったような試合が多いような気がしています。
今日の試合にしても、取らなくてはいけない「1点」が取れず、取られなくてもいい「1点」を失ったり、最後も当然勝つべき場面で勝ちきれなかった。
一歩間違えば。
同じように、負けていてもおかしくない試合がずいぶんあったと思います。
そろそろ。
勝つべき試合運びで、きっちり勝ちきる野球が見たいです。

というわけで(笑)。
頑張れ!勝さん!
先制点を渡さず、今週は移動日無しの6連戦になることですし、最低でも7回までは優位な形で試合を作ってほしいと思います(高いハードルも左のエースだからこそ!)。
打線も、特に二死からの得点ケースが目立つ「粘り」は素晴らしいのですが、もう少し「確率の高い」形を作ってしっかり「1点」が取れるように。
投打、攻守とも。
締まっていきましょう!
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
きっちり勝つぞ!ファイターズ!




それでも、やっぱり勝っているという事実は大きいと思います。
特に若い選手たちが伸び伸びと自分の力を発揮できるのは、勝っていればこそ。
明るいムードの中で、伸びるものはどんどん伸びてほしい。
チームとして、ほんとうに一段底上げできるシーズンになるかどうかは陽くん、中田くんをはじめとした次世代の成長如何だし、彼らがブレイクするようだと優勝を最後まで争えるところにいられる。
だからこそ。
勝っている今のうちに、浮かれることなく締めるところは締めて、どんなときでも土台になる「ファイターズらしい野球」を形にしておかないと。
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年05月04日

5/4 バファローズ5回戦 〜エースの仕事〜

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◆5/4 バファローズ5回戦(京セラ)

● F 0 − 1 Bs ○

投手:★武田勝(8)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6左中田 7一ホフパワー 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



両先発投手の好投による素晴らしい投手戦。
好機で「1本」が出るか・出ないかだけが勝敗を分けました。
寺原投手が良かった、というしかないのかもしれませんが。
いままでしつこいほど「きちんとした野球が見たい」と書き続けてきたのは。
要するに。
同じ1勝、同じ接戦でも、こういう試合で“勝てる野球”の出来る、結果的に勝っているチームではなく、ほんとうに“強いチーム”になっていってほしいということです。


チャンスはファイターズのほうが数多くありました。
1回表。
先頭打者田中賢の出塁を陽が送りバントで進めて一死二塁。
糸井が四球を選んで一死一二塁。
2回表。
先頭打者中田のヒットと、相手のミスによって無死二塁。
しかし、いずれも得点圏で「1本」が出ませんでした。
また、チャンスの芽を広げる、あるいは、より得点できる確率の高い形を作る「作戦」が不発に終わった場面も目立ちました。
5回表。
一死から大野が出塁。
飯山のバスターエンドランはショートライナー(判定は微妙な気はした)になり、走者戻れず併殺。
6回表。
先頭打者田中賢が二塁打で出塁。
陽が送りバントを決められず、結局三振。
(それでも一死二塁の得点圏ではありましたが、クリーンアップに「1本」が出ず)
8回表。
一死から飯山が出塁しましたが、代走・村田が盗塁失敗。


「1点」を取るのは難しいです。
特に相手が好投手(あるいはひじょうに調子がいい投手)の場合、連打やホームランで簡単に得点は出来ません。
だからこそ、野球には「1点」を取りに行くために様々な作戦があります。
たとえ作戦が決まって得点圏を作ったところでやっぱり点にならないままだったかもしれませんが、「ひとつ先の塁へ」と進めていかなければ、ホームベースは遠いままです。
打っていくしかない場面でヒットを打てるのも素晴らしいことですが、打席で打者がやるべき仕事はヒットを打つだけではありません。
ベンチのサインや、チームが今必要としている役割をきちんと果たすこと。
そういうことが試合を通してみんなできちんと出来て初めて、最終的に得点には結びつかなかったとしても「仕方がない」と言えます。
今日は、もう少し“出来ることがあった”という悔しさが残りました。


大事なところで犠打を失敗した(1回はきちんと決めた)陽。
盗塁刺を喰らった村田。
若い彼らの「失敗」は、しかし、現時点ではある意味“折込済み”の失敗でもあります。
つまり、リスクを込みでも期待しているからこそ彼らを起用している。
誰よりも自分を責めているのは彼ら自身であり、今更責める気持ちはありません。
ただ。シーズンが進んでいったいつか。
勝負どころでも「一発」で送りバントを決められる陽が。
しびれる場面で盗塁を決められる村田が。
必ず存在するように。
今日の悔しさを絶対に無駄にしないでほしいと願っています。
頑張れ!陽! 頑張れ!村田!



先発した武田勝は、まさしく「エースの仕事」をしてくれました。
1点こそ失いましたが、104球5安打無四球と、テンポよく、守備に負担をかけず、そして、なによりも最後までマウンドをひとりで守り抜きました。
野球は投手ありきのスポーツであり、投手がボールを投げてくれなければ始まりませんが、“ピッチング”というのは、投手が主体というよりもあくまでも投手と打者の関係性にあるのだろうかと、武田勝を見ていると思います。
どんな速い球やどんなに鋭く変化する球でも、打ち返そうと身構えている打者の存在を忘れて投手が好き勝手に投げ込めば打たれてしまう。
けれど、遅いストレートしかなくても、投球フォームや緩急の使い分けで、打者のタイミングを狂わせてまともなスイングをさせないことは可能だし、それこそが“ピッチング”の本質だと思います。
自分の持てる力をぶつけて、相手の能力を発揮させない。
最後まで、打者のひとりひとりと集中して戦い続けた武田勝。
小さいけれど勇敢な、ファイターズの左腕エースを誇りに思います。
次こそはきっと「勝利」という勲章も彼の胸に輝くように。
打線全員でしっかり援護してあげてほしいです。
武田勝にはそれだけの値打ちと権利がある。
ありがとう!勝さん!
今度はきっと勝ちましょう!



<5/5 予告先発投手>
F 八木
Bs 朴


初めて対戦する投手は難しいので、明日も打線にとってはタフな試合になると思います。
今日の悔しさを糧に、しっかり「1点」が取れる攻撃がしたいです。
一方、そうなれば投手陣も最小失点で踏みとどまってもらいたい。
まだ6連戦の2戦が終わっただけですが、ダルビッシュ、武田勝の頑張りで中継ぎ陣には余裕がありますから、先発八木は、とにかく最初から飛ばしていってかまわない。
ピンチになっても簡単に土俵を割らない勝負根性と辛抱強さが八木の身上。
「負けない!」強い気持ちを持って、先に点をやらない投球をしてほしいです。
頑張れ!八木!!



今回の3連戦はこれで1勝1敗。
明日にカードの勝ち越しがかかります。
力を合わせて全力で取りにいきましょう。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日は勝つぞ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!!



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2011年05月05日

5/5 バファローズ6回戦〜ターニングポイント〜

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◆5/5 バファローズ6回戦(京セラ)

○ F 7 − 0 Bs ●

投手:☆八木(5)-榊原(2)-宮西(1)-谷元(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4三小谷野 5指稲葉 6左中田 7一ホフパワー 8捕大野 9遊飯山

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



1回表。
一死から、陽の四球、糸井の二塁打で作った二三塁の“得点確率の高い”チャンス。
しかし、小谷野のショートゴロで三塁走者陽がホームタッチアウトとなり、二死一三塁。
まだチャンスはチャンスですが、“確率”としては後退。
ここで「1本」出るか、出ないか。
昨日からの流れを考えると、ひじょうに大きなターニングポイントだったと思います。
そんなことは百も承知のベテラン稲葉が、粘って粘って叩き出した先制タイムリー。
どうしても取れなかった「1点」を早々に得ることが出来て、チームは落ち着いて試合に入っていくことができました。

ところが、その裏。
先発八木が立ち上がりに苦しみます。
1番、2番に連打されて無死一二塁。
せっかく先制しても、すぐに取り返されては元の木阿弥。
しかし、八木は前回登板の轍を踏むことなく、彼の真骨頂とも言える粘りを発揮し、クリーンアップを抑えきって、スコアボードに「0」を入れました。
1回の攻防で、「1点」を取り、「1点」を失わなかったことで、まずは「流れ」をつかめたと思います。

3回裏にも、味方のエラーとバントヒットで同じく1&2番に無死一二塁のチャンスを作られました。
守備のミスが失点につながるパターンが今年は多いのですが、そうしたいやな流れも八木が寸断。
再び相手クリーンアップを向こうに回して粘りの投球で踏ん張りきってくれました。
ピンチになっても「攻める」気持ちを失わなかった八木の投球が、打線の「攻め」につながることになります。

次の4回表。
ヒットで出塁した中田を一塁に置いて、不振に苦しんでいたホフパワーに一発が生まれました。
昨日あたりから、ヒットは出ていないものの、一時のように“崩れた”バッティングではなく、ある程度ボールの見極めも出来て、自分の形で振っているようには見えていましたが、久しぶりのヒットが貴重な追加点となる2ランホームランとして結実し、ベンチも大いに盛り上がりました。
勢いがついた打線は、5回表にも中田の2点タイムリー(稲葉の激走ありw)で2点を追加して5-0と圧倒的に有利な展開。
完全に、“ファイターズの試合”になったと思いましたが、まだ超えなくてはならない山場が次にやってきました。

5回裏。
ヒットと四死球で招いた二死満塁のピンチ。
ここまで0で抑えてはいますが、バファローズも常に塁上をにぎわし、チャンスは数多く作ってきていますから、試合もまだ中盤のここで、1点でも2点でも返されれば、息を吹き返して反撃してくることになります。
点差はあっても試合の「流れ」の中ではまた大きなターニングポイントになりそうな場面でした。
打席の北川選手に対してカウントは3ボール1ストライク。
外れれば押し出し。けれど、置きに行っては長打を食らう可能性も高い。
厳しい状況で、しかし、ビッグプレーが出ました。
二塁走者を牽制でタッチアウト。
走者が少しばかりリードを大きく取りすぎていたのを見逃さなかった二塁手田中賢からのサインに応えた八木。
2006年のプレーオフ第2戦、ホークスの斎藤和巳投手との息詰まる投手戦を演じた、当時ルーキーだった八木と、同じくその年にやっとレギュラーの座をつかんだ田中賢が決めた牽制刺の再現のようでした。
めったに出るプレーではありません。
だからこそ、味方のピンチを救い、相手の反撃の意欲を断ち切る、最高の「3アウト」目だったと思います。

大きなターニングポイントを次々と上手く乗り越えて、あとはすいすいと。
ホフパワーにもう一発が出るなどしてさらに加点する一方で、6回以降マウンドを受け持ったリリーバーたちも失点することなく完封リレーを完成。
最初から最後まで、ファイターズの試合で完勝。
明日につながる試合だったと思います。
いいぞ!いいぞ!ファイターズ!!



八木ちゃん、今季初勝利おめでとう!
マウンドでの躍動感、粘り強い投球。
「らしい」姿が見られて嬉しかったです。
再び登録抹消になって次の登板機会を待つことになりますが、チームが八木ちゃんを必要としているのは間違いありませんから、鎌ヶ谷でも「らしく」、元気に、良い調整をしておいてください。
今度は札幌ドームで、跳ねるような、踊るような、八木ちゃんのマウンドを待っています。

そして、おかえり!ホフィー!(笑)
いわゆる“助っ人”という選手たちの中には、結局「ニッポンの野球」の壁に当たったまま乗り越えられない選手も多いけれど、短期間でよく“帰ってきて”くれました。
それも、コーチたちの声に耳を傾ける謙虚さと、特打ちをするなどの地道な努力があったから。
まだ完全に復活したのかどうかはわからないし、これからまた新しい壁に当たることもきっとあるけど、ヒーローインタビューで子どもたちに向けたメッセージのように、諦めなければ乗り越えていけると信じて。
ひとりじゃないことを忘れないで。
ホームランを打ったとき、ベンチのみんながすごく嬉しそうだったよ。
チームメートと一緒に。
頑張れ!ホフィー!!



<5/6 予告先発投手>
F ウルフ
H 山田

バファローズ戦も2勝1敗と勝ち越して、チームとしても最後にいい試合をして札幌に戻ってきます。
移動日無しの連戦はきついけど。
いい流れを感じながら、乗り切っていきましょう。
目標はまたカードの勝ち越し。
まずは初戦を取って優位に進められるように。
頑張れ!ウルフ!
ホークスは強力打線ですが、いつものように打たせて取るピッチングで、出来るだけ長いイニングを投げてほしいです。
打線は、苦手な山田投手から、やっぱり「1点」ずつ。
きっちり戦っていきましょう。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日も勝つぞ!ファイターズ!
締まっていこう!ファイターズ!!



ちょっと心配なのは栄ちゃんのこと。
今日の3三振もそうだけど、ハーフスイングの判定を巡って(栄ちゃんの主張は死球だったようにジェスチャーからは見えた)ものすごく怒っていた姿が、珍しくて、不安な感じがしました。
腹の立つことや、上手くいかないこともあっても。
大好きな野球が出来ることの喜びに輝いてプレーする栄ちゃんの姿が明日は見られますように。
待っています。




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2011年05月06日

5/6 ホークス3回戦〜シンジルチカラ〜

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◆5/6 ホークス3回戦(札幌ドーム)

● F 1 − 4 H ○

投手:ウルフ(8)-★宮西(0.1)-谷元(0.2)
先発:1二田中賢 2遊飯山 3中糸井 4三小谷野 5右稲葉 6指二岡 7一ホフパワー 8左中田 9捕大野

<試合詳細はニッカン式スコアでご確認下さい>



今年の宮西は確かにちょっといつもと“違う”ところはあるけれど。
ルーキーイヤーから3年間。
ずっと一軍のブルペンで頑張ってきた姿、どれだけチームが助けられてきたかを、忘れてはいません。
2度繰り返してしまった「失敗」が消えることはなくても、宮西が築き上げてきた信頼もまた消えることはない。
打たれても、抑えても、リリーバーにはすぐに「明日」がやってきます。
下を向かず、前だけを見てまた明日のマウンドに立ってくれる「チカラ」になれるよう、シンジルキモチを贈ります。
乗り越えろ!宮西!




攻撃に関しては、ヒット3本ではお手上げです(笑)。
中田の見事なホームランを除けば、得点圏に走者がすすんだのは四球→盗塁で作った一度きり。
それだけ山田投手が素晴らしかったということですけれど、走者がいるときには、ややテンポが悪くなり制球も乱れ気味だった(数少ない事例からの大胆な推測w)ので、もう少しどうにかして出塁できていたら、あるいは?とも思いますので、次回のリベンジに期待します。




ウルフは最高の投球をしてくれました。
先日の武田勝同様、内容と結果が必ずしもイコールで結ばれるとは限らないのが先発投手の辛いところです。
ほんとうに勝ち星をつけてあげたかった…。
でも。8回102球1失点という内容は、もう少し援護点があれば充分完投できたということ。
今年はきっと最後までマウンドに立ち続けて、勝利の瞬間を、信頼する野手たちとともに迎える試合があることを願っています。
頑張れ!ウルフ!
ありがとう!ウルフ!



<5/7 予告先発投手>
F ケッペル
H 杉内


またしても苦手な、杉内投手が登場いたします。
いまだ勝利がないとは言っても、内容的には文句のない投球をしている杉内投手ですから、簡単には点数は取れないと思います。
それでも。
どうにかして「1点」を取っていかなくては、また、投手の頑張りを形に出来ない悔しさがたくさん残る試合になってしまう。
結果はどうあれ。
なりふり構わず向かっていく姿が見たいです。
かっこ悪くてかっこいいファイターズであるように。
頑張れ!頑張れ!ファイターズ!
明日は勝つぞ!ファイターズ!
絶対勝つぞ!ファイターズ!!



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