2007年03月24日

2007年シーズン・順位予想

ファイターズ・ファンはにわか的だけど、プロ野球自体は子供の頃からずっと見ている。
北海道育ちの人ならわかると思うが、野球中継は巨人だけという環境の中では、よほどのひねくれモノでもない限り、自然と巨人ファンになるというものだ。
素直な私は(笑)もちろん大の巨人ファンだった。
実は今でも「巨人ファン」。
子供の頃とはずいぶんと気持ちは変わっているけれど…。

巨人ファンばかりだった北海道にファイターズがやってきて、今では交流戦のときでも札幌ドームでははっきりとアウェーの待遇を受ける巨人。
例えチーム状態が良好であっても地上波放送の視聴率が下がるばかりの巨人。
肝心の成績もついに2年連続のBクラスに甘んじるという体たらくの巨人。
誰もが即時撤廃を望んでいるドラフト希望枠のとりあえずの存続を通してしまった巨人。
いいことなんかひとつもない巨人ファン。
だから、私はまだ「巨人ファン」を名乗り続ける。
だって。
こんなどうしようもない状態のチームを見捨てるなんて、“男らしくない”じゃないか!
昔はうんと楽しい夢を見せてもらったもん。
少なくても、もう一度巨人が日本一になるまでは、私は「巨人ファン」だ。

ほんとは…ひねくれモノ?(笑)

なんてことは前振りで。
私には観戦仲間とは別の野球仲間がいて、こちらはセ・リーグ中心。
高校時代の同期生である彼らはみな「ひねくれモノ」で、私と同じ時代に同じ北海道で育ったくせに、みんな巨人以外のチームをひいきにしている。
今年から参加人数が増えて総勢8名となったメンバーの内訳は、横浜ファン2人、巨人(私)・阪神・中日・広島・ヤクルトが各1名。
あ、ひとり足りない。まぁ、いいか(笑)
そして、広島ファンは思いっきり「にわか」。
この仲間に入るために唯一の「空き家」だった広島を今年から熱烈応援するらしい。
それもひとつのきっかけだから、いいさ。

で、我々の活動としては、毎年、シーズンの順位予想をして、その的中具合を競い合っているのだが。
当らないんだなぁ〜なかなか。
それでもパ・リーグは毎年割りと的中率が良かったのだけど、去年はロッテの意外なほどの不振と“シンジラレナ〜イ!”ファイターズの優勝で、予想はみなボロボロだった。
開幕を控えて、全員の順位予想も出揃ったところで、
ここに私自身の2007年順位予想を記録しておくことにする。
シーズン終了時に大笑いしようっと!

<セ・リーグ>
1 巨人
2 中日
3 阪神
4 横浜
5 広島
6 ヤクルト

<パ・リーグ>
1 ソフトバンク
2 日本ハム
3 ロッテ
4 西武
5 楽天
6 オリックス

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2007年05月11日

無題

思えば。
「私たち」は最初からお互いに「無力」な存在なのだ。

「彼ら」がボールを投げるその腕に、
「彼ら」がバットを振りかぶるその腕に、
手を添えることなどできないのだから。

「彼ら」が流すその汗は彼らにしか流せない。
「彼ら」がかみ締めるその唇ににじむ血の味は彼らにしかわからない。

そして。
スタンドに立ち尽くす「わたし」の中に生まれる思いはわたしにしかわからない。
「わたし」の隣でメガホンを握り締める別の「わたし」。
球場を埋めるひとりひとりに、TVの前にいるひとりひとりに。
自分にしかわからないそれぞれの思いがある。

お互いに対して「無力」な「私たち」をつなげることができるのは。
思いやりと想像力。
悔しいのは「自分」だけか。
辛いのは「自分」ひとりか。

「わたし」の悲しみを“想う”ことが「彼ら」を再び奮い立たせ。
「彼ら」の無念を“想う”ことが「わたし」を再び立ち上がらせる。
そうやって。
「私たち」は「無力」を乗り越えて、ひとつの「チーム」となって結ばれていくのだ。

「自分」の悲しみを。
「自分」の悔しさを紛らすために。
「彼ら」をあしざまにののしり。
諦めず応援を続ける別の「わたし」をあざ笑う。
ただ。黙って背を向けるのではなく。
「自分」が捨てようとしているものが、何の価値もないことを“証明”するためだけに。
「彼ら」の欠点ばかりをあげつらい。
そんな無価値なものを愛する「わたし」までも否定しようとする。

自分の思いを、自分ひとりで受け止められない弱い心は「チーム」にはいらない。

戦う意志を放棄したものは、球場では生き残れないのだ。
グラウンドでも。
スタンドでも。





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2007年06月25日

“夢”見る頃を過ぎているけど〜オールスターファン投票・最終中間発表〜

★2007年オールスターゲーム ファン投票・最終中間発表(6/25)
※数日前に「もう中間発表はありません」と書いちゃいましたが間違いでした。6/25が最終中間発表で、これに未集計のハガキ投票分を加えて、7/2に最終集計が発表されるそうです。監督推薦を含めた出場選手の発表は7/3とのこと。


<パ・リーグ 二塁手>
1位 高須 イーグルス  597061(209684)
2位 本多 ホークス   313542(22454)
3位 賢介 ファイターズ 266444(19543)
4位 片岡 ライオンズ  162181(7353)
5位 青野 マリーンズ  148077(9284)
( )内は前回発表時(6/22)からの上積み票。


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2007年06月27日

野球は「失敗」のスポーツだと思う。

野球というのは「失敗」のスポーツだと思う。
相手よりたくさんの得点を獲得したチームが勝利するルールだが、得点するための攻撃手段である打撃に関して言えば、打率3割を超えればきわめて優秀なバッターと言われる。
打率3割とは、10打数のうちヒットを打って「成功」するのが3回ということだ。
つまり、凡退=「失敗」が7回ということである。
圧倒的に「失敗」する方が多いのだ。
こうした確率の悪い攻撃手段をなんとかつなげることで、より大きな「成功」である得点の獲得を目指すわけだが、当然そうそう上手くいくわけもなく、9回を戦って何点とれるかは全くわからない。
反対に。
1イニングにつき3回。9イニングで27回。
ふたつのチームをあわせればさらに倍の54回。
アウトの数だけ、「失敗」した打撃を目撃することが確定している。
野球は数多くの「失敗」の上に成り立つスポーツなのだ。
だからこそ。
小さな「成功」であるヒットが、大きな「成功」である得点が、そうやって得られた勝利が、きらきらと輝いて見えるのだ。
そして。ひとつひとつの「失敗」は、「成功」を目指しながら結局実らなかった未熟な果実ではあっても、決して不要なものではなく、野球を形作る大切な過程なのだと思う。

個々の選手も、チームも。
必ずたくさんの「失敗」をする。
「成功」よりも圧倒的に多くの「失敗」をする。
それが野球だ。
だから。
「失敗」を恐れず。
「失敗」に腐らず。
「失敗」をないがしろにせず。
勇気を持って「失敗」と向き合えるものこそが、最大の勝利をつかむのだと思う。
選手も、チームも、ファンも…。




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2007年07月15日

7/15 雨天中止により 突然ですがクイズです!

下記の一覧表は、7/15現在、84試合消化時点でのファイターズ野手&捕手の<出場試合数ランキング>です。
さて。突然ですが問題です。
(  )の中に当てはまる選手を埋めてください。

<2007年ファイターズ・出場試合数ランキング 7/15現在>

森本 稀哲 84試合
田中 賢介 84
稲葉 篤紀 82
金子 誠  78
セギノール 77
坪井 智哉 69
( あ ) 60
高橋 信二 59
( い ) 59
( う ) 58
( え ) 48
稲田 直人 47
鶴岡 慎也 37
( お ) 35
( か ) 30
中嶋 聡  30
金子 洋平 25
( き ) 18
( く ) 17
( け ) 12
糸井 嘉男  6
川島 慶三  5


選択肢は以下の通りです。
「4」 グリーン
「6」 田中幸雄
「9」 小田智之
「15」ジョーンズ
「24」陽仲壽
「31」小谷野栄一
「52」紺田敏正
「53」工藤隆人
「57」飯山裕志

簡単だったかな?

では、解答です。

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2007年07月20日

スタンドを埋める☆★☆〜2007オールスターゲーム・第一戦〜

<2007・オールスター戦>  東京ドーム

全セ  4−0 全パ


日本球界を代表する、選ばれし“スター”たちが集う夢の球宴。
グラウンドには、野球小僧に戻ったみたいに、
「チームの勝利」よりも、「勝負を楽しむ」笑顔がいっぱいに弾けていた。

先頭打者であるマリーンズ西岡に予告した上で、あえて普段は投げることのない変化球を第一球として投じたセ・リーグ先発ジャイアンツ上原。
普段どおりに打者を打ち取ると戦前語りながら、ジャイアンツ・小笠原を前にして、
直球以外は投げたくなくなってしまったパ・リーグ先発ダルビッシュ(F)。
表現方法は全く違っていても。
そこには確かに。
自分たちにふさわしい舞台で力を試すことのできる純粋な喜びが溢れている、そんなふたりの投手の立ち上がり。
“オールスター”=全ての星々が集まる場所で。
プロ野球選手が見せることの出来る、最高の姿だったと私は思う。

けれど。
オールスターゲームの本当の主役は。
本当の星たちは。

スタンドをいっぱいに埋めた、名を知られることのないファンたち。
タイガースの縦じまと、ベイスターズの縦じまが並んでメガホンを叩いている。
ファイターズのビジターユニフォームとホークスのビジターユニフォームが仲良く肩を並べてる。
そのすぐ横で、小旗を振っているマリーンズの背番号「26」たち。
何事か笑いあっている、小さなカープとスワローズとジャイアンツのユニをそれぞれ着込んだ少年と少女。

東京ドームの客席を彩った、色とりどりのユニフォームやグッズの鮮やかさは。
「野球大好き!」
というメッセージを浮かび上がらせていたような気がした。
これが何よりの。
グラウンドの“プロ”選手たちへの報酬だ。
きっと、みんな。
『プロ野球選手になってよかった』と。
また心から思ってくれたに違いないのだから。

オールスターって、やっぱりいいよね!


Fファン的感想が続きます。
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2007年07月22日

高校野球とプロ野球の間?

昨日、今日と、高校野球・南北海道大会をTVで見ました。
南北海道大会を勝ち抜いたのはやはり王者・駒大苫小牧高校。
「守り」を基本に、機動力の使い方に特に特徴的に現れている、隙のない、出来ることはどんな細かいプレーにも全力を尽くす駒苫の野球は、ファイターズのスタイルとよく似ています。
いや。もちろん技術的なレベルはプロであるファイターズが上ですが、スタイルの徹底ぶりでは駒苫が上回っているように見えました。
ただ。そのあまりにも徹底した戦いっぷりが、やっぱりアマチュアなんだなぁ、とか思います。

甲子園予選に代表されるように、基本が「トーナメント制」で、勝たなければ次がないアマチュア野球の試合には、「明日」はなく、「今」だけ。
だからこそ生まれる緊張感と一瞬のきらめき、そのせつなさが、特に高校野球などの魅力でもあるのですが、一方では独特の“青臭さ”を感じさせるときがあります。
高校野球に限らず、いわゆる「青春」時代特有のしかたないことなのでしょうが、わずかな年月を限られた世界の中で生きてきたに過ぎない子どもたちが漂わせる、「ここに“全て”をかけている」的なナルシシズムの気配は、かつて子どもだった大人として、よくわかるだけになかなかに気恥ずかしかったりします。
どんなに大量得点を得ても、いっさい妥協せずにとことん相手の隙につけこんでいく戦い方は、トーナメント制の中では全く持って正しい。
けれど。ただ単にスポーツの試合を「鑑賞する」という観点からすれば、ひたむきな純粋さは、ときに容赦なく残酷なものにも映ります。

一方で。繰り返し同じ相手と、それも何年にも渡って戦っていく「リーグ戦」であるプロ野球の世界は、高校野球とはまた違った“くさみ”というか“あく”があります。
選手たちにはそういうつもりは全くないのでしょうけど、「限りある明日」を考えながら、来る日も来る日も、年間100試合以上を戦い続けるプロ野球選手たちがときに漂わせる「見切り」感は、高校球児たちの純粋な容赦のなさとは対極のような、“手抜き”を感じさせたりします。

今のファイターズというチームは。
高校野球から“青臭さ”を抜いて、それでいていかにもプロ野球らしい“あく”もない、高校野球とプロ野球の「中間」っぽい“無臭”加減が、きっと私のツボなんだなぁ。
…なんてことを思いました。


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2007年08月23日

ピンチヒッターはあてにならない

もともとジャイアンツファンなのですが、セ・リーグとパ・リーグの「野球」というのはやっぱり違っているなと思うことがけっこうあります。
そのひとつが「代打」です。
データがあるわけではなく印象に過ぎませんが、セ・リーグでは野手の選手交代のほとんどが代打に伴うものであるのに比べると、パ・リーグでは代打という戦術が用いられる機会はかなり少ないような気がします。
その原因は、おもにパ・リーグがDH制を採用していることにあるのでしょう。
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2007年10月06日

去りゆくものに別れを告げる方法

きょうもけんすけ.gif

<10/6 横浜ベイスターズ 1 ― 10 広島カープ>
カープの今シーズン本拠地最終戦となった試合で、佐々岡真司投手(40)が現役最後となるマウンドに上がった。
10-0と大量リードして迎えた9回二死。
バッターボックスにはベイスターズの若き4番打者・村田修一選手。
初球ストライク。
2球目。得意のカーブが外れてボール。
涙こそ見せないが、こみ上げてくる何かをぐっとこらえるような表情で投げ込む佐々岡投手は、その強すぎる「想い」に乱されたか、制球がなかなか定まらない。
3球目、4球目と明らかなボールとなり、カウントは1-3。
続く5球目に投じたストレート。
見逃せばボールとなる高めの球を、しかし、“男・村田”は振り抜いた。
打球は一直線にレフトスタンドへ。
スタンドを埋めたカープファンのどよめきの中、うつむき加減にベースを一周する村田選手に笑顔はなかったが、マウンドの佐々岡投手はわずかに、しかし満足そうな微笑を浮かべているように見えた。
続いてバッターボックスに入った代打・鈴木尚選手は、1球ストライクを見逃したあと、2球、3球目を空振り。
佐々岡真司投手は現役最後の投球を三球三振で締めくくったのだった。

広島カープ一筋に、先発としても、抑えとしても大活躍してチームを支え続けた偉大な投手の最後の登板に、中途半端な四球などいらない!
だから。
“男・村田”はボール球に対して思い切りバットを振った。
佐々岡投手の引退の“花道”を汚したくないからこそ、村田選手はホームランを打ったのだと私は思う。

最終登板に、去っていく投手がプロ野球選手として過ごしてきた日々の「すべて」が込められているのなら。
黙って受け止め、受け取るのも、残されるもののひとつの敬意ある別れ方であり。
全力をもって応えるのも、同じプロ野球選手として「これから」を担っていく選手としての最高の敬意の現れ。
そんな風に思います。

去っていく人。
残される人。
新しくやってくる人。
プロ野球というドラマは続いていく。
見ている人がたくさんいるところでも、いないところでも…。
願わくば。
この“ドラマ”がいつまでも。
もっと多くの人たちに愛され続けますように…。



ベイスターズ村田修一選手は東福岡高校出身。
賢介の1つ上の先輩であり、一緒に甲子園にも行っています。
先日のライオンズ戦で、石井貴投手の引退登板の相手を務めた賢介。
今日佐々岡投手の相手となった村田選手。
こうした機会に巡り合わせることなどめったにないことなのに。
不思議な“因縁”を感じます。


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2007年10月19日

Enjoy!〜「楽しむ」とはどういうことか・私論〜

日本において、各界のスポーツ選手たちが「楽しみたい」と発言するようになったのは比較的最近のことのように思う。
そして、そうした発言は必ずしも好意的、肯定的に受け入れられているようではない気がする。
この国の「運動競技」とは、軍国主義時代の“心身の鍛錬”から発した「体育」の色合いがいまだ濃く、どこまでもストイックなものであって、“楽しむ”という感覚とは相容れないイメージなのだろう。
特に、職業として運動競技を行うプロスポーツの世界では、「体育」という真面目さと共に、「仕事」というもうひとつの真面目さが加わっている分、“楽しむ”などもっての他という雰囲気が(特に高年齢層で)根強い。
プロ野球をTV観戦していても、未だに「グラウンドで白い歯を見せるとは何事か」的な発言をする解説者などを稀にお見かけすることがある。
けれど、私は“ストイック”にスポーツに取り組むことと、“楽しむ”ことは完全に両立すると考えている。
むしろ両立させることこそが、プロフェッショナル・スポーツに従事するものたちの本当の「仕事」なのだと。

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2007年10月20日

「クライマックス・シリーズ」はこのままでいいのか?

「クライマックス・セ」は、第1ステージを2戦2勝、第2ステージを3戦3勝と無敗で勝ち抜けた、セ・リーグ2位のドラゴンズが優勝。日本シリーズへの切符を手にしました。

「セ」についてはほとんど試合を見れていないのでわかりませんが、「クライマックス・パ」に関しては、第1ステージ、第2ステージとも、試合内容も興行的にも大変盛り上がったシリーズになりました。
だからこそ、今もう一度考えておきたいのですが、「クライマックス・シリーズ」という制度はこのままでいいのでしょうか。

2007年の日本プロ野球は、次の3つのパートに分かれています。
@セ・パ両リーグによる公式戦144試合(交流戦24試合を含む)
両リーグとも、このリーグ戦で最高勝率を上げた、最終成績1位のチームを「リーグ優勝」とする。
Aクライマックス・シリーズ
各リーグ最終成績3位までのチームに出場権が与えられ、ステップラダー方式で行われるトーナメント戦。2位vs3位で戦われる第1ステージ(3戦2勝方式)と、第1ステージ勝者vs1位で行われる第2ステージ(5戦3勝方式)からなる。
両リーグとも、クライマックス・シリーズ優勝チームに「日本シリーズ」出場権が与えられる。
B日本シリーズ
「クライマックス・セ」優勝チームvs「クライマックス・パ」優勝チームで争われる。


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2007年11月10日

FAのこと

★FA選手の獲得はせず

新井(広島)、和田(西武)と今オフFA市場の注目打者が続々とFA宣言の手続きを取っているが、日本ハムはこれまで通りFA選手には手を出さない方針だ。島田チーム統轄本部長は「スカウティングと育成で勝つのがうちの方針ですから」。待望される長距離打者の補強は新外国人選手で埋める方向で、調査を進める。


ファイターズの場合、チーム内でFA権を持っている選手のうち、幸雄さんは引退、金村さんはトレードで移籍、中嶋さんは…来季もコーチ兼任が決まっているようだから関係ないよね。
金子会長は早々と行使しない宣言したし。
そして、FA選手争奪戦には参加しない、と。
とりあえず、今年は出るほうも取るほうも、FAに関してはとても平和なファイターズ(笑)。

FA権は長い間かかって選手が自分の力で勝ち取る権利なんだから、それをどう使おうと選手の自由なのだ。
FA権を獲得するほどの選手となれば、それまでずっとチームに貢献してくれたわけで、ファンとしても感謝の気持ちを持っている。
だから。
ずっとチームに残ってほしいに決まっているけど、できれば彼らの決断を尊重して、今後の活躍を願いつつ送り出したいものだと思う。
ただ。時として素直にそういう気持ちになるのが難しい場合もある。
チームを離れるという決断において。
行く先というか、これからの「目的」が重要なのか、ここから去ること自体が重要なのか。
この違いは大きいと思う。

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2008年01月29日

野球、甘いかしょっぱいか

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「野球」はつまらない。
全く以ってプロ、すなわちお金を取って見せる「興行」には不向きな競技である。
ルールは複雑だし、戦い方が迂遠で冗長だ。
小さなボールを遠くから投げて、それを細い木の棒で打ち返す。その繰り返しで、ひとつひとつ先の塁に進んでいって、4つ目までこれたらやっと1点。
めんどくさいことこの上ない。
そんなことをしているから、だらだらと時間がかかるわりに、最後まで何の盛り上がりもなく終わったりする。
スピード感もリズム感もないし、肉体のぶつかる迫力もなく、「一瞬たりとも目が離せない」という緊張感がない。
ほとんどの時間は退屈だ。
ほんとに野球はつまらない。

北京五輪を最後に野球はオリンピックから姿を消すが、私は当然だと思っている。
この競技がワールドワイドになるのは難しい。
第一に、野球をやるにはお金がかかりすぎる。
広場とボールがひとつあればとりあえず始められるサッカーとはわけが違う。
場所にしろ用具にしろ人数にしろ、揃えるものが多すぎるのだ。
それより何より。
野球をはじめて一目見て「面白い!」「やってみたい!」と即思う人間がどれだけいるか?
疑問だ。

私は子どもの頃、野球なんか嫌いだった。
今と違って、女の子が野球をやるという選択肢どころか、発想さえなかった当時。
家に一台しかないテレビの前で、父親が眺めているプロ野球の試合をちらちらと見ながら、私はいつだって「違うチャンネルが見たいな」と思っていた。
寡黙な父親は、娘である私に野球の面白さを語ってくれることもなかった。

それなのに。
どういうわけだか、私は“野球好き”になっていったらしい。
あっという間に、父親よりも選手に詳しくなり、個人成績や順位などの数字もきっちりと把握するようになっていた。
野球嫌いの子どもから、ひいきのチームが勝つとご機嫌で、負けると何もかもイヤになる…そんな“典型的”な野球ファンに化けたのは、今考えても不思議でたまらない。

野球なんかつまらないのに。

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2008年07月30日

はむ的2008年夏甲子園大会

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調子の良いときも、そうでないときも(笑)




8月は野球の季節。
プロ野球のペナントレースもいよいよ胸突き八丁に差し掛かるわけですが、加えて今年はオリンピックもある。
そして、夏といえばやっぱり高校野球。
こちらもオリンピックの関係だと思いますが、開幕が例年より早まって8月2日から開催されます。

正直言いますと、私は高校野球よりもプロ野球が好きです。
技術的には当然、プロを見慣れた目には高校球児のプレーは未熟すぎますし、プロの試合でもメンタル面が局面を大きく左右する場合はありますが、高校生は左右されすぎる。
技術の高さ、精神力の強さに「おお!」と感動するのがプロ野球ならば、高校野球はいずれの面においても「ああ…やっぱり」と気の毒になることが多く、あまり「野球」を見ている気がしないからです。
しかし。
その未熟さとそれを補って余りある情熱が、見ている人の気持ちを揺さぶるから、高校野球が“夏の風物詩”として定着しているのだろうとは思います。
ただ。
彼らはプロではない。
高校生という限られた、二度とはない時間の中で、喜びも苦しさも分かち合ってきた仲間たちと共に、最高の舞台でひたむきにプレーする姿は、誰のためでもなく、彼ら自身のための、彼らだけのもの。
そこに自分なりの「何か」を投影してはいけないという思いが、私と高校野球の距離を少し遠いものにしているのかもしれません。

それでも、昔は熱心に見ていました。
甲子園大会を見てファンになった選手がやがてプロ野球選手なる喜びもあったし、そういう選手をプロでもずっと応援していたこともあります。
また、不思議なことに自分の地元以外の地方の高校のファンになるということもありました。
そういう高校は、毎年選手が入れ替わっても、甲子園に出てくるたびになんとなく応援しながら見ていたものです。
実は愛媛の今治西がそういう高校のひとつなので、藤井さんの母校が今治西と知ったときには、意味もなく強い親近感を覚えました(笑)
同じように、今、私の甲子園大会への興味は、主にファイターズ選手を通してのものになっています。
自分の地元(北海道)のチームはもちろん一番応援しますが、「知っている人」の母校にも頑張ってほしいなと(笑)


<2008年夏の大会に参加するファイターズ選手の母校>
選手高校(地区)
須永・坂元・今成浦和学院(南埼玉)
八木日本航空(山梨)
稲田・吉川広陵(広島)
木下東邦(西愛知)
武田勝関東一(東東京)
中田大阪桐蔭(北大阪)
金子誠常総学院(茨城)
尾崎報徳学院(東兵庫)
市川菰野(三重)
紺田高岡商(富山)
鵜久森済美(愛媛)


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2008年08月02日

無事これ名馬

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調子の良いときも、そうでないときも(笑)




私自身のつまらない話です。
もう5〜6年前になるか。ある肉体的にハードな仕事をしていて、体の一部に故障が発生したことがあります。
具体的には腱鞘炎とのちに診断されましたが、最初は右手、痛んだ右手を庇っているうちに左手もと、結局は両手の指ほとんど全部を痛めてしまいました。
腱鞘炎と診断したお医者さんには、治すには安静にするしかないと言われたし、心配した家族には仕事をやめろとも叱られましたが、私自身、その仕事がとても好きで辞めたくなかった。ただ、仕事が「出来ない」状態ならばいやでも辞めなくてはならなかったと思いますが、なんとか働くことは可能だったのです。
朝、目が覚めると、両手は熱を持ったようにぼんやりと腫れぼったく、指を曲げることが全く出来ません。それを、ゆっくりゆっくりと少しずつ曲げては伸ばし、曲げては伸ばしを繰り返しているうちに、どうにか使えるようになる。
多少の痛みを我慢すれば、ハードな肉体労働も故障前とさほどそん色なくこなすことが出来ました。
指にかかる負担を少しでも減らすためにテーピングをしたり、仕事が終わった後にはアイシングをしたりと、自分なりの工夫をしながら、もともと半年間と期限の決まった短期のアルバイトだったこともあり、最後まで働きました。
その後。痛んだ指を安静にさせることにしましたが、1ヶ月経っても、3ヶ月経っても、徐々に状態は上向きにはなっても、完全にはもとには戻りません。半年経ってもダメでした。
結局。日常生活には特に不自由はありませんが、何年も経った今でも、手指に普段以上の負担をかけると腫れや痛みが出るし、朝起きたときに、指が曲がりにくいこともある。
時々。自分の両手をゆっくりと握りながら、「こうなる前はどんな感じだったかなぁ…」などとぼんやり考えることもありますが、“正常”な感覚はもう思い出せません。
最初に腱鞘炎と診断されたとき、家族が言うとおり、無理をせずに仕事を辞めていたら、こんな風にはならなかったのかもしれません。
でも。全く後悔がないと言えばそれは嘘になるけれど、私はあのときの私自身の選択は、それでよかったのだと思っています。
自分で決めたことだから。


プロ野球選手たちの大半は、身体のどこかに故障を抱えていると思います。
それが大きなものになって、プレーができないような状態であれば当然休むことになりますが、多少無理をすればプレーを出来ると思えば、彼らは当然のように無理をする。
例え、後に後悔を残すことになったとしても、どこまで無理をするかを決めるのは選手自身でなければならないと私は思います。
野球はチームスポーツだけれど、労働者としてのプロ野球選手はあくまでも個人個人が事業主。球団は「チーム」の包括的な利益のために「個人」をサポートする最良の環境を準備すべきではあるけれど、それぞれの事業の元手である「肉体」を管理する責任と権利は、選手個々にある。
いくら優れたセンスや技術を持っていても、それを表現するための肉体という器が壊れていてはなんにもならない。
一流と言われる選手たちは、そのことを理解しているから、常に万全の準備やケアを怠らないし、日常生活からしっかりとした肉体の管理を心がけている。
そうやって自分の肉体を管理することが、結局はチームのために責任を果たすことにつながる。
「野球を仕事にする」というのは、そういうことなのだと思います。


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2008年08月09日

チームとは。

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勝ったときも、負けたときも(笑)



BB8 CS放送.gif

<試合詳細はNPB公式サイトでご確認下さい>



考えてみれば、野球チームというのはすべからく偶然の寄せ集めによって出来たものです。
学校の部活だって、社会人やもちろんプロも、一部の選手は意図的に加えることは出来ても、チーム全体を完全に最初から「作る」ことなど不可能。
たまたま集まってきた、それぞれに特徴のある選手たちで、どのように戦っていくのか。
あるいは、長期的な視野にたって、どのような「野球」をする集団を目指すのか。
学生のように特に“限られた時間”のないプロ野球の醍醐味は、結局そうやって、寄せ集めが「チーム」になっていく過程を毎年繰り返すところのような気がします。
選手が入れ替わり、指揮官、指導者が変わり、同じチームは二度とは出来ない。
選手の調子も良かったり悪かったり、怪我に泣いたりすることもある。
去年できた「野球」が今年も全く同じに出来るとは限らない。
当初の目論見とは違う、数々の困難にぶつかりながら、今自分たちに出来る野球を作り上げていくことで、今年だけの「チーム」が立ち現れてくる。
長い戦いの最後に成績を残すことが出来るのは、そういう「チーム」になった集団なのだと思います。

ただ。一方で。
能力のきわめて高い、調子の良い選手たちを「寄せ集めて」、自由にのびのびと野球をしてもらえば、それは「チーム」とは言えない集団かもしれないけれど、相当に強いというのも確かなことです。
昨日のパ・リーグ選抜、そして今日のセ・リーグ選抜が証明しています。

では。北京五輪代表チーム、いわゆる「星野ジャパン」とはどういう集団なのか…とふと思いました。
彼らは、寄せ集めではなく、なんらかの意図を持って「選ばれた」選手たちの集団です。
けれど、「チーム」なのかと言われれば、どうなのだろう。
『金メダルを取る』という強い気持ちで結ばれてはいても、ならばそのために勝ち進んでいく上で、「どのような野球をするのか」という部分に具体的なコンセンサスは存在しているのか。
「つなぐ野球」というのがひとつのキーワードのように使われていますが、ファイターズの「つなぐ野球」とは意味が違うと思います。
ファイターズの場合は、「投手を中心にした高いディフェンス力」と「長打力に欠ける低い打力」という戦力事情を背景にした、ある意味理にかなった「こつこつ野球」です。
しかし、星野ジャパンには高い打力があり、一方でディフェンスに関しては投にしろ守にしろ、今回は“緩め”な選抜がされているように思います。
こういう戦力状況で「つなぐ」野球が果たして有効なのか。
今更どうにもなりませんが、そもそも、最初から選手を選んで作った「チーム」であるならば、そこには明確な選考の基準、すなわち「どのような野球をするのか」という意図があるはずなのですが、それがはっきりと見えてこないというのが最大の問題点だと思います。
“選ばれた”選手たちにしても、「やらなくちゃ!」という思いは間違いなく強いと思うのですが、では「何を?」という部分に戸惑いがあり、それが雰囲気を重くしているように見えます。
普段とは全く違う国際試合で、確かに経験や気迫や闘争心は大切な要素かもしれませんが、野球は競技であり、一番に必要なのは技術であり戦術。
作られた「チーム」を本当に一緒に戦っていく「チーム」にするのは、ムードだけではなく具体的な「戦い方」なのではないかと思いました。

とにかく必死であろう選手たちに『金メダルなんかどうでもいい』などとはとても言えませんが、ただ。
無理やり形のない「五輪代表チーム」にはまろうとするより、個人個人が自分の能力を目いっぱい出してくれたら、良い結果がついてくるのではないかと思います。
それだけの能力を本来持っている選手たちなのだから。
このことが、今日のセ・リーグ選抜からの“はなむけ”だったような気がします。

自分たちの力を信じて。
力いっぱい戦ってきてください。
頑張れ!みんな!



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2008年11月27日

守備位置について少し考えてみる

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昨日(11/26)ゴールデングラブ賞の表彰が行われました。
受賞者の皆さん、改めておめでとうございます。

ところで。
各受賞者の守備記録の数字を眺めていると、ポジションによって「守備機会」の数字が大きく違うことに気がつきます。
「守備機会」とは、
“選手が守備に関わった回数をあらわす。ゴロの処理、フライの捕球、触塁、走者へのタッチ、中継、挟殺など、アウトに関わったプレーのうち、投球を除く全てのものに記録される。”
つまり、この数字が大きいほど「アウトに関わるプレー」にたくさん参加しているということであり、いわゆる“守備負担の大きい”ポジションになります。
では、実際にどのポジションが、どれぐらい負担が大きいものか。

チーム 守備率 守備機会 刺殺 補殺 失策
F 988 5411 3832 1516 63
B 986 5448 3844 1526 78
H 985 5451 3887 1484 80
M 984 5381 3831 1466 84
E 984 5455 3843 1522 90
L 982 5553 3891 1564 98
守備機会 刺殺 補殺 失策
一塁
F 25.4% 1374 1299 70 5
B 25.6% 1393 1304 80 9
H 24.0% 1306 1221 82 3
M 24.8% 1335 1239 88 8
E 24.3% 1327 1222 95 10
L 24.7% 1371 1270 87 14
二塁
F 14.5% 786 322 455 9
B 15.1% 820 352 458 10
H 14.7% 804 367 427 10
M 14.8% 796 342 439 15
E 14.4% 783 330 439 14
L 14.7% 814 352 448 14
三塁
F 6.4% 347 93 239 15
B 6.9% 377 85 269 23
H 6.4% 347 86 243 18
M 6.8% 364 121 230 13
E 6.8% 373 108 241 24
L 6.9% 384 88 274 22
遊撃
F 12.8% 695 220 457 18
B 12.4% 676 228 433 15
H 11.5% 629 184 426 19
M 11.7% 627 193 418 16
E 11.6% 634 208 408 18
L 12.1% 670 240 414 16
外野手
F 17.4% 941 915 20 6
B 16.4% 892 872 18 2
H 15.9% 866 840 19 7
M 17.2% 928 902 15 11
E 15.4% 841 807 21 13
L 16.5% 917 875 28 14
捕手
F 18.6% 1005 937 60 8
B 19.0% 1033 957 69 7
H 22.7% 1237 1144 91 2
M 19.4% 1044 968 69 7
E 22.1% 1206 1099 100 7
L 20.0% 1110 1005 94 11
*:チーム全体の守備機会に占める割合



この表は、2008年シーズンのパ・リーグ各チームの、ポジション別の守備機会と、それがチーム全体の守備機会に占める割合を一覧にしたものです。(投手を除く)
多少のばらつきはありますが、それぞれのポジションが守備全体に占める「守備機会」の割合は、ほぼチームに関係なく似たような数字になっていることから、この割合やアウトの内容(刺殺・補殺)によって、おおよそ野球というゲームにおける守備位置の特性というものがうかがえると思われます。

続きは明日(笑)



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2008年11月30日

野球の「法則」〜守備位置について考える

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※11/27記事『守備位置について少し考えてみる』を書き直したものです。


先日GG賞の表彰式があったときに、各受賞者の守備記録をスポーツ紙などで目にする機会がありましたが、「守備機会」の数字がそれぞれ大きく違っているのが気になりました。
例えば、パ・リーグ投手部門で受賞したダルビッシュの「守備機会」は44であるのに対して、同じく二塁手部門の田中賢介の「守備機会」は786です。
ちなみに、「守備機会」とは、
“選手が守備に関わった回数をあらわす。ゴロの処理、フライの捕球、触塁、走者へのタッチ、中継、挟殺など、アウトに関わったプレーのうち、投球を除く全てのものに記録される。”(Wikipediaより)
投手と野手ではもちろん出場試合数が大きく違いますから、当然「守備機会」についても同列に語れないにしても、では、同じ野手同士で、ポジション別に「守備機会」はどれだけ違うのか、違わないのか。

NPBの公式記録として残っている球団別の守備記録を元データとして、2008年シーズンのパ・リーグ各球団・各ポジション別の「守備機会」を集計し、さらに、それぞれのポジションの「守備機会」数がチームの全「守備機会」数に占める割合を計算したものが次の表になります。

守備位置 チーム F B H M E L 平均
一塁 割合 25.4% 25.6% 24.0% 24.8% 24.3% 24.7% 24.8%
守備機会 1374 1393 1306 1335 1327 1371
刺殺 1299 1304 1221 1239 1222 1270
補殺 70 80 82 88 95 87
失策 5 9 3 8 10 14
二塁 割合 14.5% 15.1% 14.7% 14.8% 14.4% 14.7% 14.7%
守備機会 786 820 804 796 783 814
刺殺 322 352 367 342 330 352
補殺 455 458 427 439 439 448
失策 9 10 10 15 14 14
三塁 割合 6.4% 6.9% 6.4% 6.8% 6.8% 6.9% 6.7%
守備機会 347 377 347 364 373 384
刺殺 93 85 86 121 108 88
補殺 239 269 243 230 241 274
失策 15 23 18 13 24 22
遊撃 割合 12.8% 12.4% 11.5% 11.7% 11.6% 12.1% 12.0%
守備機会 695 676 629 627 634 670
刺殺 220 228 184 193 208 240
補殺 457 433 426 418 408 414
失策 18 15 19 16 18 16
外野手 割合 17.4% 16.4% 15.9% 17.2% 15.4% 16.5% 16.5%
守備機会 941 892 866 928 841 917
刺殺 915 872 840 902 807 875
補殺 20 18 19 15 21 28
失策 6 2 7 11 13 14
捕手 割合 18.6% 19.0% 22.7% 19.4% 22.1% 20.0% 20.3%
守備機会 1005 1033 1237 1044 1206 1110
刺殺 937 957 1144 968 1099 1005
補殺 60 69 91 69 100 94
失策 8 7 2 7 7 11


野球に詳しい人にとっては常識なのかもしれませんが、球団にかかわりなく、それぞれのポジションの「守備機会」が全体に占めるパーセンテージがほぼ同じであることに、私はびっくりしました。
これはすなわち、野球という競技においては、守備において各ポジションが「アウトに関わるプレーに参加する」割合はおおむね決まっているということです。
ということは、それぞれのポジションに選手を配置するにあたっては、野球というものが“そういう風に出来ている”ことも考慮する必要のある点だと思います。


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2008年12月06日

『プロ魂〜王監督のメッセージ〜』を観て〜受け継がれていくもの〜

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しばらく前にNHKで放送された『プロ魂〜王監督のメッセージ〜』という番組を観ました。
今シーズン限りでユニフォームを脱いだ王監督の1年を追いかけながら、王監督が特に若い選手たちに伝えようとした、「プロ魂」とも言うべき“プロ野球選手としての思想”が数多く語られていました。

曰く、『結果は自分でつかめ』。
「プロというのはとことんやらなくてはいけない。徹底しないといけない。それでも、なおかつ、結果に出せるとは限らない。だけど、やらない人には絶対良い結果は出ないけど、やった人には良い結果が出る“チャンス”があるということ」

曰く、『この一球は二度とない』。
「基本的にはプロというのはミスしちゃいけない。そう思って取り組んでいかなくてはいけない。人間だからミスはするもんだよと思いながらやる人は絶対にミスをする。それも多い。同じようなミスもする。
だから、プロは“オレは人間なんだ”などと思ってはいけない。百回やったら百回、千回やったら千回、絶対オレはちゃんとできるという強い気持ちで臨んで初めてプロ。ミスしてもしょうがないとは周りが言うことではあっても、自分がそう言ってはだめである」

プロ野球選手に限らず、何かに真剣に取り組もうとする人間にとっては当たり前の「教え」だと思います。
ただ、その当たり前を忘れずに、どれだけ徹底できるかが難しい。
どこまでも貪欲に、どこまでも自分に厳しく、こうした姿勢を貫き続けてきた王監督は“勝負の現場”から去りましたが、彼が信じ伝えようとした「プロ魂」には、実は直接教えを受けたホークスやジャイアンツの選手だけでなく、間接的な方法であってもより広い範囲の選手たちや野球人が触れているのではないかと思います。

番組の中で、王さんが選手だった時代にジャイアンツでコーチを務めていた町田行彦氏が紹介した『王ノート』は、王さんが日々の練習や試合の中で技術的、あるいは精神的に「つかんだ」ものをこつこつとメモに書き留めていたものです。
その中の一節に「バットは傘を持つごとく楽に持つこと」という技術的な覚書があったのですが、この言葉には聞き覚え(見覚え)がありました。
ファイターズの打撃コーチに着任した当時の淡口コーチが、その頃二軍で伸び悩んでいた田中賢介に送ったアドバイスがやはり「傘をさすときのように一番楽な位置でバットを構えるよう」ということだったのです。(『別冊宝島 プロ野球感動読本』参照)
思えば、現役時代の王選手の構えと、淡口コーチの指導を受けて完成した(と言われる)田中賢介の去年までの構えは、グリップが低いこと、バットが真っ直ぐに立っていることの2点においてよく似ています。
淡口コーチといえばジャイアンツのV9時代を支えた一人であり、ON(王と長嶋)というスーパースターがチームを引っ張っていた時代の選手です。
同じ本の中に「王さんはわからないことがあったら遠慮なく聞いてくれと言ってくれた」という言葉もあり、淡口コーチが賢介に伝えた技術的なアドバイスは、おそらく王さんから伝わってきたものと思って間違いないでしょう。
淡口コーチという同時代の選手へと伝わったものが、やがて時を超え、チームを越えてひとりの若い選手へと届き、彼が成長する「きっかけ」を与えたことには感動を覚えます。
このエピソードでは、受け継がれたものはひとつの技術論に過ぎませんが、王さんの「プロ魂」もまた、このような形で広く受け継がれていってほしいと思います。

ミスも多いけれど失敗を恐れず、のびのびと思い切りよく戦ったライオンズが日本シリーズを制したのとは対照的に、14年間に渡って王監督が「プロ魂」を叩き込んできたはずのホークスがリーグ最下位に終わったのが現実ですが、それは2008年におけるひとつの結果にすぎません。
本来持っている実力をそのまま発揮しやすいように、首脳陣がミスをとがめない方針で臨んだライオンズは、その思惑通りに若い選手たちが活き活きとプレーし、自信をつけることでさらにシーズンを通して成長していきましたが、プロ野球選手としてもっとその実力を個々に高めていくためには、やはり王監督が言うように、とことんやらなければならないし、「この一球は二度とない」心構えで集中することが求められていくはずです。
野球はチームで戦うスポーツであり、そこには作戦もあればチームプレーもあり、「のびのび」のごとく選手が戦いやすい環境づくりもまた、勝利のための重要な方法論のひとつですが、チームを根本から強くするためには結局選手一人ひとりが力をつけなくてはならないのだと思います。
実力ある選手たちが「チームのために」プレーするから、ただの足し算以上の強さが生まれる。
そういう強さをもった選手が育つためには、やはり王さんの「プロ魂」のような厳しさが必要なのです。

ファイターズならば。
「日本のエース」と呼ばれるようになっても、決して自分の投球に満足せず、常に向上しようとするダルビッシュには「プロ魂」が生きている。
36歳でありながら、もっと上手くなろうとし続ける稲葉にも「プロ魂」は生きている。
ファイターズの良さは、ひとりひとりがチームのために自分がするべきことを理解して実行できる「つなぐ野球」にあるのだけれど、だからといって、“自分のやるべきこと”の中に小さく納まるのではなく、個々がもっと自分の可能性に期待してほしい。
特に、自分の力を伸ばすことだけを考えていい自主トレの期間に、どれだけの選手がどれだけ厳しく、「目標」に向かって徹底的に自分を追い込めるのかで、来年のファイターズの「実力」が決まってくるように思います。
しっかりとした準備をした選手たちが、今までと変わらず明るく野球を楽しみながら、でも、今まではたとえば3だった力をそれぞれ4にレベルアップすることで、より強力な「つなぐ野球」を展開する姿が春に見られたら嬉しいです。


2009年シーズンのグラウンドに王監督の姿はないけれど。
その魂は、もちろんホークスに、そしてもっと色々な選手の中できっと輝いていると思います。
みんな野球が大好きだから。



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2008年12月16日

スポーツ新聞を読む心構え

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ハム田中1億突破「ひちょりと1番争う」

 日本ハム田中賢介内野手(27)が15日、リードオフマンの座の「略奪」を来季構想として明かした。札幌市内の球団事務所で6500万円増、自身初の1億円の大台突破となる年俸1億4000万円(推定)で契約を更改した。今季は打順1、2、3番をチーム状態に応じて任されたが、1番への興味を示唆。森本の定位置で、2番打者としてコンビを組んできたが、実力行使での“解散”を狙い10年目の来季へ挑む。

 胸に秘めた野望を、少し遠慮気味に披露した。田中が青写真をすでに描いていた。今季は核弾頭、つなぎ役、中軸を兼務。今季経験した3択から選んだ09年の希望プランは、1番定着だった。「打線の雰囲気をつくれる。積極的に(試合の)流れを持っていける」。ひちょりを気遣ってか、慎重に言葉を選んでいたが、すでにターゲットは決まっているかのようだった。

 新境地への挑戦になる。昨季まで2年間は、不動の2番。06年の44年ぶり日本一、07年はパ・リーグ新の58犠打で球団史上初の連覇達成、快挙連発の2年間の象徴だった。躍進の要因になった前監督で、米ロイヤルズ・ヒルマン監督が成功させたスモール・ベースボールの申し子だった。今季は役割の違う3パターンの打順を経験。気持ちに変化が出た。

 チーム貢献が第一だが、さらに自分を高めるための脱皮を目指す。「2番は全体の動きを見ないといけない。自己犠牲ですから」。今季はチームでただ1人、144試合フルイニング出場した。3番が最多で88試合、2番が39試合、9月からは不振のひちょりに代わり17試合で1番に抜てきされた。打率3割4厘と及第点だが「出塁率、盗塁をもっと増やしたい」早くも自覚十分だった。

 この日は特に安定した守備を高評価、攻守にフル稼働したことが認められ大幅アップで、年俸1億円の大台に初到達。「今年は負けてみて初めて優勝っていいな、と思った」。2番定着で他球団も警戒していた名コンビ解散での逆襲のため、2年連続で低迷している打線のかじ取り役に立候補した。選手会長就任などの肩書、年俸と増えるばかりのオフだが、打順は1つ減らしたい。



「打線の雰囲気をつくれる。積極的に(試合の)流れを持っていける」
という田中賢介の発言(ほぼこれに近い内容の発言)ひとつを軸にして、“リードオフマン略奪構想”という「物語」を描きだした力作。
青文字で表した「事実」に、赤文字で表した、記者がその慧眼で読み取った「隠れた真実」を巧みに組み合わせ、
「選手会長就任などの肩書、年俸と増えるばかりのオフだが、打順は1つ減らしたい。」
この会心の“オチ”に向かって筆は快調に滑り続ける。

ちなみに問題の発言部分だが、スポニチ北海道版によるとこうだ。
今季1〜3番を任されたが、「1番は雰囲気や流れをつくれる。2番は全体を見ながら自己犠牲が多い。いろんな楽しみがある」と、どの打順にも乗り気。

もちろんどちらの記事が「正しい」などとは言えないが、少なくても賢介自身の口からは「1番を打ちたい」という発言が出ていないことは確実と思われる。
言っているのならそのまま書けば、なにも面倒くさいことをしなくても「リードオフマン略奪構想」は説得力を持って完成するのだから。


こういう記事を読むたびに思う。
スポーツ新聞は報道とは違うのだから、書いてあることをそのまま事実だと思ってはいけない。
常に書き手が「何をほのめかしたいのか」を疑いながら読まないと、まんまと誘導されかねない。
気をつけよう。



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