2011年01月03日

去華就実〜2011年のファイターズに望むもの

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新年あけましておめでとうございます。
本年も、ファイターズを愛し、賢介を応援する文章を書き続けていこうと思います。





昨年末、2006年夏の甲子園大会決勝戦、あの駒大苫小牧対早稲田実業の激闘が再試合を含めてテレビ放送されました(北海道だけ?)。
まぁ、「佑ちゃん」人気にあやかろうとした便乗番組には違いありませんが、もう一度あの試合を観られたのは嬉しかったです。
しかし、話は試合のことではありません(笑)。
甲子園のアルプススタンド、早稲田実業の応援席に『去華就実』と書かれた大きな横断幕が貼られていました。
これを見たとき、「華が去って、実が就く」という意味だと解釈した私は、これはファイターズにぴったりの言葉だと思いました。

成績も振るわず、たいした人気もなく、パ・リーグの片隅にひっそりと存在していたファイターズが、北海道に移転してきてたった3年目で日本一に登りつめ、翌年はリーグ連覇、2008年は3位に終わったものの、2009年にまたリーグ優勝。
「Aクラスは当たり前」の強豪チームとなり、また、「ファンサービス・ファースト」の理念のもと、球団・選手が一丸となって地域密着に努めた結果、認知度・人気度もおそらく東京時代とは比べ物にならないほど上昇したはずです。
ダルビッシュや稲葉、あるいは、森本、最近では糸井など、全国区の知名度を獲得した選手も多くなってきました。
まさに、北海道日本ハムファイターズにとって「華」の時代だったと思います。
ところが、昨年。
ひさしぶりにBクラスに終わったチームの“戦い”は、結果以上に内容が問われるものであったし、「今まで通りではだめ」ではないかと感じされるものでした。
戦力としても精神的にもチームの支柱であったベテランたちは、稲葉が主に故障がちだった影響もあって極端な打撃不振に苦しみ、金子誠は二度にわたる大きな故障で出場試合数を大幅に減らしました。
ブルペンで絶対の信頼を集めていた武田久がその「絶対」を失い、エース・ダルビッシュはチームで1番の勝ち星を稼ぐことができなかった。
さらにオフに入って、同期入団だった建山と森本という主力選手たちがFA権を行使してファイターズを去るにあたり、北海道日本ハムファイターズのひとつの時代が、「華」の時代が終わったのだと思います。

しかし、花が散ったとがっかりすることはありません。
「華」がなぜ咲くのかと言えば、それは「実」を就けるためです。
例えば、2010年に限定しても、陽や中田、大野らの成長は明らかだったし、榊原は新人王を獲得する活躍をみせてくれました。
「華」の5年間を通して考えれば、田中賢や小谷野、糸井、武田勝などが一億円プレイヤーの仲間入りを果たしたのは、チームとして大きな実りでしょう。
華々しい成績や人気のかげで、ゆっくりと、着々と育ってきたものが、2010年の「散る」という厳しい経験を通過して、さらに熟していくこと。
これが2011年のファイターズに望む姿です。
オフのトークショーなどで、「華」の時代から主力選手であり続ける田中賢と稲葉がそれぞれに、「来年は優勝できる気がする」と発言しているのも、ずっとチームを見てきた彼らだから感じる「実り」の予感があるのではないかと思っています。

華は美しい。
けれど、実が就いて熟し、その実がもっと次の世代につながる種子を播き、そこからまた目が出て花が咲く、そうした循環ができて初めて「常勝軍団」になる。
そういう意味では、ファイターズの歩みは始まったばかりだし、進むステージはまだまだ長く、おそらく終わることはない。
新しい、けれど、華の「続き」でもあるファイターズを。
しっかり見届けていきたいです。


ところで。
ここまでの文章のきっかけになった『去華就実』ですが、後からネットで検索したところ、その意味は、「華やかな装いを捨て去って、中身の充実を図ること」だそうです。
私の勝手な解釈は全然間違っていたわけです(笑)。
でも。これはこれでやっぱりファイターズの野球にぴったりの言葉です。
派手なプレーは狙わないけれど、見られていないところでの準備に手を抜かず、グラウンドでも、地道に基本のプレーを一生懸命しっかりやること。
この言葉を校是としていただいてきた斎藤佑は、やはりファイターズにフィットする選手かもしれません。
スポーツ界のみならず、一般マスコミからも注目を浴びる斎藤佑という「華」の存在は、「実り」の時代に入る(予定)ファイターズにとって、ともすると“邪魔”になる恐れもありますが、周りがどう騒ごうとも、彼の個性そのものは『去華就実』の精神に寄り添っているように感じるし、チームメイトには“野球を通して”イメージではない彼の実像が必ず伝わるはず。
だから、心配いらないし、きっとチームの力になってくると思います。
まさしく、去華就実。
ファイターズも斎藤佑も、見た目ではなく中身で勝負!
頑張れ!ファイターズ!!




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posted by こなつ at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

イッショニタタカイマショウ!もっとひとつになって。

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◇地域密着をアピールするユニホームに変更…日本ハム

日本ハムの藤井球団社長は5日、今季からユニホームを変更する方針を明らかにした。本拠地を置く北海道により密着したデザインとすることが狙いで、藤井社長は「真なる道民球団として戦うため」と説明した。

 白を基調としたホーム用のユニホームは、背番号などの字体を新しくする。グレー色のビジター用は上下ともに一新され、胸のロゴに「HOKKAIDO」の文字を加えるという。帽子とヘルメットは、これまでファイターズの頭文字を取って「F」としていたものを、北海道の「H」とする。

 新ユニホームの発表は今月末になる予定。2月1日のキャンプから使用する。



胸に「HOKKAIDO」の文字が刻まれ、北海道をイメージしたカラーに彩られるユニフォーム。
おなじみ『We Love Hokkaidoシリーズ』で毎年数試合着用された限定ユニと同じコンセプトです。
ただし。
今までは、札幌ドームを初め、函館・旭川・帯広・釧路の地方球場を含めた「ホーム」で着用されていたものが、今度は、敵地=ビジター用の戦闘服となる。
宮城に。
埼玉に。
千葉に。
大阪に。
福岡に。
「HOKKAIDO」が乗り込んで戦う。
『We Love Hokkaidoシリーズ』のように、選手たちとファン、球場全体を「HOKKAIDO」が埋めるのではなく、敵の中に、「HOKKAIDO」を抱えた選手たちが攻め入っていく姿を私たちは遠くから見守ることになります。
“特別なおそろい”をお互いに身につけることで愛情を確認するような、ある種おさない“絆”を脱して、離れているときこそ「ホーム」を強く意識する、新しい段階へ。
戦力的にも一区切り、生まれ変わる可能性に満ちたファイターズを後押しするCHANGEかもしれません。

地元の誇りをかけて、チームは戦う。
そんな彼らの勇敢な姿をファンが誇る。
ホームでは「一緒に戦う」のが当たり前。
今シーズンからは、敵地にあっても「北海道」で結ばれたチームとファンが、心は強くひとつに。
イッショニタタカイマショウ!モットヒトツニナッテ!!




とはいえ。
現在のユニフォームをひじょうに気に入っているので、正直、実物がどんなデザインに仕上がっているのか不安ではあります。
他の記事では「北海道の大地をイメージした色」という藤井社長のコメントもあり、今までの限定ユニを思い返しても、油断はなりません(笑)。
とりあえず、ラベンダー色はやめて〜!(色は綺麗だけど、もはやトラウマw)





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2011年01月06日

2011年を考える 投手編 @先発投手の役割

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契約更改.gif
<1/6契約更改>
11ダルビッシュ 更改 (5億円 出来高なし)

「無事契約できすっきりしました。また今年1年、頑張ろうという気持ちになりました」
「(クライマックスシリーズ出場へ)あと1勝足りなかった悔しさを皆が持っている。僕たちが次に笑えるような年にしたい」


個人的な“査定”(笑)とは1億円以上の開きがあったので驚きましたが、昨年までつけていた出来高がない分ベースが大きくアップしたということで納得。
何故、今年はこのような契約形態にしたのか、いくらでも勘ぐることはできますが、それはまた先の話です。
これで全選手が契約更改終了。
すっきりと、2011年シーズンに向かえます。




個人タイトルを二つも獲得した今年のダルビッシュの「数字」は素晴らしいものでしたが、ファイターズにとって何よりも大きな貢献は、彼が稼いでくれたイニング、投球回の多さだと思います。
先発25試合で201投球回。
一試合平均にして約8回。
任された試合はほとんどひとりで投げ切っているに近い数字を残しています。
先発ローテーションが確立しないどころか、数も足りず、大ベテラン木田の助けをしばしば借りたり、まだ“準備中”だった高卒ルーキー中村に何度も先発させたり、金森・ウルフを中継ぎから先発へ転向させてみたりと、余りにも苦しい「先発台所事情」を救ったのは、直接的には榊原や宮西・建山などを中心にしたリリーフ陣の頑張りでしたが、過酷な登板を繰り返す彼らが最後まで潰れることなく(もちろん疲れていたのは確かですが)踏ん張れた一因に、勝っても負けても「投げきる」ダルビッシュが、必ず一週間に一度は先発してブルペンの休養日を作ってくれたことを挙げてもいいのではないかと思います。
こういう投手は得がたいものだし、これが出来るからこそダルビッシュがエース。
勝ち星の数は昨年武田勝が上回りましたが、ダルビッシュが投手陣全体に与える影響力、存在感はやはり圧倒的です。
しかし、もう何年も同じ課題を抱えたままの先発投手事情がいい加減改善されない限り、いくらダルビッシュが「投げ切っても」、蓄積されていくばかりの中継ぎ陣の勤続疲労は積み重なる一方。
今年こそ、先発投手が「試合を作り」、中継ぎ投手たちが心身ともに「準備万端」でマウンドを引き継ぐような好循環を作らなければ、ここ数年投手陣を真ん中で支えてきたリリーバーたちが潰れてしまっても致し方ない気がします。
ですから、先発投手に求める条件は、なによりも長いイニングを投げられること。
梨田監督がすでに先発ローテーション入りを明言している武田勝・ケッペルは、昨年の一試合平均投球回がいずれも6回強。
実績ある彼らにはもう1イニングの上積みを求めたいし、特に昨年3完投した武田勝は、長く投げる“コツ”と自信をつかんだのではないかと思うので、期待したいです。
その他、昨年先発を任された投手たちに関しては、終盤転向したウルフ以外、はっきり言って先発投手として失格と言わざるを得ません。
先発一本の増井・八木・糸数・矢貫、彼らの試合平均投球回はいずれも4回強。
高卒ルーキー中村が残した数字と全然変わりません。
「谷間」で投げる投手なら、これぐらい持ってくれれば御の字でしょうが、先発ローテーションに入るにはあと2イニングは足りない。
6回を投げきるということは、完璧に抑えても打者と二周り、普通に考えれば上位打線とは3度対戦する。
それを可能にするには、単純なスタミナだけでなく、配球に頭を使う必要もあるし、打者の反応に対応していく柔軟性も、試合展開の中で自分をコントロールしていく精神性も重要。
もちろん、簡単なことではありませんが、それが先発投手の「役割」だし、難しいからこそ「6回3失点」のQSをクリアすることがチームへの貢献と評価されるわけです。
今年はとにかく、一回りしたら捕まるような先発投手はいらない。
序盤で試合を壊すことなく、粘り強く中盤を投げきる、「役割」を果たせる先発投手の登場を願っています。

先に挙げた増井たちの他にも、吉川・多田野など、ほとんどの“先発投手”は悔しい思いしかなかったはずです。
そこに斉藤佑という“起爆剤”が投下されたとき。
どれだけの大爆発が起きるものか。
ものすごく楽しみにしています。
出て来い!鉄腕!!





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posted by こなつ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

2011年を考える 投手編A 復活・安定・成長・カムバック・台頭

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2010年の投手陣は、先発ローテが確立できなかったことと、クローザーの不調を、中継ぎ投手陣の超人的な頑張りが支えたシーズンだったと思います。
宮西 61試合 防御率1.70
建山 58試合 防御率1.80
榊原 39試合 防御率2.63 (10勝)

彼らの活躍がなかったら、最終的に“惜しい”Bクラスにまでいけたかどうかわかりません。
よくやってくれました。
いつ崩れるかわからない先発投手と、頼りになるかならないかわからなかったクローザーの「間」を担当するリリーバーたちは、建山や宮西でさえ、「いつ・どこ」が自分の投げる場面なのかはっきり決まることがなく、肉体的には言うに及ばず、精神的な部分でも準備が難しいシーズンだったと思います。
建山が抜けた今シーズンは、まず、現在最も安定感のある宮西のポジションをはっきり決めて動かさないところから始めて、リリーバーたちの「役割」をきっちりさせることが望ましい。
特に信頼できる選手ほど「出番」を守って、心身ともに万全な状態でマウンドに上がりやすい環境を作ることは、トータルで長いシーズンを考えた場合、絶対に必要です。
ここには当然、武田久のポジションという問題も含まれてきますが、個人的には、武田久はクローザー、宮西をセットアッパーで固定した形がいいかなと思っています。
かつては左中継ぎの不足が毎年の課題だったファイターズですが、2010年シーズンの成績を見ると、宮西以外にも、林が36試合・防御率2.64、故障はありましたが石井が13試合・防御率2.53と安定。
彼らが対左用の起用を賄ってくれれば、宮西に固定的なイニングを任せることも可能な状況になっている。
心配はむしろ右中継ぎのコマ不足。

★2011年 ピッチング・スタッフ(予想)
<先発>
(右)ウルフ ◎ダルビッシュ オビスポ 糸数 ◎ケッペル 矢貫 増井 運天 多田野 ダース(左)八木 吉川 中村 土屋 ◎武田勝  

<中継ぎ>
(右)榊原 武田久 松家 植村 菊地 谷元 加藤武 
(左)石井 宮本 林 宮西 根本

<不確定 または ユーティリティー>
(右)木田 金森 

<ルーキー>
(右)斎藤佑 榎下 大塚*(2年目だが1年目は故障で実質ルーキーみたいなもの)
(左)乾 斉藤勝


58試合を投げた建山の抜けた穴は当然大きいとして、昨シーズン終盤先発に転向したウルフも実は先発4試合を含めて42試合に登板・防御率3.03という数字を残しており、彼が今季も先発でいくならば、ブルペンの右投手に関しては、現時点で榊原以外に“計算できる”投手はいません。
逆に言えば、ルーキーまで誰にでもチャンスがある。
先発もできる木田・金森を含めて、誰が開幕一軍ベンチに入るのか楽しみですが、やってほしいというよりも、やってもらわなくては困るのが菊地です。
昨年は故障に泣きましたが、コンディションをしっかりと整えて、2009年シーズンのような剛腕を復活させ、守護神の前、宮西とふたり、左右のセットアッパーとして並び立つ力を再び見せてもらいたい。
むしろ、武田久をクローザーの座から引きずり下ろすぐらいの勢いで。
頑張ってほしいですし、今シーズンのキーマンの一人だと思っています。

短期決戦になれば話は多少違いますが、144試合のトータルで決まるリーグ優勝のためには、やはり投手陣の充実、特に、「勝利の方程式」を確立しているチームは強い。
どのチームも強力な打線を持っているだけに、とりわけ長打力に劣るファイターズは、1点2点の僅差で勝っている試合を「勝ちきる」ことができるかどうかで勝ち星が大きく変わってきてしまう。
優勝したシーズンである2006・2007年は武田久・マイケル、2009年には宮西・菊地・建山から久へ。
「勝利の方程式」がありました。
武田久の復活、宮西の安定、榊原の成長、菊地のカムバック。
それによって生まれる2011年の「方程式」と、「佑ちゃん世代」でもある植村など、若い投手たちの台頭による充実したブルペンの形成。
ファイターズのリーグ優勝への「方程式」だと思います。
頑張れ!リリーバーズ!!



それにしても。
こうやって今シーズンの課題を考えていると、データ的に不安な部分は多いものの、結局それもどうにかなりそうな、優勝できてしまいそうな気がしてくるから恐ろしい(笑)。
だから考えるのが楽しいわけですけども。




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posted by こなつ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

2011年を考える 捕手編〜“ライバル”として「チーム」として

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ファイターズに「正捕手」はいませんし、この5年間、存在した時代もない。
「高橋・鶴岡」から「鶴岡・大野」へという変遷はありますが、基本は2人の併用制。
加えて“抑え捕手”という特殊なポジションが存在したことが示すように、投手と捕手の相性を優先した起用を行っています。
その結果、ふたりの捕手が似たような出場試合数を記録している(鶴岡83試合、大野60試合)事実は、裏返せば、どちらにも「決め手」がないわけであり、同時に、実力的な大差もないということだと思います。

ある程度のレベルで実力の拮抗した“ふたりの捕手”が常にチームに存在することには、大きなメリットがある。
プロ野球選手にとって故障やアクシデントが避けて通れない以上、特に捕手のような特殊なポジションの場合、唯一無二の「正捕手」に頼り切るよりは、どちらに何があっても大問題にならない「併用制」の方が、シーズン通して考えたときに安心感があります。
鶴岡にしろ、大野にしろ、当然「正捕手」を目指しているわけで、それは捕手として正しい目標でしょうが、「チーム」としては、彼らがそろってレベルアップしていった上での「併用制」が取れれば、それはそれで悪くないような気がします。
ただ。ほぼ対等な併用制から、どちらか一方に偏った“主―副”関係の併用になる可能性はある。
“ライバルに差をつける”ポイントは大きく二つ。
ひとつは打撃。
「高橋・鶴岡」時代は、打撃力に優れる一方、膝に古傷を抱えてディフェンスに不安のあった“打の高橋”と、打撃には期待できないものの小柄ながら体を張れる“守りの鶴岡”と、特徴がそれぞれ明確にありましたが、現在の「鶴岡・大野」に関しては、どちらも「打低守高」で、しかも似たり寄ったりの打撃成績に加えて、足が遅いところまでよく似ていて(笑)、オフェンス面で貢献度が低いこと、いい勝負です。
指名打者制を採用しているパ・リーグですから、投手が打席に立たない分、ひとりぐらい打撃の不自由な選手が打線にいても他でカバーがきくものの、毎年、交流戦で実感するように、投手が打線に加わるセ・リーグのルールだったら、打率2割少々の打者を8番に置く余裕などありません。
正直なところ、鶴岡でも大野でも、せめて.250、それ以上打てるようになれば、そちらを「第一捕手」として優先的に使っていいのではないかと思っています。
もちろん、捕手というポジションは、最も守備力が優先されるべきポジションではありますが、現状、そのディフェンス力で大きな差がないならば、打撃の優劣が先発マスクの回数に大きく関わってきてもおかしくはない。
キャッチャーは守ってナンボですが、キャッチャーだから打てなくてもいいということではない。
もっと貪欲に、打撃でも成績を求めてほしいと期待しますし、案外遠回りのようで「正捕手」への近道はこちらにあるかもしれません。

もうひとつのポイントは、言い方は悪くなりますが自軍の「Bクラス投手」を如何にして生かせるか。
昨シーズンまでの実績から、鶴岡にはSクラスのダルビッシュとAクラスのケッペル、大野にはAクラスの武田勝という“持ち駒”があります。
どのバッテリーも信頼関係が成立し、結果も残していますから、これらの組み合わせは今シーズンも継続していくと思われます。
問題は、まだ決まっていない4番手以降の先発投手と誰が組むのかという点です。
今シーズンもローテ入り確実な上記3投手以外で昨年先発を任された投手たちと誰がバッテリーを組んでいたかを簡単にまとめると。

増井(13試合) 鶴岡12  大野1
八木(9試合) 鶴岡3  大野6
木田(7試合) 大野7
糸数(8試合) 鶴岡4  大野4
矢貫(6試合) 鶴岡5  大野1
吉川(5試合) 鶴岡2  大野3
金森(4試合) 鶴岡2  大野2
中村(4試合) 鶴岡4
ウルフ(4試合) 大野4
多田野(2試合) 大野2


唯一、ウルフと大野のバッテリーは4戦4勝という結果を残していますから、今シーズン、仮にウルフがローテ入りするとなれば、彼の先発時にマスクを被るのは大野になると思います。
しかし、それ以外の投手たちの結果を見る以上、基本的には投手力そのものの問題になるのですが、どちらの捕手と組めばいいという傾向ははっきり出ていない。
力のあるAクラス以上の投手たちにはそれほど大きな手助けはいらないと思いますが、ローテに「これから」定着しようとしている若い投手とか、人が足りなくなった時の「谷間」の投手たちをどれだけ助けてあげられるかが捕手としての腕の見せ所であり、そこでどれだけの投手に“結果を残させてやれるか”によって、捕手もまた評価され、先発出場を増やせるはずです。
「正捕手」への本道はこちら。
はっきり言って、ダルやケッペル、武田勝は結果が出て当たり前の投手たち。
あとひとりでもふたりでも、鶴岡や大野が、今まで以上の投球へと“リード”してあげられる投手を増やしてくれることが、彼ら自身がポジションを固める方法にもなり、チームの投手力をさらに強力にしていく方向へ繋がります。
先発投手候補は上にあげた投手の他にもまだまだいる。
理想を言えば、鶴岡・大野それぞれがあとひとりずつ、がっちりと自分の“持ち駒”と言える投手をつかまえ、育ててくれたら、それでローテの5枚が固まる。
捕手の力だけでどうにかなるものではありませんが、投手あっての捕手ですから、投手たちの力を借り、力を与え、より良い捕手へと成長してほしいと思います。
頑張れ!鶴岡!
頑張れ!大野!



併用制にはメリットもあるけれど、デメリットもある。
3連戦を考えたとき、昨日の捕手と今日の捕手が違えば、相手打者・相手打線に対して一貫性のある攻め・配球ができにくいという点がそのひとつだと思います。
ひとつの試合の中で得られたデータを、次の試合に生かしていくことは、上手くいった場合も失敗した場合も大切なことですが、投手が変わっても捕手が同じならば、自然とできていくものでも、捕手まで変わっては、試合を超えて継続的な攻めができなかったり、同じ失敗を繰り返したりということが起きかねません。
投手との兼ね合いもあれば、捕手それぞれの考え方・個性もあるけれど、何よりも優先されるのはチームの勝利。
ポジションを争う“ライバル”ではあっても、シーズンが始まれば同じひとつの勝利を願う“チームメイト”であることは忘れずに。
捕手は捕手としてチームを組み、さらに投手たちともっと大きなチームとなって、一丸で相手打線に向かっていく、そんな投手・捕手陣を形成してもらいたいと願っています。






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2011年01月13日

みんなすくすく育て!〜新人合同自主トレ開始〜

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◇新入団選手合同自主トレがスタート

本日1月12日(水)、新入団選手の合同自主トレがファイターズタウン鎌ケ谷で始まりました。前日までの肌寒さはなくなり、1月にしては温かい日差しが差す中でプロとしての第一歩を踏み出しました。メニュー自体が軽かったこともあり、全体練習後には再びグラウンドに足を運んでランニングに励む選手も。それぞれの自覚が垣間見える初日となりました。

“佑ちゃん”しかいないかのような報道なのでしょうが(笑)、ファイターズに今年入団した全てのルーキーたちが揃って新人合同自主トレをスタート。
まさしく「プロへの第一歩」を踏み出しました。
ファイターズ・ファンにとっては、みんな可愛い“うちの子”で、ファミリーの末っ子たち。
何よりも怪我などすることなく、回り道をすることはあっても気持ちは曲がらず、すくすくと。
大きく育ってほしいと願って止みません。

公式HPに掲載されている、漢字一文字で表された彼らの意気込み。
どれもみんな新人らしい心の弾みと、少しばかりの気負いが伝わってくるような文字を選んだと思います。

★斎藤佑樹 『一』
一年目。一生懸命。チームが一番になること。
そして、“持っていた”全てを置いてきて、「一」からスタートすること。
今までどおり、謙虚に、でも、自分を信じて。
誰とも違う、斎藤佑樹だけのただ「一」つの道を進んでいってほしいです。

★西川遥輝 『闘』
勝敗を争う野球はもちろん闘い。
でも。相手と闘う以前に、もっと色々なものと闘っていかなくてはならないのだろうと思います。
思いもよらない問題にぶつかる日が来ると思うけれども。
何ものにも負けない強い子になれ!

★乾真大 『新』
今までとは何もかにも変わる。
その変化をひじょうに前向きに捉えている「新」だと思いました。
過去がなければ現在はなく、未来もないのは確かだけれど、歩いてきた道のただの延長にしたくない未来を見つめた「新」らしいスタート。
いってらっしゃい!

★榎下陽大 『我』
高校生はまだしも、同い年の“スーパースター”がすぐ隣にいる環境は、大卒ルーキーたちにとっていきなりの試練だと思います。
色々な葛藤があって当たり前。
そうやって“ゆれる”自分から目を逸らさず、しっかり見据えた上での『我』。
時として、自分は“見てもらえてない”と感じることもあるかもしれませんが、プロにスカウトされるような選手は誰だってオリジナルな輝きの原石で、光を放てばちゃんと周りが見てくれます。
焦らず頑張れ!

★谷口雄也 『華』
美しい花を咲かせるためには、まずしっかり根を張ること。
そして、強い茎を伸ばし、青々とした葉を繁らせること。
“見られないところ”で積み重ねた成果がいつか、すぐには枯れない、長く咲き誇る花になる。
この順番は絶対に変わらない。
じっくりと頑張ってほしいです。

★斎藤勝 『勝』
良い名前をつけてもらいました。
どんな時も自分からはなれないこの文字と一緒に、チームに勝利をもたらす選手になってほしいと思います。


みんな、頑張れ!!




◇日ハム斎藤は1軍キャンプ 梨田監督明言

 日本ハムは12日、千葉県鎌ケ谷市で2月1日から始まるキャンプに向けたスタッフ会議を開き、ドラフト1位ルーキーの斎藤佑樹投手(22)=早大=を1軍スタートさせることを決めた。梨田監督は「新人では斎藤を連れて行く」と話した。他の新人選手は26日までに見極める。
 キャンプの日程も決まり、1軍は2月1日から25日まで沖縄県名護市で行い、練習試合も7試合行う。

他にどうしろと…。
リハビリ中の選手や、まだまだ地道な練習に取り組まなければならない若い選手たちが集まる二軍キャンプ・国頭に、馬鹿みたいに大勢のマスコミやファンが押しかけてしまっては、いいことなどひとつもありません。
一軍に連れていって、注目を多少分散させたりするしか、斎藤佑も他の若手選手も守る方法はない。
やれやれ。
それでも先が思いやられる…。





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2011年01月14日

2011年を考える 野手編@ 金子誠時代の終焉に向けて

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ファイターズの守備の要である金子誠は35歳。
年男である彼は、今年の誕生日が来ると36歳になる。
ひとりの社会人としては充実した年代だし、プロ野球選手としてもけっして衰えるような年でもない。
ただし。
「遊撃手」としてはきわめて高齢だと言えるだろう。

2010シーズン 遊撃手.gif


実際、2010年シーズンの各球団における正遊撃手(出場試合数の多い選手)たちと比較してもすでに最高齢。
故障が年々多くなってきている現実も重なり、“リミット”は確実に近くなっていると思う。
「金子誠の後継者」を育てることの重要性はずっと指摘されてきたところだが、まったく適わないままここまできて。
今シーズンこそ、最低限でもある程度のめどが立たなければ、「守り勝つ」ファイターズの野球そのものが危機に瀕する。
そういう意味でも今年は大きな転機になると思います。

遊撃手は、守備範囲も広ければ強肩も必要な、高い身体能力を求められると同時に、内野・外野の連係において、文字通り「要」として機能するためには、グラウンド全体を把握する広い視野や、試合の状況・展開を“考える”能力がなければ勤まらない激務だ。
身体能力と経験の両方が高いレベルで必要ということになれば、余り若くても(経験が浅い)、あまり年を取っても(身体能力の衰え)難しいポジション。
各チームの状況を見ても、「正」遊撃手といえるだけの試合出場を任せられた選手たちのほとんどは、20台後半から30歳ぐらいの、心身ともに充実した時期にある。
しかし、ファイターズの現状はこの通り。

2010シーズン F遊撃手.gif


限界に近いほど高齢化した金子誠が正遊撃手であり、本来“適齢期”である今浪・岩舘には任せられず、陽・加藤政・中島は若すぎる。
残念ながら、金子誠が築いてきた“ファイターズの遊撃手”のクオリティは、金子誠自身を含めて、維持するのが著しく困難な状況に直面しているように思います。
その懸念は実のところ2010年シーズン、すでに現実化しており、故障だらけで77試合の出場にとどまった金子誠を、多少でも脅かす雰囲気を感じさせた選手が出てくることはなく、本人が言うところの“ぽんこつ”を当てにしたまま新しいシーズンを迎える。
プロ野球選手には定年があるわけでもなく、同じく遊撃手として長く一線で活躍し、三塁手に転身すると40歳にもなってゴールデングラブ賞を受賞したスワローズ・宮本選手のような人もいますから、金子誠がまだまだ元気でまだまだ長く、彼が納得する守備を続けていけるならそれが一番いいことです。
けれど。
その“希望”がかなわず、金子誠が途中で倒れたときに。
今シーズンは思い切った起用があってもいいと考えています。
昨年は、同様のピンチに飯山を主に起用するという無難な策を取りました。
それはけっして間違いではなかったと思うし、飯山もよく頑張ってくれたと思います。
ただ。目の前のシーズンだけでなく、進化するファイターズ、この先5年、10年の未来を考えると、その中心には、申し訳ないけれど31歳の飯山よりももっと若い世代が台頭してこなくてはならない。
そうはいっても、チームに貢献するには明らかな力不足の選手に対して、ただ「未来のために」“与える”ポジションなどありません。
今浪、岩舘、陽、加藤政、中島。
完璧など誰にも求めませんが、何かひとつでもふたつでも、使ってみたい、使えると思わせる武器を身につけて、新しいファイターズの遊撃手争いに積極的に参戦してほしいです。
倒れるのを待つのではなく倒しに行く!
金子誠もただでは倒れませんが、でも、きっと。
倒してもらえることを、チームのために待っていてくれているような気がします。

2006年、ファイターズが日本一に輝いたとき。
金子誠は30歳。
そこから、充実期の金子誠とともに、ファイターズは強くなっていきました。
この5年間、金子誠の“隣”に、まず田中賢が、そして小谷野がそれぞれ素晴らしい内野手として成長し、今は彼らが29歳、30歳と充実した時期に入っていきます。
これからの5年。
今度は二塁手と三塁手が引っ張りながら、“隣”に新しい遊撃手を育てていく、そんな内野陣になってほしいと思います。
こんなチャンスはそうそうない。
食らいついていけ!若き遊撃手たち!





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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

2011年を考える 野手編A 左打ちの打者

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◇坪井を獲得、日本ハム戦力外も現役続行希望…オリックス

オリックスは17日、日本ハムを戦力外となった坪井智哉外野手(36)の獲得を発表した。年俸2000万円プラス出来高払い。坪井は日本ハムからコーチ就任を打診されたが断り、現役続行を希望していた。

 坪井は1998年に阪神に入団。2003年に日本ハムへ移籍した。2006年オフには一旦戦力外となったが大幅減俸で再契約した。昨季は故障が響き36試合の出場だった。通算1033試合に出場で、打率2割9分2厘、32本塁打、264打点。(金額は推定)

ぎりぎりのところで坪井さんの再就職先が決まりました!
おめでとうございます。
これでまだまだ大好きな野球を続けていける道が開けたし、私たちもまた、坪井さんと野球でつながっていける。
昨年、出場試合数を減らす原因になった故障も癒え、「自分自身に期待している」坪井さん。
もう一花どころか、見たことのない坪井智哉を目指して。
頑張れ!坪井さん!!


これで、昨シーズンオフにファイターズから戦力外になった選手、FA権を行使した選手、全ての新しい職場が決定。
心置きなく、ファイターズも2011年にGO!です。




坪井さんは、故障さえなければチームにとって貴重な「左の代打」でした。
彼がいない今シーズン、ファイターズ打線において、スタメンには田中賢・糸井・稲葉という外せない左打者はいるものの、ベンチの“左打ち”打者層は薄い。
2008年に二岡をトレードで獲得したときには、右の強打者の補強が急務だったわけですが、その後、小谷野が押しも押されもせぬ主力打者に成長、高橋信二も一塁手への転身によってもともとの打力に磨きがかかり、また、昨年は中田・陽が大器の片鱗を見せるようになりました。
もちろん二岡も含めて、守備位置の兼ね合いもあり、誰かはベンチに控えることになりますが、その誰かが、ゲームのポイントで「切り札」になりうるぐらい、右打者は充実してきていると思います。
逆に左打者に関しては、スタメンと控えの間の力の差が大きすぎるのが現状です。

右打ち左打ち.gif


絶対に必要ではないかもしれませんが、数少ない打席に結果を出せる左打者が現れれば、それは一軍に定着する大きなチャンスになるはず。
大きいのはなくても、小技をからめてつなぐことができそうな村田や今浪。
ファイターズでは稀少な長打力を秘めた左打ちの市川や大平、佐藤。
目指すところはベンチメンバーではなくてスタメンでしょうが、そろそろ「結果」を出さなければならない時期にさしかかってきた彼らにとって大切なシーズン。
代打に必要なのは、出ていなくても試合の流れを感じ続ける「準備」と、打席での最大の集中力と、思い切りの良さだと思います。
そして、それは、数少ないチャンスをクリアして「次」へとつなげていかなくては生き残れない選手たちにとって、どんな場合でも必要なことでもあるはずです。
“左打ち”を武器にして、一軍への扉をこじ開ける選手が出てくるかどうか。
期待したいと思います。






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posted by こなつ at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

2011年を考える 野手編B 「2番」に当てはめるのではなく

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今シーズンのオフェンスについて最大の関心事は、森本が抜けた「2番」の穴をどうするか?ということではないかと思います。
個人的に注目したいのは、“ファイターズらしい”2番像を継承できる「誰か」を探す・作る方向へ行くのか、打線全体の見直しを含めた“2011シーズン仕様”のオフェンスにおける新しい2番像の確立という方向性になるのか、という点です。

現在のファイターズで「2番」がことのほか大切な打順と考えられるのは、みんなで1点を取りに行くという「つなぎの野球」がチームに浸透しており、中でも、誰よりも数多くの送りバントを決めるなど、自分を犠牲にしてチャンスを作ることの多い「2番」打者の役割が、ある種“ファイターズらしさ”の象徴になっているからです。
この「2番」像を確立したのは、2007年の田中賢の存在だと思います。
リーグ最少得点で優勝したこの年、1番・森本、3番稲葉というふたりの3割打者に挟まれる2番・田中賢は、打率.は255と低かったものの、58もの犠打を決めて、当たっていた前後を「つなぐ」ことで、結果的にチームの得点に大きく貢献しました。
リーグでもトップクラスの打撃成績を残した前年の打線から、主力だった小笠原・新庄が抜け、主砲・セギノールの不振もあって、極端な長打力不足に襲われたファイターズが、“これしかできないから徹する”ことに決めたコツコツ野球。
苦しかったけれど、いや、過程において苦労が多かったからより一層優勝という結果が輝きを増し、この時の野球のスタイル、攻撃の方法論が強く印象付けられる中、特に献身的な働きに徹した2番打者の役割は、やがてファイターズ打線のキーマンとも位置付けられるようになっていきます。
特に、チーム自体が犠打という作戦を数多く選択した上、田中賢個人としても、球団記録を書き換えるだけの犠打を決めたことで、「2番=犠打」というイメージが定着したのが2007年シーズンでした。
ただ。このイメージが大きく変わるチャンスは翌年2008年にありました。
色々な点でチームに貢献したとはいっても、低打率に納得のいかなかった田中賢が「スケールの大きな打撃」を目指して打撃改造に取り組み、成果を上げます。
打順は2番のままでしたが、本人が目指していた、今まで通りの小技もこなしながら、時には長打も打てる「3番のような2番」打者が、ファイターズ打線に新しい局面を切り開く可能性があったのです。
しかし。このシーズンは春先からけが人続出。前年同様非力な打線はますます苦戦します。
打撃好調だったのは田中賢と稲葉だけという状況の中、4月末に3番田中賢・4番稲葉へとオーダーを組み替えました。
さらに、1番森本が交流戦で骨折する事態に陥り、1&2番そろって固定することが不可能になってしまったファイターズ打線は、結局、日替わりの1番・2番にできる限り前年のパターンを継承させる方向性を取らざるを得ず、チーム成績は3位にとどまり、「2番」像も変化することがないままシーズンは終わることになりました。
2009年には、田中賢を1番打者に据えたことで、その抜けた穴を埋める新しい選手が、新しい「2番」像を作っていく可能性もあったと思いますが、思いがけないことに打線全体が“大当たり”する中、前年に引き続き死球での骨折に見舞われた影響もあって打撃不振だった2番・森本が、結果的に“犠打に徹する2番”像をより強固なものにし、2010年もそれは変わらないまま、むしろ前年のようには打線が活発ではなかった分犠打も増加し、“つなぎ”と“犠打”という2番のイメージを2007年レベルに復活させた状態で、森本はチームを去りました。


2006・2007シーズンの田中賢や、2009・2010シーズンの森本と同じような「仕事」をできる誰かで「2番の穴」を埋めるのか。
そういったものとは違う能力をもった誰かを加えて、新しい攻撃パターンをコーディネイトしていく中で、必然的に変化していく「2番」打者が誕生するのか。
非常に興味深いです。



(もしかしたら続くw)





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2011年01月22日

2011年を考える 野手編Bの続き

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では、具体的に「2番」打者に望む能力とは何か?
1番打者の仕事はまず出塁。
そして、3番から始まるクリーンアップの仕事は塁上の走者をホームに還すこと。
その“間”である「2番」の仕事は、第一にはもちろん出塁した1番打者を、クリーンアップが還しやすい形にするために、先の塁へ進ませる手伝いをすることだと思います。
つまり、おなじみの送りバントだったり、ヒット&ランだったり、あるいは、走者が盗塁するのを待ったり、時にはわざと空振りして援護したりと、様々な、個人成績にはならないけれどチームに対して献身的な小技を駆使できることは絶対に必要です。
ただ、必要条件ではあっても、打線全体の得点力への貢献を考えると、十分条件ではない。
「2番」打者も1番と同様に“クリーンアップの前”に打席に入るからには、彼らの仕事を作る、すなわち、出塁して、できるだけ先の塁へ進むことも大切な仕事になります。
しかし、2007年から、特に2008年以降のファイターズでは、「つなぐ」役割からの上積みに乏しく、本来ならばチャンスメークという点で同格であるはずの1&2番コンビが、実質的には“主従”のような関係に近い。
そうなった要因のひとつは2008年に故障者続出の影響で「2番」を固定できなかったことがあるかもしれません。
調べてみて驚いたのですが、この年、2番打者としてスタメン出場した選手は実に11人。
田中賢 39試合
工藤 29試合
高口 25試合
紺田 19試合
森本 16試合
稲田 7試合
糸井 3試合
陽・小谷野 各2試合
三木・尾崎 1試合

(いま、書いていてさらに驚いたのですが、このうちの半数以上6人がもうチームにはいません。三木さんはチームにいるけれど現役ではない。)
これではチームとして「得点パターン」を作ることさえ困難です。
ファイターズは特に長打力に乏しい打線ですから、いくら3番・4番に“確率の高い打者”がいても、彼らが還すべき走者がやはり高い確率で塁に、得点圏にいなければなかなか得点にはならない。
その反省が、まず出塁率の高い1番打者の固定と、その出塁を何としてでも得点圏のチャンスに育ててクリーンアップに回すという“点の取りやすい形”作りを徹底することにつながり、その中で、「2番」はつなぎの仕事の重要性だけが肥大し、逆に言えば、それさえきちんとこなしてくれればプラスアルファは特に問題にしない傾向が生まれたような気がします。
そこには、結局、2008年にこれだけ多くの選手がチャンスをもらいながら、誰もチャンスをものにしきれなかった、つまり、きちんとつなぐ“だけ”でも決して簡単ではないし、誰にでもできるものではないという現実もありました。
ここ2年、シーズン前にはいろいろな若い選手の名前が挙がっても、始まってみれば経験のある森本を押しのける選手は現れず、そして森本がチームを去った「2番」不在の状況。
“候補者”たちに求められるのは、やはり第一には、送りバントの確実性を筆頭にした、“つなぐ”能力になってくるとは思います。
けれど、送りバントを多用する攻撃だけでは、たぶん今以上の得点力は望めません。
打線全体としては、長打力のある打者の起用を第一に、得点力をアップさせる方策はありますが、2番打者の“積極的な攻撃参加”も求めていきたいオプションの一つです。
つまり、1番打者あっての2番ではなく、1番が倒れても2番がいる、打線。
チャンスメイク能力として、打率は多少低くても出塁率をある程度確保できる選球眼を持ち、なおかつ盗塁ができる選手。
特に、“2番打者の盗塁”は、2008年以降のファイターズには欠けているオプションです。
確かに、クリーンアップを打席に迎えた局面で走るのは、失敗した時のリスクを考えると勇気が必要ですが、だからこそ、成功した時の相手に対するダメージ、味方にもたらされるメリットが大きいわけで、チームの武器としてできるならば加えたい作戦だと考えています。

そんないい選手に心当たりがあれば苦労はありませんし(笑)、実際のところ、「つなぎ」に関しても森本に匹敵する信頼感のある選手などいません。
でも。そこに新しい「2番」を作り出すチャンスもある。
誰に任せるにしても、何より大切な“つなぎ”での失敗もあると思います。
ただ。失敗は反省として次に生かしていかなくてはいけないけれど、失敗を恐れて小さくまとまろうとするのではなく、自分の個性を発揮できる局面、思い切っていける場面では積極的にプレーできる選手に出てきてほしい。
「2番」は脇役ではあるけれど、“見えない”黒子ではなく、チームの攻撃の主力となるべき上位打線の一員です。
今までの「穴」を埋めるのではなく、今まで以上の2番を作る気概を持った選手に、チャンスをつかんでほしいと願っています。




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2011年01月25日

わかっちゃいるけど…開幕スタメン予想!(笑)

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個人個人は思い思いに自主トレに励んでいるわけですが、ファイターズというチームにとって「2011年シーズン」はまだ始まっていません。
あと一週間ほどでキャンプイン。
それぞれに自分を鍛え上げてきた選手たちが「戦力」として集合するとき。
そこがスタートです。
あの「戦力」とこの「戦力」の比較、組み合わせ。
優勝を目指して戦えるチームを作るための、部分的、全体的なコーディネイト。
個人的な体力強化やスキルアップは自主トレの段階である程度終わっている、目処が立っているはずで、キャンプや、その後に続くオープン戦では、よりよい「チーム」を作るために必要な「戦力」の見極めを行っていくことになると思います。
ですから。
そうした判断材料がまだ出ていてもいない現在の段階で、今季のスタメンなどを予想するのは時期尚早に過ぎ、無意味だとわかってはいるのですが…。

もう、なんちゅーか。
ぶっちゃけ、早く野球が見たくてたまらない今日この頃。
ちょっとばかり“シーズン気分”になってみたいだけです(笑)。
というわけで、開幕スタメン予想!


1セカンド 田中賢介
2レフト 陽岱鋼
3センター 糸井嘉男
4サード 小谷野栄一
5ライト 稲葉篤紀
6DH マイカ・ホフパワー
7ファースト 中田翔
8キャッチャー 鶴岡慎也
9ショート 金子誠
Pダルビッシュ有



なんというか…普通な感じです(笑)。
張り切って考えようとしたところで、結局根拠は“前年度実績”しかないわけですから、まぁ、それほど斬新な予想にはやっぱりなりませんでした。


実際のところ、今の時点で確定しているポジションは、守備でも打順でも多くはありません。
守備ならば、セカンド・田中賢、サード・小谷野、センター糸井のゴールデングラブ賞組。あとは、捕手が鶴岡・大野の併用。
確定はこれぐらいだと思います。
ショート・金子誠は正直ふくらはぎの状態次第ですし、体力的に不安な部分を露呈した稲葉にまだライトを任せるかどうかも決められない。
頭部死球以降の状態が不明な高橋やオフに手術を行った二岡なども、「戦力」としてどう捉えるべきかまだわかりません。
打順に至っては、1番田中賢以外は不確定。
打点王の小谷野は、当然クリーンアップの一角には入りますが、ただ長打(本塁打)が多い選手ではないので、例えばホフパワーなどが日本の野球に高い適応力を示してくれれば4番におきたい、という考えもありますから、今季もそのまま「4番小谷野」とはまだ決められない。
ただ。「3番・糸井」には自信があります(笑)。
というか希望です。
2番にも足の速い選手をおいて、1〜3番までが機動力を使え、4番・5番に確率の高い打者、そして6番・7番に長打力もある打者を並べることが出来ればかなり怖い打線にできるはず。
そういう「流れ」のある打線にするためには糸井の3番は必須になると思います。


さて。
この“予想”がこれからのキャンプ・オープン戦を通じてどう変化していくか。
そして、ほんとうの開幕スタメンはいかなるものになるのか。
早く答が知りたーい!!(笑)





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2011年01月26日

絶対に満足しないチームへ

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今週の『ぞっこんスポーツ』にて、チーム賢介(田中賢・吉川・中島)が行っていた宮古島自主トレの様子が放送されました。(※本人は現在名護に先乗り中)
賢介の宮古島自主トレも今年で6回目。
“動く映像”が紹介されたのは初めてなんじゃないかなぁ。
嬉しかったのでちょっと紹介しますが…こちらは動きません(笑)。



宮古島到着。

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こうして3人並ぶと、賢介が一番小さく見えるのは遠近感のせい?
“公式発表”によると、吉川177、中島176、賢介176になっていますが…。
特に身長に関しては、プロ野球選手はうそつきが多いからなぁ(笑)。

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「早く野球がやりたい」とか「ワクワクする」とか、ごく簡単な言葉ではありますが、「野球が好き!」という気持ちがストレートに伝わってくる発言を聞くのは本当に嬉しい。
もちろん、いくら好きなことをやっていても楽しいばかりではないのはわかっているけれど、どんなときでも、どんな状況でも、胸の奥に「好き!」をしっかり抱えている選手のプレーじゃなければ見ていて楽しいわけがない。
長いオフを経験したこともあり、今は一番、選手もファンも“野球に飢えている”時期だけに、野球に対する「好き!」が素直にあふれてきても、シーズンが始まり、進むにつれ、疲れてきたり、負けが続いたり、色々な壁にぶつかることで、イライラして「好き」を忘れてしまうこともあるだろうと思う。
でも。“野球のない”今に比べたら!そんなのどってことねーよ(笑)。
苦しいことだって楽しい野球の一部。
ファンとして、そんな風にシーズンを過ごしていきたいし、選手たちにも「好き」と「楽しい」はしっかり胸に刻み続けていてほしいと願います。


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賢介の1番弟子(?)・吉川光夫。

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「危機感を持って臨みたい」という発言には似合わぬ危機感のないポーズです(笑)。
しかし、気がついてみれば光夫も今年で5年目。
本当に結果を出さなくてはいけないシーズンです。
同い年の佑ちゃんの入団を良い刺激にして、今年こそ飛躍してほしい。
賢介の評価は「レベル的にいつ一軍で活躍してもおかしくない」とのこと。
力はある。
その力を札幌ドームのグラウンドで遺憾なく発揮できるように。
頑張れ!光夫!!


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今年志願した2番弟子・中島卓也。

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入団したときから「賢介さんと二遊間を組みたい」と言っていた可愛いやつです(笑)。
ただ。現時点での賢介の評価としては「まだ身体も出来ていないし、体力もない」。
土台がしっかりしてなければ、でっかい“建物”は建てられない。
体作り、体力作りは、抜かしてはいけない絶対条件。
高卒3年目。あまり焦らず、今やるべきことをしっかりやってほしいと思います。
多少時間がかかっても、出来上がってしまえば、“優れた遊撃手”はなかなか替えが効かないポジションですから、金子誠のように長持ちする。

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賢介が元気でセカンドを守っている間には、一軍でプレーできるショートになるように。
頑張れ!タク!!


さて。そして、今年の賢介。

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バッティングのテーマは『二刀流』だそうです。

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そもそもシロウトにバッティングの技術などわかるわけもありませんが、誰にわからなくても、本人自身が取り組む課題を明確に見ているのならそれがなにより。
キャンプで納得が行くまで試し続け、成果を挙げられたらいいと願っています。
もし、上手く行かなくても、やりきった結果は次の新しい取り組みに必ずつながる。
賢介は、そうやってここまできたのだから。
頑張れ!賢介!!

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失敗した「あと」、上手く行かない時間が長く続いた「あと」で、何かを変えようと決断することは、確かに勇気は必要ですがそれほど難しいことではないと思います。
一方。物事が上手く運んでいるときに、それを変えようとするのは、せっかく持っているものを“失う”可能性もあるだけになかなか出来るものではない。
ある程度“地位”を築いた選手ならばなおさらのこと。
にもかかわらず。チームの野手では最高年俸を得るようになった賢介が、生涯最高の打撃成績を残した翌年に、まだ新しい技術の獲得に挑戦して、打撃改造に取り組むその姿勢・向上心はすごいものだといつもながら感心します。
けれど。賢介だって最初から“永遠のチャレンジャー”だったわけではない。
初めてレギュラーをつかんだ2006年シーズンが好調だったため、「そのままでいい」と思っていたら翌2007年に大失速。
そのときの反省から生まれた「同じことをしていては生き残れない」という気持ちを絶対に忘れず、毎年毎年、新しく、去年までの自分を越える自分になろうとし続けている。
ブレイクした翌年に期待を裏切る結果しか残せないまま終わる「2年目のジンクス」。
無いに越したことはありませんが、ある意味では、その先のプロ野球選手人生を考えたときに、通過しておいて悪いものでもないような気がします。

2009年の活躍を2010年にフイにした菊地や金森、あるいは高橋信二などには本当に大切なシーズンになる。
光から影へ。そしてまた光の中へ。
歩み出してくることが出来るなら、2010年の試練は決して無駄なものではないのだから。
逆に。2010年が最高のシーズンになった武田勝や榊原。
報道されるコメントなどを読む限りでは、しっかり気持ちを引き締めている様子がうかがえますが、どこまで突き詰めているのか、試される2011年になるかもしれません。

こうして考えると、1年ごとに「結果」が問われるプロ野球選手の人生は、本当に容易ならざるものです。
いくら上手く行っていても、そのシーズンは必ずいったん終わってしまう。
終わってしまえば、翌年はまた一からやり直しと同じで、去年と同じように上手く行く保証はどこにもない。
その代わり、泣かず飛ばずのシーズンを送ったからと言って、その先ずっと芽が出ないままということもない。
シーズンとオフを繰り返す間に、いいことも悪いこともリセットされるプロ野球選手。
年毎に波がある方が普通です。
だからこそ。毎年高いレベルで結果を残し続ける、成績を伸ばし続ける選手だけが“超一流”と呼ばれる。
チームも同じことだと思います。
いいシーズンの後も、悪かったシーズンのあとも、常に過去よりも良いチームを目指して、守りに入らず挑戦し続けるチームでなければ、“超一流”の“常勝”チームにはなれない。
今考えると、やっぱり2010年のチームには、前年の優勝もあって「このままでいい」という甘さがあったかもしれません。
4位に終わったところからスタートする今年は、そういう甘さはもちろんないと思いますが、シーズンが進んで、例えいくら好調なときでも、どこまでも貪欲に勝ちを求め、より良い野球を目指すファイターズであってほしいです。
頑張れ!ファイターズ!!





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2011年01月27日

ONE

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ファイターズニュース.gif
◆2011年チームスローガンは「ONE_1」

「ONE_1」(読みは“ワン”)―。クライマックスシリーズ進出へあと1勝届かなかった2010年を省み、1プレーの重みを一人ひとりが噛み締めてチーム一丸でNO.1を奪い返します。


シンプルでわかりやすいです。

ひとりひとりが。
ひとつひとつのプレーを大切に。
チームとファンが一丸となって。
目の前の一勝に全力をつくす。
そして。
最後にはナンバーONEに!

一瞬たりとも目が離せないほど魅力的なファイターズ野球であることを期待します。
頑張れ!ファイターズ!



そんなシーズンへの第一歩が沖縄キャンプ。
一軍・二軍の振り分けが発表になりました。


ファイターズニュース.gif
◆2011年春季キャンプメンバーのお知らせ

【一 軍】(名護市)
<監督・コーチ>
88梨田昌孝、78福良淳一、77芝草宇宙、81吉井理人、72田中幸雄、89真喜志康永、87清水雅治

<投手(20人)> 10ブライアン・ウルフ、11ダルビッシュ有、12ウィルフィン・オビスポ、15榊原諒、18斎藤佑樹、19林昌範、20糸数敬作、21武田久、25宮西尚生、29八木智哉、31ボビー・ケッペル、32根本朋久、34吉川光夫、36中村勝、37土屋健二、38武田勝、46植村祐介、47菊地和正、48谷元圭介、59金森敬之

<捕手(5人)>
2高橋信二、22鶴岡慎也、27中嶋聡、28大野奨太、62今成亮太

<内野手(10人)>
3田中賢介、4飯山裕志、6中田翔、8金子誠、9マイカ・ホフパワー、24陽岱鋼、40岩舘学、45今浪隆博、56中島卓也、61杉谷拳士

<外野手(6人)>
7糸井嘉男、41稲葉篤紀、44鵜久森淳志、51村田和哉、52佐藤賢治、67松坂健太



【ファーム】(国頭村)
<監督・コーチ>
83五十嵐信一、73島崎毅、84関根裕之、82徳田吉成、76大村巌、85三木肇、75川名慎一

<投手(14人)>
13石井裕也、14大塚豊、16乾真大、17宮本賢、30松家卓弘、33矢貫俊之、35榎下陽大、42木田優夫、43増井浩俊、49加藤武治、55運天ジョン・クレイトン、58齊藤勝、65多田野数人、66ダースローマシュ匡

<捕手(3人)> 53尾崎匡哉、60荒張裕司、63渡部龍一

<内野手(5人)> 5小谷野栄一、23二岡智宏、26西川遥輝、39加藤政義、50市川卓

<外野手(4人)> 54大平成一、57関口雄大、64谷口雄也、68浅沼寿紀

※1軍とファームの選手は不定期に入れ替わる場合がございます


開幕時に一軍登録される選手は28人。
はっきり言って、故障などのアクシデントが起こらない限り、登録枠のほとんどはすでに埋まっていると思います。
一方で。
絶対に一軍枠に入らないと断定できる選手の数はごく少数。
つまり、わずかな“残りの椅子”を“これから”を狙う大勢の選手たちが争うことになる。
ぜひいい競争、レベルの高い競争をしてもらいたいです。
長いシーズンを戦うために必要な、チームとして「層が厚い」状態というのは、要するに、このあたりの選手たちの実力にかかっていると思います。
一軍確実の選手たちは十分に高いレベルにあって当たり前。
それに加えて、彼らに何かあったときに(絶対に“何か”は起こります)、それほど格差を感じさせない「控え」が存在することは、当然チームの戦いにとって頼もしい上、一軍の選手にも常に良い緊張感を与えてくれるはず。

激しい競争に身を投じる選手たちへ。
狭き門を狭いと嘆くなかれ。
確実に通り抜けられる隙間があることを喜べ。
まっすぐ突っ込んでいってほしいです。

首脳陣が、他にめぼしいのがいないからと仕方なく選ぶのではなく、あれもいい、これもいいと嬉しい悲鳴を上げるような「競争」を、まずキャンプで繰り広げてほしいと願っています。
そのためには。
全てでナンバーワンになることよりも、まずは、チームにとって他に代わるもののないオンリーワンであることが大切かもしれません。
たったひとつの武器でも、そこがスタート。
誰でも人より優れたものは必ずもっています。
自分を信じて、頑張れ!




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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月29日

お揃いで行こう!

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ファイターズニュース.gif
◆斎藤を探せ!ハム新人6人おそろいウエアで練習

(前略)
ファンが一瞬あっけにとられた。午前9時41分。これまでは1人ずつ球場入りしていた新人6人が、一斉に勇翔寮を出てきた。横一線に並んで歩く全員がピンクと青、黒を基調にした上下のウエア、オレンジのシューズとネックウオーマーまで全く同じ。「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「斎藤を探せ」の状況に、ファンからは普段の「佑ちゃ〜ん!」という黄色い歓声ではなく、どよめきだけが起こった。
(後略)


うちのルーキーたちはなかなかやります(笑)。
単に佑ちゃんの“背景”で終わることなく、かといって彼を仲間外れにすることもせず、6人全員揃って話題になってみせてくれました。
おそらく12球団一異常な環境で合同自主トレを行っている彼らですが、たくましく乗り越え、かつ、同期としての絆を深めているようで、頼もしい限りです。

マスコミでは「佑ちゃんとお揃い」だとか「佑ちゃんが6人」だとか、やっぱり“佑ちゃん中心”報道になっていますが、実のところ、野球チームの選手たちが“お揃い”に身を包むのは当たり前。
まもなくキャンプインしてシーズンが始まれば、ルーキーだけでなくファイターズの選手たち全員が“お揃い”のユニフォームを着用して野球をする。
そうなったときにはさすがに「佑ちゃんとお揃い」とは誰も言わないでしょうし、言わせてはいけない。
つまり。
誰であろうと、選手があってのチームではなく、チームがあってこその選手。
そうでなければならないと思います。
ピンクを基調にした練習着を着た6人が横一線に並んで歩いていたように、同じユニフォームを着た選手たちは、みんな、ファイターズの選手という意味では等価。
チームにとっての値打ちの高い・安いは、身にまとった“皮一枚”ではなく毎年のプレーで決まる。
ルーキーたちは、当たり前ですがまだファイターズでどれだけの“値打ち”があるのか何も証明してはいません。
本当の“お揃い”からが全てのスタートです。



◆新ユニフォーム発表会見を沖縄・名護市で実施

北海道日本ハムファイターズは1月29日(土)、春季キャンプ地の沖縄県・名護市のホテルで記者会見し、デザインを一新したユニフォームを発表いたしました。


そんな彼らを含めて、ファイターズ戦士が今年から着用する新しい戦闘服が発表になりました。
北海道を意識したという、「空の青・雪の白・実りの金色」をそれぞれ基調にして、ホーム用・ビジター用ともかなり今までとは印象の違うデザインに仕上がっていると思います。
正直なところ、北海道をイメージしたカラーと言われてもピンとこないですし、ずっと見てきた今までのユニフォームに愛着もあります。
けれど。
先代のユニフォームがそうだったように、新しいユニフォームがかっこよくなるもならないも、「これから」の戦い次第だと思います。
いずれは12球団一“イカす”、誰もが着たいと思うユニフォームになるように。
まず、今シーズンが終わった時に「晴れ着」となるように。
頑張ろう!ファイターズ!!



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posted by こなつ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月31日

待ちに待った“この時”を

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長かった…。
ほんとうに長かった…。

ついに明日2月1日。
12球団が一斉にキャンプイン。
野球好きの「春」がやってくる!
待ちに待った球春到来。

ひとりひとりの選手が個々の能力をアップさせるためには、ただひとり、誰も見ていないところで練習する自主トレ期間が何よりも重要だと思いますが、そのレベルアップも全てはチームの勝利に貢献するためのもの。
そういう意味では、やはり自主トレはバックステージ。
同じユニフォームを身にまとった選手たちが、見慣れた顔も、新しい顔も、みんなが集まってプレーしてこそ野球。
長く“舞台裏”に身をひそめていた野球が、やっと表舞台に登場する季節を目前に。
もう。
ワクワクしてたまりません♪


ただじっと待っているだけのファンにとっても長い日々でしたが、誰よりも、昨年悔しい思いをした選手たちにとっては、ほんとうに長い待ち時間だったと思います。
昨シーズン4位に終わり、ポストシーズンがひと試合もなかったファイターズにとっては、事実として長いオフ期間だったし、“いつもなら”自分たちも戦っていた10月や11月に野球ができなかったことで、よりいっそう悔しく、よりいっそう長いオフだったはず。
野球に飢え、「やり返してやる!」という強い想いをたぎらせながら、ひっそりと牙を研いできた戦士たちが、明日、名護で一斉に咆哮する。
実際に吼えるわけじゃありませんが(笑)、そんな気持ちをたぎらせながらの、熱気あふれるキャンプになればいいと思っています。


北海道に移転してきて、日本一に輝いてからの5年を「第一期」とすると、ファイターズは、ユニフォームも一新し、「第二章」へと向かおうとしている。
その姿勢は正しい。
けれど。
一章があるから二章に続くのだし、やはり去年があるから今年がある。
一章と二章はまったく無関係に存在するはずもなく、連続と変異のバランスと融合がうまくいってこそ「進化」と呼べる変革が起こる可能性が生まれると思います。
簡単に言うと。
今までのチームを作り、支えてきた主力選手が計算どおりの仕事をしっかりとしてくれること。
その上で、若い選手を中心にした新戦力が台頭すること。
このふたつを上手にコーディネイトしてひとつの「チーム」としてまとまること。
期待しています。



個々の選手に関しては。
チームがそうであるように、昨年の「悔しさ」をひとつのキーポイントというか、注目点と考えています。
一に武田久。
小さな鉄腕を鉄腕足らしめてきた“信頼”が初めて揺らいだ昨シーズンの“悔しさ”をどう晴らしてくれるのか。
そして、高橋信二。
2009年の「4番打者」が味わった、死球というアクシデントによる長期戦線離脱。
その恐怖と悔しさをどのように克服していってくれるのか。
最後にもうひとり、多田野数人。
コンディション不良によりほとんど働けなかったシーズンの後に待っていた戦力外通告。
トライアウトで好投するも、他球団から声がかかることはなく、大幅減俸となる条件でファイターズと再契約。
何重にも絡まるような悔しさのスパイラルの中から、あの勝ち気な瞳が再び札幌ドームのマウンドできらめく時はやってくるのか。
誰よりも悔しいシーズン(とオフ)を送った選手には、誰よりも今年を素晴らしいシーズンにしてほしいし、久も信二も多田野も、その実力を十分に発揮してくれれば、ファイターズにとって、ものすごく大きな戦力になりうる選手たちです。
とりあえずはキャンプでの彼らに注目していきたいと思っています。


まっさらなユニフォームに袖を通して。
みんなと野球ができる「明日」を待ちくれないぐらい楽しみにしながら。
遠足の前の子供みたいに眠れなくなってる選手がいないかだけが心配です(笑)
さぁ、待つのはあと一日だけ。
帰っておいで、ファイターズ!!





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posted by こなつ at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | プレ2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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