2011年02月01日

第1クール:初日 2011年の課題をおさらいする

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キャンプが始まりました。
いよいよ“新しいファイターズ”への船出です。
しかし、年が変わってユニフォームが変わったから新しいわけではない。
新しいファイターズとは、当然、今までより強いファイターズでなくては意味がありません。
それを実現するための課題は何か?
改めて考えてみるとき、退団選手の穴を埋めるとか、故障がちになってきたベテラン選手をどうバックアップするとか、“今までのチーム”の足りないところを補うということではなく、投手陣にしても守備にしても打順にしても、今までの実績は、新しいチームをコーディネイトするためのひとつのデータとしてもちろん有益な情報ではありますが、基本的には、「白紙」の状態から組み立てていくぐらいの気持ちがあってもいいと思います。
なにせ、今年のファイターズはチャレンジャーなのですから。
チーム・スローガン「ONE」の精神で、一から、チームを作っていってほしいです。
最終的には昨年と似たようなチーム構成になったとしても、それはそれ。
プロセスにおける取り組みの姿勢がシーズンの「戦い方」につながっていくと思います。


まず、投手陣。
全面的な建て直しが必要です。
先発投手は、昨季二桁勝利を挙げた3投手が大きな軸にはなりますが、彼らとそれ以外の先発投手の間にレベルの差が大きすぎました。
二桁勝利とは言わなくても、ある程度長いイニングを投げ、ほぼシーズン通してローテを守る体力があり、最終的に6〜8勝を稼げる投手があとふたりはほしい。
これが最低ラインだと思います。
そして、守護神の確立。
つかみかけた勝利を最後の最後に逃すダメージの深刻さは昨年イヤというほど味わいました。
それでも武田久がやはり第一候補だし、彼に対する信頼、逆襲への期待も大きいのですが、よりよい選択肢があれば新しい守護神が誕生しても構わない。
最後に安心してバトンを渡せる守護神がいてこそ、中継ぎ投手たちもそれぞれに「役割」がはっきりして、ブルペンでの準備がしやすくなることで、負担が減らせる。
足りない先発陣と、不安定な守護神の狭間で、みんなが色々な局面でマウンドに上がりながらチームの投手力を支えた中継ぎ陣。
同じような厳しい状況が続くようだと、タフな彼らとていつまでも保つものでもない。
多彩な中継ぎ陣の能力をもっと引き出すためにも、まず先発ローテの確立と、守護神の絶対性の確保は欠かせない課題だと思います。

次に野手陣ですが、“糸井を中心に据えることができるか”がテーマです。
まず守備では、広い札幌ドームを本拠地とし、基本的には投手力を中心にして守って勝ちたいファイターズにとって、ずっと維持してきた外野守備のきわめて高いレベルは絶対にキープしなくてはならない「財産」であり、その中心になるのがセンター糸井だと思います。
ただ、投手からの転向ということで、身体能力・技術はピカイチでも、打球判断やポジショニングというような部分ではまだまだ学ぶべき点も多かった糸井を、昨年までは両サイドの森本と稲葉が手助けしてきたところが少なからずあったと思います。
森本が退団し、稲葉も意欲はあっても体力的にフルシーズン外野守備につくのが困難ではないかと予想される今シーズン、糸井が完全に独り立ちし、逆に両サイドを引っ張れるようだと“鉄壁の外野陣”のバリエーションも広がります。
例えば、若い選手たちの頑張り次第では、レフト村田・ライト陽といった布陣もありかもしれない。
もちろん、他の外野手にもチャンスがたくさん出てきます。

打順に関しては、トリプルスリー(3割30本塁打30盗塁)を狙える素材と評価され続けている糸井は、選球眼も良く出塁率が高い上に、平気でレフトスタンドにホームランを叩き込んでしまうような長打力もあり、素晴らしい脚力も持っていて、「得点」力と「打点」力の両方を高いレベルで兼ね備えた攻撃力の持ち主です。
つまり、チャンスも作れるし、チャンスに打席に入って結果も出せる、「3番」という打順にうってつけの能力を持っている。
同じ好打者でも、稲葉には走力が欠けるため、チャンスメーク能力、「得点」能力が少ないし、田中賢の場合は長打力に乏しいため、得点圏に強くてもなかなか「打点」にはなりにくいという特性があります。
そう考えると、糸井を3番に据え、その前にはチャンスメーク能力の高い選手を、後ろには「打点」能力の高い選手を配置した打順が、もっとも効率よく得点をあげていく上位打線の形なのではないかと思います。
その場合、“後ろ”の打つ打者は、稲葉や小谷野、あるいは新外国人のホフパワー、高橋、中田など、候補は目白押し。
問題は“前”に並べたいチャンスメーカーの方です。
ひとりは田中賢がいますが、もうひとり。
それがいわゆる「2番不在」という課題になっていますが、個人的には、出塁率が高く、足が使える選手がもうひとりいれば、その他の適性によっては、「2番田中賢」もありだと考えています。
ほしいのは、ただ「つなぐ」だけの2番ではなく、つなぎは当然できた上に、チャンスを作り、広げることも出来る「1&2番」です。
その後に、ケースに応じて「得点」力も「打点」力も発揮できる糸井が控えていたら…。
相当強力な上位打線が生まれるように思います。
“ケースに応じた打撃”が糸井には難しいかもしれませんが、2シーズン続けて試合に出続け、結果を残してきた中で、その辺りも身についてきているのではないかと期待しています。
頑張れ!糸井!!

糸井.jpg


というわけで。
まとめると。
@先発ローテの形成
A守護神の確立
B糸井の守備力に大きく見劣りのしない外野手の確保
Cチャンスメーカー能力の高い選手の発掘
この辺を気にしつつ、キャンプ期間を楽しみたいと思います。




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2011年02月02日

第1クール:二日目〜戦う姿〜

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キャンプ初日はダルビッシュが、そして、今日2日目には武田久がブルペン入り。

久1.jpg


初日のブルペン入りは、ダルビッシュにとっては毎年恒例のことですが、例年、シーズン中に酷使した肉体を考慮してかスロー調整の多い久が、二日目にしてブルペン投球をするのは珍しい気がします。
長いオフがあったので休養充分ということももちろんあるでしょうが、やはり、不本意だった昨年の借りを返す、並々ならぬ決意を秘めているように思いました。

久2.jpg


「まっすぐ」は久の原点。
「まっすぐ」を武器に、まっすぐに打者へと向かう姿を今年は楽しみにしています。
頑張れ!久!!


エースと守護神がボールに伝える気持ちは、キャッチャーのミットを叩き響き渡る音となって、一緒にブルペンに入っている投手たちへと伝わっていくはず。
投手陣の大黒柱ふたりの戦う姿。
それを上回るぐらいの気持ちがなければ、彼らについていくことはできません。
若い選手にとっては「まだキャンプ」ではなく「もうキャンプ」。
戦いは始まっています。
誰にでもチャンスがあるということは、そのチャンスをつかむのは並大抵のことではないということ。
頑張れ!ファイターズ!!



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2011年02月03日

第1クール:3日目〜複数ポジション〜

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◇稲葉が一塁で特守「複数ポジションを守れた方がいい」

 日本ハム・稲葉が若手らと特守に励んだ。「一人で複数のポジションを守れた方がいいから」と一塁で約80球のノックを受けた。昨季は後半に左肩を痛めてしまい、本来の右翼を外れて一塁を守った。「肩は全然万全じゃない。でも、一番悪い時と比べたら良くなった。あくまで開幕」と実戦に向けて徐々に仕上げていく。



昨日の時点で左肩痛のために守備練習を回避したという話もあった稲葉。
心配というよりも、まずは“想定内”だと思います。
運動量の少ないオフの間でも万全には戻らなかった肩の状態は、シーズンが始まって疲労が蓄積されるようになれば間違いなく稲葉を苦しめることになるだろうし、要は、そこを前提として、どう付き合っていくかという問題になります。
うんと痛い時には休養も必要でしょうが、守備は無理だけど打撃はOKな場合ならDHの起用、利き腕の左肩痛ですから、遠投が必要な外野守備はつらくても内野ならどうにかという状態ならばファースト。
2000本安打を目指す稲葉の打力を、本人のコンディションと上手くバランスを考えながらチーム力に生かしていくためには、確かに「複数のポジションを守れたほうがいい」です。

プロ野球の場合、ベンチに入れる人数、それも野手の人数はそれほど多くはありませんから、ひとりの選手がいくつかのポジションを守ることが出来れば、何かが起きたときにはひじょうに助かります。
また、例えば、打線に同時に入れたいふたりの選手がいたとしても、ポジションが被っていてはどちらかを諦めなければなりませんが、せめてどちらかひとりでも複数ポジションをこなせることで、思い通りのオーダーを組むことが可能になるかもしれない。
しかし、“複数のポジションを守れる”ことが本人にとってもチームにとっても長期的に有効な働きをするためには、結局、単に“守れる”程度のレベルでは意味がないと思います。
ファイターズは自他共に認める守りのチームですし、新しいファイターズを作るためにも、「勝てる確率の高い」守備力充実は欠かせません。
稲葉の場合は、本来、打撃がAクラス、本職のライト守備がAクラスという選手ですから、コンディションによっては、打撃のAを生かすために、守備では(仮に)Bクラスの“サイドビジネス”についてもらっても充分に貢献を期待できるからこそ複数ポジションに意味がある。
つまり、単独でも武器になる「主」たるポジションを「副」ポジションでサポートする形が本来の複数ポジションのメリットではないかと思います。
打撃はB、第一ポジションもBクラスという選手が、もうひとつB的ポジションを増やしたところで、使い勝手はよくてもレギュラーをつかむことはない「便利屋」で終わる可能性が高い。
そういう選手ももちろんチームには必要ですが、若い選手が目指すべきはあくまでスタメンであってほしいし、そこを狙うには、“まず複数ありき”ではなくて、しっかりした「主」武器を備えてからもうひとつオプションを加える、というのが本来あるべき道筋ではないかと考えています。

陽岱鋼は、ショートと外野のふたつのポジションに取り組み続けている。
どちらもレギュラーをつかむチャンスがありうるポジションです。
アマチュア時代から慣れ親しんできたショート。
わずかな期間で驚異的な適応を見せた外野守備。
どちらのポジションでも「Aクラス」の選手になる可能性を持っている陽ですが、ふたつ同時に追いかけて、ふたつのAを手に入れられるほどファイターズの守備のレベルは甘くはないし、“練習すればするだけ上手くなるのが守備”とよく聞くところですが、それは同時に、高いレベルに達するにはそれだけの練習量を積み重ねる“時間”が必要ということでもある。
ですから、ほんとうならば、「主」と「副」に切り離して、まず確実に“使える武器”をひとつ、手に入れるべきだと思います。
それでも。
まだ何者でもない若い選手たちにとっては、どんな形ででも、少しでも多く試合に出ることがなによりも成長の大きな糧になることも確かです。
そうしたチャンスの間口を広げるための複数ポジションを、単なる「穴埋め」能力に終わらせず、ほんとうのレギュラー獲りにつなげるには、ひとつのポジションで人の倍、もうひとつのポジションでも人の倍、合わせてひとの4倍練習するぐらいの覚悟が必要かもしれません。
中田翔も同じです。
彼の場合は、現在ファーストと外野の両面で挑戦中ですが、プロに入って3年間、サード→外野→ファーストと、どれにしてもちょっと表面をなぞってきただけですから、中田個人としては確実にレベルアップしていても、チームの守備力の中においてバランスを崩さないだけの力にはまだまだ及ばないと思いますし、身体能力に優れた陽とは違って、おそらく守備力でも貢献を期待するような選手には(少なくても当分の間は)ならない気がします。
ただ中田の場合は、誰にも真似できない長打力という特Aレベルの能力がありますから、そこを「主」に、その力を試合に生かすための「副」として、せめてBクラスの守備力をふたつ目指すのは悪くないかもしれません。
もちろんそれだって全然簡単ではない。
やはり陽同様、ファーストでひとの二倍、外野で人の二倍、最低限でも4倍の練習を、それもずっと続けていって、とにかく試合に出したい、出せる、そう思われる選手になっていってほしいと思います。

賢介と稀哲が颯爽とレギュラーをつかんで勢いに乗った2006年から5年が経過。
そろそろ。
あのときの彼らに匹敵する、未来のファイターズを支える野手が出てこなくてはいけない今シーズン。
陽岱鋼と中田翔にかかる期待は大きいです。
頑張れ!陽くん!
頑張れ!翔くん!




今日で第1クール終了。
昨年に比べれば天候もまずますで、大きな故障者もなく、スタートとしては良かったのではないかと思います。
久しぶりに“野球”をした高揚と緊張感(そして異常な佑ちゃん狂騒曲)から、たった三日でもかなり疲れたでしょうから、明日の休日は心身ともにリラックスして、また第2クールをみんなで元気に迎えてほしいです。
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年02月05日

第2クール:1日目 そして賢介の打撃の「集大成」

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今日から第2クール。
キャンプが始まってから初めての週末ということで、観客数は増加しているようですが、一方で「佑ちゃん報道」の過熱ぶりは少々落ち着いてきたような気がします。
まぁ、“誰が何をした”というレベルで言えば、毎日の練習にはそれほど変わり映えがあるものでもなく、次は打者相手に投げる時、そのあとは、実戦登板へと、「初めて」の出来事が発生するまでは少し静かかもしれません(笑)。


チームとしては、野手たちのメニューにシートノックやランダウンプレーが入ってきたり、投手たちがフリー打撃に登板し始めたり(※本日は金森・植村・吉川・土屋・中村登板)と、少しずつ実戦的に、また個人の集まりが“チーム”になっていくためのプロセスも始まりました。
こうやってだんだんと。
「2011年のファイターズ」が姿を現してくるのが楽しみです。





きょうもけんすけ.gif

ちょっと遅くなりましたが。
2/3にGAORAのファイターズ・キャンプ情報番組でオンエアされた賢介インタビューから。(聞き手:岩本勉氏)

1.jpg

<キャンプインした心境>
やっと始まったな、という感じですね。ちょっと、長かったですね。僕がレギュラーになってから初めての、クライマックス・シリーズ進出できなかったので、こんなに長いオフはなかった。
(−悔しかった?)
はい。でも、昔のこと過ぎて忘れました(笑)。
もう、今年の優勝しか見えてないって感じです。

<昨シーズンのこと>
(−首位打者宣言のプレッシャーは?)
(プレッシャーを感じながら)やってましたね。言ったからには獲らないといけないと思ってましたし、そして、また、キャンプの取り組み方も変えて、スローペースでやったんで、結果を残さなければ言われていたと思うんですけど、それが、まぁ、成功して、いいシーズンは送れましたけど、首位打者を獲ると言って獲れなかったのは、すごく悔しいですし、情けないと思います。

<今シーズンの打撃について>
今シーズンは、自分のやりたいことがあって、今、それを試そうかなとしてる段階です。
2006年、レギュラーを獲った年と、昨年と、打ち方が全く違うんですけど、そのスイングをちょっと融合していこうかなと。ふたつやってしまおうかなと思ってます。
いま、ちょっとやってるんですけど、出来るかどうかわからないんで、やってみないと。

(−グリップの位置は?)
今年はこの辺で(※肩ぐらいで構える)やってみましょうか。いや、今年、もしかしたらこうなるかも(※体の前で構える)しれないですね。こうなる(※低い方)日もあれば、こうなる(※高い方)日もあるかもしれないですね。

(−変えられるものなのか?)
そうですね、けっこう器用貧乏なので(笑)。

<守備について>
(※去年エラーが続いたとき)こんなはずじゃないなぁと思っていたんですけど、どうしてもエラーが増えたっていうのは、多少自分の中でも驕りがあったのかもしれないですし、確かに負けが続くと、どうしても、守備で助けたいとかっていうのがあって、やっぱり、アウトにできないのでも無理やりアウトにしにいったりとか、強引になったりとか、もう少し基本に帰って、捕れる球を捕るっていう、アウトにできる球をアウトにする、それがやっぱり基本だと思うんで。

<今年の目標>
基本は優勝ですね。個人的には、昨年獲れなかった首位打者を、もう一回。今年こそは獲りたいです。

(最高出塁率は?)
ああ、獲ってみたいですね。

(フルイニング出場を?)
はい、頑張ります。



注目はやはり打撃になります。
宮古島で言っていた「二刀流」とは、2006年打撃と2010年打撃の、ふたつの違う打ち方を融合、あるいは使い分けるということだったのではないかと、今回のインタビューからうかがえます。

打撃フォーム.jpg

が。
そんなこと可能なのだろうか?
もちろん、本人も「やってみなくては出来るかどうかわからない」とは言っていますが、やってみようと思った時点で、“出来るのではないか”という賢介なりの根拠はあるはずです。
それがどんなものなのか、また、この二つのスタイルを同時採用することのメリットとして具体的に何を期待しているのか、私にはまったくわかりませんけれど。
ただ。“全く違う打ち方”であっても、ひとりの打者の打撃には、どんな打ち方をしようとも絶対に“変わらない”芯みたいなものはあるのではないかと想像しています。
いい打者は、そうした“自分の打撃の本質”を把握しているから、フォームをどんどん変えていくことができるものなのかもしれないと、イチロー選手などを見ていると思います。
(賢介をイチロー並みとはまだまだ言えませんがw)
何にせよ。
今年もまた“賢介の挑戦”にワクワクすると同時にドキドキします(笑)。
個人的には、最初に魅了されたあの独特のバッティング・フォームがまた見られるかもしれないのはひじょうに楽しみだし、“失敗したから原点に戻る”のではなく、進化していった道の先で、一度は置いてきた過去を、新たな武器として加えようとする試みは興味深い。
たぶん。2006年に2006年の賢介が打っていたあのバッティング・フォームも、2010年を経た今の賢介が打つとなると、また違った効果と結果が生まれるはず。
ある意味、今年の挑戦は、レギュラーをつかんでから5年間の、打撃に関する“集大成”かもしれません。
上手くいくことを祈りつつ。

2.jpg

頑張れ!賢介!!





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2011年02月06日

第2クール:2日目 新しくなるもの

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◇梨田監督は“2番候補”に不満 「今ひとつだった」

北海道日本ハムの梨田昌孝監督は6日、春季キャンプの第2クール2日目を終え、「今日はバント、右打ち、バスター、バスターエンドランと色々やったが、内容的には今ひとつだった」と振り返った。今季の北海道日本ハムは森本稀哲が横浜に移籍したこともあり、2番打者の育成がチームのカギを握っているが、「陽岱鋼もその候補なんですけど、今日はバスターエンドランで空振りしたりと、満足はできない。中島(卓也)なんかはセーフになるんじゃないかというバントをしてくれたけどね。ミスを少なくしていかないとなかなか勝っていけない」と若手選手のプレーに不満を表した。7日から始まる紅白戦については「若い人は出番が多いわけですから頑張ってもらいたい」と奮起を促した。


2番打者に限らず、状況に応じて、バント・右打ち・バスター・バスターエンドランなどの“チームバッティング”は打者たち全員に求められるものです。
長打力があるなしに関係なく、チームとして得点を取っていこうとする形、次へつないでいく形を、打線全員がそれぞれピースのひとかけらになり、それらのピースがつながってひとつの運動体となる。
それが野球だと思います。
出塁した走者を「先へ」と進めても、もちろん全てが得点に結びつくわけではありませんが、得点圏を数多く作ることが得点確率を上げるわけだし、たとえ無得点に終わっても、打席に立つ打者がきちんと役割を果たして作った「流れ」なら、簡単に相手に渡してしまうことはない。
反対に、つなぎのミスによって進塁さえできないまま攻撃が終わってしまうようなとき、試合の「流れ」は容易に相手側に傾いてしまう。
だから、勝つためには、得点する可能性のためにも、試合の主導権を簡単に渡さないためにも、サインが出るような勝負どころではミスをしないことが肝要だと思います。
練習のときこそ、大事な試合のつもりで思い切りプレッシャーを感じながら、それでもミスをしない技術とたくましさを、特に若い選手たちにはしっかり身につけてほしいです。

新外国人のホフパワーが今日はいい当たりをかっ飛ばしたようですが、外国人選手の場合は、本当にシーズンが始まってみないと計算ができないものだし、彼自身の“自己評価”は中距離打者らしく、いずれにしても今年のファイターズも長打(本塁打)を期待するような打線にはならないと思います。
さらに、今シーズンからは統一球が使用される。

◇「統一球元年」スタート、反応はさまざま

プロ野球のキャンプインとともに、統一球元年のシーズンが始まった。
 日本野球機構(NPB)は今シーズンから、1軍公式戦でミズノ社製の統一球を使用。昨年までの球と比べ縫い目が高く幅も広いのが特徴で、従来品より低反発のボールが採用された。12球団は昨年のシーズン終了後から、統一球で練習を行ってきたが、事実上、1日のキャンプインが一斉使用の初日となった。
 名護キャンプのブルペンで41球を投げた日本ハム・ダルビッシュは、スライダー、カーブを試投。「やはり大きく曲がるみたいだ。ただ練習で投げていくなかで修正できる」と話した。
 反応はさまざまだが、飛びにくくなる打者も含め、早期の対応が開幕ダッシュを左右することにもなりそうだ。


打者サイドから統一球を見た場合、「低反発」ということでやはり飛びにくい、飛距離が少なくなると予想されています。
ただでさえ長打力に欠け、なおかつ広い札幌ドームをホームグラウンドにするファイターズにはますますホームランの期待は少なくなる。
今まで以上に「つなぐ」意識は必要になります。
逆に、投手を含めたディフェンス・サイドから考えた場合、相手の打球も“飛びにくい”わけですから、多少投手には有利な部分もあるだろうし、フェンス際まで行ってもスタンドに入らない打球に対しては、外野守備に優れたチームが有利になるかもしれない。
投手に関しては、飛ぶ・飛ばないよりも、指先の感覚や、変化球の曲がり具合の変化などの方がもちろん重要で、しっかりと対応していくことが優先になりますが、チームとしての戦い方を考えれば、やはり、まずディフェンスを固めて、オフェンスは「つなぐ野球」で着実に1点を取る意識を高くしなくてはならないと思います。
長打がなくてもいい、というわけではなく、あくまでもホームランはあるかないかわからないオプションとして当てにすることなく、“ひとりひとりがやれることをきちんとやることで得点を取る”スタイルを「基本」として持っていない限り、安定して点は取れないし、点が取れなければ勝つことは出来ない。
“たくさん点を取れない”ことを前提にすれば、無駄な失点、つまり、昨年多かったエラーがらみの失点はほんとうに減らさなくてはなりませんので、投手ほどではないにしろ、スローイングのミスが出ないように、野手たちも統一球に早くなじんでほしいです。
頑張れ!ファイターズ!!



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2011年02月07日

第2クール:3日目 〜悩ましき紅白戦〜

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◇ホフパワー いきなり存在感の一発

日本ハムの紅白戦が始まり、新外国人のホフパワーがいきなり存在感を発揮した。多田野から右翼へ豪快な一発を放ち、元大リーガーのパワーを見せつけた。
 昨季はチーム本塁打数がリーグ最下位だった。左の長距離砲として期待されるホフパワーは「チームを手助けできればいい。そのために来た」と上機嫌。梨田監督は「まだ実戦が初めてで分からないが、期待したい」と話した。


今日から紅白戦が始まりました。

※6イニング制
投手:(紅)中村-吉川-植村  (白)土屋-多田野-金森-運天

同じファイターズの選手たちが敵・味方に分かれて戦う紅白戦は、ある意味、もっとも見ていて“嬉しくない”試合です。
打者が打てば、打たれた投手を心配し、逆に好投する投手がいれば、抑えられた打者が気にかかる。
特に、キャンプ序盤の紅白戦は、一軍の戦力としての競い合いという選手たちもいる一方で、一軍・二軍の境界線で篩いにかけられる選手たちもいる。
首脳陣の前で、何がなんでもアピールして、「次」のチャンスへ進めるようにと誰もが必死に決まっているだけに、むしろアピールできなかった選手たちのことが気になってしかたがないです。

な、あ.jpg

吉川.jpg

ともに(おそらく2イニングで)2失点。
結果が全てではないかもしれませんが、アピールできたとは思えません。

土屋.jpg

結果はまずまずに思えますが、特別目立ったわけでもないようです。

多田野.jpg

期待の新戦力・ホフパワーの一発はとても嬉しいですが、せっかく国頭から来たのに打たれてしまった多田野(ホフパワーの後に松坂にも一発喰らった模様)には、どうにかして這い上がってきてほしい思い入れがあるし、今の立場は、「まだ紅白戦」とか言っていられるものではないので、心中察するに、ちょっと辛い気持ちになってしまいます。

松坂.jpg

一方で、テスト入団の松坂にとっては、自分の“武器”である長打力を見事にアピールする一発でした。
多田野と松坂。
ともに「戦力外」の地獄からもう一度つかんだチャンスにかける二人。
今日は明暗がはっきり分かれてしまいましたが、できることなら、ふたりとも、悔しさを晴らす一年になってほしいと心から願います。
頑張れ!多田野!
頑張れ!松坂!

植村.jpg

ジョン.jpg

投手陣で今日アピールできたと思われるのがこのふたり。
5年目の植村は吉川と同期であり、今年入団した斎藤佑と同い年。
吉川がルーキーイヤーから活躍したり、同じく同期のダースが先発のチャンスを何度かつかんだ“実績”の影で、ここまであまりチャンスにも恵まれなかった植村ですが、今年は一気にふたりを追い越して、一軍でブレイクする予感です。
2年目のジョンも、去年は、同期の中村勝が一軍初勝利を上げるなどの活躍を悔しい思いで見ていたはず。
チームとしては、まだ高卒2年目のジョンにはじっくり大きく育ってもらおうという余裕が持てますが、本人とすれば、一日でも早く一軍へ、そして、同期の誰にも負けない活躍をしたいはず。
今は“攻める”だけですから、またチャンスがあったときも、どんどん強気で、自信のあるボールをびしびし投げ込む姿を見せてほしいと思います。
頑張れ!植村!
頑張れ!ジョン!!


今日はアピールできなかった投手たちも、これが最後のチャンスではないだろうし、もしも、二軍キャンプで終わったとしても、シーズンはまだまだずっと長い。
どんと前を向いて、強い気持ちで投げ続けてほしいと思います。

明日も紅白戦が行われる予定で、先発は、昨年期待されながら応えられなかった糸数と八木が先発するそうです。
頼むぞ!ナイスピッチ!



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2011年02月08日

第2クール:4日目 〜良いことだってもちろんあります〜

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今日も午後から紅白戦。
風が強く、気温も下がり、特に投手にとっては厳しいコンディションだったようです。

※6イニング制
(紅)八木-オビスポ-松家-谷元
(白)糸数-根本-宮本


糸数.jpg
糸数:1被安打3四死球2失点

八木.jpg
八木:4被安打1四球3失点

<梨田監督コメント>
「糸数は死球から崩れて、八木もコントロールが良くなかった。ストライクを獲るボールがなかった」
「八木と糸数は(先発の)4番、5番、6番手を競争するところなんだけどね。ブルペンでの状態は2人とも悪くない。バッターが立っても変わらなくなれば良くなる」

昨日の中村・土屋などの若い投手と違って、実績のある糸数や八木は、今年すぐに先発ローテに入ってほしい投手たちです。
今季初実戦登板とは言っても、“そこそこ”の投球はしてくれると期待していましたが…。
ブルペンでいくら良い球を投げても、投手は打者を立たせたときの投球が全て。
どんなフォームで投げるとか、どんなボールを投げるとかより、投手にとって最も本質的な「センス」が打者との勝負という場面で問われると思うのですが、ここを乗り越えられない投手はなかなかに多い。
どげんかせんといかん!


信二.jpg

昨日から志願の紅白戦出場。
身体に近いところへ投球されたりもしましたが、見ている限り恐怖心なども特になさそうだし、とにかく打撃の状態がいい感じです。
思い切りのいい、本来の信二らしいスイングが戻ってきました。
なにより。
昨年は暗い表情ばかりが目立った信二が、活き活きと楽しそうに野球をしているのがほんとうに嬉しい。
このまま順調にシーズンインして、大活躍してくれることを願っています。
頑張れ!信二!!


オビスポ.jpg
オビスポ:2イニング3被安打2四球1失点
<梨田監督コメント>
「まぁ、あんなもんじゃないですかね。もう少し良くなるとは思います。今日は足場も気にしていたしね。荒れ球は彼の持ち味ではあるけど、不利なカウントになると(ボールを)置きにいってしまう。ただ、ボールに力はあるし、ストライクが先行、平行のカウントでいけるようになればね」

こちらも即戦力として期待されているオビスポ。
コントロールに課題のある投手なのか…。
速球投手の場合、適度の“荒れ”は武器になりますが、結局のところ、いくら速かったり球威のあるボールでも、あまりにもコントロールできなければ打者をアウトにすることはできないし、無駄なボール球が多ければ、守っている野手たちも疲れさせてしまうことになる。
“カウントを悪くしたところで甘い球をガツン”は最悪のパターン。
もう少し様子を見ていきたいと思います。


陽.jpg

マイカ.jpg

こちらも期待の新戦力・ホフパワー。
昨日はチーム今季第1号をかっとばして長打力をみせつけましたが、今日は、ランナー(陽)を一塁に置いて、しっかりと引っ張ってヒット。
左打者ですから、一塁に走者がいるときの引っ張りは、ヒットゾーンが広くなっているし、例え自分がアウトになっても走者を先へ進める進塁打になる確率の高いバッティング。
状況に応じた打撃を意識的にしたのだとしたら、かなり期待が持てるのではないかと思います。
外国人野手と言えば、特に本塁打の少ないファイターズでは「一発」ばかりが注目されがちですが、個人的には、本塁打の数より、スレッジのようにクレバーで、集中力と勝負強さを持った打者であってほしいと期待しています。
頑張れ!マイカ!


卓也.jpg

オビスポからセンター前にタイムリーヒット。
おお!良かったなぁ、卓也。
低めのボールを上手いこと運んでいたように見えました。
きっと、はじめての一軍キャンプは、新鮮で、刺激的で、なんでも勉強になって、毎日が楽しいことと思います。
その楽しい日々がもっともっと続くように。
頑張れ!卓也!!


根本.jpg

こちらも新戦力。
マリーンズからトレード移籍してきた根本。
2イニングを無安打無失点の好投だったそうです。
<梨田監督コメント>
「ブルペンでのテンポも良いし、良いボールを投げる。力のあるボールを投げてるね」

中継ぎ左腕として“計算できる”投手が、林以外にもブルペンにいてくれたら、宮西を安心して8回(あるいは7回)1イニングを任せるセットアッパーに固定できます。

なおき.jpg

「勝利の方程式」の確立は、今年のファイターズ投手陣の大きな課題だし、それを完成させるためには、実際に7〜9回を誰が投げるかとともに、そこまでをどうつなぐか、ロングリリーフは誰が、ワンポイントなら誰が、とそれぞれに役割を果たしてくれる中継ぎ投手たちが必要なのです。
ブルペンはチーム。
その一員に加わっていけるように。
頑張れ!根本!!

同じく左腕投手ながら明暗を分けてしまったのが宮本。
サイドスローに転向して、なんとしてもチャンスをつかみたい今年の最初でつまづいてしまいました…。
最終回(6回)、3連続タイムリー(飯山・今浪・尾崎)を浴びての3失点。
う〜ん。
つらいぞ、宮本。
でも。負けるな!宮本!!




今日は佐藤賢が死球によって負傷退場するアクシデントがありましたが、今のところ、打撲と判断されているようです。
キャンプも進んでくると、各チームから時には主力選手の故障離脱というニュースも伝わってきますが、幸い、ファイターズは大きな故障者もなく第2クールまではこれました。
天候も特別恵まれているとは言えませんが、昨年のように雨天続きでグラウンドに出られないということもなく、しっかり外で練習が出来ているのもありがたい。
先の心配をしても仕方がないので、とりあえずは、次の第3クール。
みんな怪我なく、元気良く、グラウンドで走り回れますように。
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年02月11日

第3クール1日目&2日目 〜晴れも雨も 喜びも悔しさも〜

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<2/10 第3クール 1日目>
斎藤佑が、中田&糸井の打撃投手として登板。
打撃投手というのは通常、専門スタッフの仕事であり、その役割は打者の打撃練習をお手伝いすることだと思います。
ただ、キャンプの時期、投手たちはブルペンから実戦へと向かう調整の一段階として、“バッターが打席にいる”状況でマウンドに立つ打撃投手を務める。
あくまでも、打者のバッティング練習の方が「主」ですから、“打たせる”投球を一義的に、その中で、目的意識を持って投げてこそ、投手にも打者にも意味のある練習になるはずです。
練習後の斎藤佑、中田、ふたりのコメントなどを見る限り、斎藤佑は斎藤佑の、中田は中田の明確な課題を抱いての、マウンドであり、打席であったことがうかがえ、新人でありながら“自分で考えて”野球をしている斎藤佑にも、明らかに野球に対する取り組み方や考え方が大人になってきた中田にも、期待が膨らむ、良い「練習」だった気がします。
ふたりのスター候補の“実のある競演”に、ファイターズの未来は明るい…と断言するのは時期尚早ですが(笑)、単なる願望ではない“根拠ある明るさ”が、ほんのりと見えてきたようで、嬉しく思いました。


<2/11 第3クール 2日目>
今年初めて、雨のためにグラウンドが使えず、室内での練習になりました。
ドーム球場が主力になった現在のプロ野球界ですが、本来野球は天候に左右されて当たり前。
明日、初めての対外試合を控えていますから、連係プレーなど実際に確認しておきたい事項もやりたい練習も当然あったとは思いますが、グラウンドが使えないなら使えないなりに、“状況に応じた”練習を、むしろ、室内ならでは出来ることに積極的に取り組んでいけるのがプロフェッショナル。
ちょうど疲れがたまってくる時期でもあり、休養も含めて、雨は雨なりの、意義あるキャンプの一日になっていたら良いと思います。


本日、GAORAで放送されたキャンプ情報番組では、金子誠がインタビューに登場。
金子誠が“語る”には、あまりにも与えられた時間が短すぎて、しゃべらせておけばいくらでも出てくるはずの面白い(考えさせられる、という意味です)話はほとんどなかったのですが、ただ、最後に、今シーズンの目標として「一喜一憂する輪の中に出来るだけ長く一緒にいたい」というようなことを言っていたのが印象に残りました。
昨年、完治が難しく、再発したら少なくても内野手生命に関わる、ふくらはぎを故障してしまった金子誠にとっては、“やってしまう”ことなく、ひとつでも多くの試合に出場することは確かに切実な願いであり、そのために、オフからキャンプ、そしてこれからも、出来る限り万全な準備と覚悟を持って臨むシーズンになると思います。
しかし、私が金子誠の発言にはっとしたのは、勝利の喜びの輪ではなく、苦しいときも嬉しいときも、チームとともにありたい、というところでした。
晴れる日があれば、雨の降る日もあるように。
プロ野球チームには、調子のいいときもあれば、なかなか抜け出せないトンネルに入り込むこともある。
勝っているときに、みんなが明るく、ともに笑顔を向け合うことは簡単ですが、どうしても勝てない試合が続いたときに、その辛さや苦しさ、悔しさを、みんなが共有できるか、そこから同じ方向を向いて進もうと意思統一できるかどうかが、もしかしたら、何よりもシーズンを通して「チーム」が成長していくためには大切なことかもしれません。
2007年のファイターズが、まさしくそうやって優勝までたどり着いたチームでしたから。
栄光から得られるものも大きいけれど、挫折から得るものもまた大きい。
長いシーズン、長い野球選手生活を俯瞰すれば、勝利も敗北もある意味では等しい。
さすがにベテランらしい感覚だなと思いました。

まだ、「2011年のファイターズ」の具体的な形、誰がどこを守るとか、誰が何番を打つとか、ほとんど何も決まっていません。
開幕までにはもちろんその時点で「最高」のチームを組むわけですが、シーズンが終わったときに、そのまま同じ形が続いている可能性のほうがむしろ低いのが普通であり、長いシーズン、チームの形は移り変わって行くのが当たり前。
ただ、表現型は変わっても、“ファイターズ野球の遺伝子”は変異してはいけないし、それを次世代へとプレーで伝えていくのが、稲葉・金子誠のようなベテランやダルビッシュや田中賢などの「いいときも悪いときも」乗り越えてきた主力選手たちの大切な役割のひとつでもあります。
日本一地下足袋が似合うプロ野球選手・金子誠。
身体は確かに「ポンコツ」かもしれませんが、まだまだ、色々な意味で働いてもらわなくてはなりません。
頑張れ!金子誠!!

誠.jpg




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2011年02月12日

2/12 練習試合 vsカープ@沖縄市営球場

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0212 練習試合.jpg

投手:土屋(3)-谷元(1)-金森(1)-植村(1)-中村(3)
スタメン:1右陽 2遊飯山 3中糸井 4一中田 5指松坂 6左鵜久森 7捕大野 8三岩館 9二中島

※カープ・スタメン
梵-東出-トレーシー-栗原-廣瀬-迎-赤松-岩本-白浜




今シーズン初の対外試合。
若手中心というよりも、糸井(大野)以外はレギュラー抜きのチームで敵地に乗り込みました。
投手陣も同様。
ポジションを“約束”されている投手はいません。
全員が「アピールしたい!」気持ちでいっぱいだったと思います。

まず投手陣。
今日は気温も低かったようですし、カープ打線は、あまりセ・リーグの試合を見ない自分でも名前を知っているようなレギュラークラスと思われる選手の名前が多く、今の時期としては思っていた以上に厳しい相手だった気がします。
先発・土屋。
若い選手にとって最も乗り越えるのが難しい壁のひとつが、「結果を出したい」という欲や、逆に、失敗を恐れる気持ちとどう折り合いをつけて、グラウンド上で自分の実力を「そのまま」出せるかどうかだと思います。
今日の土屋は、その部分でまず平常心に欠けたのかもしれません。
1回表。先頭打者にヒットを許すと、盗塁され、次の打者には四球。
次の打者にはヒットを打たれ、相手の走塁ミスもあって一死一三塁と助けられたものの、また四球で満塁。
なんとか併殺崩れの間の1失点で収まりました。
2回も先頭打者の出塁を許したところからピンチを招いて1失点。
ただ、3回にはきっちり三者凡退に退けています。
内容はともかく2回までで2失点ですから、先発投手としてはまだまだ試合を建て直すことが可能な段階で修正できたのは、それはそれで評価できる。
頑張れ!土屋!
2番手・谷元。
いきなりの被弾で1失点。
土屋と違い、谷元に期待する役割は中継ぎです。
試合の中盤から終盤、「1点」が試合の流れを、勝敗を左右するところで投げてもらいたい投手ですから、不用意な一球だけは避けてもらいたい。
今日の「一球」がどういうものだったかはわかりませんが、どんなときも、打たれて後悔しか残らないような一球を何気なく投げてしまわないように。
頑張れ!谷元!
3番手・金森。
相手主軸を三者凡退。
実績から言っても、当然今年はやってもらわなくてはならない投手ですから、安心しました。
今年は頼むぞ!金森!
4番手・植村。
ヒット1本は許しましたが無失点。
まずは上々のスタートではないかと思います。
早く、マウンドでの姿を実際に見てみたい投手のひとりですので、とても楽しみです。
頑張れ!植村!
5番手・中村。
終盤3イニングを投げて1失点。
7回三者凡退。8回1四球。9回被本塁打1本。
良かったのではないかと思います。
土屋と中村。ともに3イニングを投げて、内容的にはちょっと明暗が分かれたようですが、“マウンドに立つ状況”の違いも道を分けるあやだったかもしれません。
勝敗はさほど重要ではない練習試合とはいえ、まっさらなマウンドに立って試合を作っていこうとする先発投手と、大量リードで迎えた終盤3イニングを担当する投手では、出せるはずの実力を阻害するプレッシャーの強さ・大きさが多少違うのではないか。
とは言っても、一軍で通用する投手になるためには、どんな状況でも同じように力を発揮できなければならないわけですから、土屋はもう少し自分をコントロールしなくてはいけないし、中村は立派だった。
ただ。今日のパフォーマンスを踏まえて「次」があることを考えると、最初のわずかな違いが結局は大きな違いになってしまうかもしれない。
本当に、プロ野球選手がチャンスをつかんでいくのは大変なことだと改めて思いました。
土屋は、今日の失敗を、反省しても引きずることなく。
中村は、良かったことを自信にしても安心せず。
次はもっと良いパフォーマンスを発揮できるように。
頑張れ!ふたりとも。


野手たちは打撃好調!
中田、松坂がそれぞれ2本塁打と派手にかっ飛ばしましたが、他の野手たちも全然負けてはいません。
今日は先発全員安打。
マルチヒットを放った選手も、(情報が正しければ)飯山、鵜久森、大野、中島。
途中出場の今成、今浪も打っています。
キャンプ中盤、実戦が始まった当初などは、通常投手のほうが打者に比べて仕上がりが早く、今の時期は「投高打低」の傾向があると言われるのですが、若い野手たちはもうしっかり振れるように仕上がっている。
問題は、これから相手投手のレベルが上がってきたときに(今は相手もファームレベルが多い)どう対応していけるかになりますが、いずれにしても、今、自分のバッティングができていないようならば「先」はないのだから。
ここまでは順調。
ただ、特にこれからは。
今日、中田が一死二三塁の場面で浅い外野フライを打ち上げてしまったことを反省していたように、状況に応じて、“勝利のために”今なにをするべきかを考えて打席に立てるかどうかを見られると思います。
どんどんハードルは高くなりますが、越えなければ一軍には残れないし、レギュラーをつかむにはもっともっと高いハードルを跳ばなくてはならない。
恐れず、ひとつひとつ挑んでいってほしいと願います。
頑張れ!未来のファイターズ!




ところで。
今日の試合中に、外野フライを追って陽と鵜久森が衝突し、陽がタンカで運び出されるアクシデントが起きたそうです。
現時点で、陽は腰を痛めたけれど重傷ではないと伝えられており、とりあえず一安心。
(本人の元気にプレーする姿を見るまでは本当には安心できない。)
詳しい状況はわかりませんが、通常野手同士がぶつかる・ニアミスするのは声の連携が取れていないためで、もちろん、当事者である陽と鵜久森はきっちり反省しなくてはいけません。
今日の場合は、陽はライトで、鵜久森はレフトで先発出場していたのが、途中糸井が下がったことで、陽がセンターへ、鵜久森がライトへとポジション・チェンジ。
キャンプでの練習試合やオープン戦では、選手の入れ替えが激しく、当然このように頻繁な守備位置の変更も多くなるので、本職ではないポジションを守ったり、あまり一緒に守ったことのない選手同士が連係したりと、ミスや怪我のリスクが高い状況ではあると思います。
その上、チャンスをつかみたい若い選手などはどうしても張り切りすぎて、周りが見えないままプレーしてしまったりもする。
でも。対外試合一発目で「事故」が起きたのを幸いとして、これ以後は何事も起きないように。
充分、充分気をつけてほしいです…。



いずれにしても、シーズンに入れば、やはり守備は全てのポジションが固定されるのが理想だと思います。
つまらないミスを出さないためにも、事故が起きないためにも。
ひとりの選手が複数のポジションを守れることは、故障者が出るなどの非常時には確かに有効ですが、例えば打線の都合などで頻繁に選手が入れ替わるポジションがあるようだと、“動かない”選手にも、守備範囲の変更だったり連係の確認だったりと必ず影響が出てくるわけで、結局、「守り」が安定することがない。
「守り」に余計な神経を使うようだと、守りから攻撃に移るリズムも作れません。
今シーズンは、今のところ確定しているポジションは多くありませんが、ひとつでも多くのポジションが「不動」になるように。
競争にきっぱり勝ち抜く選手が出てくるといいなと思います。





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2011年02月13日

2/13 練習試合 vsサムスン@名護

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練習試合 三星ライオンズ@名護
0213 練習試合.jpg

投手:吉川(3)-斎藤佑(1)-オビスポ(2)-宮本(1)-根本(1)-運天(1)
先発:1中糸井 2右陽 3指ホフパワー 4左中田 5一高橋 6遊飯山 7三今浪 8捕鶴岡 9二中島




今日は投手陣に収穫の多い試合だったのではないかと思います。
◆吉川
[3回、安打1、四球1、失点0、自責点0]
1回 三振 三ゴロ 三ゴロ
2回 四球 左H 遊併 遊ゴロ
3回 中飛 中飛 中直

「失点はありませんでしたが、得点してもらった直後に先頭フォアボールは良くなかった。その後ヒットが出て併殺には打ち取ったといっても、送りバントされていたら大量失点につながっていたかもしれないですからね。変化球でストライクがあまり取れなかったし、その辺りも反省点ですね」

みつお.jpg

練習試合としては異例なほど大勢の観客に囲まれて、しかも、みんなが“待ち構えている”斎藤佑の出番の「前」に投げるのは、けっこうなプレッシャーだったのではないかと想像しますが、そうした余計なことには惑わされず、しっかり結果を残せたのは良かったと思います。
本人のコメントにあるような反省点も当然ありますが、その反省を生かす機会を「次」にまたもらえるだけの投球だったのではないでしょうか。
ストレートは監督にも認められていますから、変化球の精度を上げていって、次回はよりよい投球ができますように。
頑張れ!みつお!


◆斎藤佑
[1回、打者3人、安打0、四死球0、三振1、失点0、自責0]
4回 三振 遊ゴロ 二ゴロ

「結果的にゼロに抑えられて良かったです。緊張はなく平常心で投げることができました。韓国の打者は雰囲気があり、バックにはプロの選手がいて、やっとプロになったという実感が湧いてきました。2人目の打者の時、ファウルになったのが真っ直ぐが外角低めに制球できた球だったので、それがコンスタントに投げられれば(プロの世界でも)やれるという自信になると思います」

佑.jpg

ルーキーが立派なデビューを飾ってくれました。
コーチとも話し合った「直球系」で押す“テーマ”を守って、なおかつ三者凡退に抑える結果ですから、順調にまたひとつステップを上がったと思います。
斎藤佑の場合、ボールの威力で抑え込む投手ではなく、変化球とのコンビネーションと駆け引きで打者をやっつける“勝負師”という印象がある(※彼が高校生の時の印象ですがw)ので、これから実戦度が上がるほどに本領を発揮してくれる期待があり、そこで結果を残せるかどうかが真価の分かれ目。
まずは上々のデビュー、おめでとう。
頑張れ!佑ちゃん!


◆オビスポ
5回 被安打4 3失点
6回 被安打3 四球2 2失点

うーん。今日唯一はっきり困った結果だったのがオビスポ。
紅白戦でも<2イニング3被安打2四球1失点>という内容。
前回はカウントを悪くしてから甘くなって打たれる傾向があり、ストライク先行の投球を要求されていましたが、逆に今回は、初球を簡単に打たれていたようで、あららな感じです。
ボールの威力“だけ”で抑えられる投手などいませんから、結局は制球力ってことになるのかと思います。
次回登板にはなんらかの修正がされるかどうか。
気に留めておきたい投手です。


◆宮本
7回 左H 三ゴロ (盗塁刺) 一ゴロ

捕手(今成)にも助けられ、結果的に三者凡退ですが、それ以上に「内容」がどうだったのか気になります。
前回登板の紅白戦では派手に打ち込まれていただけに、今回に期するところはあったと思うし、現実的に“ふるい”にかけられて残れるだけの魅力をアピール出来たか。
いまだかつてないほど今年は左腕リリーバーが充実しているので、残るのは簡単ではないけれど、フォームを変えて臨む覚悟のシーズンです。
頑張れ!宮本!


◆根本
8回 三者凡退

紅白戦でもナイスピッチだった根本が再び安定した結果を残しました。
少し気が早いですが、いよいよファイターズのブルペンに、3人も左腕リリーバーが入るぜいたくな時代がやってくるかも!と期待させてくれる存在。
実際に投げている姿を見るのが楽しみな投手のひとりです。
頑張れ!根本!

◆運天
9回 1失点

内容は全くわかりませんが、試合後監督が「ボールは良かった」と評価。
充分、今出せる力をマウンド上で表現してくれたのではないかと思うし、今のジョンに期待するものはそこが全てです。
まだ高卒2年目。すぐに戦力になるとは考えていませんが、しっかりと成長を印象付けることで、長いシーズン中、いつか一軍で投げるチャンスが巡ってくる可能性があります。
そういう経験をまた次のステップにつなげて、近い将来、主力投手に育ってほしいです。
楽しみだ!ジョン!!



野手陣に関しては、打撃的には今日はふるいませんでしたが、犠打をしっかり決める(陽・飯山)など、やらなければならないことは出来ていたようだし、村田が盗塁したり、今成が盗塁を刺したり、中島がファインプレーを見せたりと、若い選手たちが自分の“持ち味”をアピールする場面があったのはとても良かったと思います。
昨日、守備の際に衝突した陽と鵜久森も、紅白戦で死球を受けた佐藤賢も、みんな試合に出場していて安心しました。


明日の休日が明ければ、キャンプもいよいよ第4クール。
ボーダーラインの選手たちには正念場。
ベテラン選手たちも実戦に向けて上げてくるところ。
みんな、怪我なく、元気良く。
頑張れ!ファイターズ!!



(※細かい試合内容は某掲示板もソースですので正確ではない部分もあると思います)


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2011年02月15日

第4クール:1日目〜良い知らせ・悪い知らせ〜

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まずは「良い知らせ」!
腰痛のため国頭で調整中だった栄ちゃんが、名護に合流しました。

栄ちゃん1.jpg

栄ちゃん2.jpg

宮西が“戻ってきた”小谷野について訊かれ、「栄一さんがいるのが普通で、今までが変だった」(というような意味のこと)と答えたそうですが、まさしくその通りだと思います。
いつも謙虚な栄ちゃん本人は「まだ自分のポジションは確定していない。ポジションとか役割を自分自身でつかみ取っていきたい」とコメントしていますが、いやいや、いまや栄ちゃんがそこにいるのがファイターズの日常風景ですから、開幕には、“いつもの場所”にぴたっと収まれるように、大事にしながらコンディションを上げていってほしいです。

一方、想定外の「悪い知らせ」が…。
ファイターズニュース.gif
◆菊地が右肩の張り

菊地が右肩の張りを訴え、国頭の2軍キャンプで調整すると発表した。芝草投手コーチは、症状が悪くないことを説明した上で「開幕には必要な選手。3月中旬のオープン戦で戻ってきてくれれば」と話した。(名護)


去年はキャンプが始まるなり故障しただけに、今年は「便りのないのが元気な証拠」と思い安心していたら、ここできましたか…。
でも、まだまだ開幕までには充分な時間があります。
芝草コーチのおっしゃる通り、開幕には必要な戦力ですから、焦らず“急がば回れ”。
待ってるよ!菊地!!



さて。キャンプも今日から第4クール。
もう日程の半分以上を消化したことになります。

キャンプ日程.jpg

25日が打ち上げですから、休日を除いた残りの練習日はたったの8日間。
今日、武田勝・ケッペル・ウルフがフリーバッティングに打撃投手として登板するなど、いよいよ一軍メンバーが実戦に向けた調整に入ってきましたし、当初、スロー調整の予定だったダルビッシュが次のクールでは登板するといわれ、稲葉も19日の紅白戦(国頭)で実戦出場予定。
これまでの紅白戦・練習試合は、若い手選手・新戦力選手のテストの場という意味合いが大きいものでしたが、次のクールからは主力選手たちの調整の場にもなってくるわけで、当然“その他”の選手が出場する機会は減り、結果的に、チャンスをもらえる選手・もらえない選手の振り分けが行われることになる。
ファームの打上げが22日ですから、明日のタイガース戦、明後日のSK戦、そして、19日・国頭の紅白戦あたりで、第一次のカットラインが確定するのではないかと思います。
これまでのところ、投手陣はほぼ2度の登板機会を得ていますが、中継ぎでは根本・植村がひじょうに良く、先発投手では、中村・吉川が練習試合で3イニングを投げて好投。
明日は糸数、明後日は八木が先発する予定ですが、ともに最初の紅白戦ではいいところがなかっただけに、今回の登板は重要になってくると思います。
もちろん、数少ない実戦の結果だけがカットの根拠になるわけではないし、実績を考えれば、八木や糸数に対する期待は他のもっと若い選手たちよりは大きいはずですので、その期待を裏付けるだけの「何か」は見せてほしいです。
明日はTV放送もありますので、楽しみにしています。
まずは頑張れ!糸数!


小谷野の一軍合流に伴って、佐藤賢が国頭へ。
これからは「良い知らせ」があれば必ず「悪い知らせ」もついてくる。
逆に、菊地が国頭へ行くことが決まったからには誰かが名護にやってくる。
つまり、「悪い知らせ」があればやっぱりもれなく「良い知らせ」もついてくる。
故障や不調で「悪い知らせ」をもらった選手は、早く直して、建て直して、今度は「良い知らせ」をもらえるように。
そして、「良い知らせ」をもらった選手は、そのチャンスを絶対に逃さぬように。
みんなが前向きに頑張ることで、機会としてはバランスが取れている「良いこと」「悪いこと」が、“重さ”の天秤にかけたときに「良いこと」に傾くならば、それがチームにとっては良い知らせ。
やはり、厳しい競争の中からしか強いチームは生まれないと思います。
残り少ないキャンプ。
持てる力を精一杯発揮して、全力で競え!
頑張れ!ファイターズ!!




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posted by こなつ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | キャンプ2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

2/16 練習試合 vsタイガース@名護

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0216 練習試合.jpg


投手:糸数(3)-木田(1)-石井(1)-谷元(1)-根本(1)-植村(1)-運天(1)
先発:1中糸井 2右陽 3一ホフパワー 4左中田 5指松坂 6三今浪 7遊飯山 8捕大野 9二中島


先発・糸数は前回と同じ失敗。
先頭打者に四球を与えると、一死からまた四球で招いた一二塁のピンチにタイムリーを打たれて1失点。
その後、死球で満塁。四球で押し出し。もう1失点。
球数が多く、打たれているわけでもない失点は、守っている野手たちもがっかりさせる投球だったと思います。
特に、鳥谷選手に与えた四球のように、カウント的に追い込んで、投手有利の状況を作りながら最後は四球になってしまうのは、打者を「攻める」意識が感じられず、ひじょうに印象が悪いです。
確かにボール自体はけっして悪くはない。
それを生かすも殺すも自分次第。
2度同じ失敗を繰り返したことで、次の登板ではもっと自分自身が感じるプレッシャーのハードルは高くなりました。
乗り越えられるか?
頑張れ!敬作!


投手陣では、40歳を越えた大ベテランと、まだ10代の若者が、それぞれにキャリア相応の持ち味を発揮して、どちらも観ていて楽しかったです。
木田さんは、テンポよく、あっという間に凡打の山を築いて(おおげさw)、気づいてみればたったの8球でチェンジ。
木田.jpg
「すごい!」と思うボールはなくても、打者の打ち気を誘って、でも捉えさせない「技」がある。
木田さん個人的にとっては大変なキャンプインでしたが、そうしたことを微塵も感じさせない調整ぶりで、今シーズンもきっとありとあらゆる場面でチームのお助けマンになってくれるはず。
頼りにしています。

若いジョンは140キロを越えるスピードボールをどんどん投げ込んでくれました。
ジョン.jpg
四球を出してから制球が乱れるなど、まだまだ「若さ」の悪い面も出ましたけれど、そこでしっかり踏ん張って、最後はまた自分のいいボールをばしっと投げ込んで無失点。
今出せる、自分の力を思い切って出し切ったマウンドだったと思うし、今はそれでいいのだと思います。
日々成長。そして、小ぢんまりとまとまらずに大きく育て。
頑張れ!ジョン!!


お久しぶりの石井。
石井.jpg
待ってました!
個人的に、けっこう計算に入れている投手なので、元気な姿が見られて安心しました。
石井が加わってくると、にわかに左腕リリーバーは競争が激しくなります。

根本.jpg
今日は無失点ながら特別いいとも感じなかった根本。
勝負はこれから、対戦する打者のレベルが上がり、彼らが生きた球に慣れてきたところでどう対処していけるかになると思います。
植村も同じ。
植村.jpg
最後までしっかりついていってほしいです。
前回登板ではテンポが悪かったという谷元。
谷元.jpg
今日は谷元らしい小気味のよいピッチングでした。
また札幌ドームで小さな体が躍動する、強気のマウンドさばきが見たいです。
頑張れ!谷元!


野手たちは、なかなかバットが振れているようです。
セ・リーグとパ・リーグの野球の違いというものもあるのでしょうが、タイガースの若い打者たちに比べて、積極的に打ちにいく姿が見られましたし、点には結びつかなかったけれどヒット数自体はけっこう出ていたはずです。
中でも断然素晴らしかったのはやはり中田です。
特に、8回の第4打席。
1点ビハインドの二死一三塁のチャンスでの打席でした。(ピッチャーは元マリーンズの左腕・川崎投手)
インコースにずばっと2球決められてあっという間に追い込まれましたが、続く外のボールをふたつ、しっかりと見極めて平行カウント。
もうひとつ来た外の球は空振りせずになんとかファールにして粘る。
その後、一転して再び内角を攻められますが、2球続けてファール。
そして、最後に外の低めにきた厳しいボールを、見事にピッチャー返し。
中田2.jpg
去年までなら、内角で追い込まれてからなら、外のボールで簡単に三振させられていたと思いますが、今は全然違います。
シロウトながら、来た球に振り回されるのではなく、常に“自分のバッティング”が崩れなくなったように感じました。
打撃に関しては、結果に一喜一憂することなく、今のいい形をしっかり固めていってほしいし、実際、コメントなど見ていても、そういう意識で一球ずつ大切にしているようで、この先もとても楽しみです。
頑張れ!中田!
中田1.jpg




同点で迎えた最終回。
先頭打者の岩舘がヒットで出塁すると、杉谷が相手内野陣の猛チャージをかいくぐってきっちり送りバントを決めて一死二塁。
鶴岡の三塁強襲ヒットで一死一三塁へと、サヨナラのチャンスが生まれました。
打席には本日1安打の中島。
2球続けてボールの後の、ファーストストライクを見送ってしまいました。
なかなかに。
いつも積極的に「攻める」のは、投手も打者も難しい…。
けれど。
こういう“勝負どころ”で、失敗を恐れたり、結果を求めすぎたりせず、ただ「チームのために」いま最低限何をするべきかだけを理解し、やりきること。
それがもちろんチームのためになり、結局は自分自身のためにもなると思います。
今の時期は特に、「生き残りたい!」想いが、常に雑音となって打席に立つ準備をする「頭」を混乱させるのはよくわかります。
ノイズに惑わされず、チームが呼ぶ声だけを頼りに、迷わず進め!
その道の先に、開けたいと思っていた扉を抜けた場所がきっとあるから。
頑張れ!ヤング・ファイターズ!!



明日も練習試合。
先発は八木(のはず)。
ぜひとも。いい投球を見せてほしいです。
頑張れ!八木ちゃん!!




◆日本ハム・高橋、練習試合の出場見送る

(練習試合、日本ハム2−2阪神、16日、名護)阪神との練習試合で、5番での先発を予定していた高橋が腰の違和感のため、出場を見送った。梨田監督は「大したことない。(19日の)国頭の紅白戦に出られれば」と話し、17日以降も様子を見ながら練習する。


信ちゃん、頑張りすぎたかなぁ。
1年間野球をするためには、ちょっと一休みも大切だから。
あわてない、あわてない。




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2011年02月17日

鳴り止まない拍手と歓声が君の応援歌になるように

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キャンプは第4クール最終日。
韓国SKワイバーンズとの練習試合は、6回降雨コールドで終わってしまったようですが、先発した八木、次に投げた土屋の両左腕が「成果」を見せてくれたようです。
前回登板ではともに内容に乏しかったふたり。
でも。失敗は必ずしも「悪い」ものではなく、課題を明確にし、よりレベルアップしていくためにはむしろなくてはならない通過点でもあると思います(失敗しないで正しく課題を見つけられるのがなによりではあるが)。
だから。
ひとつの失敗から何も学ばず、何度も同じ失敗を繰り返すことは最悪ですが、失敗した「次」に、克服した「成果」が現れるならば、失敗にも意味はあったといえるし、乗り越えた「いま」にも価値がある。
転んだら、立ち上がればいい。
立ち上がったら、何故転んだかを考えて、もう一度歩き始める。
転ぶ前よりも確かな足取りで、もっと遠くまで歩いていければいい。
“ひとつ越えた”八木と土屋の「次」に期待です。







閑話休題。
応援団が今年の「新曲」を発表しています。
http://sapporo.ninja-x.jp/theme/theme11.html
新しく応援歌がついたのは、新外国人のホフパワーのほか、村田、鵜久森、大野の4選手。
今年もまた何故か陽岱鋼の応援歌は作られなかったようです。

でも。ほんの一握りの人間が恣意的に作ったり作らなかったりする応援歌のあるなしが、「ファンにとっての」選手の値打ちを決めるわけではありません。
歌はなくても、陽岱鋼に大きな期待を寄せ、精一杯の声援を送るファイターズ・ファンが大勢ついている。
選手の名前を叫び続けるファンの声が。
素晴らしいプレーに贈られる、鳴り止まない拍手と歓声こそが。
君の「応援歌」になるように。
頑張れ!陽岱鋼!!





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2011年02月19日

第5クール:1日目 紅白戦〜いま現在の「チーム」の姿〜

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2/19 紅白戦@国頭
<紅組>
投手:中村(3)-オビスポ(1)-松家(1)-宮本(1)-増井(1)-斎藤勝(1)-榎下(1)
先発:1二田中賢 2右陽 3中糸井 4一中田 5左松坂 6遊飯山 7指西川 8捕鶴岡 9三岩館

<白組>
投手:ダルビッシュ(1)-吉川(3)-多田野(1)-谷元(1)-植村(1)-運天(1)-乾(1)
先発:1二中島 2遊金子誠 3指稲葉 4三小谷野 5一ホフパワー 6左鵜久森 7右佐藤 8捕大野 9中村田




今日は、名護組が全員国頭へ移動して、チーム全員で写真撮影した後、紅白戦を行いました。
その紅白戦でも、野手は体調に不安がある選手以外は、ベテランも若手もルーキーも、ほとんど全員が出場。
投手はさすがに全員というわけにはいきませんが、ルーキー3投手が初の実戦マウンドを踏みました。
基本的には、今日ここに顔を揃えた全員で今年1年間戦っていく。
とうとう。
2011年のファイターズが、その第一歩を踏み出したような気がします。


ある意味では、キャンプで個々の選手が取り組んできたことの集大成でもあり、また「チーム」としてはスタートになる今日の紅白戦。
プレーを見たわけではないので、ニュースや数字、わずかな映像から、想像力を膨らませた(笑)推察に過ぎませんが、個人的には、「ここまでは順調だな」と思いました。
先発したダルビッシュが1イニングだけですが迫力ある投球を展開。

ダルvs賢介.jpg

そのダルから初実戦の田中賢がヒットを放つ。
腰痛が心配される小谷野は2安打。
ヒットは出なかったようですが稲葉・金子誠の両ベテランも先発出場を果たしています。

稲葉.jpg

金子.jpg

ずっと実戦出場を続けている糸井を含めて、主力選手が大きな故障もなく、きっちり状態を上げてきている。
「チーム」の骨格を作るにはまず彼らが期待通り「そこにいる」ことが大切です。
そして。
一軍を目指す競争でチームを活気付ける若い選手たち。
「2番」に入り、犠打をきちんと決め、“ヒットではなくても得点になる”状況で犠飛を放った陽。
またしても右方向へ見事なホームランを放り込み、守備でもナイスプレーがあった中田。
2打点の鵜久森。

鵜久森.jpg

2安打(タイムリー含む)1盗塁の村田。

村田.jpg

先発候補では、3イニング1安打無失点の中村勝と、同じく3イニングを1失点の吉川。
中継ぎ候補では、好調な植村・谷元が今日も1イニングを三者凡退に抑えています。
彼らは、まだまだ何かを約束されたわけではないし、この先のハードルを上手く飛び越えていけるかどうかわかりませんが、上を目指してがむしゃらに突き進む意欲が、主力が支える「チーム」を肉付け、底から押し上げていく力になる。
さらに、そんな彼らを追いかける国頭組の選手たちも、じっくりと力をつけていっていると思いますし(野手はほとんどヒットを打っている印象)、昨年故障に泣いた加藤政や増井なども元気に出場。
「選手層」は厚くなってきています。
最後にルーキーたち。
先発出場してさっそくヒットを打ってみせた西川のセンス。
1イニングを3者凡退に切り取った斎藤勝の落ち着き。
結果を出せた選手はその結果が財産。自信にしてほしいです。
一方で。
空振り三振に終わった谷口。
中田にホームランを打たれた乾。

乾.jpg

打たれる、盗塁されまくる、ボークはする、ワイルドピッチを投げる…と、やらかしまくった感のある榎下。
それはそれで“正しい”ルーキーの姿だし、失敗もまた財産だと思います。
本人たちはもちろん、「ルーキーだから仕方がない」とは考えないだろうし、悔しくて、情けなくて、つらい経験だったでしょうが、誰もが通る道だし、これから何度も通る道。
大事なのは「次」。
例え今すぐは「チーム」の力になれなくても、いつか一軍の勝利に貢献するために、日々少しずつでも成長していくのがルーキーの仕事です。

主力選手には主力選手の役割がある。
若手選手には若手選手の役割がある。
ルーキーにはやっぱりルーキーの役割がある。
それぞれが、それぞれの「役割」をしっかり果たしてこそ「チーム」は長いシーズンを戦えるチームとして機能する。
そういう意味で、今日の紅白戦から類推するファイターズは、ここまで順調だと思います。
ただ、これからはよりシビアに。
「勝てるチーム」へと洗練していかなくてはなりません。
“一軍で戦える戦力”をより厳しく選抜し、具体的な役割分担を決めていく。
そうやって出来上がる「チーム」の形はまだ見えてこないけれど。
だからこそ、ものすごく楽しみです♪



ファイターズニュース.gif
◆二岡が1軍に合流へ

日本ハムは19日、右肘痛のために2軍で調整していた二岡が20日から、名護市の1軍キャンプに合流すると発表した。


今日の紅白戦に出場しなかった数少ない野手のひとりだったので、まだ手術のあとの具合があまりよくないのか心配していましたが、一軍合流とのことで安心しました。
おかえり、二岡!


◆斎藤、20日の先発見送り 疲労による腹痛で

プロ野球日本ハムは19日、注目ルーキーの斎藤佑樹投手(早大)が疲労による腹痛のため、20日に予定されていたヤクルトとの練習試合(名護)での先発登板を見送ると発表した。20日以降の練習は様子を見ながら行う。
 18日夜から腹痛の症状があったという斎藤はこの日、約20球の投球などを行った。しかし、早めに練習を切り上げ、名護市内の病院で点滴の治療を受けた。宿舎に戻り「大丈夫です。良くなっている」と話した。福島チーフトレーナーは「過労です。精神的な疲労があると思う」と説明した。


誰だって、初めての環境では不安と緊張感で精神的に疲労する。
まして、斎藤佑を取り巻く異常な環境を考えれば、むしろよく今まで“平気に見える”顔でマイペースに見える練習をこなしてこれたものだと思う。
ファイターズの選手は気のいい人たちだと思うが、いま斎藤佑の周りにいるのは、付き合いもたった3週間ばかりの先輩だらけで、早稲田で4年間かけて築き上げてきたような「仲間」はいない。
孤独な彼の「大丈夫です」に甘えたり、真に受けすぎてはいけないかもしれない。
ルーキーだもんなぁ…。
とにかく今はしっかり休んでほしいです。



明日は対外試合。
GAORAで放送もあるので楽しみです!
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年02月20日

第5クール:2日目〜「課題」と「解答」

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降雨のため、予定されていたスワローズとの練習試合は中止となり、室内での調整になったようです。
ここからはチームとしての実戦を重ねていきたいところなので残念ですが、まぁ、お天気ばかりはコントロールのしようがありませんから。
明日は晴れるように祈りつつ、心身ともリフレッシュの時間になっていればいいかなと思います。



さて。
キャンプも間もなく終わりに近づいていますが、昨年の戦いを踏まえた、チームのいくつかの「課題」に答えは出つつあるのか。
投手陣の「課題」は、先発ローテーションと“勝利の方程式”の確立だと考えていますが、継投については、武田久、宮西、榊原、林などの主力リリーバーたちがまだ実戦登板していないので、これからのオープン戦の中で明らかになっていくと思います。
ただ、キャンプ情報などを見ている印象では、武田久の明るい表情などから、調整が順調であることがうかがわれ、ある程度安心感があります。
その他のブルペン陣では、菊地が故障のため国頭へ行ってしまったのが計算外とはいえ、実戦登板で、右は谷元・植村が好調ですし、左腕では根本の評価がひじょうに高い。
また、金森・木田も順調のようですし、ロングリリーフを任せる予定らしきオビスポを除けば、ほぼ今年も頼りになるブルペンが出来上がるのではないかと期待しています。
問題の先発陣ですが、ローテーションの確立といっても、現実的に「6回3失点」が計算できる投手を6人揃えるのは不可能だし、実際そんなチームはないと思います。
ですから、ダルビッシュ・武田勝・ケッペルを3本柱として、あとひとりの“計算できる”投手と、もうひとり“まずまず”な投手がいてくれたらとりあえずいいかなと。
試合を作ってくれる先発投手が4人いれば、3連戦ふたつにふたりづつ配置して、常にカードの勝ち越しを狙える体勢が整います。
残りのひとつないし二つの枠に関しては、上げ下げで色々な投手を入れ替えていっても構わないので、とにかく「4番目の男」だけは確保したいのが願いです。
候補の筆頭は、やはり昨年実績があり、今年もまだ実戦に登板しない“シード枠”扱いのウルフ。
また、ここまでテストされた先発候補(実戦で先発、あるいは長いイニングを投げている投手)としては、中村勝・吉川・八木・糸数・土屋がいますが、正直、まだ今のところ“決め手”には欠ける印象です。(個人的な評価としては中村がリード)
ここに斎藤佑、あるいは国頭スタートとはいえ昨年勝利を挙げている増井などがもしかしたら加わったメンバーの中から、オープン戦で「これだ!」という投球を見せてくれる投手が出てくれるかどうか。
期待したいです。
…というか、出てこないとマズイなぁ(笑)。
頑張れ!先発ピッチャーズ!!


野手編は後日。






きょうもけんすけ.gif

次の実戦は26日を予定しているようですが、今日の練習試合が流れたことで急遽22日に紅白戦が組まれました。
22日はファーム帰京日。
紅白戦は名護に残るメンバーだけで行うことになると思います。
となると人が少ないので、賢介も出るかな?
わかりませんが、最後までよい調整が出来るように。
頑張れ!賢介!!




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2011年02月21日

第5クール:3日目 カギは稲葉の左肩

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2/21 練習試合 vsベイスターズ@名護
0221 練習試合.jpg


投手:糸数(3)-木田(1)-ウルフ(1)-ケッペル(1)-加藤武(1)-石井(1)-宮西(1)
先発:1中糸井 2遊金子誠 3指稲葉 4三小谷野 5左中田 6一ホフパワー 7右陽 8捕大野 9二中島



木田、石井、宮西がそれぞれ1イニング投げて無安打無失点。
◆ウルフ選手
[1回、安打1、失点0、自責点0]
「久しぶりの実戦で気持ちに高揚感もあった。最初のイニングを抑えられて良かった。今日のテーマはまっすぐのコントロールとカーブを投げることだった」

◆ケッペル選手
[1回、安打2、失点1、自責点1]
「今日の課題はまっすぐの感触を確かめることだった。感触は良かったと思う。低めを意識しながら、ストライクゾーンを見極めようと思って投げた」


両外国人投手も、最初の実戦登板に自分のテーマを持って臨み、手ごたえは充分だった様子。監督の評価も上々。
“計算している”主力投手たちが揃って収穫あるマウンドを見せてくれたようで頼もしい限りです。
ここから徐々に、でもさらに良い状態へと上げていってもらいましょう。
一方、残念だったのが糸数。
3連続四球で押し出しなど、過去の登板と同じ失敗をまたしても繰り返してしまったようです。
修正というよりも出直しが必要なのかなぁ…。

◆梨田監督
――新外国人のホフパワーが特大の一発を放ったが?
「0−2からホームランを打って、頼もしい助っ人だなと思います。評価したいのは左のピッチャーから打ったということ。あとは(6回の第3打席で)篠原を相手に2ストライクから四球を選んだというのも評価できる」


体の大きな外国人野手といえば、すわ「ホームラン量産」を期待するのが普通かもしれませんが、個人的には、本人が「中距離ヒッターで、打点にこだわるタイプ」と発言していたこと、また、今日の梨田監督のコメントにあるように、左打者だけど左投手を苦にしない、そして追い込まれてからでも四球を選べる辛抱強さと選球眼の良さがあるなら、スレッジタイプの“つなげる”強打者になってくれる期待を持っていますし、ファイターズ打線には“三振かホームラン”というタイプより、こういう選手がフィットするのはスレッジで証明済み。
タイガースで昨年大活躍したマートン選手に倣って、ノートをつけたりと研究熱心で真面目な一面も、日本の野球に適応していくための資質だと思います。
どの外国人選手も最初は苦労しますから、ホフさんもすぐには結果がでないかもしれませんが、少し長い目で使っていければ、シーズン途中からはきっとほんとうに頼りになる打者になってくれそうな気がします。
頑張れ!ホフパワー!!




さて。昨日の続き。野手編です。
「試合に出る野手」はおおむね決まっています。
捕手は鶴岡と大野の併用。
セカンド:田中賢、サード:小谷野、ショート:金子誠、センター:糸井。
以上は確定(※故障がなければ、が前提ですが)。
あとはもうひとり、もちろん稲葉は外せません。
外せませんが、ポジションは確定できない。
それはキャンプに入って早々に痛めた「左肩」のためです。
本人は懸命の治療で「開幕・右翼」のポジションを目指していますが、現実的に考えて、現在でも50%程度の回復状態と本人が認めており、このままでは外野守備につくのは難しいと思います。
ということで、確定していないポジションは、レフト・ライト・ファースト・DHとなりますが、現時点でそれぞれの候補選手はもうある程度絞られてしまっている。
レフト:中田・陽・ホフパワー・村田・(稲葉・松坂)
ライト:陽・(稲葉)・村田
ファースト:中田・稲葉・ホフパワー・(高橋・二岡)
DH:中田・稲葉・ホフパワー・(高橋・二岡・松坂)
4つの不確定ポジションのうち、必ず稲葉がどこかに入りますから、残りは3つ。
その3つを中田・陽・ホフパワー・村田・松坂あたりで争う(高橋、二岡は故障からの回復次第)、少数ながら厳しい競争になると思います。
稲葉がもしもライトを守れるようならば、現状外野専門の陽・村田には厳しい状況になるし、逆に稲葉が外野から抜けるようだと、外野守備力のレベルを保つことも考えなくてはならなくなる。
もともと広い札幌ドームを本拠地にするファイターズにとって、守り勝つためには外野守備陣の力が大きかったのですが、今年からはいわゆる「飛ばないボール」が使用されることで、外野守備には特に飛距離の判断など、目には見えずらい影響が出るのではないかと予想されるだけに、“どういう外野手を選ぶか”でチームの戦い方がだいぶ違ってくるように思います。
そういう点からも、紺田をトレードに出した後に、森本がFA移籍を決断したのは編成上の誤算だったのではないかと考えています。
控えを含めて鉄壁を誇ったファイターズの外野手陣も、能力は素晴らしいけれど経験という意味ではまだ課題のある糸井、故障と衰えが懸念される稲葉、内野手からの転向でやはり経験不足の陽、守備力に定評はありますが一軍実績に乏しい村田、身体能力からいって外野手向きとは言えない中田。
正直、ゴールデングラブ賞を総取りした頃の外野陣と比較して、かなりレベルダウンしている感は否めません。
こうして考えると、野手陣の「チームの課題」は主に「2番」が問題になっていますが、外野守備陣の新構築も、それに匹敵、あるいはそれ以上に重要なポイントのような気がします。
稲葉の「左肩」が復活することで、レベルを保ちながらもうひとりの優秀な外野手を育てられるか、あるいは、稲葉が外野から退くことで、顔ぶれも守備力もがらっと変わる外野陣になるのか。
特に、稲葉の「左肩」が戻らなかった場合に、どういう基準で外野手を選択していくのかは、今年だけでなく、この先のファイターズを占う意味でもひじょうに興味深いです。
いずれにしても38歳の稲葉がいつまでも外野を守ることはない。
単に「外野も守れる」のではなく、それこそゴールデングラブ賞を取れるぐらいの実力を、これからの外野手が身に付けてくれない限り、「守り勝つ」ファイターズの野球は、伝統となって引き継がれていくことはなくなってしまうと思います。
複数ポジションを守れることも武器ではありますが、外野のプロフェッショナルにぜひとも育ってほしいと願う今日この頃です。
頑張れ!ファイターズ!!




ファイターズニュース.gif
◆腰痛の高橋が離脱 東京で検査へ

腰痛を訴えている日本ハム・高橋が東京都内の病院で診察を受けるため、22日にチームを離れることが決まった。


軽症かと思っていましたが、結局はチームを離れることになってしまった信ちゃん。
今年こそは、シーズン通して元気で野球がしてほしかったのに…残念です。
でも、まだ開幕までは時間があるし、シーズン途中からだってチームに貢献することはできる。
焦らず。焦らず。完全に治すこと!
今はそれだけに集中してほしいと思います。
待ってるから!信ちゃん!




一生懸命練習することはもちろん大切なことです。
けれど。ある程度長く野球をやってきている選手なら、必ずどこかに痛めている箇所はあるし、経年による劣化は避けられないわけで、昔出来たこと、昔それで成果が上がった練習が、必ずしも「いま」有効かどうかはわかりません。
今までやってきたことを「やらない」のは勇気がいるけれど、身体を使うアスリートの場合は、常に今の自分の状態にあったトレーニング、場合によっては休みを上手にとりながら、量より質を求めるような練習へのシフトチェンジも必要かもしれません。
とはいえ。どこからが無理で、どこからが怠慢なのか、その線引きがわかるのは本人だけ。
「やらなきゃ」という気持ちと、疲労していく肉体の声の両方に耳を傾けながら、長く安定して“戦える”調整が出来たらいいなぁと思います。



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2011年02月22日

第5クール:4日目〜構想と現実〜

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2/22 紅白戦@名護(6回制)

<紅組>
投手:土屋-オビスポ-金森-植村
先発:村田、金子誠、稲葉、中田、松坂、大野、今浪、岩舘、杉谷

<白組>
投手:根本-榊原-林-谷元
先発:中島、陽、糸井、小谷野、ホフパワー、鵜久森、飯山、鶴岡、今成


投手陣では、両先発、土屋と根本がそれぞれ2イニング無失点。
金森、植村を含め、ここまでの実戦で結果を出して来た投手たちが、残った数字を見る限りは相変わらず好調を維持しているようです。
“計算に入っている”戦力である榊原、林は実戦初登板ですから、失点という結果より、自分たちのテーマに沿って投げられたならそれでOK。
これからはどんどんマウンドに上がることになるので、開幕に向けてあげていってもらいましょう。
ただ。オビスポはなぁ…。
2イニング5安打6失点。
紺田・須永のふたりを出してまで獲った、期待の新戦力ですが、ここまでただの一度もよい内容を見せてくれていません。
昨年ロングリリーバーとして大活躍した榊原を後ろに回して、その穴を埋める役割をオビスポには期待しているようですが、どこまで辛抱して待つのか、あるいは、例えば元々先発投手だった植村だとか、ひょっとしたら土屋だとか、成長を見せている若い投手たちのロングリリーバー適性を試してみる手もある。
「構想」と「現実」。
的確かつ柔軟な見極めがここからは必要になってくると思います。



今日でファームは国頭キャンプを打ち上げて鎌ヶ谷に帰りました。
例年ならば、悲喜こもごもの「入れ替え」などがあるのですが、今年はその辺の情報がいまのところありません。
もともと「一軍戦力」だけど事情により二軍スタートだった、小谷野(腰痛)、二岡(肘の手術あけ)、木田(超ベテラン)たちは予定通り一軍に合流し、若干名の故障者(菊地・佐藤賢・高橋)が離脱。
基本的にそういった入れ替わり以外の、いわゆる“ふるい”にかけた結果としての入れ替えはほとんどないのかもしれません。
だとしたら。
ファームからの突き上げがなかったというよりも、最初から一軍での競争に飛び込んだ若い選手たちが、それぞれに頑張ってアピールできた成果なのではないかと思います。
これからの実戦では、主力選手たちの調整が優先されるので、若い選手のチャンスは少なくなりますが、開幕まで生き残りをかけて、引き続きみんなで競い合いながらレベルアップしていってほしいです。
一方、鎌ヶ谷にいった選手たちは、戦力として“不要”なのではなく、「待機」戦力だと考えています。
今年のシーズン中に求められるべき選手もいれば、数年後のチームにとって必要な選手もいますが、鎌ヶ谷でしっかり身体を鍛え、技を磨き、「北海道日本ハムファイターズの勝利」に貢献できる力をつけて待機する、それが彼らの仕事です。
野球はひとりではできない。
9人でも戦えない。
一軍登録枠28人だけでも一年間戦うことはできない。
支配下登録選手全員が、それぞれの立場においてやれることをしっかりやりきる、そして、少しずつでも着実に成長していくことで、戦力は分厚くなり、たった一年のシーズンだけでなく、未来につながる強さを獲得する。
遠く離れていても、みんな合わせてファイターズ。
頑張れ!鎌ヶ谷組!!



名護キャンプも残り二日。
明日は疲労した心身をゆっくり休めて。
みんなが笑顔でキャンプを打ち上げられるように。
頑張れ!ファイターズ!!




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2011年02月23日

捕手戦線に異状あり?

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ファイターズニュース.gif
◆陽、3ランでアピール 日ハムが紅白戦

ファイターズ沖縄キャンプ第5クール最終日の22日は、4度目の紅白戦(6回)を行った。懸案の2番打者争いでは白組に陽、紅組は金子誠が出場。陽が3ランを放つなどパンチ力をアピールする一方、金子はヒットと進塁打でベテランらしさを見せた。また紅組3番の稲葉がソロ1本を含む2打点、白組4番の小谷野も2ランを放った。

 投手陣では紅組2番手のオビスポが2回6失点と乱調で、今後の調整に課題を残した。試合は白組が6−5で勝った。

 また、2軍は国頭(くにがみ)村での春季キャンプを終了し帰京した。これに合わせ、1軍から吉川、土屋、糸数の3投手と、今浪、杉谷の両野手が外れ、既に腰痛で離脱が決まっていた高橋とともに帰京し、2軍に合流する。

 このほか、鶴岡が守備練習中に急性腰痛を発症し、練習を途中で切り上げた。
 今後の練習は当日の状況を見ながら判断する。

 23日はキャンプ最後の休日で、25日に打ち上げ。チームは名護でのオープン戦2試合を経て、28日に札幌へ戻る。



入れ替え情報としては、先発候補の糸数・吉川・土屋と、内野手である今浪・杉谷が鎌ヶ谷合流。
投手たちに関しては、吉井投手コーチがブログにこんなことを書いています。
糸数、吉川、土屋の3人が、鎌ヶ谷キャンプに合流です。
2軍での調整になるが、降格ではありません。(がっかりする必要ないぞ)
先発投手は長いイニングを投げなければならないので、1軍のオープン戦だけではイニングが足りないのです。(去年活躍した先発投手が優先になる)
今のところ開幕ローテーションは、3番手までしか決まっていません。(もちろん変更あり)
残りの2席を目指して、がんばれ!(がっかりしているひまはないぞ)

いま名護を離れても、開幕までにまだまだチャンスはあります。
コーチの期待と励ましに応えて、鎌ヶ谷でもう一段力をつけ、ローテーションを目指してほしいと思います。
なお。吉井コーチ情報によると、石井も一軍に合流。
ほんとうに左リリーフがいつの間に分厚くなりました。



ところで。
このニュースの中で最も気がかりなのは、やはり鶴岡の「急性腰痛」発症だと思います。
続報を待っているのですが、キャンプが休日ということもあり、どのような状況なのか今のところよくわかりません。
軽症ならばなんの問題もありませんが、調整が遅れるようだと、チーム構想がかなり変わってきます。
ファイターズの捕手は、いわゆる「正捕手」を固定することはできませんが、鶴岡・大野のふたりでシェアすることが確定しているポジション。
また、もう先発マスクを被ることはないとは思いますが、試合中、ふたりにまさかアクシデントがあったとしても、高橋信二がいます。
「実質二人制+影にもうひとり」の三人制がファイターズの捕手の基本線だったし、今年もそこは変わらないと考えていました。
しかし、“影の捕手”である信二が腰痛で一軍から離脱した上、“半分正捕手”鶴岡までもがもし離脱となると、捕手戦線は一気に異状あり。
チームとしては大ピンチですが、3人以外の捕手にとってはチャンスになるかもしれないし、ファイターズの捕手事情に、新しい局面が開かれるきっかけになる可能性もある。

いま、一軍に帯同している彼ら以外の捕手としては今成がいます。
八木、武田勝、陽たちと同期入団の6年目。
ファイターズが輝かしい足跡を刻み始めた2006年にプロ生活をスタートさせた選手のひとりです。
そのセンスは高く評価されていたものの、捕手という入れ替えの少ないポジション柄、ここまで一軍で出場するチャンスにはほとんど恵まれてきませんでしたが、捕手としては動作が機敏でスローイングが早いという特徴を持ち、さらに、打者としてはファイターズ捕手陣唯一の左打ちの好打者であり、上の3人とは違って走力があるという、彼だけの美点も持ち合わせている今成。
チームとしては、エースの正捕手であり、経験豊富な鶴岡が仮に離脱するようなことがあれば当然大打撃だし、“3人目の捕手”信二の不在も計算外の出来事です。
でも。一気にチャンスが訪れるかもしれない今成への期待も大きく膨らんできました。
明日のサムスン戦でマスクを被ることはあるのか、どんなリードを、どんな打撃を見せてくれるのか。
ひじょうに楽しみです。
頑張れ!今成!!





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2011年02月24日

最終クール:1日目 〜リレー〜

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2/24 練習試合 vs三星ライオンズ@名護
0224 練習試合.jpg


投手:ダルビッシュ(3)-木田(1)-武田久(1)-武田勝(1)-八木(3)
先発:1中糸井 2遊金子誠 3指稲葉 4三小谷野 5左中田 6一ホフパワー 7右陽 8捕大野 9二中島



5人の投手によるノーヒットノーランリレー。
最後の3イニングを締めくくったのは八木でした。

八木が継投によるノーヒッターに関わったのはこれが初めてではありません。
2006年4月15日。ヤフードーム。
先発・八木は10回無安打無失点と素晴らしい好投をしたものの、味方打線の援護がなく、勝利投手の権利をもたないまま、ノーヒッターの記録も達成できないまま降板しましたが、武田久、マイケルが無安打リレーを完成させ、延長12回、チームも勝利をもぎとりました。
八木が最も輝いていたルーキーイヤーの出来事です。

あれから5年。
同じく2006年に、チームの“新戦力”として台頭したダルビッシュ、武田久、武田勝たちとともに成し遂げたノーヒッター。
公式戦でもない、たかが練習試合での記録かもしれませんが、八木にとっては何かのきっかけになるような気がします。
ダルビッシュたちが着々と、「エース」や「左腕エース」、そして「守護神」へと、チームにとって堂々たる主力選手へと階段を上ってきたのとは対照的に、ルーキーイヤーの「天国」から故障に苦しみ、表舞台での活躍に乏しい「地獄」を長くさまよってきた八木。
8回が終わったところで、武田久が「誰もヒット打たれてないの知っているか?」と、気がついていなかった八木にプレッシャーをかけたそうです(笑)。
焦りながらも、みんながつなげてきた完璧なリレーを絶対に完成させようと頑張った最終回。
最後の一人を討ち取ったときの気持ち、どんなものだったのだろう…。
自分の投球に対する満足よりも、仲間たちの“輪”に入れたこと、チームとして成し遂げたことに対する充実感。
野球が野球である喜びはそこにあるのだと思います。
通常の試合の中では八木は先発投手なので、今日とは違い、バトンを渡す役回りになりますが、渡すのも受け取るのも、結局は同じリレーの一員。
みんながそれぞれに、持ち場で全力を尽くすことで、ひとつの試合を完走し、その繰り返しでシーズンを走り終える。
今年は“輪”からはぐれぬように。
彼らのスピードに遅れないように。
2006年と同じように、仲間たちと「勝利」のリレーをいくつも完成させてほしいと願っています。
頑張れ!八木!!




エース・ダルビッシュは、もう開幕してもいけるんじゃない?というぐらい素晴らしい内容。
変化球も制球よく、ストレートも走り、言うことなしです。
ダル1.jpg

ダル3.jpg


初実戦の武田久。
久1.jpg
こだわりのまっすぐに手ごたえアリ。
今年はきっとやってくれます。


同じく初実戦の武田勝。
勝2.jpg
例年、スロースターターの勝ですが、今年は最初から三者凡退で抑える上々の実戦デビュー。
そのことについては“満点”と自己採点しながらも、次回以降、長いイニングを投げるようになった時には課題が出てくるはず、と気を引き締めています。
だんだんと隙がない投手になってきました。頼もしいです。



2006年にはフレッシュな戦力として、チームに活気をもたらした彼らが、今は主戦としてチームの屋台骨を支える。
ファイターズというチームは成熟してきています。
しかし、熟れすぎてはそのまま落ちるだけ。
あの頃の彼らのような、新鮮でキラキラした若い力が、雨後のたけのこのようににょきにょきと。
伸びてきてほしいです。
楽しみだぞ!ファイターズ!!






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2011年02月25日

キャンプ打ち上げ〜現実から目を背けないこと〜

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いつもと変わらぬ笑顔で、今シーズンに向けた決意を語り、選手会長である自らの合図のもと、充実したキャンプを一本締めで締めくくったとき。

一本締め.jpg

すでに彼のその手には異変が起きていました。

ファイターズニュース.gif
◆田中賢介選手の診断結果について

北海道日本ハムファイターズの田中賢介選手が本日2月25日(金)、名護市内の病院でレントゲン検査を受けた結果、右手第4指末節骨掌側基部裂離骨折と診断されましたので、お知らせいたします。同選手は同日の守備練習中にイレギュラーした打球を患部に当てていました。全治は4週間の見込みで、札幌に戻って再検査をする予定です。今後は患部に影響のない範囲で練習を続けます。


骨折.jpg


傷ついた手で締めくくられたキャンプは、しかし、オープン戦から開幕へ向けてスタートを切るチームにとって特別な“凶兆”ではない。
ひとりの選手にとっても。
ひとつのチームにとっても。
その野球人生の中に、歴史の中に、必ず予期せぬ“悪いこと”は起きる。
見たくない現実に目を背けて、嘆いていても何も生まれない。
受け入れて、そこから何を生み出すかが分かれ道になるのだ。





開幕までちょうど一ヶ月。
全治4週間の怪我は、“身体的”にも開幕ギリギリですが、実戦を全く行えないままシーズンインする可能性が大きいことを考えると、田中賢介にとって大打撃であることは間違いありません。
主力中の主力選手である田中賢が開幕微妙、仮に間に合っても“実戦感”に欠ける状態での出場とならざるを得ないことは、チームにとっても全くの計算外です。
それでも。
戻ってこないものを嘆いている暇はない。
前を向いて。
賢介は、調整予定は大幅に変わっても、シーズンの中でチームの勝利に貢献するために、「いま」の状態でも出来ること、あるいはもっと踏み込んで、こうなってしまったからこそ出来ることに全力を。
チームも、ただ「賢介を待つ」のではなく、むしろ“不動”が動かざるを得ない状況で、今まで試すこともできなかった様々な可能性を探るうち、新しい発見があるように。
転んだら、起きればいい。
そして、賢介自身が言っているように(※ブログ参照)、ただでは起きない。
それぐらいでなければ、野球選手も野球チームもやってられない。

タフで行こう!
頑張れ!賢介!
頑張れ!ファイターズ!!





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